From 佐藤健志@評論家・作家
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政治家、御用学者、マスコミの「嘘」
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アメリカのロック・ミュージシャンに、イギー・
1960年代後半、「ストゥージズ」
広範な人気を得るにはいたりませんでしたが、パンク・
ストゥージズは1974年に解散しますが、イギーは数年後、
以後、着実な活動を続けてきました。
アルバムの代表作としては「ラスト・フォー・ライフ」「
2010年には、ストゥージズとして「ロックの殿堂」
日本での公式サイトはこちらをどうぞ。
http://www.universal-music.co.
さて。
イギーは1982年、アン・
題して「アイ・ニード・モア」(カーツ=コール社、米国)。
日本語にすれば「まだ足りない」。
「まだ足りぬ 踊り踊りて あの世まで」とは、歌舞伎の名優・六代目菊五郎の言葉ですが、
しかるに同書には、「資本主義 vs ロック」という箇所がある。
そこでイギーは、興味深いことを書いているんですね。
多少要約して、ご紹介しましょう。
音楽業界に強力な労働組合があったとする。で、その組合が、
賃金は安くてもいい。ただし演奏に関する注文は「
そうしたらオレは、喜んで言われるままに演奏して歌うだろう。
1982年当時のイギーは、必ずしも絶好調ではなかったものの、
ついでにこれは、「ネット配信に押されてCDが売れない」
それがなぜ、いくらでも儲けられる(かも知れない)
続きをご紹介しましょう。
今の音楽業界じゃ、アーティストはトップに立っているか、
どん底の連中は必死にやっても注目されないし、
人形扱いされて、コケにされるんだよ。
もしアメリカの社会経済システムがつくりかえられて、
この本が出てから数年後、アメリカン・ロックの「ボス」
いわく、ロックと商業主義は切り離せない。
社会主義国から楽しめるロックが出てこないのは、
スプリングスティーンの発言にも、間違いなく一理ある。
イギーだって、もし社会主義国で活動していたら「社会主義 vs ロック」などと言い出したかも知れません。
だとしても「資本主義 vs ロック」で展開された主張には、今なお、
悪平等のもとでも文化は栄えませんが、
そのような状況は、「負け組」はむろん、「勝ち組」
事実、ブルース・スプリングスティーンやマイケル・ジャクソン、
最も目立つ例は、やはりマイケルでしょう。
そしてこれは文化に限らず、経済全体についてもあてはまること。
戦後日本のあり方を見直そうとする動きは、たいがい「
わが国は(さまざまな規制や因習による)平等志向が強すぎ、
しかし戦後日本の絶頂期とも呼ぶべき1980年代とは、今、
自由主義的な改革の気運は起こっていたものの、
だとすれば「競争原理と平等性の間でどんなバランスを取ったら、
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第二次安倍内閣が発足したころ、「瑞穂の国の資本主義」
最近はあまり聞かれないものの、「
今度の総選挙、最大の争点は経済。
「瑞穂の国の資本主義」にも、
ではでは♪(^_^)♪
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今回のテーマは「日本再生のめまい」です。
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(12/10、朝8:00より)
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