アジア

2018年8月12日

【三橋貴明】黄金の氏族の婿たち

From 三橋貴明

【近況】

突然ですが、
大清帝国の二代目であるホンタイジ、
モスクワ大公国のイヴァン四世
(イヴァン雷帝)、
そして中央アジアに大帝国を
建国したティムール。

この三名に共通することは
何でしょうか。

実は、日本人のほとんどは
知らないのですが、上記三皇帝は、
全員が全員、大モンゴル帝国の
チンギス・カンの子孫を
「お嫁さん」にしているのです。

つまりは、大清帝国も
ロシア帝国もティムール帝国
(及び後継であるムガル帝国)も、
全てモンゴルの「婿様」の
系統国家なのです。

大モンゴル帝国と聞くと、
日本人は「残虐であった」と、
認識します。

ところが、例えば最もモンゴルの
残虐性を叫ぶロシアの歴史書では、
古くなれば古いほど、
「モンゴルの虐殺」等については
記されなくなります。

そして、時代を経るごとに新たな
「史書」が作られていき、
次第にモンゴルの残虐性に
焦点が当たるようになっていきました。

要するに、ロシア帝国の帝室の
正当性を担保するためには、
モンゴルの残虐さを創作し、
アピールする必要があったのです。

とはいえ、ロシア帝国の
事実上の祖であるイヴァン四世の
奥さんは、ジョチ・ウルス
(チンギス・カンの長男の国)
の血脈でした。

イヴァン雷帝がモンゴルの
お嫁さんをもらったのは、当然ながら
「チンギス・カンの子孫(いわゆる黄金の氏族)」
と結びつくことで、自らを
権威付けしようとしたためです。

勃興期にはモンゴルの
黄金の氏族に連なり、
自らの権力を正当化し、
後には平気で「タタールのくびき」を強調し、
モンゴルの残虐性
(これも真実かどうかわかりませんが)
をクローズアップする。

歴史とは、この種の
欺瞞に満ち溢れています。

上記を理解すると、
ロシアの支配下になる直前に、
大日本帝国に救われた
朝鮮半島(大韓帝国)の子孫たちが、

「(いわゆる)従軍慰安婦!」

などと、虚偽のプロパガンダにより、
大日本帝国及びその後継である
現在の日本国を貶めようと
している理由がわかるでしょう。

世界とは、そういうものなのですよ、
残念ながら。

別に、韓国だけが特殊
というわけではなく、
世界とはそういうものなのです。

◆時局 2018年 09 月号 に連載
「三橋貴明の経世論 第18回
積み上がる政府の負債」
が掲載されました。
https://amzn.to/2OZ0SUv

◆週刊実話 連載
「三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』」
第283「国際リニアコライダーと日本の未来」
なお、週刊実話の連載は、以下で
(二週遅れで)お読み頂くことが可能です。
http://wjn.jp/article/category/4/

◆メルマガ 週刊三橋貴明 Vol481
総実労働時間と生産性、失業率
http://www.mag2.com/m/P0007991.html

国際リニアコライダー(ILC)、
リニア新幹線といった「需要」「プロジェクト」
が技術ブレイクスルーをもたらします。

◆メディア出演

8月28日 チャンネル桜
「日本よ、今…「闘論!倒論!討論!」 」
に出演します。
http://www.ch-sakura.jp/programs/program-info.html?id=1655

◆三橋経済塾

平成30年8月18日(土)
三橋経済塾第七期、第八回
対面講義申込開始致しました。
http://members7.mitsuhashi-keizaijuku.jp/?page_id=8
ゲスト講師:上島嘉郎先生(元「正論」編集長)

◆チャンネルAJER
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【三橋貴明】黄金の氏族の婿たちへの2件のコメント

  1. たかゆき より

    歴史戦

    彼等の設置した 慰安婦像は
    一つ残らず 「歴史的」建造物として
    後世に 遺すべき、、

    そして「歴史」とは このように
    捏造されていくものだ と
    その 愚かさを 目に焼き付けるためには

    まだまだ 慰安婦像の 数は 足りない ♪

    返信

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  2. ぬこ より

    そのチンギスハンが義経ならぬ、弁慶だったとする説もあるそうですね。
    詳しくは坂本塾にて。
    信じる信じないはミッツの自由やけど。

    返信

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