アメリカ
政治
日本経済
2025年9月8日
【藤井聡】【偽善医療】 私達の暮らしにかかせない「医療」の業界にはびこる過剰なビジネス主義は私達に深刻な被害をもたらしている。この現代最大のタブーの真実を是非知ってください。

この度、医師の木村盛代先生との共著
『偽善医療』
https://www.amazon.co.jp/dp/4819114611
を出版いたしました。
これは、現代日本「最後のタブー」である医療業界の闇にメスを入れるもので、昨年出版した『過剰医療の構造』(https://www.amazon.co.jp/dp/4828426019)をさらに掘り下げた書籍となっています。
そもそも今の自分があるのは医者様のお陰であって、もしあの時のお医者様がいなかったらもっと不幸な人生だったかも知れない――という話は誰の身にもあるものだと思います。
しかしだからといって私達は医師達の言いなりに生きていけばそれでよいのかと言えば、そんな筈はありません。それは例えば、誰しもが子は親に甚大なる恩があったとしてもだからといって親なら子に対して何をやっても許されるという訳ではないのと同じです。
本書はそんな問題意識に基づいています。最後までお読みいただければ、医療業界に如何に多くの理不尽な「不正」がまかり通っているかが痛いほどにお分かり頂けると思います。例えば、通院・入院させなくてもいい患者に病院ビジネスのために通院・入院させるといった不埒が横行しているのです。
つまり今日の医療は概して医療関係者達のビジネスのために「過剰」なものとなっているのです。しかもその過剰医療のせいで人々の健康が損なわれてすらいるのです。
それだけでもおぞましい話ですが、それに留まらず、彼らはおしなべて「これはあなたにとって『善』い事なんですよ」と説明しながら――ちなみに彼らにはウソをついているという自覚は必ずしもありません――その「過剰医療」を勧めてくるのです。
しかし、医療関係者が提示するその「善」は単なる偽りの善、すなわち「偽善」であるというケースが驚く程に多いのです。
本書は、そんな「偽善医療」の実態を徹底的に明らかにした本です。その実態を理解したとき、日本の衰退の根本的なメカニズムがクッキリと理解出来る筈です。日本衰退のラスボスは実は緊縮財政を徹底する「財務省」ではなく、その緊縮の根源的原因となる医療費の肥大化をもたらした医療ビジネス界であり、その根幹にある日本医師会だったのです。
是非とも、この「現代日本最大のタブー」に、医師であり厚生省の元医系技官でもあった木村盛代氏と共に斬り込んだ本書
『偽善医療』https://www.amazon.co.jp/dp/4819114611
を最後までご一読頂き、日本の真の闇をしっかりとご理解頂きたいと思います。
何卒よろしくお願い致します。
京都大学大学院 藤井聡
追伸1:「偽善医療」対策は、トランプ政権においても大いに重視されています。「WHO脱退」はその象徴。要は医療業界の中枢部をディープステートと見なしているわけです。トランプ政権との日米交渉・日米外交を適正化するためにも、日本でも「偽善医療」問題を重大な政治課題として取り扱うべきなのです。
『トランプ・ディールで日本復活!』
https://www.amazon.co.jp/dp/4591186210/
追伸2:『日本衰退のラスボスは実は緊縮財政を徹底する「財務省」ではなく、その緊縮の根源的原因となる医療費の肥大化をもたらした医療ビジネス界であり、その根幹にある日本医師会だったのです。』この構造を財務省側の視点で論じたのが、コチラ。是非こちらもあわせてご一読ください。
『財務省は敵か味方か』
https://www.amazon.co.jp/dp/B0FLCNZDND/
コメントを残す
メールアドレスが公開されることはありません。
* が付いている欄は必須項目です