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2013年7月31日

【東田剛】厳しい現実

From 東田剛

安倍首相が、集団的自衛権の検討を表明しました。
左向きの東京新聞は、「あべちゃんが、集団的じぇじぇ自衛権!」と驚いてみせて、「参院選で抑えていた保守色をにわかに解禁したとも受け取られかねず、波紋を広げる可能性もある」などと論評をしています。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013072802000103.html

相変わらず鈍感ガールですな。

問題の本質は、安倍首相が解禁できる「保守色」は、アメリカ様がお許しになったものに限られるというところにあるのです。

中央日報にこんな記事が出ていました。
http://japanese.joins.com/article/311/174311.html

下らない記事ですが、見過ごせないのは、7月24日、CSISのグリーン氏が、安倍首相と昼食を共にし、「韓国を刺激しないでほしい」というオバマ政権のメッセージを直接伝えたという件と、バイデン副大統領の対談要求の件です。
中央日報なんか信用しなくてもいいですが、少なくとも、24日昼にグリーン氏が安倍首相に会ったのは事実です。

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201307/2013072400111

安倍首相とバイデン氏の対談の結果に関する報道は、こちら。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201307/2013072600701

バイデン氏は、尖閣が安保条約の適用対象であることを確認し(いったい、何度、確認すれば気が済むのか・・・)、予想通り、「日中双方が緊張緩和に努めるべき」と語ったそうです。
有体に言えば、「8月の靖国参拝はやめろ」ってことでしょう。

この対談で、安倍首相はTPPに関して「経済面に加え、日米同盟や戦略的観点からも重要だ」と強調したそうです。
首相が「日米同盟や戦略的観点」と言った場合、念頭にある仮想敵は、中国でしょう。
しかし、米国は中国をTPPに誘い、米中戦略・経済対話を開催し、米中投資協定交渉を始めている。
しかも、この対談は、バイデン氏が安倍首相に「中国と仲良くしろ」と言うために設けられたものです。そんな場で「TPPは、日米同盟や戦略的観点からも重要」と言われたって、バイデン氏にしてみたら「TPPの成功を重視している」としか言いようがない。

いずれにせよ、首相が日米同盟を理由にしている以上、TPP交渉を途中で抜けることは、まずないでしょう。
んでもって、抜けられない交渉を有利に進めることは不可能ですから、日本はほぼ詰んでおります。

ついでに、靖国参拝も、なさそうです。

村山・河野談話の件は、すでに降りました。

集団的自衛権は、米国がOKする話だから進められます。

改憲は、米国がOKという内容ならば可能なのでしょうが、そんな改憲が日本にとっていいものであるわけがない。

安倍政権の保守色を邪魔する最大の障害は、左翼でも中国でも韓国でもなく、今や、米国です。

「親米保守」などというのがあり得た時代は、終わりました。

そのため、親米保守路線の安倍政権は、「親米」と「保守」の矛盾に引き裂かれてしまった。そして、残念ながら「親米」ではなく、「保守」の方をひっこめつつあります。

もちろん、中南米みたいに、急に「反米」を鮮明にするのは無理でしょうから、ある程度は、譲歩も仕方ない。
そのように現実主義的に考えて、安倍政権を支持し続けるのもいいでしょう。

しかし、どこまで譲歩するんですか?

そもそも、「保守」の皆さんは、何を保守したいのですか?
どっかで腹をくくらないと、このままだと、いずれ日本から「保守」は消えますよ。

最低限、必要なのは、米国は「保守」の敵だという現実を認識することです。
その厳しい現実から目を逸らし、左翼や中韓を叩いては「保守」ぶってる連中の集団的自慰権は、憲法解釈で禁止にしましょう。

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【東田剛】厳しい現実への29件のコメント

  1. れいぶん より

     中野さんのペンネーム『東田剛』って高杉晋作の号『東行』→東だGO!!が由来なんですかねえ? だとしたらオヤジギャグはんぱないっす((笑))

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  2. 隆裕 より

    東田先生はじめまして。えっと中・・・おっと言わない方がいいですよね。それはさておき、参院選が終わり自民党が圧勝したわけですが、逆に言えばもうTPPは止められない位危険水域に入ったというわけですよね。本当に将来が怖いです。アメリカに属国化が一層強まるわけですからただ、一つ残念な事があります。僕は許せないのは、安倍晋三を応援してる人達です。正直、僕には安倍や自民党がそこまで良い政権だと思いません今までだって、中国韓国に莫大なODAをして、慰安婦謝罪だとか侵略戦争謝罪だとか、パチンコは禁止せず、日韓議員連盟所属の議員が自民最多、靖国も安倍は参拝せず、公約は破りまくり・・・・この政権のどこが保守愛国なんでしょうか?それなのに、「安倍が最高!」「民主はくそ。自民は最高!」みたいな二元論がひどすぎです。一番守るべきは国益と国体ですよね。それを守るためにはみんなで協力しなきゃいけないのに、安倍信者自民信者は批判するとすぐに「チョン」とか「死ねカス」とか。本当に悲しいです。マスメディアもこのさい言いますが、チャンネル桜とか・・そう・・三橋先生もそうです。「自民ならば何でもいい!」みたいな感じで批判をあまりしてません。三橋先生は特に尊敬してるのでこれにはがっくりでした。悪ければ悪いで見方も批判するでいいんじゃないでしょうか?「安倍がTPP参加なら、我々は断固支持を取り消す!」みたいな。。僕は東田先生はブレなくて大好きです。これからも応戦してます!

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  3. 黒猫 より

    中野さんの言うとおりだと思いますよ。USTRも来ますしね。何しに来るか見ればTPPが何モノなのか良く分かりますよ。そして米国が保守の敵だってことも良く分かります。郵便局がアフラックと提携強化するのだって、普通に考えたら他社にとっては参入障壁以外の何モノでもないのにね。共産党の躍進もTPPに真っ向反対しているからだと思いますし、しかし、それの何がいけないの?ただ、中野さんの言うとおりだはと思うけど、じゃあだったら日本はどうしたら良いの?「俺に聞くな!」って感じ?中野さん的にはもうあきらめモードなの?

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  4. 日本を、あきらめる より

    もう語ることを自己目的化するのはやめようと思っていたのですが、自己矛盾をみつけてしまったので、告白します。「反左翼批判に快哉を叫ぶ」ということと、「勉強したい」という価値自由志向は明らかに矛盾してました。今のところ、この「矛盾」を封じる術を私は知りません。なので、開きなおって、オープンなままにさせてください。いずれにしても、書きこみが自己目的化するよからぬ兆候を自分で感じましたので、今後は閲覧だけにさせてください。

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  5. 日本を、あきらめる より

    レスポンス有難うございます。耳に痛いお言葉ですが、「空気扱い」されるよりは数段嬉しい。私のスタンスに対して若干の誤解がおありようですので、「拙い日本語」で「説明」させてください。>そういったことを今後も続けるのであれば言論人として非常に問題があると思いますよ。>どうして全てを愛国・売国二元論にするのですか?私は、もともと「主義者」ではないし、ただのノンポリの「反・反左翼」です。ですので、愛国・売国では決して物を語りませんし、当然、二元論者でもありません。ましてやネジのきっちり閉まった真正左翼というわけでもありません。ただ、「抑圧の移譲」チックな反左翼な人たち(誰とはいいませんが)のある種の自己撞着を鮮やかに辛辣にユーモラスに指摘してくださる東田先生の知性に快哉を叫ばずにはいられず、そして感極まって、(今回の参院選を機に)ほとんど衝動的にレスに及んでしまった。それだけのことです。そのさい、東田剛先生や中野剛志先生の国家観が私のそれと「一致」しているかどうかは、ありていに言って、どうでもよいことでなのです。 ただ、それだけのことなのに、そんな私に「言論人」(形式的には確かにこの掲示板で受けこたえする人は誰でもそうだという事になりましょう)の矜持を求められてもただただ、おもばゆいばかりです。(所謂「言論人」を目指すなら、はっきり言って、もっとまっとうなプロセスを踏むと思います。ブログを開くとか、実名を明かすとか、雑誌に寄稿するとか。別にそんな欲望も覚悟もあるわけではないが、勉強はしたい、素朴な疑問を打ちあける場所、答えの得らそうな場所は欲しい。だから、私には掲示板の書きこみと応答で十分なのです。)最後に繰りかえしになりますが、どのように厳しいご指摘であっても、コメントを寄せていただいた事には感謝いたします。

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  6. 日本を、あきらめる より

    あなたが問題にしておられるのは、広い意味での有識者(含政治家)のことらしいですね。私は、狭義の「政治家」のことを問題にしており、そこに食いちがいがあるかも知れません。早合点して済みません。

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  7. 日本を、あきらめる より

    安倍晋三氏が本当に凡庸なのか、凡庸「なのに」選ばれたのか、凡庸「だから」選ばれたのか。。。別の言いかたをすれば、何故、「安倍晋三系」ではなく安倍晋三氏その人なのか。。。政界の内情にさほど、明るくない私としては、そこが合点がゆかないのです。以前、あれほど不面目な辞めかたを(少なくとも大方の有権者にはそう見えていたはずです)した人物を押し頂くリスクを思えばなおさらです。実際に選んでしまった後のことは、仰るとおりのこともあるかも知れません。私自身は、仰るようなどちらかというと「観念的」(貶しているつもりはありません)なものより、リアルな利害(選挙互助会)の方が大きいのではないか、依然思っていますが。。。

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  8. 名前はまだ無い より

    二度も総理総裁に選ばれるということは政界でもけっこう愛されていると思いますね。何より財界の覚えがめでたいですね。石原新党(太陽の党)の誕生を「日中関係に具合が悪い」とおっしゃった米倉経団連会長が支持するくらいですから。マスコミが警戒するのは戦後体制の変更につながるような憲法改正をしたり日本にとっての正当な歴史観を堂々と主張する『ナショナリストの安倍』であって『ドリルで岩盤に穴をあけてFTAAPを目指す新自由主義グローバリストの安倍』ではありません。『自民圧勝』の文字が踊る今回の選挙戦の報道を見る限り安倍自民党は基本的にマスコミに支持されていると見ていいでしょう。一部左派には反発がありますが。上念司さん、倉山満さん、田中秀臣さん、高橋洋一さんと言った方達が保守したいのは自分の利益でしょう。それ以外に何かあるのでしょうか?私は安倍さんの外交には全て否定的ではありません。アメリカを本質的には怒らせないようになんとかじりじりと日本の主張をしていこうという姿勢も有ってその点は評価されてよいでしょう。拉致問題に関しても独自の動きを見せています。私が『保守』言論人に対して腹がたつのはこうした安倍さんの二面性をきちんと分析して是々非々で支持するのならばともかく小泉も橋下も石原も石破もこいつらは全部くずであらゆる面で安倍さんが勝っていて素晴らしいかの要に喧伝したことです。それは嘘でしょう。安倍さんには良いところもある。しかし欠点もある。政治家というのはあらゆる方面から支持を集めまた党という組織を代表するのだから様々な面が有って当然なのです。ましてこの低投票率で浮動票の力は決して大きくはない。どうして全てを愛国・売国二元論にするのですか?それが理解できませんし、そういったことを今後も続けるのであれば言論人として非常に問題があると思いますよ。

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  9. Masahiko Misu より

    「保守」の皆さんが何を保守したいのか。私も考えますが、最近は自分自身を守りたいのではないかと思っています。凡庸な政治家である安倍晋三という人を、日本の救世主であるかのように評価してしまった自分自身を守りたいのではないかと思っています。ですから東田さんが、指摘なさっている厳しい現実に言及できないか、言及しても安倍晋三首相の責任ということに言及しないですまそうとします。安倍首相が政治の最高責任者であるにもかかわらず、安倍氏は政治的に免責されてしまっているかのような言論を展開します。「保守」の皆さんの国家の名誉や歴史や伝統を守りたいという公的な言論とは裏腹に、安倍氏を過剰に評価してしまった自分自身を守りたいという私的で卑しい感情が隠されている気がして仕方がありません。念のため申し上げておきますが、安倍氏を評価していなかった保守の方々には関係のないことです。

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  10. 名前はまだ無い より

    日米共同声明で「全ての物品を対象とした関税の撤廃」を目指すことが明らかになり、また日米EPAにおける自動車関税に対する日本の譲歩、がん保険分野における郵政とアフラックの提携も決定し事態は刻々と変化していますね。二年前に中野ホサ官が言われた懸念はほぼ正しかった。日本政府から「TPPから換骨奪胎する」というメッセージは聞こえてきません。おそらく農村の共同体は解体するでしょう。残念ですが。

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  11. 名前はまだ無い より

    人のコメントに返信するならばまともな日本語をお使いください。私は日本人なのでどこまで言っても日本をあきらめる気はありません。

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  12. こじこじ@京都 より

    そろそろ感情論むき出しで批判するのは辞めて欲しいと、頭にきています。無論、東田氏にではありません。TPP反対派にもTPP賛成派にも無茶苦茶な奴がいます。TPPの議論において、東田先生が言われた二年前のことを未だに引き合いにだして批判する方がおられますが、いい加減にしろと言いたいです。状況は刻一刻と変わってるんだよ、情報がまだ少なかった時の話しを蒸し返してもしかたないでしょうが。

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  13. 日本を、あきらめる より

    >1、選挙互助会(単/復)>2、「保守」という記号あ、もう一つ思いついた。3、「反左翼」というセルフイメージ2とどう違うのか自分でもよくわかりませんが。

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  14. 日本を、あきらめる より

    >私はたぶん『保守』ではないのですが『保守』の人たちは日本がどうなろうが安倍さんの地位が安定していることが『保守』であるということのようです。安倍さんを批判するものは偽装転向コミンテルン。青いな、キミは。安倍晋三というひとが、政界でそんなに愛されているとでも思っているのかね。 。。。。 いや、私もよくは知らない。でも、そんな事は、大した問題では、ない。それより、「保守」と称する人が「保守」したいのは、以下の二つのうちのいずれか、(またはその両方)だと思いますね、私は。1、選挙互助会(単/復)2、「保守」という記号だから、東田剛先生が今更のように次のごとく悲憤慷慨してみせるとき、失礼ながら「いろいろ知っているようだが、案外、乳臭いな」などと思ってしまいます。>そもそも、「保守」の皆さんは、何を保守したいのですか?>どっかで腹をくくらないと、このままだと、いずれ日本から「保守」は消えますよ。私自身は「保守」が消えても何の痛痒も感じませんね。記号が消えても人の営みが消えるわけではない。いえ、むしろ、大歓迎です。こんな変てこなマジックワードが流通し続ける限り、「名を糺す」という動きは永遠に始まらないからです。ところで、東田剛先生という方は中野剛志先生との間にどの程度長幼の隔りがあるのだろうか。ご存知の方、どなたか。

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  15. kuppo2007 より

    中国よりの民主党とか米国よりの自民党とか言われますがよくよく考えたら、両国とも先の大戦の連合国側なんですね。韓国は何とか戦勝国側に入りたい為、日本に植民地にされた事にしました。それは敗戦国には大変重たいペナルティを背負わされる事を知っていた為だと思います。新聞やマスコミは中国や韓国よりだと言う意見がありますが結局連合国側、勝った方に付いたと言う事なのだと思います。(どらえもんで言うとスネ夫ポジション)何が言いたいかと申しますと、結局日本は連合国側に搾取される立場でしかなく、どんな国も独立する為に独立戦争までし、血を流してまでしてようやく独立を勝ち取っている訳で単に憲法改正が出来れば独立できるかと言う簡単な話ではないと言う事に気づきました。本当に我々日本人はそこまでの覚悟を持っているのでしょうか?

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  16. 日本を、あきらめる より

    >「もっと、印象に残るように書かないと」とお伝えいただけないでしょうか。(逆切れw)済みません。少し、ふざけ過ぎました。非礼をおゆるしください。

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  17. 航海長 より

     アメリカが日本の集団的自衛権の行使を容認するのは、いざ中東あたりでもう一度戦争が起きた時に助けてもらうためでしょう。その時には既に世論も今とは違い、アメリカ様々をお助け申し上げるべし!という意見が大勢になってしまうでしょう。朝日や毎日だって、左翼系新聞であり続けるかどうか。 それと、国土強靭化も実施できるか怪しくなってきました。この期に及んで公共事業費削減というニュースがNHKで流れましたが、ここでケインズを復活させない限りデフレギャップが埋まりません。解決策は眼の前にあるのに・・・。 消費税増税やTPPも、もはや避けられなくなるでしょう。 日本、どうなんの?悲観的ではありますが、ここ15年間どころの話じゃないくらい、凄まじいデフレーションに見舞われそうな気がするのです。 そして、国民の不満の捌け口はどこに向けられるのか?イランやシリアですよ。2003年のイラク戦争と同じようにね。『戦争は平和、自由は屈従、無知は力』ジョージ・オーウェルは偉大です・・・・。

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  18. 佐古櫛隊 より

    いっそアメリカと同盟を切った方が日本の為にいいんじゃないかとすら思えてきました。TPPのような、主権を奪われるに等しい条約に参加させられる上に竹島や尖閣の領土問題で明確に日本の肩を持ってくれるわけでもなく、従軍慰安婦に関する変な決議をして韓国が慰安婦象を建てる事を許し、靖国参拝にすらいい顔をしないというのではアメリカと組んで一体何が日本の為になっているのかわかりません。こんな国がいざ日本に有事が起きた際に本当に守ってくれるなどとは到底思えないです。

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  19. momo より

    日本の敵はアメリカだってことはTPPで私もわかりました。これからの日本が目指す道は安全保障問題において脱アメリカに向かうことだと思います。

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  20. 西田剛 より

    親米保守の人々の頭の中の世界はひどく単純化されており、世界が敵と味方の真っ二つに分けられています。おまけに彼らにとっての世界とは、味方としてのアメリカと敵としての中国と南北朝鮮、そして日本しかないように思えます。日本にとって他国とは、互いに競争し合う敵同士としての関係でありつつ、互いに協力しあう味方同士としての関係でもあります。しかし親米保守の人々はこの二面性を理解しません。彼らは日常生活でも自分を取り巻く人間関係を敵味方に分けているのでしょうか。たしかに仲のいい人悪い人はいますが、それはあくまで相対的なものであって、人間関係は互いに近づいたり離れたり流動するものではないですかね。外交関係とて同じことで、親日的か反日的かなどという言葉を彼らはよく使いますが、たとえば競争には勝敗が伴う以上、すべての国は反日といえるのではないでしょうか。そして日本も勝とうとするすべての国に対し「反」なのです。元CIAおよびNSAスノーデン氏の暴露によってアメリカが競争相手日本に対し、まさに反日的な監視を行っていたことが判明しました。決して気分のいいものではありませんが、まあ競争相手ですからさもありなんという気もします。問題は日本のほうです。同盟国のアメリカがそんなことをするはずがない、なにかの間違いだろう、といった空気のもと不問にされています。親米保守の人々には心理的に受け入れがたく、頭脳面では理解を超えたアメリカの行動なのでしょうね。

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  21. とみちゃん より

    「最低限、必要なのは、米国は「保守」の敵だという現実を認識することです。」というのは、まさにその通りです。戦後我が国の共同体を解体し続けたのは、同盟国であるはずのアメリカです。冷戦時代は、共産主義という脅威が、アメリカという真の敵を覆い隠していただけなのかもしれません。冷戦が崩壊し20年以上過ぎて、やっとアメリカの本当の姿が見えるようになったにすぎないのだと思います。しかし、まだまだ保守と呼ばれる人たちの多くは、この厳しい現実に気付こうともせず、冷戦時代描いていた自分たちの願望を有識者の意見として世間にばらまいています。アメリカが日本にある程度友好的だったのはソ連という敵がいたからで、その敵が消えた今は、アメリカにとって日本はもはや守るべき存在ではないのです。ふんだくれるうちにふんだくって日本から甘い汁を吸おうというのがTPPの本質なのではないでしょうか。軍事の面で完全にアメリカに勝てない日本は、TPPに入るしか生き長らえる道があるいはないのかもしれません。しかし、どうせ負けるから初めから戦わない、長いものには巻かれようという態度を、保守を自負する人は取るべきではないと思います。奥歯に物が挟まった言い方しかできない保守の有識者ばかりの中で、唯一東田さんのこのネット配信だけが、保守言論人の良心だと思います。

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  22. arakawa より

    「ISDSの件がデマ」だという人と、「TPPは単なる通商高所に過ぎない」という人は要注意です。少なくともそういう人にTPP交渉をやってもらいたくないです、問題なくてももめるくらいじゃなければ、TPPに賛成なんてして欲しくないです。そういう人たちの特徴は、日米同盟の重要性をとき、米国の強大な力を強調するくせに、こういう交渉などでは米国は間抜けであるかのように米国を貶めたりします。よほど日本人を油断させたいのでしょう。コミンテルンも結構だけど、CIAは日本で何をしているんですか?スパイ防止法の無い日本のために、日本を守ってくれているとでも思っているんですかね?小沢系などの厄介なTPP反対派に足を引っ張られずに、東田氏には今後もがんばってもらいたい。最近は官僚をやめて堂々と言論で勝負しろと、わけのわからない批判をする人も出てきましたねw安倍さんを批判できないという制約で、まともなTPP反対派をせっかく押さえ込んでいるのに、東田さんが自由奔放に発言するので余程嫌なんでしょうね。

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  23. 名前はまだ無い より

    私はたぶん『保守』ではないのですが『保守』の人たちは日本がどうなろうが安倍さんの地位が安定していることが『保守』であるということのようです。安倍さんを批判するものは偽装転向コミンテルン。まあ私はそもそもそれほど安倍さんを高く評価していなかったですから極左なのでしょう。極左の私としてはやはり安倍総理は8月15日に全閣僚を伴って靖国参拝を行い英霊に対する感謝と追悼、そして平和を希求して行動すると宣言することこそが最大のプロパガンダだと思っています。そして「われわれはいかなる脅しにも屈しない。拉致被害者を全員取りかえす」とおっしゃっていただければこれほど素晴らしいことはありません。

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  24. ハヒフヘーゾー より

    保守分断 よく聞きますねえ確かに。しかし、安倍総理そのものが保守であるかどうか怪しいのに、分断もクソもないでしょうに。

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  25. 夏みかん より

    言いたかったことを言っていただき、朝から爽快でした(∩∇`)「私たちは目覚めた!」「もうマスコミには騙されない!」「愛国!」とか言いながら、結果的に支持する政策が“構造改革”なら、別に今までと何も変わってないじゃないですか。TPPや構造改革に賛成しながら、どうして“保守”を気取っていられるのか、本当に謎です。

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  26. ごうだたけし より

    TPPのISDSデマが酷い。お前のせいで、参院選で共産党ほか左翼政党に票が流れた。保守分断工作だ。=====さんざん言われていますね。

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  27. 名無しの権兵衛 より

    このような状態になっているのは、未だに戦後利得者の影響が大きいからではないでしょうか。特に大手マスメディアは酷いと感じます。TPPはその典型例ですね。その意味でこのTPP問題では、「親米保守」が「親米重視」か「保守重視」なのかを判断する良いリトマス試験になりましたね。

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  28. 日本を、あきらめる より

    >問題の本質は、安倍首相が解禁できる「保守色」は、アメリカ様がお許しになったものに限られるというところにあるのです。>集団的自衛権は、米国がOKする話だから進められます。>改憲は、米国がOKという内容ならば可能なのでしょうが、そんな改憲が日本にとっていいものであるわけがない。で、日本は最終的にイランとイスラエルのどちらに肩入れすることになるんですか?中野剛志『日本防衛論』(角川書店、2013年)ぐらいは読んでますが、そこのところが、さっぱり思いだせない。「もっと、印象に残るように書かないと」とお伝えいただけないでしょうか。(逆切れw)

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  29. 関谷 善保 より

    中野先生の著作、ほとんど購入させていただいています。これからも応援しています。

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