【近況】
改めて真剣に考えてみれば、
我々の生活やビジネスは、
全て「自然の恵み」及び「他者の生産」に
依存していることが分かります。
例えば、三橋はノートパソコンで
本メルマガを書いています。
ノートパソコンは、
原油を原材料とするプラスチック、
炭素繊維、アルミニウム、
マグネシウム、ケイ石や水、
メタノールを原材料とするシリコン、
鉄、銅、ガラス繊維などから作られています。
全て、「自然」から産出された
工業用原料が基になっています。
また、電気はLNG、石炭、石油など、
やはり自然界から産出される
鉱物性燃料を燃やし、
発電することで提供されています。
日常的に食している農産物、畜産物も、
自然(土地)からの恵みそのものです。
我々は「自然の恵み」に依存して生きている。
自然の恵みを「他者」が生産し、
提供してくれるからこそ、生きていける。
上記を理解すると、
いわゆる「自己責任論」が、
どれほど愚劣というか「ナイーブ(幼稚)」
であるかがわかる。
貴方、ゼロからノートパソコンを
製造してみなさい、という話です。
結局、国内における「自己責任論」など、
所詮は他者の生産に依存した
愚者の「甘え」であることが理解できます。
但し、国家は違います。
国家は、正真正銘、
「自己責任論」を問われるケースがある。
グローバリズムが崩壊し、
外国から必需品を輸入できなくなると、
その国の経済は詰む。
「で? それは、その国の自己責任論でしょ」
と言われたとき、その国は反論が不可能です。
何しろ、他の国に「その国」を
助ける義務などない。
「LNG価格が高騰し、
国民が電気代の高騰に困っている?
穀物価格が高騰し、国民が飢えている?
で?」
これが、現実の世界です。
日本はコロナ禍、
ロシア・ウクライナ戦争勃発を受け、
あっという間に「国家の自己責任論」の
世界に放り込まれた。
ならば、どうする?
国民一人一人が考え、行動に
移さなければならない時代が訪れたのです。
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「三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』」
第478回 妄想シミュレーション
◆メルマガ 週刊三橋貴明
Vol694 デフレと戦争
http://www.mag2.com/m/P0007991.html
戦争という「国家最大のプロジェクト」に
勝利するためには、
1. 戦争という需要に対する
供給能力を維持する(資源調達含む)
2. 相手国の戦争という
需要に対する供給能力を断つ
の二つが必要になります。
つまりは、戦争において
最も有利な国はどこでしょう?
◆メディア出演
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高圧経済とは何なのか?
日本の経済成長に必須なインフレギャップ
[三橋TV第586回]三橋貴明・高家望愛
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食料危機は始まっている!
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