日本経済

2023年10月1日

【三橋貴明】税金のパワー

【近況】

週刊三橋貴明Vol752
税金の権力」で解説しましたが、
税金のパワーは凄い。

「インボイス制度導入」により、
我々は「免税事業者」「発注者」
「消費者」の三者間で、
消費税増税分の負担を
押し付け合うデスゲームを強いられる。

日本の誇るべきコンテンツ産業で
働く多くの人々が、
「課税事業者になるか、
免税事業者のままで仕事を切られる
恐怖に怯えるか、
熾烈な値上げ競争をするか」
という状況に追い詰められる。

インボイス制度導入という
税制改革(増税)により。

そもそも、消費税導入や
度重なる増税により、
日本は超長期のデフレーションに突っ込み、
国力はひたすら凋落していった。
税金、が、日本国の運命を変えた。
そして、日本国で暮らす1億人以上の
国民の運命を。

税金は、財源ではない。

それでも、税金は人々の人生を
大きく変えてしまう。
この現実を、日本国民は
今こそ理解する必要があるのです。

◆一般参加可能な講演会のお知らせ
2023年10月4日(水)18時から
船橋市民文化創造館きららほーる
http://mtdata.jp/BNI.pdf
講演「公益経済主義とBNI
マクロ経済学から見る経済のこれから」

◆経営科学出版から
「財政破綻論の嘘
99%の日本人を貧乏にした
国家的詐欺のカラクリ」が刊行になりました。
https://in.38news.jp/38zase_blog

◆小学館から「日本経済 失敗の本質:
誤った貨幣観が国を滅ぼす」
が刊行になりました。
https://www.amazon.co.jp/dp/4093888973

◆メルマガ週刊三橋貴明Vol752
税金の権力
http://www.mag2.com/m/P0007991.html
消費税導入・減税、
所得税の累進課税の緩和、法人税減税、
分離課税の導入。
これらの「税金」は「何」を目的にしていたのか?

◆メディア出演

三橋先生に色々聞いてみた
インボイス?デジタル独裁?
食糧危機?24年問題?大阪万博?
[三橋TV第760回] 三橋貴明・高家望愛・saya
https://youtu.be/7DYkhbs5r9g

利権万博?沼万博?
う〇ち万博?プレハブ万博?
命燃え尽きる大阪万博!
[三橋TV第761回] 坂本篤紀・三橋貴明・高家望愛
https://youtu.be/JGgwA-DKFGk

こいつら本当に日本人か?
ライドシェア推進組の狂気
ラストフロンティア日本
[三橋TV第762回] 坂本篤紀・三橋貴明・高家望愛
https://youtu.be/jUpwJ7pHqlI

日本は経済成長していない。
確かにその通りです。
ならば、日本経済を成長させるためには
どうしたら良いのでしょうか。
日本経済の成長に
本当に必要な指標、考え方、そして政策を、
わたし、シンガーsayaと共に
学んでいただくのが
「シンガーsayaの3分間エコノミクス
第二巻」です。
さあ、私と共に経済成長について
「ゼロ」から学んで下さい。
特別コンテンツとして、
三橋貴明&saya
「シンガーsayaが三橋先生に
ひたすら聞いてみた第一回」の
全編もご視聴いただけます。
https://keiseiron-kenkyujo.jp/economics/

◆三橋経済塾
9月16日、
三橋経済塾第十二期第九回対面講義が
配信になりました。
https://members12.mitsuhashi-keizaijuku.jp/?p=2238
ゲスト講師は篠原信先生でした。
インターネット受講の皆様、
お待たせいたしました。

◆チャンネルAJER
今週の更新はありません。

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【三橋貴明】税金のパワーへの4件のコメント

  1. 税は アレ より

    アレなんですから、、

    消費税を100% なり 200% なり 300%なり
    アレして

    法人税を 同額 レアなさろうと
    しないのか

    アレ眼鏡の 不思議

    返信

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  2. 利根川 より

     正義の味方を政治家の椅子に座らせてはいけない。

    正義の味方「郵政民営化で、世襲で郵便局長になれる時代を終わらせてやった。ざまーみろ。改革マンセー!」

    その郵政民営化で、株主への配当金のために過剰なノルマが課され、その結果、認知症の老人に不必要な保険を二重契約させたり、郵便局員に年賀状や「かもめーる」を自腹購入させたり、過疎地域の郵便局が廃止され、より過疎化が進んだりしたわけだが、

    正義の味方の仕事は悪い奴(正義の味方が悪いと思い込んでる奴)をやっつけることであって、国民の生活をよくすることではない

    ので、悪い奴さえやっつけることができれば、それによってあたり一面が焼け野原になろうとも何の痛痒も感じないのだろうな。
     インボイス賛成派の意見も、このような正義の味方の姿思わせるもので本当にうんざりです。

    インボイス賛成派「インボイス導入で免税事業者は我々が払ったお金を着服していたのが、できなくなった。ざまーみろ」

    返信

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      1. ts より

        何が正義かということですね。
        政治家たるもの木を見て森を見ずでは務まりません。

        返信

        コメントに返信する

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        1. 利根川 より

          合成の誤謬:個々のレベルでは正しい対応をしても、経済全体で見ると悪い結果をもたらしてしまうこと。

          こういうこともありますからね。ここ20年の日本がまさにこれでした。

          個人「節約は正義!お金使いません」

          企業「節約は正義!お金使いません」

          政府「節約は正義!お金使いません」

          そして(お金を使う人間が)誰もいなくなった…
           日本に必要だったのは、民間(個人+企業)の需要が戻るまで、民間の代わりに無駄遣いという悪(需要創出)をやってくれる存在だったわけだが、それを誰もやらなかったから失われた20年になった。

           念のために言っておくと無駄にお金を使うよりは必要なものに使った方がいいわけだが、需要がないときは使わないよりかは無駄に使う方が100倍マシだってことですね。そもそも、未来が見えるニュータイプでもなければ何が必要で何が必要でないかなど分かるわけがありませんし…

          ということで、コメントありがとうございました。

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