From 佐藤健志@評論家、作家
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●もし、あなたが、
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総選挙の結果は、みなさんご存知の通り、
「維持」と言っても、解散したころは、
マスコミの中には、自民党が300議席を取るとか、
ただしこれらの予想については、
とまれ2012年、自民党総裁の座にカムバックしていらい、
ふつうに考えれば、
今回の選挙では、
じつのところ、これは戦後政治の王道。
自民党は1955年に誕生したわけですが、
その意味でわが国は、いわゆる「55年体制」
ならば安倍総理、いよいよ強力なリーダーシップを発揮して、
権力基盤が強固になった(はず)にもかかわらず、
2006年、最初に政権を取ったとき、安倍総理が謳ったのは「
それが2012年、第二次政権になると「日本を、取り戻す」
そして現在、第三次政権にいたっては「まっすぐ、景気回復」。
はじめは穏健なスローガンを掲げておいて、
ここで連想されるのが、静岡県は伊東市にあるホテル「ハトヤ」
ハトヤには釣り堀があり、
三段階で安くなるので、「三段逆スライド」という次第。
とはいえ、なぜ安倍内閣のスローガンも「三段逆スライド」
ここには興味深いジレンマがうかがわれます。
総理として強力なリーダーシップを発揮するうえでは、「
55年体制への回帰は望ましいわけです。
しかし55年体制が存続していた時期は、戦後日本のシステム、
いいかえれば同体制への回帰は、「戦後レジームからの脱却」
「日本を、取り戻す」という第二次政権当時のスローガンが、「
そう形容することもできるでしょう。
しかも55年体制下、自民党が長期政権を維持できたのは、
スローガンが三段逆スライド化するのも道理ではありませんか。
55体制の構造について、さらに知りたい方はこちらをどうぞ。
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本紙編集長の三橋貴明さんは、
世の中、「負けて勝つ」こともあれば「勝って負ける」
景気回復が達成できるか、さらには「戦後」を変えてゆけるか、
では皆さん、素敵なクリスマスを♪
<お知らせ>
KADOKAWAちょくマガ「踊る天下国家」が更新されました。
今回のテーマは「アベノミクスの成否はゴジラに聞け!」です。
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また12月29日(月)、「西部邁ゼミナール」
おなじみ、藤井聡さんとご一緒させていただきました。
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PS
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