政治

日本経済

2023年9月20日

【藤井聡】首相官邸に届ける「インボイスの延期・凍結」の電子署名に、是非ご協力&拡散ください。~インボイス導入=消費増税に反対する電子署名数、日本ーまでもう少し!~

10月1日から、インボイス制度が導入される予定となっています。

インボイス制度とは、簡単に言って、「消費税収の拡大」を確実にもたらす制度。したがって、その本質は「消費増税」です。

岸田総理は、内閣改造を行った上で、経済対策をとりまとめると言っています。

ということは岸田総理は、今の日本経済は経済対策を行わなければならない程に厳しい状況にあると認識しているということになります。

そうである以上、岸田総理は今、経済に大打撃を与えることが確実であるインボイス制度導入という「消費増税」を当然、延期・凍結を決断することが不可欠な筈、です。

しかし、岸田総理の口からそういう声は全く聞こえてきません。

この一点からして、岸田総理には、何が一体正しい経済政策なのかについて、適切な理解が全くないことがよく分かります。

しかし、そんな人物でも、国民から大きな反発がある政策を実行することには、大きな躊躇いを持つ事はあり得ます。

実際、インボイス反対の大きな会合が9月4日に国会議員会館であったのですが、その会合直後に「首相は10月からの制度開始を前に事業者に寄り添った対応を求めた。閣僚級の推進会議を設けて必要な支援を実施していくと明言した。」と報道されています。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA041EE0U3A900C2000000/

つまり、岸田氏にはいくら説明しても分からないようですが、これだけの国民が反発してるんだという事実を示せば、何らかの「反応」を示すことはあり得る(というか、選挙がない以上、岸田総理に対しては今はそれくらいしかできない)わけです。

ついては当方は、インボイスを導入する事についても問題を何度も学者として解説した上で(例えばコチラhttps://www.youtube.com/watch?v=yhRKxLsHVfI)、その説明内容を理解し、これは延期・凍結することが必要であると認識し、それを官邸に届けたいとお考えの方がいらっしゃれば、是非そうされることを推奨しています。

そうした視点から、(先にも触れた9月4日の)国会議員会館で開催された「STOP!インボイス」というイベントに参加し、インボイスの問題点を解説差し上げました。
(その時の様子はコチラ https://www.youtube.com/watch?v=vvNiuWuWXkY

この会合でも一定の岸田氏の反応(必要な支援を実施を指示という反応)があったわけですから、反発の声が大きければ大きいほど、岸田氏はその反応を拡大していく可能性がでてきます。

ついては、本メルマガをご覧の皆さん、
「#STOPインボイス」の電子署名
に、是非ご協力ください!
https://onl.sc/Mf2t9Cv

主催者の皆さんは9月6日までに30万人の電子署名を目指していたそうですが、見事ソレをクリア!今度は、国内の電子署名のレコードである50万人を目指して今、署名運動を展開されているとのこと。

当方もその趣旨に賛同して、署名しております。

皆さんもご賛同される方は是非、下記URLから署名ください!
https://onl.sc/Mf2t9Cv

締め切りは、その署名を岸田総理に届ける9月25日。

今のままのペースでは目標50万には厳しいようですので…ご賛同される方は是非是非、ご協力ください。そして、周りの方にも是非、拡散頂けるとなお有り難いです。

よろしくお願いします!

 京都大学大学院
 藤井 聡

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【藤井聡】首相官邸に届ける「インボイスの延期・凍結」の電子署名に、是非ご協力&拡散ください。~インボイス導入=消費増税に反対する電子署名数、日本ーまでもう少し!~への2件のコメント

  1. 利根川 より

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    自民党の岸田文雄前政調会長は18日、消費税率について「10年程度は上げることは考えない」と明言した。「新型コロナウイルスとの共存の段階で増税を言ってしまうと、今のシナリオが全部ガタガタになってしまう」と述べた。

    日経新聞 2021年9月18日

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    自分の口で「消費税増税はしない」って言ってしまった手前、「やっぱするわ」とは言えない。じゃあ、どうするのかというと

    岸田首相「消費税増税はしないとは言ったが、インボイス制度を導入しないとは言ってない」

    こうするわけだ(笑

    安藤裕さん「インボイス制度って消費税増税の話ですよね?なんなんですか、その詐欺みたいなやり口は」

     ジャニー喜多川に配慮して性加害問題を報道してこなかった件で批判を浴びているTV新聞業界ですが、「インボイス制度」についても財務省に配慮して詳しい説明は行われてきませんでした。CMではうるさいくらい「インボイス制度」を宣伝していますが、
    内容の解説はされていないので

    ”インボイス制度が消費税増税の話であること自体知らない国民がほとんど”

    なんじゃなかろうかと。

    自称保守「財務省は敵!消費税反対!でもインボイス制度は賛成!」

    「反対の賛成なのだ」って、どこの馬鹿田大学出身者だよ。君らは俺か!(苦笑い
     そんな中、「報道ステーション」では、インボイス制度の中身について解説をしていました。まあ、預り金説でしたけどね。放送法四条では、

    「意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること」

    と書いてあります。法に従って公平・公正な報道を行うのであれば次のように報道するべきだったと思います。

    「免税事業者は我々消費者が納めた消費税をポッケないないしている。インボイス制度はそうしたズルを無くす良い制度」

    という意見がある一方で

    「裁判では『消費税の納税義務者が消費者、徴収義務者が事業者であるとは解されない』」

    「『消費者が事業者に対して支払う消費税分はあくまで商品や役務の提供に対する対価の一部としての性格しか有しないから、事業者が、当該消費税分につき過不足なく国庫に納付する義務を、消費者に対する関係で負うものではない』という判決も出ている」

    「つまり、レシートに書かれている消費税〇〇円という記載には意味などない(コストアップによる単なる値上げ)」

    「レシートに書かれている消費税〇〇円、その金額分の税金を消費者が間接的に納めているわけではない。そのように裁判では判決がでている」

    ※東京地裁平成2年3月26日判決、平成元年(ワ)第5194号損害賠償請求事件、判例時報1344号

    「また、2023年 2月10日 衆議院内閣委員会における令和新選組たがや議員の質疑で『消費税は旧大蔵省が主張した通りあずかり税ではない、それでよろしいですか?』という質問に対し、カネコ政務官は『その認識で結構でございます』と回答している」

    この様にきちんと両論併記すべきだったかと思います。まあ、ジャニーズ問題の時と同様に、財務省に忖度して両論併記なんてできないんでしょうけどね(苦笑い
     しかし、どこのチャンネルもインボイス制度の話題自体に触れない中であえて突っ込んでいくスタイルは他に比べれば攻めの姿勢をみせているので好感が持てました。
     インボイス制度は消費税増税の話なので、開始後3年間は軽減措置があるとはいえ、その期間が過ぎれば「電気代」「ガス代」「あらゆるモノの値段」が更に上がることが懸念されます。輸入物価高騰に苦しむ中、更なる値上げが懸念されるようなことをなぜ行うのかというと…

    財務省は2025年までに政府の財政収支を黒字化する目標(PB黒字化目標)を掲げているから

    ですね。目標が達成されると財務官僚は出世ができるのです。だから急いでいるわけだ。政府の財政収支を2025年までに黒字化するために激しい増税をやっているわけですが、政府が黒字になるということは民間は赤字になるわけで、財務官僚以外は誰も得をしないんですよね(苦笑い
     前にも言いましたが、指示に従わなければ「クビにされて一家が路頭に迷う」などという状況にあればビッグモーターの社員じゃなくても不正に手を染めると思います。ノルマが達成できなくて自殺に追い込まれるほどの人格否定をされるとあらば、かんぽ職員じゃなくても「不正契約」に走ると思います。政権批判をすると暗殺されるような国(ロ〇ア)の国民であれば押し黙って口を開くことはしないと思います。わたしもその立場にあれば同じことをします。

    だが、日本の官僚は「緊縮・増税」に反対したところで、公務員なのでクビになるわけでもなく、殺されるわけでも暴行を受けるわけでもない

    なのに財務省の緊縮増税に嬉々として乗っかっている。奴らが守りたいのは国民の生活でも家族の生活でも、命でも健康でもなく、クッソどーでもいい自分のプライドだけなんじゃなかろうかと。 

    三橋さん「グローバリズム(あるいは新自由主義)という顔のないビッグブラザーに対抗するためには、我々は連携するしかない」

    分かるんですが、どうにも昔から「嬉々として乗っかる」連中とは馬が合わないというかトゲトゲしくなってしまうというかね…

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  2. 鈴木幸子 より

    本当に今の総理大臣は何をみているのか聞きたい、本当に困っていますの一言ですが
    全然理解も出来ないなら辞めてくださいで無く、辞めろの一言です。

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