From 浅野久美@月刊三橋ナビゲーター&チャンネル桜キャスター
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●●日本は「発展途上国」へと転落するのか? 豊かで安全な日本を後世に残すための条件
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ゆうべは今月二度目の満月。
ブルームーンの夜は楽しめましたか?
まあ、具体的に何をどう楽しめばよいのかはわからないにしても、
いつもの週末より気持ちがアガる、という声が多かったですね。
確かに、ブルーというよりは、燃えるようなどっしりとしたゴージャスな月でした。
石川遼くんのホールインワンも、ツキのパワーが呼び寄せたのかもしれない、なんていう話題もあって、
とにかく、昨日は巷でブルームーンの話題でもちきり。しかしそんな中、
「昔さ、ブルームーンっていうキャバレーが赤羽にあってね。
マロンちゃんっていう仙台出身の女がオレのお気に入りでさぁ・・・」
などと、小指を立てて遠い目で呟くのは、近所の商店街でたびたび見かける、前歯がごっそり欠けたおじさん。
月の満ち欠けより、アンタの欠けた歯をなんとかしろよ・・と叫びたくなるような、顔もお腹もまんまるのおじさんです。
まあ、というわけで、ロマンなのか、マロンなのか、
はたまた科学の深さなのか宇宙の神秘なのかはともかくとして、キーワードが大いに「お月さま」で満ち溢れた金曜の夜。
そして、「満月・・キレイ」と、立ち止まって空を見上げる人の姿は、
どんな人であれ、一様に美しく見える・・ということを、何度となく認識出来た夜でした。
いや、そんなことはともかく、やけに暑いじゃないですか。
正真正銘の本格的な夏。ほんと、アツはナツいですねぇ。と、
古臭ーい関西ギャグを言ったところで、まったく寒くはなりませんか・・・。
っていうか、むしろイラッときて暑さが増す感じですね。
そう。この季節の迂闊なギャグは、ふだん温和な人の眉間さえもぎゅーっと曇らせて不機嫌の火種になります。
まして、ドヤ顔でのつまらんダジャレなどもってのほか。発火寸前のイライラ人はすぐそばにいるものですからね。
湿気ったねずみ花火同様、真夏の不発ギャグは、取り扱いに厳重な注意が必要かも。
そうそう、たまたま通りがかったコンビニの前で、たむろしている少年たちの手元が、全員真っ赤に染まっていたんですよ。
うわーっ、という悲鳴が聞こえたので、一瞬、通り魔か集団リストカットか・・と、ギョッとしましたが、
よく見たら、暑さに溶けて、掌から流れてまとわりついた、ガリガリ君のスイカ味!
彼らは笑って騒ぐので、ますますガリガリ君がみるみる細く痩せてしまうわけなのですね。
ほとんど口には入っていないはずなのに、でも、子供たちは何故かとっても楽しそう。
炎天下のソフトクリームやアイスキャンディーが、手の中でみるみるフォルムを変えていく様を楽しむのは、
誰もが経験のある、地味〜な夏の風物誌ということになりますか。
嬉しいわけでもないけれど、かといってそんなに切ないわけでもない・・・
ベタベタしても、誰にでも取り扱い安全な、我らがガリガリ君。
でも、次々と新しい味が出ても、私は本来のブルーのソーダ味を断固支持!!
それ以外は絶対に認めないぞ、と、人知れず、決死の抵抗運動を、この夏も継続中の浅野です。
みなさま、日々暑い中、今週もお仕事大変お疲れさまでした。
しかし《炎天下》って凄まじい言葉ね。炎天の下・・焼き付けるような日差しのもと、という意味ではありますが、
ビジュアルや音的にはむしろ《炎のテンカ》・・・だからでしょうか。
この言葉を使うと、私は妙に何かに負けたようなうなだれた気持ちになるんですよ。
エン天下・・この夏はもう口にするのはやめておこうと思う。
ところで、この暑さの中、楽しみながら涼しい気持ちにもなれるのが、現在開催されている、
世界水泳だったりしませんか。個人的にシンクロナイズドスイミングが注目なのですが、
今回は、デュエットテクニカルとチームテクニカルで銅メダルを獲得し、日本チームは好調でした。
エース乾選手の演技の風格は、素人の目から見ても明らかに別格で、なんていうか・・
これぞトータルな健康美、というものでしょうか。
水の外でも、乾選手の立ち居振る舞いの圧倒的な優雅さには、心をぐっと掴まれる思いです。
ペアを組んだ三井選手も堂々たるパフォーマンス。感動しました。
とりわけ、三井選手は徹底的な肉体改造をしたということですから、あの、安定感のある息の合った演技を見て、
どれほど過酷な練習を重ねたのか想像しながら見とれてしまいました。
フリーの決勝では4位となりましたが、ファンの一人としては、今までで最高の演技だと思うのであります。
肉体改造といえば、体脂肪が大切な条件、と、以前何かのインタビュー記事で読みましたっけ。
そもそもシンクロって、運動量がハンパないそうですね。
8時間ほどプールで練習すると、それだけでも5000Kcal消費するらしいですよ。5000Kcal!!!!
水の中で浮かぶには、体脂肪率20パーセントくらいが最適とのことで、必要な摂取カロリーも一般の大人女性の3〜4倍。
《力士並み》と言われるくらい、頑張ってたくさん食べるのがトレーニング、というのですから、見た目の華やかさより、
実はけっこうなイカツイ競技でもあるわけですね。
衣装やメークも、大会ごとにテーマが変わっていてこれまた面白い。
アテネオリンピックでは《サムライ》《桜》をイメージした和風の水着。
北京では、金や銀色主体の《竜神》で、たしかメークもラメがかなり目立っていましたっけ。
私はシドニーオリンピックの《火の鳥》がとても好きでした。まさに、炎と燃えて《天下》がとれそうな、力強い、素敵なデザインでしたねぇ。
水着のビジュアルは、演技の完成度に大いに関わる重要な要素だそう。
プールの底面の色や、会場の天井や椅子の色、さらには床の色。そして、なんと、ひとりひとりの選手の日焼けの具合まで加味するというのですから、これぞ、繊細なアートの分野になってきますね。
(色黒になると小柄に見えてしまうので、大きく見せたい選手は、色白に保つ傾向だとか・・)
体格の差を目立たなくさせることもテーマで、それぞれのボディに合わせて塾考し、
スタッフは、何度も何度も試行を繰り返すといいます。
パフォーマンスを活かすデザインの世界もまた、我々の想像以上に、奥が深いものなんですね。
そう考えると、新しい国立競技場。そもそもあの不思議なデザインは、どんなテーマがもとになったのでしょうか。
責任の所在が問題になっているけど、何より、この局面になって、
ドタバタしている様子を世界中に見られてしまったことが、国民として、スポーツファンとして、かなり恥ずかしい心持ち。
奇抜なデザインよりは、しっとりとした緑に映える、適度に風雅な佇まいになれば、それはそれでよかったのでしょうね。
私は、個人的に、スタジアムにはかなり頻繁に足を運んでいる方だと自負していますが、
せっかく新たに作るのなら、外見も大事だけれど、中身の機能で世界に顕示できるほうがずっとよかったのにと思います。
屋根はぜひとも開閉式にして欲しいな。
スポーツ施設としてだけでなく、災害時に、どのくらいの人数が避難できるのか。水や食料の備蓄は・・臨時の通信設備は・・そんな一面を前に出した方が、日本らしいアピールになったのではないのかな・・なんて改めて思います。
そうそう。シンクロの選手たち、髪型はいつも一糸乱れずビシッとしてますよね。
あれって、なんと、粉ゼラチンで固めているそうですよ。ジュレやチーズケーキなど、スイーツに使うアレですね。
とりわけ、《新田ゼラチン》という、関西の会社のものが優れていて、この世界では長く使われているとのこと。
水の中では絶対に溶けない。でも、シャワーの温度でするっと落ちる。なんとも優秀じゃありませんか。
環境にも悪くないし、お肌にも膝の関節にもよいコラーゲン豊富なゼラチン。
ガリガリ君も悪くありませんが、たまにはフルーツをたくさん入れた涼しげなゼリーでも作ってみましょうか。
テーマはもちろん、ブルームーンね。
ではでは、みなさま、お元気でよい週末を。
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(ご感想の紹介)
”本当に認識がずれていて、責任も取らず怒りしかありませんです。
残念な政治家が多く困ります、でも国民ももっと真剣に考えて行かないといけないと思います。”
【浅野久美】《月に吠える》への3件のコメント
2015年8月2日 9:47 AM
5000kcal。新田ゼラチンの粉ゼラチン。勉強になりました。これから「まどりのみど口」で新幹線の指定券買ってきます。
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2015年8月2日 2:55 PM
月に微笑む♪神様はどうして月を一つしか与えて下さらなかったのでしょうね。僕は乱視なので上弦の月は なんと三三九度の杯状態三個も見られて ちょっと得した気分です。昨夜は満月の下蝉の声を聞きながら(夜でも鳴くんですね)ボールマシーンを相手に一人黙々とスマッシュとボレーストレス解消にはテニスボールを思いっきりひっぱたくのが一番です。東京オリンピックはスタジアムやらロゴマークやらボランティアのユニフォームやらアヤの付きっぱなしですけど、、Lunatic Gamesとならないように祈ってます。ちなみにルイ アームストロングって知ってる?月に降りた最初のアフリカ系アメリカ人と 酔っぱらいのオヤジから言われた時はa mouthful of beerを オヤジのお顔に思いっきり噴きそうになりました。今夜は久しぶりに朔太郎を紐解くことといたします。
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2015年8月4日 12:27 AM
月に吠える って、ザックワイルドどしたっけ?ランディローズ派なのん….ガリガリ君スイカ味を食べながら
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