【室伏謙一】衆議院選挙は党ではなく候補者で考えよう

政治

日本経済

2021年10月26日

【室伏謙一】衆議院選挙は党ではなく候補者で考えよう

From 室伏謙一＠政策コンサルタント/室伏政策研究室代表

　衆院選も今週末の投開票に向けて既に折り返し地点を回りました。今回の選挙は新型コロナの心理的な影響もあってか、前回よりも盛り上がりにかけるような気がします。ネット選挙ネット選挙と言われますが、それではアクセスしたい人しかアクセスせず、広がりは限定的で、場合によってはその候補の主張はおろかその候補が立候補していることすら知らないということになりかねません。やはり街頭演説は、熱量を伝えることも含めて重要なのです。

　ネットでやればお金がかからないなんて頓珍漢なことを言っている某極小政党の党首もいるようですが、ネットで該当と同様のことをやろうと思えばそれ相応にお金はかかりますし、前述のとおり効果や広がりは限定的です。過剰なネット信奉は選挙においては禁物ということ。勿論ネットを活用することはいいですが、結局ある種の仲間内から外に出すためには、人と人とのつながりや、直接会って話して伝えていくことが大事。オンラインの打合せが、既に直接会って知っている人との間でなければなかなか深い議論ができないことと基本的には同じです。

　さて、その衆院選、どうしてもどこの党の候補かで選ぶという傾向が強いように思います。それを踏まえてか、特に与党は今回の選挙を「体制選択選挙だ」と位置付ける傾向にあるようです。まあ与党側が数を減らしたとしても、野党側が今の与野党関係をひっくり返すほどに得票することは、この段階では想定できず、とても「体制選択選挙」などという大袈裟なものにはならないと思いますが。

　では今回の選挙は何選挙と考えればいいのか、何が一番の対立軸なのかと言えば、緊縮・新自由主義勢力と積極財政・脱新自由主義勢力の闘いです。この詳細については別稿で詳細に解説しますが、要は各候補者が、所属政党の政策とは別にどのような考え方や主張をしているのかで見分けて、投票行動を考えましょうということです。

　このメルマガの読者の皆さんは、勿論、後者、つまり積極財政・脱新自由主義の候補を選ぶということなると思いますが、ではどうやって選べばいいのか？まずはその候補者のサイトやSNS等を覗いてみてください。これまでの活動や主張が大まかに分かってくると思います。もし時間があるのならば、その人の街頭演説を足を止めて聞いてみてください。そんなに時間は要しません。もっと時間があるのならば、その候補の過去の国会での質疑をネット録画で見るなり、国会の会議録を読んでみるなりしてみてください。あとは参加している議連を見てみるのもいいでしょう。

　新人の場合はどうするのか？これについては、公式サイト、SNS、過去のブログ等と街頭演説が中心になってしまいますが、もし可能であれば、街頭演説において候補者本人に質問してみてください。出来るだけ簡潔にお願いします。候補者も時間が限られているので、ちゃんと答えてもらえなくなってしまいますので。

　こうやって候補者について調べていくと、たとえ「新自由主義からの転換」を党が掲げていたとしても、候補者はバリバリの新自由主義者であり、これをさらに進めることを信条にしていたりすることもありますし、与党系候補だから・・・と思っていると、実は日本の未来を考える勉強会に参加していて、野党以上に貧困問題の本質を理解し、その解決に力を注いできた候補もいますし、野党側議員の方が新自由主義・緊縮思考だったりすることもあります。（これら実際の候補を念頭に置きながら書きましたが、あえて候補者名は書きません。）

　日本維新の会については、総じて緊縮・新自由主義候補であり、候補者ごとに考える必要はないでしょう。「維新は積極財政だ」などと言っている候補もいるようですが、どこかを削って、つまり予算を削減して、要するに緊縮をやって、他に回すというやり方であり、他に回す部分だけ見ると歳出を拡大しているように見えますが、全体としては変わらないか減ることになるので、騙されてはいけません。そもそも貨幣観が間違っていますし、税の役割も財政の在り方も分かっていないというか理解が間違っていますから、自分たちではそのつもりになっているのかもしれませんが。

　「改革」というのもただの新自由主義・緊縮政策です。このことについては、10月23日にライブ講演で解説させていだたきましたが、したがって、「改革」派や「改革」勢力は日本を破壊する勢力と言ってしまっていいでしょう。勿論無邪気に「改革」という言葉を使う候補もいますから、「改革」と一回でも言ったら、はいおしまいということではありませんが、一つのメルクマールにはなりますので、どういう文脈において使っているのか注意して候補者の街頭演説やネット配信動画を聞き、ブログ等を読んでみてください。

　ということで、以上の内容も参照していただき、必ず投票に行ってくださいね。

2021年10月26日 12:25 PM

薄っぺらいな。それは一部界隈だけの話し。

安藤や長尾や青山が何の役に立った？目ん玉開いてよく見ろや。

「国民に理論をインプット」というような新自由主義的な考え方は通用せんのや。「スキルアップ」と良く聞いた時代だったがスキルってぶっちゃげその会社でしか通用せんスキルやで。

「成長への改革」岸田首相が大阪で連呼　街頭演説、維新を意識、、、

な、誰を選んでも「改革」よ。ダンス佐藤氏の見解通り「いつの間にか改革」になるんよね。

自助と新自由主義とは親和性が高いことから高市ならなおのこと。

岸田は新自由主義に反対しても具体策は何も無し。岸田でも高市でも消費税増税は確実や。

選ぶなら教科書や理論で選ぶより人間性や顔よね。

政策なんかどうにでもなる。

現職ならやったこと、発言してきたことをもとに判断する。

今井絵里子に森下千里、、、熟女ぶら下げて人気取りしかしよらん。どうせならアベノマスクブラで選挙運動すれば良いのに。それくらいしか人気取りの熟女議員には価値観ないよね。

公明党というカルト集団は政教分離の観点から政治から排除すべきだ。

積極財政しなくとも一先ずは消費税の廃止すりゃいいしね。

人で選ぶより党ですわ。新人はやらせてないから結果では判断出来ないから別。

党首に逆らってどうする？無所属になるなら構わんが、売国法案に賛成するんでしょ？

だから党で選ぶのは絶対。

中国人にもいい人がいるから、シナにされるがままシナと仲良くしましょうとはならないのと同じ。米国にもそう。言いなりになるわけにはいかない。

いかないが中川昭一みたいに殺される。それもまた運命。気概。

どうもお花畑な感じだが日本は既に終わったんですよ。だから子供なんか産まない方が得策ですし、のんびりインプットだの何だの言ってる場合ちゃいますけどね。

大企業の国際競争力ランキング上位は今はトヨタだけだよね。

あと、社会的に民の模範となるべき政治家などが反社勢力であり、大人達はそれを許せるかどうか？という良識や常識を持っているか？ということですね。

「何や言ってる政策が正しそうだから自民党」とか言ってる輩は非常識な大人ですわ。

そういう社会で生きて行こうとするなら、力で暴力、恫喝でやりたい様に生きるしかないんよ。例えコロナを誰に移そうがね。

お前が悪いんだ理論ですわ。

俺は現実社会じゃいつもそうですよ、長いモノには巻かれず馬鹿や常識はずれが気に入らなきゃがなり立て、自分の要求を通す。

ほぼ90パー成功ね。特攻精神で「おう、コラッ！」で譲歩を引き出す。

誰も本心からアテにはせず、ゴミクズ共に特に関心はなく、自分や誰が死のうが基本どうでもいい。それがそいつの寿命。

ただない袖は振れないので自民党政権で増税しまくって払え払えと言われても払えなくなる人が増えるのは必然、よって役人か集金人か知らないが殺して3食付きの刑務所入るしかないだろうね、ということです。

役人が払え払えと言うから「じゃあそんな役人要らない、小さな政府やな」ともなるんや。

返信

「新」経世済民新聞

【室伏謙一】衆議院選挙は党ではなく候補者で考えよう

関連記事

【号外】三橋経済塾通信1

【三橋貴明】グローバリズムの「裏切り国」

【三橋貴明】雇用の問題前編

【平松禎史】「霧につつまれたハリネズミのつぶやき」：第丗三話

【室伏謙一】供給力の「質」の低下が始まっています

コメントに返信する

コメントに返信する

コメントに返信する

コメントに返信する

コメントに返信する

コメントに返信する

コメントを残す

最新記事

タグクラウド

【室伏謙一】衆議院選挙は党ではなく候補者で考えよう

関連記事

【号外】三橋経済塾通信1

【三橋貴明】グローバリズムの「裏切り国」

【三橋貴明】雇用の問題 前編

【平松禎史】「霧につつまれたハリネズミのつぶやき」：第丗三話

【室伏謙一】供給力の「質」の低下が始まっています

コメントに返信する

コメントに返信する

コメントに返信する

コメントに返信する

コメントに返信する

コメントに返信する

コメントを残す

最新記事

タグクラウド

【三橋貴明】雇用の問題前編