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2015年1月12日

【三橋貴明】新たなデマ情報

From 三橋貴明 http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/

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●月刊三橋最新号のテーマは「フランス経済」。

「ユーロという罠」に落ちた大国の選択とは?
フランスに今が分かれば、日本が見える!

https://www.youtube.com/watch?v=eQUSqYvie2s

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【今週のNewsピックアップ】
●供給制約の定義は何なのか?(前編)
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11973771704.html

●供給制約の定義は何なのか?(後編)
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11974169635.html

三橋が何が嫌かって、「通貨の信認」「国債の信認」「外需依存国」「国際的な信用」「岩盤規制」などなど、定義不明確な言葉を用い、特定の目的を達成するために情報を歪めることほど、嫌いな行為はありません。

「通貨の信認を維持するために、日銀は国債を買い取ってはならない」
「国債の信認が失われるから、消費税は増税しなければならない」
「日本経済は外需依存であるため、自由貿易は推進しなければならない」

などなど、どこかで聞いたことがある「それっぽいレトリック」により、日本の情報は歪められ、間違った政策が次々に推進されてきました。

最近、経済財政諮問会議の民間議員をはじめとする「識者」の皆様の間で流行している「それっぽいレトリック」は、
「供給制約があるため、公共事業は拡大できない」
というものです。定義不明、意味不明な上記のレトリックにより、実際に補正予算(3.5兆円)において公共事業費は「抑制」されてしまいました。

供給制約の定義(当たり前ですが、「数値」に基づく定義)について、未だに説明されたことはありません。仮に、公共事業の供給制約とやらの定義が、
「公共事業の労務単価を引き上げなければならないほど、土木・建設の分野が人手不足に陥っている」
ならば、そもそも「問題」でも何でもなく、むしろ望ましい話ということになるのではないですか? 需要に対し、供給能力(人手不足)が発生しているならば、政府が正しく「労務単価」を引き上げれば済む話で(すでに二度引き上げましたが)。結果的に、生産者の実質賃金が「需要牽引型」で上昇していくことになります。

需要に牽引される形で実質賃金が上昇することこそが、デフレ脱却の最終局面なのです。政府がデフレ脱却を標榜している以上、公共事業で人手不足が発生しているならば、単にサービスを「高く」買えば済む話です。

また、公共事業に土木・建設分野の人材を集まり、その分、民間建設事業が推進できないことが「供給制約」というのであれば、そもそも構造的にそんな問題は発生しません。何しろ、土木・建設企業の多くは「公共事業専業」「民間建設専業」の業態になっているのです。技能工も、土木が中心の公共事業と、建設が中心の民間建設事業とで棲み分けが行われています。

公共事業と民間建設事業が「人を奪い合う」などというケースは、構造的に発生し得ないのです。少なくとも「供給制約があるから公共事業を抑制するべき」などという結論が出るほどには、発生していません。

さらに、データを見る限り、
「公共投資(公的固定資本形成)が増えれば、民間建設投資も増える」
というのが現実です。公共事業、公共投資の拡大は、「民間建設投資」を牽引しているというのが、過去のデータから読み取れるわけでございます。

それにも関わらず、「供給制約があるため、公共事業は増やせない」などと出鱈目を主張する人々は、結局は公共事業を拡大したくないという「個人的な感情」に基づき発言している、デマゴーグであると断ぜざるを得ないのでございます。

【三橋実況中継】
2015年が始まりました。三橋経済塾も期を改め、第四期「経済時事」の入塾の受付を開始しました。
http://www.mitsuhashi-keizaijuku.jp/

第一回の講義は1月18日(日)になります。今年は第一回目(及び第十二回目)のみがケーススタディで、それ以外の回は全てゲスト講師をお招きした講義を組み込む予定です。
すでに決定しているゲスト講師陣は、2月が中野剛志先生、3月が青木泰樹先生、4月が藤井聡先生、5月が施光恒先生、7月が岩本沙由美先生、10月が大石久和先生となっています。(その他の月も、1月中には決定する予定です)
皆様、是非ともご入塾下さいませ。

1月から3月は「新春講演」の季節でございまして、三橋は冗談でも何でもなく「月25回講演」のペースで全国を駆け回ることになります。最近は長野(信州中野)や新潟と、雪国の講演が続きました。冬に大雪が降る「脊梁山脈の北側」から南側(関東)に帰ってくると、空気がカラカラに乾いており、日本の「国土的条件」について改めて考えさせられます。

関東や山梨で大雪になると、途端に「豪雪災害」ですが、新潟や長野では「普通のこと」なのです。国土が複雑で、地域の条件が多様であることは、日本国の魅力の一つですが、同時に「安全保障の閾値が地域ごとに異なる」という、厄介な環境を生み出してもいるわけです。

◆飛鳥新社「黄金の拘束衣を着た首相─なぜ安倍政権は緊縮財政・構造改革を推進するのか」のAmazon予約が始まりました。
http://amzn.to/1xT4HxS

本書は「なぜ、安倍総理は緊縮財政や構造改革路線を進むのか」について、最終的な「回答」を解説したものです。

◆徳間書店から「2015年 暴走する世界経済と日本の命運 」が刊行になりました。
http://amzn.to/11mrvZb

◆雑誌「Biz JAPAN vol.2 」から、
http://www.amazon.co.jp/dp/B00PL4XJ12/

さかき漣の連載「秋津島、ものづくり随想」が始まりました。「第一手記 白石和紙」です。よろしくお願いいたします。
さかき漣の連載へのご感想は、以下に書き込んで下さいませ。
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=1773357556223137&id=1504151746477054

◆「月刊 リベラルタイム 2015年 02月号 [雑誌] 」に、「「輸出数量」伸びず「賃金上昇」は期待薄」を寄稿しました。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00QU1D5VO/

◆週刊アサヒ芸能 連載「三橋貴明の列島丸わかり報告書」 第2回「天使の公約」が掲載されました。
http://www.fujisan.co.jp/product/1114/b/1182530/

◆週刊実話 連載「三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』」 第107回 「「再」デフレ化する日本」が掲載されました。
なお、週刊実話の連載は、以下で(二週遅れで)お読み頂くことが可能です。
http://wjn.jp/article/category/4/

◆Klug連載 三橋貴明の「経済ニュースにはもうだまされない」 第288回 言葉の問題
http://www.gci-klug.jp/mitsuhashi/2015/01/06/023018.php

◆有料メルマガ 週刊三橋貴明 〜新世紀のビッグブラザーへ〜 週刊三橋貴明 Vol294 土木・建設産業と労務単価
http://www.mag2.com/m/P0007991.html
今回は土木、建設企業の労働者数、労務単価の「激減」について取り上げます。改めてグラフを見ると、戦慄せざるを得ません。

◆メディア出演

1月14日(水) 文化放送「おはよう寺ちゃん活動中」に出演します。
http://www.joqr.co.jp/tera/

1月14日(木) チャンネル桜「桜プロジェクト」に出演します。
http://www.ch-sakura.jp/programs/program-info.html?id=1520

1月17日(土) テレビ大阪「たかじんnoマネー」に出演します。
http://www.tv-osaka.co.jp/ip4/takajin/

1月10日(土) チャンネル桜「日本よ、今…「闘論!倒論!討論!」 」に出演しました。
http://www.ch-sakura.jp/programs/program-info.html?id=1587

◆三橋経済塾
三橋経済塾第四期「経済時事」 入塾申込み受付開始しました!
http://www.mitsuhashi-keizaijuku.jp/

第一回目の対面講義は、1月18日(日)13時30分から品川で開催されます。三期から四期への自動更新はありませんので、参加されたい方は、三期塾生であっても、
(1) 第四期「経済時事」にお申込みいただく
(2) 入塾プロセスを完了する
(3) 1月18日の対面講義にお申込みいただく
というプロセスを踏んで頂く必要がございます。なにとぞよろしくお願いいたします。
なお、三期のコンテンツは、三期塾生の方は今年いっぱい、ご視聴頂くことが可能です。URLは下記になります。
http://members.mitsuhashi-keizaijuku.jp/?page_id=8
普通に「三橋経済塾」のページにアクセスすると、四期に飛ばされてしまいますので、ご注意下さいませ。

◆チャンネルAJER 今週の更新はありません。

PS
月刊三橋会員の方には、数千円の会員限定割引が適用されます。
三橋経済塾の前に月刊三橋の会員になるには、こちらをクリック!
http://www.keieikagakupub.com/sp/CPK_38NEWS_C_D_1980/index_sv2.php

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【三橋貴明】新たなデマ情報への1件のコメント

  1. 質問者2 より

    明確な定義を大事にされているのですね。三橋様が仰る「新自由主義」の定義と出典をご教示下さると幸いです。

    返信

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