ニコニコ生放送で、
【知識深化!三橋貴明の経済分析チャンネル】
https://ch.nicovideo.jp/takaakimitsuhashi
を始めます。
ニコニコ動画のコメントであれば、
アンチの粘着を廃止し、
質問に答えられます。
ちなみに、わたくしは
芸能・スポーツ以外ならば、
何でも答えられます
(分からんことは、分からんと言いますが)。
記念すべき第一回は、
藤井聡先生をお招きした
対談形式の生放送となります。
皆様、是非ともチャンネル登録を
お願いいたします。
【今週のNewsピックアップ】
しばき型保守
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12865391564.html
しばき型リベラル
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12865520788.html
三橋は過去に一度も、
「保守」だの「保守派」だのと
自称したことはありません。
本当に「一度もない」のです。
理由の一つが、
日本の「いわゆる保守」派が、
現実には保守でも何でもないためです。
日本の「いわゆる保守」は、
極めて不思議な定義になっています。
「親米保守」「しばき型保守」が、
日本の「保守派」なのです。
親米保守について、
説明はいらないと思いますが、
分かりにくいのは
「しばき型保守」です。
しばき型保守の政治家は、
靖国神社に8月15日に参拝します。
結果、「いわゆる保守」と自称している
(というか勘違いしている)
国民に喝采される。
靖国参拝で支持率を引き上げた上で、
「緊縮財政」「規制緩和」「自由貿易」
という、
国民を苦しめるグローバリズムの
トリニティを推進する。
国民を苦しめる保守。
なぜ、そんな奇妙な概念が
成立するのでしょうか。
そもそも、国民を救うはずの「保守」と、
国民を苦しめる緊縮財政、
規制緩和、自由貿易という
小さな政府路線が両立するのか。
それがね、両立するんですよ、
日本では。
典型が、稲田朋美。
稲田は自著
「強くて優しい国(※2021年刊行)」で、
コロナ対策について、
「日本人の強さを信じない、
なんの工夫もない支援策には反対だ。」
と、書いています。
これです!
靖国神社に参拝し、
「わたしホシュです」とアピールし、
「いわゆる保守」系の支持を得て、
「日本人は強い!
もっと頑張れる!
政府の支出は削減し、構造を改革し、
日本人の強さを引き出すのだ!」
というレトリックで、
国民を「しばく」連中を、
三橋は「しばき型保守」と
呼んでいるのです。
日本人は別に強くありません。
というか、人間の強さ弱さに、
そんな極端な差が出るはずがない。
強さ弱さがはっきりするのは、
人間、一個人ではなく
「共同体」です。
共同体には、確かに強弱がある。
かつてはそれなりに
「強い共同体」だった日本国を
緊縮財政や構造改革で弱体化させ、
「日本人は強いから、大丈夫」
とやってくるのが、
自称保守ならぬ
「しばき型保守」というわけです。
「いわゆる保守」系の皆様には、
日本の保守には
「親米保守」か「しばき型保守」、
もしくは双方を兼ねる連中しかいない
という現実を理解して欲しい。
例えば、
8月15日に靖国神社に参拝し、
対米追従の外交を継続し、
「国民は痛みに耐えろ」
と緊縮と構造改革を繰り返した
総理大臣がいましたよね。
小泉純一郎です。
困ったことに、
「しばき型保守」は、
意外に日本国内の
「いわゆる保守」系に受け入れられる。
理由は「貨幣観の間違い」です。
国の借金で破綻する。
孫子の代まで、
国の借金を残してはならない。
と、間違った思い込みをしていると、
しばき型保守の、
「日本人は強いんだから、
政府の助けなしでもやっていける!
頑張ろう!」
というレトリックに騙される。
さらに、
日本では「労働者の味方」のはずの
「いわゆるリベラル」派までもが、
緊縮財政に賛成している。
しばき型リベラル。
立憲民主党は一応、
「リベラル」に位置付けられる政党のはずです。
労組からの支援も受けている。
労働者を票田とする
立憲民主党の政治家たちが、
「消費税減税、断固拒否!」
とやってくる。
これだけ実質賃金の下落が
続いている国において、
物価を引き下げることで
実質賃金上昇をもたらす消費税減税に
背を向けようとする。
凄い国です。
結局のところ、
日本の政治の不幸は「いわゆる保守」も
「いわゆるリベラル」も、
共に「しばき型」という点に
尽きるのです。
政府は国債を発行することで、
国民に支出する。
貨幣を増やせる。
この当たり前の部分が
正しく認識されない限り、
「いわゆる保守」も「いわゆるリベラル」も
「しばき型」に
ならざるを得ないというわけです。
◆メルマガのFoomii配信を始めました。
「人口と経済成長率の無関係」
https://foomii.com/00305/20240831090000128571
◆経営科学出版から
「歴史教科書が教えてくれない
聖徳太子の英雄物語」
が刊行になりました。
https://in.38news.jp/38nike3_980
◆経営科学出版から
「経済大国ニッポンの不自然な没落
なぜ、「信じられない衰退」は
現実化したのか」
が刊行になりました。
https://in.38news.jp/38botu_teika
◆メルマガ週刊三橋貴明 Vol800
人口と経済成長率の無関係
http://www.mag2.com/m/P0007991.html
経済成長率と人口には
相関関係はありません。
理由は、経済成長とは
そもそも「労働者増」ではなく
「生産性向上」で起きるためです。
◆メディア出演
三橋TV、続々公開中です。
移民政策で本当に怖いのはこれ
~日本人同士が争う最悪な未来とは?
[三橋TV第904回]三橋貴明・菅沢こゆき
https://youtu.be/u_kt-xA5oZk
高市潰し?
次期首相候補 小林鷹之議員の正体
~財務省が密かに計画する
自民党総裁選のシナリオ
[三橋TV第905回]三橋貴明・saya
https://youtu.be/pgXDlTn01Zo
「人口減少=経済成長しない」という大嘘
~経済学者の間でなぜか議論されない
経済成長に必要な3つの要素
[三橋TV第906回]三橋貴明・saya
https://youtu.be/nNX7gMtWyEE
特別コンテンツ配信中。
河野太郎氏の経済政策が
最悪だったので解説します。
https://youtu.be/Ba-hUNmIFVQ
【緊急対談】
次期総理は小泉進次郎?/利上げ..増税…
「失われた50年」への最悪のシナリオとは?
(国民民主党 玉木雄一郎代表×三橋貴明)
https://youtu.be/y3gdCkn6Raw
日本は経済成長していない。
確かにその通りです。
ならば、
日本経済を成長させるためには
どうしたら良いのでしょうか。
日本経済の成長に本当に必要な指標、
考え方、そして政策を、
わたし、シンガーsayaと共に
学んでいただくのが
「シンガーsayaの3分間エコノミクス
第二巻」です。
さあ、私と共に経済成長について
「ゼロ」から学んで下さい。
特別コンテンツとして、
三橋貴明&saya
「シンガーsayaが三橋先生に
ひたすら聞いてみた第一回」の全編も
ご視聴いただけます。
https://keiseiron-kenkyujo.jp/economics/
◆三橋経済塾
9月21日、
三橋経済塾第十三期第九回対面講義の
お申込受付を開始致しました。
https://members13.mitsuhashi-keizaijuku.jp/?p=2194
ゲスト講師は佐藤健志先生です。
◆チャンネルAJER
「国策金利が世界最低の日本国(前半)」
三橋貴明 AJER2024.8.27
https://www.youtube.com/watch?v=FDkAJB96bYc
【三橋貴明】しばき型保守としばき型リベラルへの6件のコメント
2024年9月4日 7:36 PM
昔、地方のTV番組に三橋さんが出演しているのを見ましたが、その際のやり取りがコチラ⇓
変な外人「日本は政府が社会保障支出をしているから(国民皆保険のことか?)社会主義国家です」
三橋さん「ふざけんな、アメリカだって政府が社会保障出してるだろ!なんで日本だけ社会主義国よばわりされないといけないんだ」
変な外人「そうです、アメリカも社会主義国です」
なんだこのやりとり(苦笑い
三橋さん「そもそも、君らは自由主義、社会主義、共産主義の違いが何なのかちゃんとわかっているのか?」
ということで、新世紀のビッグブラザーより抜粋⇓
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
資本主義とは、「資本」を生産活動に投じて経済成長(生産量を増やす)経済モデル
資本とは「カネ」ではなく、インフラストラクチャー、工場、設備、機械、運搬車両等のこと
その資本を「誰が持つか?」により、資本主義経済は「自由主義」「社会主義」「共産主義」に分かれる
自由主義:民間がインフラ含め自由に資本を持つ
社会主義:国家が資本を持つ
共産主義:労働者のコミュニティが資本を持つ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
近年、西側諸国では完全なる自由主義を実現しようと、水道民営化や農業の規制緩和が行われてきました。その結果、フランスのパリでは水道料金が174%増加するなど混乱が生じ、2010年から再公営化が行われました。再公営化の流れはドイツやイギリスでも同様に起きています。生命に直結するような物資を扱うことは確かに金になりますが、そうした戦略物資を民間の金儲けの道具にするのは非常に危険だったということです。
この事例を見てもわかりますが、世の中に「完全な自由主義国家」や「完全な社会主義国家」「完全な共産主義国家」なんて存在しないのです。どの割合で何を自由化するか、国が管理するか、その度合いがそれぞれの国で違うだけなのです。
どこぞのアホ新聞「三橋貴明はインボイス制度導入に反対しているから社会主義者だ!」
社会主義が何なのかもわかっていない奴が新聞記事を書いてるとか…日本は優しい社会でようござんすね(苦笑い
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2024年9月4日 8:31 PM
2024年9月4日の「よみうり寸評」に次のような記事が載っていました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
古代ローマの詩人オウィディウス
「青銅化は使うことによって輝き、よき衣服は着られることを求める」
経費節減を優先して手元の滞留資金を無駄に増やすくらいなら賃上げや設備投資に注力を
ー正論に肯く傍ら、企業経営者に同情したい気持ちもあった。倹約を美徳とするのが日本の伝統ではなかったか
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
以前にも言いましたが、学校のテストとは違って現実の問題には「正答」が用意されていません。なぜなら、人によっても状況によっても何が正しいかはその時々でかわってくるからです。
「質素倹約」というのは宗教的・道徳的には正しいことですが、政治的には必ずしも正しいとは限らないということです。国全体が「質素倹約」をしてしまうと経済は崩壊してしまう。
個人消費者「生活厳しいので節約します。お金使いません」
企業「商品が売れにくいので設備投資できません。お金使いません」
政府「財務官僚の出世のため、緊縮増税をします。お金使いません」
そして(金を使う奴が)誰もいなくなった…これを「合成の誤謬」といいます。
<森永康平のビズアップチャンネル 第120回>
エコノミスト会田卓司さん「どのマクロ経済学の理論でも企業貯蓄率は必ずマイナスです」
会田卓司さん「企業貯蓄率という言葉が存在しないのが普通の経済だが、日本はバブル崩壊以降、負債の返済やリストラに邁進した結果、企業貯蓄率がプラスになって、その異常なプラスの水準で居座ってしまっている」
本来、資本主義社会においては、企業は銀行をはじめとする多部門から借り入れをして資本に投資をする主体ですので、
”企業貯蓄率はマイナスが正常”
なわけですが、日本の場合はバブル崩壊以降、異常な状態(企業貯蓄率プラス化)が常態化してしまっているわけです。どうしてこうなってしまったのか、その秘密がコチラ⇓
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
朝まで生テレビより抜粋
田原総一朗さん
「アメリカはコロナ休業している事業者に全額『補償』を出しているそうですが、日本はどうしてできないんですか?」
自民党・片山さつき議員
「日本の場合、政府が休業をさせているわけではないんです。事業者が自主的に休業しているんです。事業者が勝手にやっていることに対して政府が『補償』を出すのは違う」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
そうですね、アメリカをはじめとする欧米各国がコロナ休業をする事業者に対して「支出」している中、日本は「貸出(ゼロゼロ融資)」でお茶を濁していたわけです。さらにはコチラ⇓
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ネットの意見
「俺たちはいざと言う時に備えて用意(内部留保)をしてたから休業しても問題ない。政府が『補償』しないと休業できないなんて言ってる奴は普段から備えをしていなかったんだから自業自得。潰れればいい!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
企業が内部留保をしているせいで経済が回ってないのに、それを自慢げにいうのもどうなのかと思いますが、バブル崩壊の時も、巨大災害の時も、世界的パンデミックの時も、政府はまともな対応をしてこなかったわけでして…そりゃあ、経営者としてはいざと言う時に資金繰りで困らないように内部留保をためておくしかないでしょうね。
ここまででお分かりいただけたと思いますが、悪いのは消費者でも企業経営者でもなく、緊縮増税を主導している財務省なのです。
ー正論に肯く傍ら、企業経営者に同情したい気持ちもあった。
人に寄り添う姿勢をみせることはとても素晴らしいことだと思いますが、新聞記事を書く者であればもっと直接的に彼らの助けになることができるはずです。すなわち、財務省の緊縮・増税を批判すること。
本当に国民に寄り添う気持ちがあるのであれば、どうぞご協力ください。
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2024年9月5日 12:04 AM
あまり話題になりませんが、なるせゆうせい監督の映画
『君たちはまだ長いトンネルの中』
がハンブルグ国際映画祭2023において、観客から最も多くの票を得た【観客賞】を獲得していたということで…まあ、日本の財務省(権力者)の緊縮増税を批判した映画ですので、そりゃあ話題にはならんでしょうね(苦笑い
そんななるせ監督ですが、新たに
「威風堂々 奨学金って言い方やめてもらっていいですか?」
を公開したそうで…
日本は民主制国家ですので、主権者に政治に関心を持ってもらう必要があります。映画という形で娯楽として楽しみながら学べるというのはとてもありがたいことだと思います。なるせ監督と関係者の皆様ありがとうございます。
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2024年9月4日 9:17 PM
最近、ちょいちょい目にするのが、
「青山繫晴は消費税減税をするって言ってるのに、どうして三橋は無視をするんだ!」
これなんですよ。
三橋さんがどう思っているのかは分かりませんが、以前、自民党の積極財政議連の勉強会で、講師である森永康平さんに質問をしている青山繫晴さんを拝見しましたが、内容をきちんと把握できているのかどうか微妙な判定を必要とするものでしたので何となく不安。
三橋さんの番組に出演していたころの麻生太郎さんは財務省と戦う姿勢を見せていたわけですが、与党に返り咲いてからの麻生さんはご存じのように「財務省の守護神」と化したわけです。
「デフレから完全に脱却するまでは消費税の増税をしない」と言っていた安倍晋三総理は、与党に返り咲いたとたん増税をやりました。(しかも2回も)
前回の総裁選で岸田総理と総裁の座を争った高市早苗議員ですが、「彼女は積極財政派である」と自称保守は触れ回っていたわけですが、コチラ⇓を見ていただけばわかるように偽装積極財政派だったわけです。
<室伏謙一の霞が関リークス>
高市早苗VS大石あきこ|消費税法から読み解くTV論争の真実【元役人が解説】
その高市さんに勝利した岸田総理が選挙の際に何を言っていたのかというと
岸田総裁「令和の所得倍増計画です」
岸田総裁「金融所得の分離課税を見直します」
これだったわけですが、「令和の所得倍増」は、いつの間にか「令和の金融所得倍増計画」に話がすり替わってしまいましたし、分離課税の見直しもなかったことになってしまいました。
ここまで見ていただければ分かるように、自民党の議員が選挙の時に口にすることってあまり信用できないのですよ。
で、増税しないと言っていた安倍総理がどうして増税してしまったのかというと、安倍晋三回顧録の中でも語られているように、財務省による嫌がらせ(森友嘉慶桜を見る会のリーク)に心折れたから。
増税や種子法廃止などろくなことをしなかった安倍総理ですが、積極財政派の後ろ盾になったことだけは素晴らしい仕事でした。現在は権力者(安倍総理)の庇護もなくなった積極財政派ですが、与党の中で力を持っていた議員ですら逆らえない財務省(緊縮増税派)に本気で反抗できるとは思えないんですよ。
おそらく、ガチで緊縮増税に反対すると安藤裕前衆議院議員のように、何のかんの理由をつけて放り出されるんじゃないんでしょうか。
もうね、正直、自公政権には下野してもろて、積極財政を本気でやる気のある議員でかたまってもろうたほうがね…
政治ジャーナリスト田崎史郎氏
「誰が総理になっても変わらないとか言ってる人いますけど、変わりますよ。ガソリンの補助金やガス代電気代の補助金が出るか出ないかとかトップが変われば変わります」
田崎さんと言えば政治家の広報係ともいえる存在なわけですが、この言葉が全てだなと…誰がなっても絶対に減税(ガソリン暫定税率廃止)はするつもりないんだなって(苦笑い
三橋さんがどう思っているのかは分かりませんが、私が青山繫晴さんの話題をあまり出さないのはこうした理由からです。
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2024年9月5日 12:06 AM
まともな有権者なら
自民党の総裁選なんてクッソどうでもいいはず
この連中は政商と手を組み カルトと手を組み
けろりと脱税しておいて国民には申告を促す
保守政党どころか詐欺集団じゃあござあせんか
金融所得への課税強化が総裁選の争点に浮上だと
拉致問題が 消費税が なぜ争点にならない
そんな候補者らをいちいち取り上げてみせるアホ
政商の一味なんですか カルトのお仲間なんですか
積極財政なら誰でもいいのか
しばき型保守って高市氏のことですかね
生活保護に対する一連の発言は
自民支持者たちでさえ目を剥いてましたが
河野あたりが象徴的な 悪辣で陰湿な都市政党に
選択と集中からの方向転換なんてできるんですか
でもお好きなんよですね みなさん自民党が
なるほど 泥の中を足掻いてでも進めとは
よくいったものです
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2024年9月5日 9:13 PM
>>まともな有権者なら
自民党の総裁選なんてクッソどうでもいいはず>>
不思議なことに、日本では党首の首がすげ変わっただけで支持率が回復するという現象が起こります。政治の素人である私でも想像がつくことですが、ここで党首の首を挿げ替えて支持率を回復し、ボロが出ないうちに衆議院選挙になだれ込もうという算段だと思います。政権与党の総裁選がどうでもいいわけがないという、いい加減にしろ。
>>積極財政なら誰でもいいのか>>
ここ30年間の政治を見ると、、、
・日本の科学技術力ひたすら凋落。
自然科学分野で引用回数多い論文の数(2019年-2022年)について、日本は過去最低の13位。すでに、韓国の下。原因はコチラ⇓
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【日本の国立大学法人運営交付金(億円)の推移】出典:財務省
2004年 12415
2012年 11366
2024年 10784
日本の大学交付金は、2004年度の1兆2415億円から、2024年度には1兆0784億円に減額されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
大学の予算の削減のみならず、設備投資の縮小や、ポスドク問題の放置など、財務省の緊縮政策による影響は「効果は抜群だ」ってことです
東大の研究者「我々の研究には、このような高性能な顕微鏡の存在が不可欠です。これと同じ顕微鏡は日本に7台あります。中国には50台あります。最近の新発見はみんな中国です」
・食料自給率の低下
農業所得に占める補助金の割合(2013年)
日本:30.2%
米国:35.2%
瑞西:104.8%
仏国:94.7%
独国:69.7%
英国:90.5%
他の国は農業を手厚く保護しているのが分かります。当たり前ですが、国民を飢えさせること”だけ”は絶対に避けねばならないからです。
日本の食料自給率upを目指した対応がコチラ⇓
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
新規就農者を支援する国の「農業次世代人材投資事業」の2019年度予算の減額
新規就農者に対し交付をいまだ決定できない自治体や、全額交付の確約がないまま半額分の上期支払いを決定した自治体もある。現場の混乱に、農水省は「必要性が高い人に優先的に配分してほしい」とする。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
これも、財務省の緊縮増税のせいですね。
・医薬品の開発力低下
診療報酬を下げたい財務省の意向があったが、医師会・歯科医師会など組合の力が強い分野へ手を突っ込むのは難しかったので、比較的政治力の弱い医薬品業界がターゲットになった。
医薬品の研究開発には非常に多額の資金が必要。そこで、特許の切れた医薬品を真似して作れば研究開発費がかからなくていいじゃない、となった。いわゆるジェネリック医薬品。
規制緩和してジェネリック医薬品を製造する会社をたくさん新規参入させたが、過当競争になりすぎて採算割れ。
有識者「医薬品は安定して供給されるという神話は崩壊の危機」
これも財務省の緊縮政策のツケが今になって出てきた症例ですね。
・関東一極集中
都市型政党はお嫌いだということですが、そもそも、政治家が都市型になっているのも財務省の緊縮の影響なのですよ。
不動産屋「お客さんにどんな所に住みたいのかと聞くと、通勤通学に便利なところとか、買い物がしやすい所、子育てがしやすい所、という答えがよくかえってきます」
人間は不便なところには住みたくないものなのです。で、ここ20年、ずっと地方交付税交付金(地方自治体への予算)は減らされてきました。今年度はほんの少し増えたそうですし、最近はリニアや新幹線の延長も多少はやってはいますが、失われた20年の間、基本的に地方はずっと塩対応をされてきたわけです。そりゃあ、みんな便利な都市部に集まってきてしまうでしょうよ。そして、人が多くて集票がしやすい都市型政党にもなっていっちまうことでしょうよ。
人口が密集しているというのはそれだけでも危ないのに、そんな密集地帯で巨大災害が起きたら…
挙げるときりがないのでこのくらいにしておきますが、いま日本で起きている社会問題の根底には財務省の緊縮政策の影響が色濃く反映されています。なので、最低限、財務省の手下ではない人間、財務省の緊縮政策に従わない人間でないと話にならないんですよ。
他の部分がどれだけ素晴らしい人間であっても、今の状況で緊縮増税をするのであれば、そいつは政治家の椅子に座る資格はないってことです。
ちなみに、お宅はセクト(カルト宗教)がお嫌いなようですが(私もあまり好きではないですけども…)そもそも、どうして人はカルトにハマっちまうのか考えたことはありますか?
統一教会が信者から多額のお金を巻き上げていた件で解散命令の請求がおこなわれました。これについてTVが信者に気持ちを聞くと、、、
信者「さみしいから嫌だ」
と答えているわけです。そうですね、寂しいんだと思うんですよ。
安倍総理を銃撃した山上徹也容疑者ですが、彼は統一教会に並々ならぬ恨みを抱えていたのに、事件直前まで統一教会の相談員とメールでやり取りしていたそうです。彼にはその相談員しか頼る相手が居なかった、それがたとえ自分が憎む統一教会の信者であっても…
先ほども言ったように、地方自治体は予算を削られて行政サービスも維持できなくなりつつあります。やはり、便利さや仕事を求めて人は都市部に出てきてしまう。故郷から離れて知り合いもおらず心の隙間に寒風か差し込む季節に「仲間にならないか」と言われたら…
カール・ポランニー
「金さえ出せば、いつでも好きなだけ生産要素を手に入れられる『市場』を機能させるためには、原料や人間を『商品』のように取引できるようにしなければなりません」
カール・ポランニー
「そのためには、原料を制約する自然環境を破壊したり、労働者を結び付けている人間関係や共同体から切り離しておく必要があります」
カール・ポランニー
「こうして、市場は自らを機能させるために、自然環境や社会環境を破壊し、自然や人間を単なる『商品』にしていったのです」
カール・ポランニー
「このように、自然や社会をすりつぶしていく市場メカニズムのことを『悪魔の碾き臼』と呼びます」
ということで、市場原理主義とかグローバリズムが流行るとヤバい系の新興宗教団体が副次的に勢力を伸ばしてしまうんじゃないかなと…そして、
三橋さん
「私はグローバリズムのトリニティ(緊縮財政+規制緩和+自由貿易)と表現していますが、実際には『まず、緊縮ありき』で、国民を困窮させた上で、
『規制緩和するしかない!』
『自由貿易(モノ、サービス、ヒト、カネの国境を越えた移動の自由化)あるのみだ!』
というスキームで、特定の誰かの『自己利益最大化』という邪な政治目標の達成が追求されるのです」
ということでして、市場原理主義と緊縮政策ってセットなんですよね。ヤバい系新興宗教団体がヤバい事をするのを防ぎたいということであれば、緊縮政策も同時に何とかする必要があるってことです。ああ、そういえば、現状で緊縮増税を推進してる連中もヤバい系新興宗教団体(ザイム真理教)だったか(苦笑い
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