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2015年6月30日

【藤井聡】メディアへの「批判」と「弾圧」は似て非なるもの

From 藤井聡@京都大学大学院教授

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●●日本は「発展途上国」へと転落するのか? 豊かで安全な日本を後世に残すための条件
http://keieikagakupub.com/lp/mitsuhashi/38NEWS_CN_mag_3m.php?ts=hp

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今回は、百田氏の自民党での発言に端を発する一連の「騒動」についてお話したいと思います。ただし、この件は結構ややこしいものなので、極めて基本的な理論のお話から始めたいと思います。

少々長文となりますが、じっくりとお付き合いください。

・・・・・・

スタンダードな道徳心理学理論では、

「道徳水準には客観的なレベルがある」

という事が知られています(コールバーグの道徳性発達理論)。
http://rzt.sakura.ne.jp/shinri/001050/001117/

ざっくり言うと、善い行いをする理由が、

・そうしないと「怒られる」から(レベル1)
・そうする「ルール(規範)がある」から(レベル2)
・そうすることが「正しい」と感ずるから(レベル3)

のいずれかによってレベルが分かれます(細かく言うと各レベルは2つずつに分かれますが、それはさておきます)。

この「道徳レベル」で重要なのは、次の2点です。

(1)_ _ _より上位レベルの人は、下位レベルの人の判断が、「手に取るように分かる」。同時にそれが「単に低いレベルの判断である」ということもまた「瞬時に分かる」
(2)_ _ _一方で、より下位レベルの人は、上位レベルの人の判断が全く理解できず、自分よりも劣る判断だと勘違いしたり、理解できないから「いらついたり」する。

つまり、レベルが高い人は低い人の言うことがよく分かるが、レベルが低い人は高い人の言うことがさっぱり分からず、いらついたり、怒ったり、挙げ句には「憎んだり」する事になるのです。

具体的に考えてみましょう。

例えば、「レベル2」にとどまっている人々の典型的な主張は、

「民主主義は絶対だ!」
「戦争は絶対悪だ!」

というサヨク的言説や、

「君が代は絶対歌わにゃいかん!」
「靖国にお参りする人は立派な人だ!」

というホシュ的言説です。

これらの発言は、一見正しいように思いますが、これらは皆、「胡散臭いもの」に過ぎません。

これらに「レベル3」の視点から一つずつツッコミを入れると次のようになります。

「民主主義は絶対だ!」
→ いやいや、全体主義に陥った民主主義は最悪だろ。

「戦争は絶対悪だ!」
→ いやいや、ならずもの国家がせめて来たら戦争せにゃいかんだろ。

「君が代は絶対歌わにゃいかん!」
→ いやいや、だからって、どっかの学校みたいに口が動いてるかどうかチェックして処罰するってのはやりすぎだろ。だいたいこの歌で歌われている方が、そんなチェック望まれると思うか?

「靖国にお参りする人は立派な人だ!」
→ いやいや、中には、「靖国にお参りする人は立派な人だ!」って言ってるバカが山ほどいる、って事を知ってるから、人気を得るためだけに行ってるバカもいるに決まってんだろ?

つまり、レベル2とは、

・自らのお気に入りのルール(規範)を、すべての状況に当てはめようとしている、

一方で、レベル3とは、

・レベル2で言われているルール(規範)や言説を全て理解した上で、
・それぞれのルールが正しくなる「条件」「状況」は何なのかまできちんと理解し、文脈(状況・TPO)にあわせて、様々なルールを使いこなすことができる「能力」がある、

という水準なわけです。

つまりレベル3とは、現存するルール(法律ももちろん含みます!)を「超越」した「普遍的な善悪判断の能力」が養われている状態にあることを言うわけです。

だから、レベル3の人にとってみれば、レベル2の人が言ってることは全部意味が分かるし、同時に、それが、如何なる意味で間違っているかも正確に、かつ瞬時に理解できるわけです。

一方でレベル2の人々は、レベル3の人からは、自らが信じ込んでいるルール(例えばイデオロギー)を否定された格好になってしまいます。つまり、自らの存在を全否定されたように感ずるわけです。

そこで素直な方なら、あれこれ考えて、レベル3へとステップアップしていく契機を得ることができるのですが……多くの人は、そんな面倒な(茨の)道を歩もうとしません(だから、そういう人々はずっとレベル2にとどまっているわけですねw)。

だから、多くのレベル2の人は、レベル3の人からツッコまれると、レベル3の人を、

「こいつは、分かってない」

と、逆に「上から目線」でバカにしたりするわけです。

ただし、多くのレベル2も完全にバカではないですから、レベル3の言動の端々に、自分よりも正しい事を言っている臭いをかぎ取る程度のことはできる……ので、実際には多くの場合、過剰にいきり立り、いらだって、

「こいつは、何も分かってない単なるバカだ!!」

と叫び始めたり、「憎悪」したりするわけです。
(※ こうやって、ソクラテスは殺されたわけです。つまりレベル3の人は、昔から弾圧され続けてるんですね)

・・・

以上の話は、単なる一般論ですが、この話は、今回の自民党の勉強会での百田発言に端を発する「自民党若手議員勉強会のマスコミ言論封じ問題」を巡る、その後の世論の反応に如実に見て取ることができます。

そもそもこの問題は、

(A)悪い奴らは、「公権力」を使ってでも潰したり弾圧するのが善だ

という意見(あるいはルール・規範)と

(B)マスメディアの報道の自由は必要だ

という意見(あるいはルール・規範)の対立構造になっています。

主として(A)はホシュ勢力が、(B)はサヨク勢力が主張しています。

通常は、これらの「ルール」は互いに抵触しあうことは無いのですが、今回は、

「マスメディアが望ましくない振る舞いをしている」

という状況だから、話がややこしくなっているのです。

だからこの問題は、「与えられたルールに従ってりゃそれでいい」と考えるレベル2の人々には、手におえないのです。

レベル2のホシュは、「メディアが悪いんだからつぶせばいい!」と叫びます。これが言論弾圧です。

一方でレベル2のサヨクは、「メディアの言論の自由は神聖不可侵なものなのだから、メディア批判は絶対許さない!」と叫びます。これがメディアの暴走を生みます。

だから、この問題(マスコミが望ましくない振る舞いをしている、という問題)をのり越えるには、レベル2の発想ではなく、

「いずれのルールを、それぞれの状況で適応すべきなのか?」

というレベル3の人々が持つ能力が求められているのです。

そうしたレベル3の視点で考えるなら、この問題は、次のように整理することができます。

─────────────────────────────
「言論に基づくマスコミ批判」は、
公権力者であろうがなかろうが、徹底的にやるべきである。

しかし、

「権力を使ったマスコミ弾圧」だけは、
公権力者であろうがなかろうが絶対に避けねばならない。

(ただし、公権力者の場合は、弾圧となる危険性が高いため、
特に慎重に対応すべきである)
─────────────────────────────

ただし、この(条件分けを含んだ)「ハイパールール」を運用するためには、

「批判」と「弾圧」

の線引きを厳密につけなければなりません。

インターネットの言説を見る限り、この「批判」と「弾圧」の線引きがついていないものが大量に存在しています。

たとえば、

「政治家であろうと、特定のメディアの偏向を指弾する」

のは、弾圧ではなく「批判」であり、推奨されるべきものだと、当方は考えます(しかし、ネット界ではそれすらも叩く声がある)

一方で、

「民間人・私人であろうと、自らの言説に影響力のある者が、特定メディアの弾圧を奨励する」

のは、批判ではなく「弾圧」となり、非難されて然るべきだと、当方は考えます(しかし、ネット界ではそれを称賛する声も大量に!ある)。

いずれにせよ、こうした「当方の考え方」に基づくと、今回の一連の発言についてのジャッジメントは、以下の様になります(つまり、以下は完全な当方の「私見」です)

(政治家発言1)「マスコミをこらしめるには広告料収入がなくなることが一番だ。われわれ政治家には言えない。ましてや安倍晋三首相は言えないが、文化人、民間人が経団連に働き掛けてほしい。」
http://www.nikkansports.com/general/news/1498766.html
⇒アウト(公権力者からの発言である点を鑑みれば、アウトとしか言いようがないと思います)

(政治家発言2)「経団連も商工会も「子どもたちに悪影響を与えている番組ワースト10」とかを発表して、それに(広告を)出している企業を列挙すればいい。」
http://www.nikkansports.com/general/news/1498766.html
⇒アウト(これも先と同様です)

(政治家発言3)「関連だが、沖縄の特殊なメディア構造をつくってしまったのは戦後保守の堕落だった。左翼勢力に完全に乗っ取られている。」
http://www.nikkansports.com/general/news/1498766.html
⇒セーフ(公権力者からの発言であったとしても、セーフの可能性がかなり高い。ただ、前後の発言に依存するので、これだけの情報では断定は難しい)

(民間人発言1)「沖縄の二つの新聞社は絶対つぶさなあかん」
http://www.asahi.com/articles/ASH6V5TZMH6VUTFK01G.html
⇒アウト(としか言いようがない。社会的影響力の強い私人の公党の勉強会での発言であり、かつ、壁耳は一般には知られていないが──かつ、当方もかつては知らなかったが──党内では常識だからです)

(民間人発言2)沖縄の二つの新聞「本気でつぶれたらいいと思う」
⇒セーフ(「つぶさなあかん」と「つぶれたらいい」には雲泥の差があります。「つぶれたらいい」は、個人の希望の表明に過ぎないもので、批判の範囲内の言説だと考えます。これは、「悪い人」がいた時に「死刑になったらいいと思う」という発言は許されても「殺さなあかん」は公的には許されない、というのと同様です)
http://www.sankei.com/west/news/150628/wst1506280056-n1.html

(新聞社発言1)「百田尚樹氏の『沖縄の2つの新聞はつぶさないといけない』という発言は、政権の意に沿わない報道は許さないという”言論弾圧”の発想そのものであり、民主主義の根幹である表現の自由、報道の自由を否定する暴論にほかならない。百田氏の発言は自由だが、政権与党である自民党の国会議員が党本部で開いた会合の席上であり…」
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-244851-storytopic-1.html
⇒セーフ(というか、『百田氏の発言は自由だが、政権与党である自民党の国会議員が党本部で開いた会合の席上であり』と丁寧に書かれていることから、この主張には、大いに同意します。)

(新聞社発言2)「政府に批判的な報道は、権力監視の役割を担うメディアにとって当然であり、批判的な報道ができる社会こそが健全だと考える。」
⇒もちろんセーフだが……(新聞社それ自身が、『強大な政治権力』を有しているという自覚が乏しいところに疑問を感ずる。「新聞社なら何をしても許されるのか?」といえば断じてそうではない。この社説の中には本来、そういう自覚も記載されるべき。それがあれば、この抗議社説はより説得力あるものとなったものと思います)

・・・・以上、いかがでしょうか?

以上についてのご判断は全て読者各位にお任せいたしますが、いずれにしても、サヨクやホシュの別や、自らの「立ち位置」などは度外視しつつ、こういう

「是々非々」

の判断を、常に持ち続けることが必要であると、当方は考えます。

さもなければ、人々はすぐに安直な規範やイデオロギーで判断し、言説を吐き続けるようになり、早晩

「思考停止」と「全体主義」

に社会全体が覆われてしまうようになるでしょう。

以上、長文となりましたが、皆様の是々非々の判断の「考えるヒント」になりますことを祈念しつつ、お話を終えたいと思います。

では、また来週!

PS
もしあなたが「豊かな日本」を未来に残したいなら、こちらをクリック!
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<藤井聡からのお知らせ>

PS1
少々古い本ですが、「道徳性発達理論」については、下記にて論じています
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PS2
ここで論じた是々非々の態度は、以下の「プラグマティズム」の作法そのものです。
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【藤井聡】メディアへの「批判」と「弾圧」は似て非なるものへの20件のコメント

  1. メイ より

     何かを判断する時、心の中に「物語」「シナリオ」が、たくさんあるほうが、きっと良いのでしょうね。迷いやすくなるかもしれないけれど、それが大切なのでしょうね? 「物語」は、人生経験を積んだり、本を読んだり、人のお話を伺ったりして何か感じながら、解釈しながら、心に蓄積されていくように思います。 読むのが、漫画だって良いですよね。「あれ?この人がラスボスだと思っていたけど、こっち?」「と思ったら、こっち!?」みたいな驚きの展開が漫画には多くて、予想を裏切られるのは楽しくもあり、時々必要な気が致します。 読書であれば、実体験よりは安全だと思いますし、たくさんの人の人生や考えに触れる事は、興味深い事ですね。フィクションでも伝記でも、何でも良いと思うんです。 私は、読書は娯楽だと思っていたので、あまり難しい本は得意では無かったのですが、こちらの先生方のご著書など、頑張って読むようになりました。読むのは遅いですが・・。 ひとつか、ふたつ位しか物語を持っていないと、その範囲で考えざるを得ないので、「これが絶対」と思い込んでしまう事がありますよね。覚えがありますよ(苦笑)。いつまでたっても、学びが足りない事を恥じ入る事が多いです。 Aという物語を否定する、Bという物語を知ったりする。たくさんの否定や矛盾を知っていくのは、幅を広げていく為に大切な事だと感じます。 一方で、「これが絶対正しい」と思っていた事に疑問が生じて、揺らぐ時は、成長の時なのでしょうけれども、危険な時でもあるように思って、そのような状態にある方がいらしたら、心配になってしまう事もあります。 深刻度にもよるでしょうが、不安定になって、アイデンティティも揺らぐ、かもしれません。また、そういう時にショックドクトリン的に、人からつけ込まれたり、誘導されたり、壺や印鑑を売りつけられそうになるかもしれないし・・。 なるべく危険なく、安全に、誰もが危機の時期を乗り切れたら、と願います。 揺らぎの時期には、信じられる人と接したり、支えになる言葉を探したり、本を読んだりして、自分を慰めたり励ましたりして、会った事の無い誰かが、自分の無事な成長を祈っている事を、想ったりして・・。 ユングによると、共通無意識?でしたか、そういうのがあって、無意識より深い所で皆が_がっているという説があるらしいですね。 「今は、解決に十分な力が無い」と感じる時は、後の課題にしたって良い時もあると思いますから。 私もなるべく自分を閉ざさないで、未熟さを少しでも改善すべく、勇気を持ちたいと思います。

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  2. 學天則 より

    第十三条  すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

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  3. 今後とも、藤井先生に期待する。 より

    橋下・維新の亡国の「都構想」クーデターを阻止する戦いで、藤井先生が果たした役割を高く評価している者です。あの時期、先生個人に向けられた弾圧の牙の鋭さを考える時、よくこの試練に耐えてこられた(今も厳しいものがある推察しますが)と敬服しております。先生も体験された様に、公権力者が、マスコミを恫喝し、それを奴隷にして大衆を操り、自らの目的のために利用することの恐ろしさは言語に絶する状況を作り出します。都構想の投票前夜、私は、もしこれが賛成となれば、大阪のみならず、日本の民主主義の崩壊が一挙に進行するであろうことを想像し、絶望に近い気分になりました。結果は、先生方の奮闘・努力と大阪市民の良識が勝利しました。確かに、マスコミ自体が巨大な権力であり、それ自身が状況をつくりだす場合があります。満州事変前後のマスコミのあり方、戦争責任の問題は大きいです。しかし、亡国の中国戦線拡大と立憲主義を無視した行動の本体は、統帥権を振りかざした軍部強硬派です。まさに、この時期の特権的「公権力者」です。先生が持論として掲げられている国土強靭化と日本再生のためのインフラ整備には、国家の強烈な意志が必要です。しかし、それは政府の無制限の権力が前提になってはいけません。無制限の権力(暴力)を認めれば、全体主義=橋下カルト集団と同じ無間地獄に落ちてしまいます。ヒトラーの道でなく、ローズヴェルト・チャーチルの途を選択するしかありません。困難な道ですが、日本の民主主義を信じて行くしかないです(大阪市民の良識が勝利したように)。先生は内閣にブレーンとして参加しておられ、立場が微妙であるとは、拝察しますが、しかし、公権力に対する批判を忘れず、常に問題提起の先頭に立って大道歩んでいただきたい。今後も、期待しています。

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  4. ねこ より

    本題と離れてまぜっ返すようですが、レベル上位の人は下位の人の考えが読める、というのは、色んなことに当てはまりますね、いつも嘘をつく人は、嘘をつきなれていない人の嘘をすぐに見破れるとか、にも(;^ω^)

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  5. peranen より

    客観的な指摘ありがとうございます。ホシュを自称するバカとサヨクを自称するアホの見苦しい言い争いは見苦しいですね。

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  6. 原幌平晴 より

    そもそも、紙面などを使って大っぴらに反論できる時点で、「弾圧」などなかったことになります。

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  7. ねこ より

    オボカタさんに連れられて行くと、かの理研でさえ、えらい目にあったように、大西議員や仲間の人たちについて行くと、日本もえらい目にあわされる気がします。

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  8. 匿各希望 より

    新国立競技場で2520億円の支出の件について藤井先生の意見を聞きたいです。

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  9. 拓三 より

    先日、TV(関西ローカル)を観ていると今回の言論弾圧をめぐる報道がなされていました。言うまでもなく、メデイア権力側であるTVは自民党議員をボコボコに批判、弾圧していました。私は「こらあ、しゃあないやろ」と思い観ていたのであります。つぎの話題がギリシャ問題でありました。すると、先ほどまで「言論の自由が」「権力による弾圧だ」と水を得た魚の様に粋り捲ってた解説員が、「日本には1000兆円の借金があり国民一人800万円の借金があるんですよ」と………………..。政治家の道徳、メデイアの道徳、目糞鼻糞で御座います。今回の言論弾圧騒動で一番笑えた壷は、維新の党が野党と同じく「権力による言論弾圧だ」と顔から火がでるほど恥ずかしい事を平気で仰っていたことが一番印象に残った今日この頃で御座います。

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  10. ねこ より

    道徳水準3レベル、身に染みて分かる気がします!権威のある科学論文と現象が異なったとき、現象を否定してしまうのがレベル2、例外を包括する理論の可能性を考えてみるのがレベル3、と、拡大解釈しました。科学者を標榜しながら、コチコチのレベル2だったことが分かって、心からがっかりしたことがあります。・・ちなみに、現象を見る能力の全くないオボカタさんは、論外です(^-^;(藤井先生の「STAP細胞やあらへんで!」の決め台詞は印象的でした)話題の大西議員は、科学に例えると、科学の基礎訓練をすっ飛ばしたオボカタさん同様、レベル1以下、永○の0レベルではないかと、続報を見て思いました。

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  11. 超兄貴 より

    頭の中で思っていたけど、文字で明確に表現することが出来なかった自分。この投稿を読んでいて、目からウロコでした。頭が下がります。

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  12. かめの より

    藤井先生に賛同します。ツイッターで沖縄紙の問題を取り上げ、つぶれたほうが良いと書くのであれば大丈夫でしょうが、与党の政党が開いてる会での発言では権力による弾圧に繋がります。民主政権時に同じような事があったら、百田達は積極的にそれを批判していたと思いますよ。

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  14. kanata より

    自民党の勉強会で、質問者が「偏向報道をするマスコミを、スポンサーに圧力かけて、こらしめるのはどうか?」と尋ねたことに対し、百田氏は「それはしてはいけない!」と答えたそうだ。壁耳で、自分たちに都合よく編集した新聞社の報道を前提として語る前に、百田氏のフェイスブックくらい確認すべきではと思う。レベル3ともなると、そんなもの読まなくても、レベル2の意識は手に取るように分かるということだろうか。レベル2にはレベル3の考えは全く分からないが、レベル3にはレベル2の判断が瞬時に理解できるというのも、何だか気持ち悪い。人をランク付けするのがお好きなようで、あなたのような人が政治家になると、橋下よりも暗黒の世界がくるような気もします。いつまでも学者でいてください。

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  15. ソウルメイト より

    情報の多寡や精度、あるいは、思考力を筆頭とする知的能力の発達度合いによって、人が到達する結論には、個人差が不可避的に生じると思います。施光恒さんは、ご著作「リベラリズムの再生」の中で、人間には、固有の知的能力、認識能力に限界があり、それゆえ、いついかなる時、場合を問わず普遍妥当するような絶対に正しい答えをわがものとすることはできない。人間にできることは、自説の正しさを証明することではなく、自説を多元的で多様な批判にさらすことによって、修正や改良を施すことで、現実的妥当性の精度をあげることだけである、というようなことを述べて、近代合理主義に発する正当化主義を批判し、可謬主義に依ることの妥当性を提唱しておられますが、まことにごもっともなご主張であると思います。(ちなみに、施さんの近代合理主義およびその必然的帰結としての正当化主義にたいする批判は、青木泰樹さんが『経済学とはなんだろうか』の中で批判しておられる、古典派および新古典派経済学派の思考パターンにそのまま当てはまると思います)。さて、自説を多元的で多様な批判にさらすことで修正と改良をはかるためには、自由で活発な批判 がゆるされなければなりません。思想、言論、学問の自由が保証されるべき理由は、まさにそこあると言っていいと思います。もし、ある個人が絶対に正しい答えを知っているのだとしたら、それを他者に強制了解させれぼいいだけでしょう。(ただし、その“え”が、絶対に正しいことを立証するのは、原理的に不可能だと思いますが…)。しかし、いかなる個人も絶対に正しい答えを知っているわけではないとすれば、多元的で多様な批判にさらしてテストしないかぎり、現実的妥当性は担保されないと思います。批判を許さない、という態度には、自説の誤りを認めることにたいする恐れ、未熟さ、自説をよりよいものにしていこうという高い志や高潔な意志といったものが欠如しているように思われてなりません。

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  16. 一国民 より

    藤井先生、お疲れさまです。憲法で謳われている「表現の自由」は、あくまでも「政治家などの公権力が民間の報道機関などに介入してはならない」というのが本来の趣旨ですよね。ですから、民間人の百田氏が、「あんな新聞つぶしたほうがええねん!」といったところで、それは「表現の自由の侵害」にはならないはずです。もちろん、ケースによっては「威力業務妨害」や「恐喝罪」にはなりますし、個人的にも百田氏の発言は少し言葉遣いが悪いと思います。藤井先生のおっしゃるように、「批判」をするのであれば、しっかりと論を構築すべきだったでしょう。ここら辺のことがわからないで、印象だけで語っている人がネットでは多くいますので、辟易します。

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  17. 真田清秋 より

    藤井聡氏にも、物申します。あなたは、例え 話で、小沢一郎氏の時期の民主党のマニフェストを批判されていますが、それを捨て去ったのは、民意による政権交代を史上初めて果たした、小沢氏を公民権停止にして、そのマニフェストを捨て去ったのは忘恩の菅総理と野田総理であり、民主党の8ヶ月の政権は米国に従属しない官僚主義を打破しかけた政権で、後期の民主党政権とは全く違う国民主義の政権でした。その点を検証されますよう期待します。

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  18. あまき より

    百田さんなんか招聘したら、勉強会どころかほとんどcircle jerkのようなものになるのは予想のつくこと(昼めし時にごめんなさい)。国にとって極めて大事な時期に、真性の変態につけ狙われるようなぬるい催しを企画したとして、若手男子のおしりを打擲した谷垣校長の方針は当然で、支持します。

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  19. robin より

    ルールも道具の一つのして適切な使い方や使い所がある。ルールだけじゃなく「平和」「自由」「平等」を信仰の対象とする人もいる。おそらく外部に純粋なモノが欲しい、完全無欠でそのフレームの中では全知全能となるための自己基盤や行動・選択する前の確信が欲しいのだろう、そうなると都合の悪い情報は耳には入らなくなる。是々非々をご都合主義と言い換えると↑求道者にとっては耐え難いものになるのだろう。一般的な道具には使用目的と手段が定まっているが本来は手段の後に目的が定まるもの、万能ツールは存在しない。状況に応じた適切なモノサシを選択するか、単一のモノサシで全てを判断するか。

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  20. 日本晴れ より

    藤井先生の見方は客観的な物だと思います。しかし自分はもうちょっとメディア批判よりの意見を持ちたいと思います何故ならメディアの人達は自分達が権力者っていう意識が非常に薄いからです。しかも今の時代ネット社会であり世界にニュースが流れる時代ですその中でメディアの人達の真実の追及や公正な報道は一層問われる物だと思いますが。残念ながらメディアの人達はイデオロギーで動いてる人が多いです。

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