日本経済

2020年6月25日

【小浜逸郎】コロナ対策は壮大な失敗

From 小浜逸郎@評論家/国士舘大学客員教授

 

:首都圏の緊急事態宣言が解除されて約一か月経ったな。街もようやく活気を帯びるようになってきた。
:しかしマスクはまだみんなやってるだろう。
:そりゃな、なんてったってまだまだ不安から解放されたわけじゃないからな。
:いや、あれは習慣として定着しちゃったから、これからもなかなか外せないぞ。俺はもう外してるけどな。
:へえ。100人中99人がしてるなかで、勇気は要らないかい。
:勇気ねえ。別に要らないな。マスクしてなくても奇異な目で見られたりしないからな。電車なんか乗っても、ほんの少しだけど、してない人がいるよ。でも誰も気にしてない。それは成熟社会のいいところだ。それにしても、もう日本ではコロナは事実上終わったと言ってもいい状況なのに、かえってヘンなグッズが流行ったり、不要な処置がかえって強化されてるのが俺は気にかかる。早くやめてほしいよ。
:それは体温計とか、透明の遮蔽幕とか、アクリル製のフェイスシールドのことか。
:うん。それに「ソーシャル・ディスタンス」とか言って、コンビニやスーパーのレジに並ぶのにもいちいち足のマークなんかが張り付けてあるだろう。駅のベンチもひとつおきに距離を開けて座るように張り紙がしてある。放送もうるさく続けてる。ああいうのをいちいちやるのも無駄な努力だと俺は思うよ。従業員がかわいそうだ。
:バスも運転手の近くの席には座れないな。
:大相撲名古屋場所や夏の甲子園は中止、プロ野球は無観客、コンサートは中止や人数制限、ライブは禁止、いったいいつまでこの異常事態を続ける気なのかね。それと、最近驚いたのは、スマホにダウンロードすると、近づいた人が感染してるかどうかが検知されるソフトが開発されただってさ。俺はあれにはあきれたよ。自粛要請が出てる最中にK1の大会が強行されたけど、だれも重症者なんて出なかったじゃないか。パチンコ屋も自粛しないで営業してるところに客が殺到したけど、そこで感染爆発が起きたなんて話も聞かない。俺はあそこに殺到した客に共感を覚えたよ。
:しかし、やっぱり大多数の人の不安というのはなかなか払拭されないんじゃないか。
:それはさ、要するに、コロナがどういう病気かっていうことをきちんと把握しないで、ただ政府やマスコミが不安を煽るような情報ばかり流すからだよ。
:しかしそうはいっても、あの感染力の凄さから言ったら、自粛はやむを得なかったと思うけどな。
:いやいや、あれは過剰自粛もいいとこだよ。ちょっとここらで2月から5月までの政府や自治体の対応を整理してみよう。ます2月に小中、高等学校の休校を安倍首相が突然言い出した。3月には五輪の中止が決まったら、突然小池都知事がそれまでの態度をがらりと変えて、さあ、これからはコロナとばかり、オーバーシュートだ、パンデミックだ、ロックダウンだ、ステイホームだ、クラスターだと横文字を連発して騒ぎ出した。その次には専門家会議とやらがほとんど発言権を独占して、8割自粛を言い出した。それからというもの、全国一斉に自粛ムード一色になってしまった。
:しかし、ダイヤモンド・プリンセス号の事件もあったし、外国人の入国制限の立ち遅れもあって、やっぱり急いで対応する必要もあっただろう。
:俺も最初はちょっとそう思った。だけど、この流行病の性格をよく調べて、それに自粛による経済の大ダメージを考え合わせると、これは政府や自治体はとんでもない大間違いをやらかしたなと確信するようになったよ。2月の休校宣言、4月の緊急事態宣言と8割外出制限、5月の宣言の延長、どれもこれも必要なかった。
:え! そこまで言うか。いったいどうしてかね。
:マスコミは全国の感染者数とPCR検査件数と死者数だけしか発表してなかったろ。それで、来る日も来る日もトップニュースがコロナ、コロナだ。だけど、感染者数や検査数の発表は流行の広がりを煽るだけで、疫学的にも社会的にもまったく意味がない。感染者がどれくらいかなんて正確に把握できるわけがないし、PCR検査を受けたか受けないかも意味がない。地域の事情によって検査体制がばらばらだし、そもそもこの検査は確率7割。マスコミは、この病気がどんな病気かってことを正確に報じなかった。だからワクチンができてなくて治療法もわからないんで、パニックが一気に広がっちゃった。だけどよくよく調べてみると、この新型コロナは、感染力はすごいけど、大部分が無症状か軽症、しかも重症になるのは60代以上で基礎疾患がある人がほとんどなんだ。ここに東洋経済新報社が出してるグラフがある。


https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/?fbclid=IwAR1xSXz5rfSPYhZBdkp3eomqwjBtyB3_fyfJ42PS6a8FxSRYhBXndeh_VKc
※出典元ではデータが随時更新されている。上のグラフは5/7時点のもの。

ちょうど緊急事態宣言が延長された5月7日のものだけど、40代はほとんど重症者がいないし、30代以下は限りなくゼロだ。子どもはもちろん一人も重症になってない。休校なんて必要なかったのさ。
:なるほど、それは俺もうすうす聞いてはいたけど、しかし知らぬ間に感染しててお年寄りにうつしちゃったらまずいだろう。
:それはそうだけどね。この病気はウイルスが起こしてるから、無症状者、軽症者は感染によって免疫抗体ができる、そういうメリットもあるわけさ。しかもおおむね症状は軽くて治ってしまう。それに80代以上の死者ってのも、多くは90代だそうだ。90代になったら何病だってたいてい死ぬだろ。俺は自分が90代んなったら死んでもいいと思うよ。君もそう思わんか。
:そりや、まあ……。100歳まで生きようとは思わんな。
:それにね、これも東洋経済の同じデータに日付を入れてみたものだけど、毎日の全国死者数。最高が34人だ。

:あれ、4月13日以前と以後とで、まるで違うな。
:それは単にデータソースが変わっただけ。だから前半でも本当はもう少し死んでたのかもしれない。でも大した数じゃないだろうな。それはそうと、このグラフで大事な点は二つある。一つは、緊急事態宣言の延期(5月7日)以前の時点で、すでにピークアウトしていて、あとは、ご覧のようにどんどん死者が減っているってことだ。もう一つは、その数の少なさだよ、いま(6月22日)の時点で流行し出してから約5か月。一応公式発表を信じるとして、死者955人。毎日6人くらい死ぬなんて、どんな病気だろうが事故だろうが当たり前だろ。ましてほとんどが持病持ちの高齢者だよ。政府、自治体、マスコミ、そろって他の病気や自殺や事故死と比べようともしないんだ。
:ほかの場合だとどれくらい死んでるのかね。
:まずインフルエンザ。2018年には3300人亡くなったから毎日9人死んでる。なのに、何の騒ぎにもならなかったろ。自殺者は毎年2万人超えてるから、毎日55人から60人。交通事故はずいぶん少なくなったけど、それでも4000人死んでるから、11人だな。それよりもね、これも大部分高齢者だろうけど、ふつうの肺炎で死ぬ人は、毎年12万人くらいいる。そうすると、新型コロナ肺炎の流行期間に毎日300人死んでる計算になる。さてどう思いますか。こんなにコロナ、コロナと大騒ぎする必要があったんだろうか。
:うーむ、なるほど。自殺や交通事故はともかくとして、インフルエンザや肺炎の死者が増えてきたっていうのも、実は平均寿命が延びて爺さん婆さんが増えたせいもあるな。
:その通り。高齢社会の必然とも言えるわけだ。だからこそ、過剰な恐怖は禁物なんだ。
:しかし、アメリカやヨーロッパの状況は相当ひどいだろう?
:そりゃね、あれだけ死者が出れば、欧米でパニックになるのはある程度うなずける。でもね、あれもほとんどは高齢者だよ。それに後で話すけど、あんなに規制を厳格にする必要があったのかっていう疑問が残る。ヨーロッパは中世のペストの記憶があるからな。そのせいで、パニックを起こしやすいんだろう。だけど、死亡者が圧倒的に低い日本まで、それに煽られることはなかったんだ。冷静に構えてりゃそのうちにはワクチンもできるだろう。それとさ、新型コロナウイルスは、研究用に培養しようとすると、8日間までは出来るけど9日以上は無理だそうだ。てことは、だいたい1週間くらいで感染力を失うんだよ。だから感染が確認された人をいつまでも隔離したり自宅に謹慎させておくのは意味がないんだ。
:しかし、第2波がこれから必ずくるっていうじゃないか。それに対する備えは……
:第2波、第2波って騒いでるけど、あれはどういう科学的根拠があって言ってるの?
:それは、たぶん100年前のスペイン風邪の時の経験からだろうな。あの時はたしか予想外で第2波(日本では第一回)が襲ってきて、死者が25万人出てる。その後の第3波でも13万人死んでるんだ。
:ふむ。でもスペイン風邪と今回の新型コロナじゃ、ウイルスの型も違うし、当時の医療環境や衛生環境がいまとはまったく違うよ。スペイン風邪は若年成人の免疫システムを破壊するから、老人より若年成人の死者が圧倒的に多かったんだ。ちなみに2009年にスペイン風邪と同じ型のウイルスが来てるけど、ワクチンもできてるから、この年の死者はわずか600人だよ。つまりスペイン風邪は参考にならない。来る前からインフルエンザや新型ウイルスを過剰に恐れる必要はないんだよ。だいたい、これからも今回のコロナ以外に、違った型のウイルスが何度も襲ってくる可能性だってある。第2波だろうと第3波だろうとな。そのたびに緊急事態宣言出して経済をどん底に陥れるのか。
:しかし、何が来るかわからないんだったら、医療崩壊が起きないように、感染症対策や医療体制面だけは確実に整備しておく必要はあるんじゃないか。
:一般論としてはその通りさ。だから今回不備が露呈した部分を補填・拡充して教訓を活かせばいい。医療崩壊って言えばさ、今回のコロナで普通の医院、病院でも院内感染恐れて患者が来なくなっちゃって、がら空き、そっちの「医療崩壊」も深刻だったぞ。
:それは経済の話だな。その話はあとで聞くとして、さっき言ってた欧米のパニックを日本もまねる必要はなかったって話は?
:何度も使ってるんだけど、札幌医大で出してるこういう資料があるんだよ。世界各国100万人当たりのコロナ死者数の累計を毎日更新してる。これを見て気づくことがいくつかある(最終6月22日)。


https://web.sapmed.ac.jp/canmol/coronavirus/death.html

:ああ、下にたくさん国名が書いてあるけど、これは1,2,3……16か国しかないね。
:うん。自由に選べるんだよ。全部入れるとごちゃごちゃになっちゃうから俺が勝手に大事だと思える国を選んだんだ。
:ははあ、もうだいたいが終息してきてるんだな。でも三つだけ上昇してるぞ。
:そう。ちょっとわかりにくいから、全部言っておこう。右端の上から順にベルギー、イギリス、イタリア、フランス、スウェーデン、アメリカ、ブラジル、メキシコ、ドイツ、ロシア、フィリピン、インドネシア、日本、シンガポール、マレーシア、タイ。上昇してる三つは、ブラジル、メキシコ、ロシアだ。欧米とアジア諸国はほとんど水平になってるだろう。世界全体のもあるけど、これもほぼ水平に近づきつつある。
:アジアで中国や韓国やインドが抜かしてあるのはなぜ?
:それは、国情やカーブの仕方から見て、統計に信用が置けないから。インドは急上昇中だけど、ずいぶん後になってから突然登場してるんで、これもおかしい。日本も含めて他の国も疑う余地はあるけど、まあ、だいたい信用するしかないな。
:そうか。それでこの上昇中の三国はまずいんじゃないか。ここからまた世界に広がる可能性がある。
:さあ、どうだろうか。ロシアはもうすでにカーブが鈍ってきてるだろ。ブラジルとメキシコは、衛生環境の極めて悪い貧困地区で拡大してるんだよ。だからこれはコロナ問題に限定して考えるべきじゃなくて、貧困問題、政治問題としてとらえるべきだと思う。つまりそういう地区では、もともと食糧事情や居住環境や治安、麻薬禍など、解決すべき問題が山積してるはずなんだ。インドもたぶん同じだよ。
:なるほどね。ところで欧米と日本とでは死者数がまったく違うというのはいろいろなところで言われてたけど、それはなんでなんだろうな。やっぱり生活習慣の違いかな。
:その前に、このグラフの縦軸を見てくれないか。これは対数目盛なんだ。つまり、見た目よりもずっと差が大きいんだよ。具体的に言うと、最高はベルギーで約830、日本は約7、最低のタイは0.8という具合だ。2桁も3桁も違うことになる。大事なのは、欧米と日本だけに開きがあるんじゃなくて、東南アジア諸国も日本と同じか、それより低くなってる。これは生活習慣の違いなんかじゃ説明がつかない。結局、まだ定説はないけど、人種によって免疫学的な違いがあると考える以外ないんじゃないかな。バート・ハーバードという人は、どの国でも、感染割合が人口の10~20%を越える前に、感染者数を示すグラフが横ばいになっているのをとらえて、「不思議な現象」とした上で次のような仮説を出している。もともと何兆もウィルスがコピーされてる状態では、抗体には限界があって、こういう場合には、ウイルスに感染しDNAを複製し続ける細胞自体を殺す細胞性免疫が大きな役割を持つのではないか、そしてこの細胞性免疫にかかわって、感染していてもうつしやすい人とうつしにくい人とがいるのではないか、と。
https://gigazine.net/news/20200619-covid-19-t-cells/?fbclid=IwAR2shSj9If79hmdM5wehvXdjZKZCeIlDTeJysAT9oFdo_n4NXR-c7AoUpAs
:うーん、そうか。そうすると、日本は、欧米に見習ってあわててオーバーシュートだのロックダウンだのと騒ぐ必要はなかったことになるな。
:そう。俺が言いたかったのはまさにそこさ。それに関連してもう一つ言いたかったのは、ヨーロッパじゃどの国も早くから厳しい隔離と外出規制を取っていただろ。それなのに、その時期には死者数はどこもうなぎ上りだ。ところがスウェーデン(上から5番目)だけは、高齢者以外にはそういう規制を敷かなかった。で、結果はご覧の通り、他国と同じカーブなんだよ。つまり、隔離や外出規制は意味がない証拠だ。だから、むしろ、外出規制なんかしない方がよかったんだ。感染者による抗体づくり戦略も十分あり得た。
:日本じゃ8割おじさんてのが出てきてパッと8割外出規制が決まっちゃったな。
:あれも大いに問題があった。第一に8割という数字には論理的な根拠が乏しい。第二に、政府が自分たちでちゃんと調べないで、いわゆる「専門家」丸投げでさっさと政治決断してしまったこと、それから第三に、地域特性も無視して、一律8割というのはどう考えてもおかしい。
:そう言えば岩手県は最後まで感染者ゼロ、鹿児島、鳥取、徳島、秋田なんかはほとんどいなかったな。
:そう。大都市と農村と全然事情が違うのに一律はないだろう。それと言っておきたいのは、「専門家」依存のいいかげんな決定で、日本全国に絶大な力を及ぼしたんだから、その「専門家」はそれが経済にどういう影響を与えるかに関しても、自分たちなりの責任意識を持つべきだと思うんだ。同時に、政府のほうも、専門家会議の中に経済的悪影響のことをきちんと考えてる識者を初めから入れておくべきだったんだ。とにかく、経済の計り知れない損失のことを考えると、官民含めて今回の日本のコロナ対策は壮大な失敗だったよ。
:現状、経済的損失は、どれくらいに及んでるの。
:2020年1-3月期のGDPは前期比年率で3.4%減。個人消費や生産が急速に悪化してるね。だけど忘れちゃいけないのは、昨年10月の消費増税で7.1%減になった、そのうえでさらにこれだけ落ち込んだってことだよ。4-6月期は、コロナ禍で休業、倒産、廃業、解雇が続出してた時期にあたるから、この結果が出る8月には恐ろしい数字を見ることになるだろう。あと、このグラフを見てくれ。

4月の鉱工業生産指数は前月比で9.1%落ち込んで、これは東日本大震災の時よりも悪くなってる。また帝国データバンクによると、今年の倒産件数は一万件を超すそうだ。自主的な休廃業などは、二万五千件だって。6月からはこれまでより悪化するのは確実だからね。そうすると失業率も急上昇して、特に非正規労働者の生活はますます逼迫するだろう。ほとんど恐慌に突入だよ。第二次補正予算で何とか32兆円の真水にこぎつけたけど、こんなもんじゃとても足りないだろうね。TVなんかは飲食業や宿泊関連の落ち込みを強調してるけど、ふつうの企業や生産現場だって、みんな関連してるからね。政府や一部の新しがり屋はテレワークやオンラインの可能性とか、「新しい生活様式」とかV字回復とか白々しいことを言ってるけど、テレワークやオンラインで能率が上がるはずがない。子どもも友達に会えないし、勉強の遅れを取り戻さなくちゃならないし、かわいそうだよ。
:そういえば新幹線がガラガラだったってよく話題になったな。4月の時点でどの路線も9割近く利用客が減ってしまった。今日ここに来るときも、まだ電車はすいていて、ゆうゆう座れたぞ。俺の家の最寄り駅じゃ、タクシーがあふれてて、誰も乗らない。
:そうそう。それも大問題だったな。東京じゃ、タクシーの稼働率は三分の一で、全体の売り上げが65%落ち込んだそうだ。首都圏の通勤路線も6割減。公共交通機関は、下手したらどこも経営が危ない。「新しい生活様式」に変わることが大事なんじゃなくて、元の当たり前の日常生活にいかにして復帰するかが大切なことなんだ。もう一度言うけど、コロナ対策は壮大な失敗だった。

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社会批判小説ですがロマンスもありますよ。
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●ブログ「小浜逸郎・ことばの闘い」
https://blog.goo.ne.jp/kohamaitsuo

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【藤井聡】理想的なV字回復を見せた強靱なフランス!ダラダラと衰退する脆弱ニッポン…。

【小浜逸郎】コロナ対策は壮大な失敗への3件のコメント

  1. 大和魂 より

    わたくしの感想とすれば今回のコロナ禍も所詮は、欺瞞に満ちた人類の歴史と同じく、さもしい程度じゃないかと感じております。なぜなら手段を選ばずに国際社会を貶める利権屋の影が、あちこちで散見されるからです。先ずは中国による香港での無差別に近い暴行。それから尖閣諸島を収奪しようとする姿勢。またWHOと国際社会のメディアによる大衆に対する撹乱と欺瞞。それとロシアからは北方領土に対した一方的声明。そして英国からは英日FTAの催促。それに米国によるFTAの第二弾にむけた動き。さらには差別を謳い暴力を容認した国連。またコロナによる人工呼吸器を日本が購入したこと。我が国ではイージスアショアの配備計画中止から観えるオスプレイやF35のライセンス生産の背景や優秀なF22を販売しない背景を考えれば、世の中の権力者や金融屋の腹黒さが認識できます。したがって日本国民が認識するべきは【外国=お金】です。だから日本の価値観とは相容れないのです。それで国内でのコロナ対策とすれば、通勤通学を含めた大衆の場での対策のみマスクの着用と消毒等の予防 をすればよいだけです。それなら安倍政権の進めるインバウンド政策も当然見直し新たな政策を早急に構築するべきなのです。これらを踏まえると何事も国内国外問わずに全てに様々にリンクしている以上は、あらゆることにじっくりと考えるべきなのです。

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  2. 赤城 より

    コロナ対策に関しては世界中がスウェーデン以外か
    現代の人類の愚かさを証明した結果になったと思います。
    日本はアメリカの属国だからというのもあり、
    独自の対策などはとてもできる国家ではないので、
    欧米の動きを見てから批判されないようにやるだけだろうと
    容易に想像がつきました。

    これに関しては原発の風評と対策と全く同じ愚かさですね。
    こういう場合はシナみたいな国が独り勝ちするだけ。

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  3. F-NAK より

    一部の論客の中には「リスク対策に過剰はない」という論調もありますが、
    本来リスク対策というのは、目の前にある問題への対応だけではなく、将来起こりうる良くない出来事も対象にした対応です。

    そういう観点からも、今回のコロナ対策は問題点が残ると思っています。
    つまり今回以上の危機が起きたときにどうするのか?という点です。

    疫病+軍事的危機
    疫病+自然災害

    この様なときにもステイホームとやらで対応するのか?
    そのとき日本は終わります。

    もし私が中国共産党の幹部だったら、今回の様な死者数でもステイホームとやらでしか対応できない日本を見て
    「次、あの国に震災がおきたらウイルスを撒け」と指示するでしょう。
    そのとき日本はどうするのでしょうか?

    今回のコロナ対策を支持している人達は
    「今回の危機以上の災禍などない」と思い込んでしまっているのでしょう。

    普段から、国の安全保障、国家の存続に関して発言されている方たちの中にも
    そういう発想の人が意外と多いことに驚きました。

    一般の人はそこまで考えなくてもよいのでしょうが
    政治家や、普段から「安全保障」などを口にしている評論家の方たちには、そこまで考えて欲しいと思います。

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