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2012年12月4日

【藤井聡】これでいいのだ!

FROM 藤井聡@京都大学

この週末,少々体調を崩してしまったので,
ひっさびさに,自宅でゆっくりと息子と一緒に,
ぼーーーと過ごしておりました.

当方の,最低テンションレベルのぼーーーとした休日の典型的な過ごし方が
かの,赤塚不二雄先生のテレビアニメ
「天災バカボン」
を,アト・ランダムに見て過ごすというものです(一番古いシリーズのものです).

ちなみに当方,このシリーズの全巻揃えており,もう何十回と見ているので,
当方のみならず家族全員が,おおよそのセリフまで覚えるくらいの
完全におバカな,バカボン一家なのだ.

….で,その中でバカボンのパパが,
のど自慢大会で,鶴田浩二の「傷だらけの人生」なる歌を歌って優勝する!
なんていうシーンがあるのですが(バカボンのパパは歌がうまいのだ),
その「傷だらけの人生」をぼーーと聞いていると,
なんとも心に染みいる歌だったのであります.

〜〜生れた土地は荒れ放題、
今の世の中、右も左も真っ暗闇じゃござんせんか。

何から何まで 真っ暗闇よ
筋の通らぬ ことばかり
右を向いても 左を見ても
馬鹿と阿呆の 絡み合い〜
(昭和45年「傷だらけの人生」歌:鶴田浩二,作詞:藤田 まさと)

いやぁ,こう書いても分からない方もおられるでしょうから,
若い方でご関心の方は,こちらででも,ご鑑賞おくんなせぇ….
http://www.youtube.com/watch?v=NyCG6epl1m8

….ということでしばし,ジャンボじゃぁない方の
浩二の鶴田に成り代わった心持ちで,お付き合いねがえやせんでしょぉかぁ…

……..平成のこの世の中,総選挙だというのに,
「筋の通らぬ ことばかり
右を向いても 左を見ても....」じゃぁ,ござんせんか….

左の方では,卒だ脱だとおっしゃいますが,
原発がなけりゃぁ,結局苦しむのはぁ,
俺たち普通のモンじゃぁござんせんかぁ.
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120802/trd12080203380000-n1.htm

公共事業はバラマキだぁ,無駄だっておっしゃいますが,
公共事業を削りゃぁ,橋や堤防,トンネルのきちーんとした手入れも
出来なくなるじゃぁ,ござんせんか.
それで結局はぁ,真っ当な皆さんが,
命を落とされるなんてことにもあるかもしれねぇじゃぁ,ござんせんかぁ.

右の方では,立派な政党の公約を書いた立派なご人が,
「若者には貧しくなる自由がある」なんて口にしちゃぁ,いけやせん.
俺たち日陰モンは,日陰モンになりたくってなったんじゃぁねぇんでござんす.
そんな自由なら,俺たちゃ,そんなモン何もいらねぇんでござんす…

それで何ですかい,立派な政治をされる先生がたはぁ,
「ふわっと」したもんで,政治をされるっておっしゃるんですかい...?
政治が「ふわっと」したんじゃぁ,俺たちがどんなにがんばったって,
真っ当に生きていけなくなるんじゃぁござんせんか…..

あっしはこうして,御陰様で,色んな事,知ることができとりますがぁ,
テレビくらいしかご覧にならないたーくさんの方々にやぁ,
真っ当な情報が全然,届けられてないってことじゃぁ,ござんせんか….
http://trans.kuciv.kyoto-u.ac.jp/tba/index.php/general-election#syougen

あぁ……こんなに「筋の通らぬ」ことばっかりじゃぁ,
あっし等はどうすりゃいいんですかい….

あっしらの上にはもう,お天道様は降り注いでくれやぁ,しねぇんですかい…..

〜何から何まで 真っ暗闇よ
筋の通らぬ ことばかり
右を向いても 左を見ても
馬鹿と阿呆の 絡み合い....〜

………..

ってことで(ここで平成時代に戻って 笑),

ホント,やってらんないっすよね.

でも,当方は,鶴田浩二の「傷だらけの人生」を聞いて,
なんだか,元気が出た気がしました.

なぜといえばこの歌,昭和45年の歌,
で,そのころから,この国は,「何から何まで 真っ暗闇」で,
「筋の通らぬ事ばかり」で,
「右を向いても 左を見ても馬鹿と阿呆の 絡み合い」
だったわけですから,

平成の御代がバカとアホウの絡み合いばっかりでも,
あったり前のことだなぁ,なんて思えてくるからであります.

….ということで皆さん,このご時世,
「筋の通らぬ事ばかり」
でありますが,そんなものはぁ,
「これでいいのだ」
であります!

バカボンのパパを見習ってなにもかも超人的に受け入れて,
めげずに,地に足をつけて毎日,真面目に生きて参りやしょう!

ではまた,来週!!!

追申1:
真っ当な総選挙における真っ当な「判断」を祈念して,
「適切な情報」を,一人でも多くの皆様にお届けするために,
総選挙までの期間限定で,
藤井聡のfacebookの発信ログを,HP上で取りまとめています!
http://trans.kuciv.kyoto-u.ac.jp/tba/index.php/general-election#syougen

追伸2:
「維新・改革」を叫ぶ小泉・竹中は
単なる「ハリボテ」にしか過ぎなかった。

だとするなら、「維新・改革」を動かしているのは、一体誰なのか??

……そんな事に関心の方は、藤井聡の新刊
「維新・改革の正体」 〜日本をダメにした真犯人を捜せ〜

http://amzn.to/TPhloW

をご覧下さい!「強靱化」を批判し、維新や改革を叫ぶ「維新軍」が、
一体どんな奴らに動かされているのかが、よぉぉぉく分かります!

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【藤井聡】これでいいのだ!への2件のコメント

  1. 八木田 より

    藤井先生、いつも拝見しています。お忙しいことと思いますが、本当に先生のような方が必要な時代です。どうかご自愛ください。私事で恐縮ですが、私は現在56歳になります。母は92歳で大正生まれ。父は25年ほど前に亡くなりましたが明治生まれでした。私が子供のころ、両親はいわゆるマスコミと言うものに対してとても懐疑的でした。「まあ、新聞の言うことだからね。テレビの言うことだからね。聞いておきましょうか」といった態度でした。私は両親のこういった物言いがとても嫌でした。大した学もないくせに、何をエラそうにと思っていました。でも考えてみると、両親は戦前戦中戦後を生き抜いた人たちでした。新聞やラジオがまき散らした大嘘を、その目で見て、嫌と言うほどその身に沁みこませてきた人々でした。先生は先日、「超人大陸」で日本を弱体化させる動きが一番加速したのが橋本政権だったとお話になっていました。ちょうど両親たちの最後の世代が力を失って、次の世代、つまり団塊の世代が台頭してきたのと重なるように思います。今更のことかもしれませんが、何だかなあという気がします(笑)両親の世代にはマスコミに対する自然なセイブができていたのだと思います。その反動かどうかわかりませんが、その後の世代は、「新聞に書いてあるからこそ、テレビに出ている人が言うことだからこそ、本当のことに違いない」「新聞がウソを言うはずがない。テレビがウソを言うはずがない」と信じることが正しい、謙虚な態度だという認識が一般的になったように思います。これが世論を形成しているとしたら、本当に恐ろしいことです。私の同世代の友人知人も、テレビや新聞を盲信している人がほとんどです。友人からマスコミの受け売りのような意見を聞くと、私はデータを上げて反論します。そういう時、友人たちの視線がとてもイタイです。私が子供のころ、両親に向けた視線そのままだと思うからです。それでも、今は言うべき時だと思います。まあ、奇人変人扱いには慣れてますから(笑)時節柄、風邪が流行っております。藤井先生には、どうぞお体を大切に。長文駄文にて失礼いたしました。ではまた。

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  2. 矢佐 康博 より

    「赤塚不二夫」の「天才バカボン」です。私も大好きです。第一シリーズの最終回はハジメちゃん(バカボン一家含む)がアメリカへいって勉強するということで、船で出発するシーンで終わっています。日本を離れることに悩むバカボンにさくらちゃんは言います。「エンパイアステートビル、自由の女神、oh!ニューヨーク!」アメリカ=自由アメリカ=豊かそう、日本人は思っていた時代でした。アメリカで勉強し、大人になったハジメちゃんはどうしているんでしょうね。

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