昨日、20日に超党派の全国組織である「積極財政を推進する地方議員連盟」の定例会で講演させていただきました。全国の様々な地公体に、積極財政を理解し、これを推進していこうと考え、行動している地方議員の方々がおられるというのは、非常に頼もしいですし、嬉しく思いました。
私がこれまで会ってきた地方議員の多く(勿論全てではありませんよ)は、「改革」狂信者であったり、時代遅れの小さな政府信奉者であったり、そもそも地公体とは、地方自治とは何かを全く解せず、地公体をまるで民間企業か何かと勘違いして、公共財産を使って稼げばいいとか、そんな支離滅裂頓珍漢なことを考えているような地方議員ばかりでした。(「採算性がぁ〜」というのが大好きだったり、根拠もなく自分が一番知っている、有能なのだと勘違いしている、痛々しい地方議員というものいました。)
この地方議連の方々は、ご自分たちの役割をしっかり認識し、しっかり勉強し、真摯に日本を、地域を良くしていこうという方々。期待するところ大です。
その「期待」として、私が強調したのは、地方から声を挙げることの重要性、地方で積極財政の輪が広がっていくことの重要性です。国政は地方からの積み上げです。国会議員の地盤、足元は地方政治であり地方議員です。その地方で積極財政の輪が広がり、そして有権者も含めて理解が広がっていけば、多くの緊縮・増税派の国会議員は翻意せざるをえないでしょう。
加えて、地方議連がその会員数を増やし、積極財政の提言を繰り返し行っていけば、無視出来ない存在になっていくでしょう。その輪を、意識ある首長にも広げていけば尚更です。
その中で是非主張していきたいのは、地方交付税交付金の増額、補助金の増額、国の直轄事業の増加です。特に地方交付税交付金は小泉構造改革の中で大幅に減らされ今日に至っています。地方の疲弊、人口減少の大きな原因の一つはこの地方交付税交付金の減額だと言っていいでしょう。
積極財政を推進する地方議員連盟、私は今後とも支援・協力していくつもりですので、この議連をご存じなかった方々は是非活動や主張を知っていただいて、一緒にその輪を広げていきましょう。
公式サイトはこちらです。
https://sites.google.com/view/government-finance/
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