From 三橋貴明
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いよいよ満を持して、10月末に
小学館「財務省が日本を滅ぼす」
(旧:財務省亡国論)が刊行となります。
本当は「財務省が日本を亡ぼした」という
タイトルにしたかったのですが、
さすがに無理でございましたね。
とはいえ、すでに日本は財務省による
「亡び(滅びではなく)」の過程にあります。
デフレーション深刻化により、国民は貧困化、
超一流企業ですら「貧すれば鈍する」な有様。
公共インフラは劣化、防衛力も弱体化(相対的に)、
科学技術のレベルは見るも無残な状況、
教育サービスも劣化、地方は昭和のままで沈滞。
恐るべき速度で「小国化」の道を突き進んでいます。
この状況が続くと、日本の将来は
良くて発展途上国、最悪、中国の属国になるでしょう。
全ては、財務省の財政均衡至上主義、
緊縮財政至上主義によるものです。
我らが愛する祖国。
世界最長の歴史と皇統を誇る日本国が、
財務省の「考え方」によって亡びようとしているのです。
だかが「考え方」により、
祖国が亡びるのを見るのは、つらいものです。
しかも、日本の財政問題など、
スティグリッツ教授が17年3月に提案したように、
「日銀保有の政府債務を無効とする、
債務を永久債あるいは長期債に組み替える」
ただこれだけで、綺麗さっぱり消え失せる
「問題」に過ぎないのです(というか、そもそも問題ですらない)。
スティグリッツ教授と同じ提案を、
青木泰樹先生(無期限ゼロクーポン債)
などが提言し続けてきたわけですが、
日本政府というよりは「日本社会」は、
相変わらず「簡単な解決策」から目をそらし、
「国の借金で破綻する! 増税だ! 公共投資削減だ! 緊縮財政だ!」
と叫び、祖国を「亡国」へと追いやっています。
現在は選挙戦の最中ですが、財政やデフレ、消費税について
「真っ当な議論」一つ行われない状況に絶望感を覚えます。
もっとも、総選挙の結果がいかなる形になろうとも、
日本国は続きます(まだ)。
とりあえず、諦めず、投げ出さず、
しつこくしつこく足掻いてみることにしましょうか。
継続力だけは半端ないことが、三橋の取り柄です。
というわけで、「財務省が日本を滅ぼす」、
小学館から10月31日に発売となります。
http://amzn.to/2giPiXA
【三橋貴明】財務省が日本を滅ぼす」刊行間近!への1件のコメント
2017年10月16日 12:56 PM
いよいよ国税庁との対峠が始まろうとしていますね!頑張って下さい!少しずつではありますが先生の尽力の賜物で「国の借金」なるものの欺瞞も認識されつつあるような気もしますが…どうぞお身体にお気をつけてますますのご活躍をお祈り致します。
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