From 佐藤健志
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●世界を動かす力の正体とは?
https://www.youtube.com/watch?
※※月刊三橋『激流グローバルマネー』より
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田母神俊雄事務所で発生した資金使い込み事件は、いわゆる「
2013年秋、安倍総理が消費税の8%
まず田母神氏は、自衛隊出身ということもあって、
2014年はじめ、都知事選に立候補したときなど、
本紙編集長、三橋貴明さんもその一人です。
そんな人物の事務所で数千万円規模の使い込みが起きた。
当の資金(の大部分)は、
田母神氏自身、ツイッターで「浄財」と形容しています。
https://twitter.com/toshio_
政治資金をめぐる法的な規制もさることながら、道義的・
支援者の期待や信頼を裏切った、
のみならず。
使い込まれたお金は、当初、
これだって、とんでもない話です。
ところがここに来て、そのうち2000万円程度は、
何名かはお金の受け取りを拒絶したが、
さらに。
くだんの報道によれば、田母神氏本人も「14,000,000」
単位が「円」なら1400万円です。
田母神氏自身はこれを否定していますし、
だいたい使い込みが起きたこと自体は誰も否定できない以上、
あとは、どこまで裏切ったのか、
あまりのことに三橋さん、すでに三度にわたり、
発表順に
・「愛国のパラドックス」(前編)
http://ameblo.jp/
・「愛国のパラドックス」(後編)
http://ameblo.jp/
・「正気(せいき)の歌」
http://ameblo.jp/
となります。
とくに「正気(せいき)の歌」では、こう嘆いています。
いわく。
(都知事選の際)わずか一晩で12000枚の「田母神俊雄」
凍えるような寒さの中、懸命に「日本国のために」
勝利の可能性が極めて低いにも関わらず、それでも「勝利」
「田母神俊雄が日本国を『良い方向』に変える」ことを信じ、
国を愛する「日本国民」の努力が、穢(けが)
・・・ここで私が思い出すのは、
「NICE GUYS FINISH LAST」
という英語のことわざです。
直訳すれば「善良な人々がゴールにたどりつくのは一番最後」で、
しかしアメリカの社会学者マリオン・リーヴィ(
すなわち「LAST GUYS DON’T FINISH NICE」。
ふたたび直訳すれば「
「
残念ながら、これはしばしば真実です。
しかるに問題なのは、戦後日本では左翼的なイデオロギーの方が、
ついでに自衛隊も、長らく日陰者扱いされてきた組織です。
言い換えれば保守派(少なくともその一部)は、「
そんな人々が、第二次安倍内閣の成立によって「
お分かりですね。
人一倍ガツガツするんですよ!
しかも厄介なことに、この手の人々に限って「
「LAST GUYS DON’T FINISH NICE」が、もともと「NICE GUYS FINISH LAST」のひっくり返しなのを踏まえれば、
つまり当該の人々は、「冷や飯を食わされている」
「自分は公平無私で高潔な人間だからこそ、
とする言い訳に救いを求めたのです。
そんな言い訳に救いを求めること自体、自分の中に「
こうして、
「うわべは国を思う高潔な人物のふりをしているが、
という人間ができあがります。
このような人間が、ガツガツするチャンスが回ってきたとき「
断っておけば、上記の分析は
1)「冷遇された」
2)戦後日本では、左翼的なイデオロギーが主流だった。
3)そして自衛隊も、長らく日陰者扱いされてきた。
という三つの事実を踏まえた一般論です。
田母神俊雄氏という特定の個人、
心から日本のためを思って公平無私に行動していたが、
ただし善意の方々から寄せられたお金が数千万円規模で使い込まれ
そして安倍総理がおっしゃるとおり、
ではでは♪
<お知らせ>
1)「社会改革を目指したからといって、
「保守派について一番気になるのは、
三橋貴明さんも「読んで『これだ!』と思った」と絶賛!
発売以来、
「愛国のパラドックス 『右か左か』の時代は終わった」(アスペクト)
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2)恋愛に関心を持てず、
その背景には何があるのか?
KADOKAWAのメルマガ「踊る天下国家」最新号、
「さらば、愛の行為よ〜日本で男女関係は成り立つか」
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最近のバックナンバーもどうぞ。
「『テロに屈しない』という現実逃避〜政府と野党の欺瞞の構造」
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「日本よ、自己欺瞞をやめろ!〜
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3)いわゆる保守派が、
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4)「言志」03号(2015年3月号、ビジネス社)に「
同号には「愛国のパラドックス」の書評も掲載されています。
5)「表現者」59号(2015年3月号、
同号の特集座談会「プラトンに倣(なら)い、民主主義を疑え」
6)そして、ブログとツイッターはこちらです。
ブログ http://kenjisato1966.com
ツイッター http://twitter.com/
PS
月刊三橋の次号のテーマは「農協改革のカラクリ」。
マスコミが報じない裏のカラクリを徹底解説
http://www.keieikagakupub.com/