【今週のNewsピックアップ】
安全保障の議論には
「総力戦」の発想が必要だ
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12759225747.html
公共事業削減に賛同する「自傷行為」
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12759593270.html
最近、
話がかなり整理されてきたように思えます。
国家という共同体において、
国民が「安全に、豊かに」暮らすためには、
防衛、防災、防犯、医療、食料、
エネルギー、物流、製造、販売、等々、
様々な「供給能力」が
存在しなければなりません。
スーパーマーケットに行き、
「肉が売っていない」では、
その時点で国民は
豊かに暮らすことはできない。
経世済民の崩壊です。
国家が推進する
「最大のプロジェクト(事業)」が
戦争になります。
防衛安全保障を維持するために、
国家は最悪、戦争を戦わなければならない。
現代の戦争において、勝利するためには、
1. 戦争という需要に対する
供給能力を維持する(資源調達含む)
2. 相手国の戦争という需要に
対する供給能力を断つ
の二つが必要になります。
設備投資、技術投資、資源産出地確保により
自国の供給能力を維持、強化する。
同時に、相手国に対し設備破壊、
資源産出地確保、物流破壊を行い、
供給能力を弱体化させる。
の二つを実現すれば、勝利に近づきます。
ここでいう「供給能力」とは、
量的、質的の二つの意味があります。
量的供給能力とは、
ずばりGDP(国内総生産)です。
GDPが相手国よりも大きければ、
兵器等の生産能力が大きいという話になり、
勝利の可能性が高まる。
もっとも、
GDPが大きかったとしても、
例えば「食料」「鉱物性燃料」
「工業用原料」など、
生産に不可欠な財が
「全面的輸入依存」となると、
話は変わってくる。
食料が供給できなければ、
軍隊は戦えない。
世界最高性能の戦闘機を多数、
保有していたとしても、
燃料が無ければ稼働しない。
鉱物性燃料がなければ、
どれだけ膨大な工場があったとしても、
兵器の生産はできい。
結局のところ、
戦争に勝利する、あるいは
「国家という共同体が生き残る」ためには、
需要以外の経済の五要素、
すなわち「資本」「人材」
「技術」「資源」の四つを、
可能な限り「自給」する必要があるのです。
グローバリズムは、上記の「自給戦略」に
真っ向から反する考え方になります。
食料も、エネルギーも、
あるいは土木・建設の供給能力ですら、
「外国から買えばいい」
という考え方になっている。
日本は大東亜戦争敗北後、
この種の「買ってくればいい」の
考え方に基づき、グローバリズムを推進。
結果的に、国家として弱体化した。
戦争ができない国家に落ちぶれてしまった。
この現実を踏まえ、我々は
「日本国をどのように存続させるのか」
について考えなければならない。
自分たちや家族はもちろん、
子供たち、孫たち、
その先の子孫のためにも。
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Vol694 デフレと戦争
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戦争という「国家最大のプロジェクト」に
勝利するためには、
1. 戦争という需要に対する
供給能力を維持する(資源調達含む)
2. 相手国の戦争という
需要に対する供給能力を断つ
の二つが必要になります。
つまりは、戦争において
最も有利な国はどこでしょう?
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