FROM 三橋貴明 http://keieikagakupub.com/38news/
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「国の借金が1000兆円を超えた」「一人当たり817万円」
「次世代にツケを払わせるのか」「このままだと日本は破綻する」
きっとあなたはこんなニュースを見たことがあるはずです。
一人の日本国民として、あなたは罪悪感と不安感を植え付けられてきました。
そうしているうちに、痛みに耐える消費税増税が推し進められ、
国民は豊かにはならず、不景気のムードが漂い続けています。
本当に増税は必要だったのか?
そもそも「国の借金」とは何なのか?
その答えはこちら、、、
http://www.keieikagakupub.com/sp/38DEBT/index_mag1.php
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十二日間連続講演の十一日目です。今は福岡にいます。我ながら吃驚してしまったのですが、講演で東京や地方をぐるぐると動き回っている間に、今年最初の単行本を(ほぼ)予定通りに書き上げてしまいました。
人間、やればできるものです。(本当は昨年から書き始めなければならなかったのを、さぼっていたので、最後、地獄になったのですが)
さあ、今年の三橋の執筆活動のテーマは「生産性」です。昨年も、生産性、生産性言っていたではないかと思われるかも知れませんが、今年はさらにクローズアップさせる、という意味です。
というわけで、一冊目も生産性、二冊目(2月末〆切)も生産性がメインテーマになっています。もちろん、切り口は全然違うのでございますが。
ちなみに、わたくしが言う生産性の向上とは、
「規制緩和で〜、新規参入を〜」
と、所得の食い合いをさせるのではなく、
「将来のインフレギャップ(超人手不足)を埋めるために、設備投資、人材投資、技術開発投資、そして公共投資という【四投資】を増やし、現在のデフレギャップを埋める」
というものです。
モノ、ヒト、技術という経済の三要素を強化し、98年以降に毀損してしまった日本の経済力(モノ・サービスを生産する力)を取り戻すと同時に、デフレ脱却を果たすのです。そのためには、四つの投資を拡大するしかありません。
とはいえ、未だデフレが継続している状況では、民間はなかなか設備投資や人材投資、技術開発投資に乗り出せません。もちろん、介護分野のロボット化や土木・建設分野のドローン技術導入など、ワクワクするような投資が始まっていますが、全般には広がっていません。
だからこそ、今、リスクをとることが可能な政府が公共投資、技術開発投資を拡大するのです。政府が「今」投資を拡大することで、
「将来のインフレギャップを埋める生産性向上が達成されると同時に、今のデフレギャップを解消する」
という、現在の日本にとって最も適切な成果を導くことができるわけです。
『地方に高速整備を 参院自民に議連
http://www.asahi.com/articles/ASJ1N6W5CJ1NUTFK00P.html
参院自民党は20日、地方への公共投資を促す議員連盟「故郷を支援する参議院の会」を発足させた。新幹線や高速道路が都市部に偏って整備されたことが地方の衰退を招いたとして、今後10年間で10兆円規模の予算を組み、地方の高速交通網を完成させるよう政府に提言する。
今夏の参院選に向け、地方の一人区の戦いを有利にする狙いがあり、安倍政権へのばらまき批判を強める野党との対立軸になる可能性もある。
会長に就いた吉田博美・参院国対委員長は20日の初会合で、「我々が求めているのはばらまきの、無駄な公共事業ではない。真に必要なインフラを短期間で集中的にやり、地域の経済活性化を図ることが大事だ」と主張。議連には党所属参院議員の約8割が入り、顧問には溝手顕正・参院議員会長ら執行部が加わるなど参院自民党を挙げて地方への公共投資を求める。
議連では、新幹線や高速道路が東京を拠点に太平洋側に偏って整備された結果、日本海側や四国など地方の衰退を招いたと指摘。
今年夏の参院選から導入される鳥取と島根、徳島と高知の選挙区を統合する「合区」も、高速交通網の偏在による人口減が理由の一つだとした。議連は、地方の高速交通網を整備すれば、国内総生産(GDP)の拡大や地方創生にもつながると主張している。』
最近の自民党としては、珍しくまともな動きが起きています。地方に対してのインフラ整備を促進するため、政府に予算措置を求める議連が参議院で発足したのです。事務局長は、西田昌司先生で、自民党所属参議院議員の八割が入りました。
未だに公共事業悪玉論が蔓延する中、堂々と「公共投資」「インフラ整備」を求める議連が発足したことを、素直に喜びたいと思います。
今後は「レトリック」の戦いになりますが、例えば、
「地方は人口減少しているから、公共投資やインフラ整備はいらない」
というレトリックに対しては、
「今後の日本の人口減少は生産年齢人口比率の低下だ。生産年齢人口の割合が減る以上、求められるのはインフラ整備による生産性向上だ」
と、返す。あるいは、
「新幹線を地方都市に引くと、ストロー効果で衰退する」
という根拠なき貶めに対しては、
「新幹線という高速鉄道で地方同士を短時間で結ぶことで、商圏の拡大が可能になり、地方経済の成長に貢献する」
と、即座に反撃する。
といったスタイルで、野党、マスコミ、そして「国民」の批判をかわしていかなければなりません。
わたくしも、一日本国民ながら、地方に適切なインフラが整備されていくよう、言論活動を通じて支援したいと思います。皆様も「故郷を支援する参議院の会」をご支援くださいませ。
「故郷を支援する会の発足を支持する!」に、ご賛同下さる方は、↓このリンクをクリックを!
https://youtu.be/znh3uJV_Ggs
—-メルマガ発行者より
【耳寄り情報】
「日本が国債破綻しない24の理由 ~国の借金問題という<嘘>はなぜ生まれたか?」
http://www.keieikagakupub.com/sp/38DEBT/index_mag1.php
『三橋さんは過激な発言をする人だと思っていましたが…』
By 服部
“私は今年退職をして、世間から離れて行く様に感じていました。
そんな時、月刊三橋をインターネットで見つけ、三橋先生の
ご意見を聞くようになり、世の流れに戻る感じがしました。
月刊三橋を聞き始めて3か月になります。
最初は過激な発言をする人だなあと思って聞いていましたが、
今回の国債破綻しない24の理由を聞いて、
今まで何回も聞いていた内容が、私のように頭の悪い者でも
やっと理解出来るようになりました。有り難うございます。
これからの日本の為にも益々頑張って頂きたいと思います。”
服部さんが、国の借金問題について
理解できた秘密とは・・・▼▼
http://www.keieikagakupub.com/sp/38DEBT/index_mag1.php
【三橋貴明】故郷を支援する参議院の会への4件のコメント
2016年1月22日 8:33 PM
三橋さん私は今の状況の中で三橋さんや藤井先生の活動などが思ったほど成果を上げる事が出来ないのは仕方ないと思う。国家破産がーの洗脳はムチャクチャ強力でこれを突破するのはなかなかほとんど不可能と言っていいほどの困難の中戦い続ける経世済民陣営の方々には感謝しかない。又WJF等のように経世済民派がch桜みたいに新自由主義の連中とグルでプロレス的に見せ掛けだけの活動してるとも思わない。三橋さんのブログや、書籍、メディアでの発言等は初めての人が触れたら確実に反安倍になる情報を発信しているからです。そこへいくと西田昌司議員ありゃなんですか、週刊西田での安倍擁護、しかも今の新自由主義政策は安倍の真意ではないと言う明確な嘘をついている。私は何も出来ないのは責めないが(西田議員はそんなに権力は無いだろう)、片棒を担ぐのはそれはもう売国奴だと思う。という訳で西田とch桜は売国奴です。この二者がこれを覆すには相当の事実を提示しないと無理ですよ。因みに藤井先生は国土強靭化の為だから仕方が無いと思っています。で今回の記事だけど三橋さんあなたこの事を理由に、次に選挙で又自民支持に持っていこうとするんじゃないだろうね。もしそうならあなたも売国奴ですよ。WJFの言ってる事が完璧に正しい事になる。たとえこの言い訳めいた会の議員のみを支持するんだとしても同じ事だよ。絶対に自民を支持するんじゃないよ。それをやったらアンタは終わりだ。
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2016年1月24日 10:10 AM
参院自民党の中で、個々の見識に頷ける議員はいるが、いずれも私の選挙区ではない。長いことそれを不幸だと思っていたが、近年はむしろほっとしている。
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2016年1月25日 5:44 PM
お金の制度(金融制度)。 銀行が資金の10倍くらい(レバレッジ)まで貸し付けられる法的制度の歴史は200年未満の歴史しかありません。米国での法的奴隷制度は300年くらい?続きました。 200年前、資金の10倍もの貸し付け(金の預かり証の偽造で貨幣の私的発行と同じ)が発覚したら絞首刑でした。日本のバブルの時、安易な、あるいは架空のような貸し付け(私的貨幣発行)をした金融も坂さ吊りが妥当でした。ポケットの中身や裏帳簿。 国民(市民、企業)の預金(1000兆円)を食い尽くして、まだ足りないので国債を発行する姿は、統治業界の金融制度の運営能力欠如を表しています。 例えば、金融機関の手を経ない独立リニア新幹線ファンド(NPO)の設立。利回り3%以上、東京、大阪間往復無料券10枚/年間、マイナンバーの利用、100万円_100万人=1兆円の資金。箪笥預金の有益、有効な利用制度の未開発。 温泉、原発、プラズマ医療、熱核融合・・・ファンドなど、空気、水、食料、エネルギー、土地、防衛などに絡む金融制度はNPO的精神が必要。 世界中に原発は460基しかありません。日本人の預金1000兆円で1000基/1兆円/1基の建設が可能でした。太陽が核融合ですから100年の計で考えれば廃棄物の処理も可能のような? デフレは金融機関(統治業界)にお金の運用能力がないことを証明していますので、金融制度の解体再生が必要になります。 大きすぎて潰せないとの判断は間違いで、大きすぎて孫、ひ孫の世代にどんな影響が出るのか分からないから、清算、整理、再生が必要でした。 輸入大豆9粒、国産1粒で10粒の国産大豆?、あるいは、この納豆は米国、カナダ産大豆を使用しており、国産の遺伝子組み換え大豆は使用しておりません? 役人小技で預金1000兆円が国債に化けた財務省の暴走は戦前の軍隊のコピーに見えます。 3500万人(年金)も遊んで暮らせる社会を築いた戦後の有能な統治業界はどこへいったのでしょうか 落選すると人以外のものに変身する国会議員業では不可能で、結局、財務省と国会議員業の暴走が、国民の生活困窮を招き、再び3500万人が遊んで暮らせるようになるまで200年?掛かりそうな按配です。 平和の向こうで姿のはっきりしないカツアゲが国民の生活困窮を引き寄せるとき、かつての米軍による日本軍解体のように、日本人自身の手による政府の解体再生(選挙)で右往左往する姿が浮かびます。
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2016年1月26日 9:49 AM
>真に必要なインフラを短期間で集中的にやり、地域の経済活性化を図ることが大事だ 深層では一院制を唱える総理?に潰されないよう頑張ってください。 考えてみると明治維新(それ以前の時代も)後から政府が行ってきたことは殆んどが過去を否定(全部ではないでしょうけど)して欧米外来文化を取り入れてきたってことですよね。今では童謡と言われて久しくなったモノも初期は唱歌として政府が推進、教育してきた外来モノに日本語を載せたモノだったのです(それに反対する世代意見も今のように在ったのだと思います)。結局何処まで行っても日本政府は根本的には革命組織でしかないのかもしれません)自由民主にしても社会共産にしてもどちらとも外来思想なのですし。どちらとも日本には無かったモノなのです。自民党が保守党と言うのも根は詭弁ですね。 敗戦占領した後の世代である総理は、以前の欧米ではなく米のみの外来モノを強力に推進しよう(操られているに過ぎないとしても)としているグローバリストなのでしょう。そして日本政府の存在は自由主義にしても共産主義にしても革命政府なのです。ならばこのような組織で内部から抗うしかないのかもしれません。
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