FROM 三橋貴明 http://keieikagakupub.com/38news/
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マスコミ、エコノミスト、評論家、経済学者、政治家、、、
誰を信じるべきなのか、、、
http://www.keieikagakupub.com/lp/mitsuhashi/38NEWS_1980_mag.php
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【今週のNewsピックアップ】
量的緩和と補正予算
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12066286258.html
寝言
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12067001242.html
安倍政権の「デフレ対策」が、失敗に終わろうとしています。金融政策の問題ではありません。「二年間でインフレ目標2%を達成する」というコミットメントを忘れてしまったかのように見える点を除けば、日本銀行の量的緩和は正しい政策でした。
とはいえ、問題は、
「需要が増え、物価が上昇し、企業が借り入れや設備投資を増やし、雇用が改善し、実質賃金が上昇する」
というデフレ脱却には、量的緩和「のみ」ではたどり着けないという点です。
こういうことを書くと、すぐに「三橋は金融政策を否定している」などと言ってくる「頭の悪い連中」が少なくないので、繰り返しておきます。三橋は金融政策拡大や量的緩和に反対したことはありません。デフレなのですから、当たり前です。
問題は、金融政策「のみ」で需要を創出し、「総需要の不足」というデフレ現象を解消することはできない、という点になります。
安倍政権が現状の金融政策を継続しつつ、14年4月の消費税増税を凍結し、せめて13年度並みの補正予算(通常予算でもいいですが)を継続してくれていたならば、我が国は半年前くらいにデフレから脱却していた可能性が高いです。
ところが、安倍政権は消費税を増税し、介護報酬は削減。公共事業費も補正予算分を含めると減額と、明確な緊縮財政に舵を切りました。結果、170兆円を超す日本円を発行したにも関わらず、インフレ率はゼロ。これが現実です。
あ、何か安倍政権になって「公的固定資本形成」が増えていることを受け、
「安倍政権は公共事業費を減らしていない」
などと、物凄く頭が悪いことを主張する人がいるみたいですが、お願いですから「公的固定資本形成」と「公共事業費」の区別くらいつけて下さい。というか、知らないなら発言しないでください。
三橋や藤井先生が「減っている(事実です)」と主張しているのは、公共事業費であり、公的固定資本形成ではありません。世の中、「用語」の意味すら知らずに使う人が多くて、嫌になります。
いずれにせよ、安倍政権のデフレ対策は、金融政策という片翼にのみ頼ろうとした結果、失敗してしまいました。別に、金融政策をやめろなどとは言っていません(むしろ、今ややめると大変なことになります)。
デフレ対策の王道、「金融政策と財政政策のパッケージ」を推進するべし、と言っているだけです。
片翼で飛べる鳥はいません。経済成長という空に飛び立つには、二つの翼が必要なのです。
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●●自虐史観はなぜ作られたのか、、、
月刊三橋の今月号のテーマは、「大東亜戦争の研究〜教科書が教えないリアルな歴史」です。
http://youtu.be/cx6gcrylFvc
◆◇お客様の声◇◆
”今回も大東亜戦争を始めとする様々な貴重なお話ありがとうございました。
私は国の借金等の事や、戦後レジームを象徴とする
自虐史観を放送するマスコミに最大の問題があると思います。
何とかもっと国益に伴うまともな報道がされないものかとしょっちゅう思ってます。”
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【三橋貴明】170000000000000円が日本経済にもたらした変化への7件のコメント
2015年8月31日 12:28 PM
先生のお話は、勉強になります。先生は一生懸命の性格から、先生の真実の経済論が真安倍政権支持者から誤解があるかもしれません…先生は反政権で無いにもかかわらず、左翼?と誤解されてしまう言葉があるやもしれません…将来先生は、内閣や諮問会議に呼ばれるお方ですこれは、良い、これは、こうした方がこうなるなどの方が良いと感じます。三橋貴明先生のラジオやコラム内容をよりたくさんの国民の知恵となっていただかたいです。たまには、良く睡眠をとって下さい。毎日読みにいっています
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2015年9月1日 2:46 AM
ミッツ師匠!シナ巡行、気を付けてくださいませ。
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2015年9月1日 6:32 AM
今日のエントリーとは関係無いのですが・・三橋先生は明日から中国へ行かれるのですね。 お嫌でしょうね(中国の方ごめんなさい。だって・・)。各国要人が集まる時期なので、空気は少しキレイかもしれませんよね。国際的行事があると、中国の空はサミット・ブルーといってきれいになるのだとニュースで聞きました。頑張って、というのもおかしいかもしれませんが、絶対ご無事でお帰り下さい!お戻りになるまで目が離せないですね。
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2015年9月1日 7:39 AM
〉別に、金融政策をやめろなどとは言っていません(むしろ、今ややめると大変なことになります)。デフレ対策の王道、「金融政策と財政政策のパッケージ」を推進するべし 安倍氏、甘利氏、麻生氏?、稲田氏(、その他大勢)発言やタケナカ・シンパ派は、財政政策(本来の政府の仕事)を否定して、金融政策のみしか肯定してない のですよね。ずっと前から。そもそもデフレを貨幣現象と言っているのは、デフレを認知していなくて現状をインフレとしか思っていないのではないか(インフレ不況だと思っているのではないか)、と言うフシがありそうにも思います。 甘利わからなく表現できないのにコメントしてすみません。
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2015年9月2日 2:31 AM
○国語軽視○公共事業の民営化(電気他)○自給自足軽視(農業改革?)○外国人税金免除○国家主権放棄国防を盾に好き放題外国への日本献上が多いように見えるのは気のせいでしょうか。
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2015年9月3日 10:48 PM
三橋先生 需要不足に対して量的緩和だけでは効果不十分だと2000年頃リチャードクー氏も発言していましたよね。自民党は小泉純一郎の失政を全く反省していない証左ですね アベチョンは売国奴小泉コピー内閣にしか過ぎません。 支那取材お気をつけて。
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2015年9月4日 6:10 AM
名目GDP創出(派生的経済効果はテクニックの議論ですので除外させてください)の観点でいえば公的固定資本形成も公共事業費もおなじ政府支出(一次GDPの創出)のように思えるのですが公的固定資本形成のみで扱われる公共事業以外土木と政府非住宅はGDPには合算されないものなのでしょうか。基本的なところがググっても理解できないので、機会があれば定義解説をお願いいたします。
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