From 藤井聡@京都大学大学院教授
本日ついに、先日来ご紹介しておりました、
「10%消費税」が日本を破壊する
http://ur0.biz/MCc2
が発売となりました。
本日からはネットだけでなく、
店頭でもお手にとって頂ける形となりました。
なぜこの本を書いたのか――については、まずは是非、
こちらの表現者メルマガをご覧頂ければと思いますが・・・。
『クロちゃんが脳溢血になる前に、日本を救え!』
https://the-criterion.jp/mail-
要するに、
「今のニッポンってのは、
専門家の言うことを無視しまくって、
くっだらないウソばっかついて、
で、自滅しかかってる、
おバカなクロちゃんみたいですね」
というお話。
クロちゃんが、メチャクチャな「暴飲暴食」で、
脳溢血で倒れちゃいそうな状況になっているように
今のニッポンも、メチャクチャな「緊縮」で、
デフレで自滅しちゃいそうな状況だ、という次第。
そんな状況を打開するため、
ある番組の医師団がクロちゃんを、
「強制教育入院」させたとのこと。
いやはや、何とも凄まじい解決策ですが、
もちろんニッポンにそんなことはできません。
が、それに準ずる策、があります。
それこそ、
「情報戦争」
です。
この「情報戦争」という言葉を、
我々も明確に認識しなければと思ったのは、
先月、フランス大統領候補の一人だった、
フランソワ・アスリノ氏と対談した時のことでした。
(※ 対談の様子は、是非、下記『超人大陸』をご視聴ください!
https://youtu.be/qU6pb3Yi0AY)
彼は、その対談で開口一番、次のように話します。
『そもそも2000年以降、
我々はある意味で1つの戦争状態に入ったと
言えるのではないかと思います。
その戦争と言うのは銃とか爆弾といった形で
行われる戦争ではありません。
「情報戦争」です。
この戦争の結果、
いわゆる先進国地域のメディアが完璧に
多国籍企業や金融界に牛耳られ、
メディア空間が恣意的な形で歪められています。』
アスリノ氏は、
フランスのこれ以上の停滞を回避するために
EU離脱(=フレグジット/Frexit)が不可欠と確信し、
新たな政党を立ち上げ、
世論に訴えかけてきたのですが、
その過程で、次のような『真実』に辿り着きます。
『情報戦で人々を操る、洗脳していくと言う事は、
とりわけ今の2000年以降の社会の中で、
人々を最も効果的に誘導する手段になっていきました。
もちろん今でも戦争というのは、
シリアやバグダット辺りで
具体的には鉄砲やミサイルをぶち込む事を言いますが、
それ以外のところで情報戦という戦争が
行われているのです。
EUに関しても情報戦が功を奏して、
EUは平和と繁栄の基盤であり、
ユーロは経済発展の基礎になると言うイメージが
共有されてしまった。
そうやってポジティブな方向を示されると、
人々は「羊のように」ついていく。
特に、機能不全を起こしたEU・ユーロ体制は
非常に複雑な機構で、
全容を理解することが難しい。
だから、皆、その本質が分からず、
ますます「羊のように」なって、
イメージだけに従っていったわけです。」
では、フランスでは、具体的に一体だれが、
そんなイメージを作り上げたのでしょうか?
アスリノ氏は、言います。
「フランスでは、
10人の資本家がほぼ全体のメディアを
買い占めているという状況があります。
彼らは当然、自分たちの利益のために、
メディア情報を歪めようとしています。
つまり、一般の人々に、
その人々の利益に反する
(しかし、資本家たちにとって利益となる)行為を、
「受け入れなければならないのだ」と
思い込ませる情報戦争を展開しているわけです。」
まさに、驚くべき程に、
今の日本と同じ状況、です。
「緊縮したい財務省」や
「法人税を下げてもらいたい財界」が、
プロパガンダを展開し、
「消費増税やむなし」のイメージを作り上げ、
底の浅いコメンテーターや政治家達、
そして国民たちは皆、
「羊のように」そのイメージに付き従い、
その結果、「大怪我」をしかけている―――
というのが、今の日本の現状ですが、
フランスにもそれと「瓜二つ」な状況が
あったわけです。
アスリノ氏は、続けます。
「こうして、
複雑な問題からは人々が離れていくという状況の中で、
情報戦がさらに功を奏しているわけです。
だから一番大切なのは、
『現実が一体どういうものであるか』ということの理解を
促す「情報」を出していくことです。
それによって初めて対応が可能になっていく。
主要メディアが歪んだ情報を、
「操作」しながら流していますから、
これを打ち破るには、
正しい情報を流し続けるしかないわけです。
いわば、情報戦争を明確に意識しつつ、
情報を流すことが大切なわけです。」
いわば、
「難しい問題だから、イメージで騙しちゃえ」
と構え、プロパガンダという情報操作に勤しむ、
闇でうごめく多国籍企業や財政当局達の「裏」をかき、
「難しい問題だからこそ、わかりやすく、
繰り返し繰り返し、正しい情報を提供していく」
という情報戦争を
「意図的」に徹底展開していくわけです!
これこそ、この度
「10消費税」が日本経済を破壊する
http://ur0.biz/MCc2
を出版した根本的理由。
・・・・
この「情報戦争」の戦士は、
もちろん、訓練された各国軍隊の兵士ではありません。
それは、一人ひとりの日本国民です。
そしてとりわけ重要なのは、
この「情報戦争」では、
我々のような情報発信者よりもむしろ、
それを「拡散」される一般の方々の方が、
より重要な役割を担う、という点です。
ついては皆さまも是非、本記事や、
書籍(http://ur0.biz/MCc2)
動画(https://youtu.be/
ラジオ(https://www.youtube.com/
等々を各種ネットワークを活用して
「徹底的に拡散」
頂きたいと思います!
日本人を「羊」の様に
陰から操ろうとする多国籍企業や財務省達に
好き勝手にされないようにするためには、
一人でも多くの国民に、こうした情報戦争に、
「徹底的に情報を『拡散』する」という形でご参画頂くことが、
どうしても求められています。
日本が救われるとしたら、
地道ではありますがもはやこの方法しか、
残されてはいないのです―――。
追伸1:
まずは、こちらの本を是非、ご一読ください。
『10%消費税』が日本経済を破壊する。
http://ur0.biz/MCc2
追伸2:
この本の内容をKBSラジオ「藤井聡 あるがまま日本・京都」にて解説しました。是非、
https://www.youtube.com/watch?
(※ チャンネル登録はコチラ
https://www.youtube.com/
追伸3:
フランス大統領候補のアスリノ氏との対談「緊縮と戦う民主主義」
https://youtu.be/qU6pb3Yi0AY
追伸4:
情報戦争における最大の武器は、正しい「考え方」や「姿勢」「
http://www.mag2.com/m/
【藤井聡】もはや「クロちゃん」級におバカなニッポン・・・だから今こそ、仏アスリノ大統領候補の「情報戦争」に学べ!への7件のコメント
2018年11月7日 10:11 AM
だから!!
日本マスタートラスト信託銀行
日本トラスティーサービス信託銀行
という、日本の大企業や大手都市銀行や派遣会社の株式を異常に大量保有してる信託銀行の投資家は、
具体的に何処の国籍の何処の(青い目や、わし鼻)なのか?
知りたいのです。
その構図を暴露したものが、次のノーベル賞だと思います(笑)
多分、小泉構造改革や民主党事業仕分けやアベノミクスで、ギャーギャー言っていた外国人と同じなのかと。
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2018年11月7日 12:57 PM
脳溢血 ですか、、
ニッポンの首から上
器質的疾患というよりも
機能的疾患 知的障害かと、、、
自分の脳で考えず 他人様の意見しか きかない羊たち
そのような 羊たちは いずれまた 騙されます(きっと)
福沢諭吉先生も 仰ってるじゃあないですか
一身独立して 一国独立す
それは たぶん無理でしょうから
優秀な羊飼いが 出現するか
神の降臨を待つしか ない かも ♪
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2018年11月8日 11:24 AM
ここでも羊 …..沈黙 .
羊を誘導するには犬が必要 ! 犬 ? あっ ! 思い当たる人物が ! 安0 !
それはさておき、私が藤井氏を支持している理由は「正面突破」だからです。
今の日本に必要なのは正しい事は正しいと言える人物です。
政治の力学的や駆け引きは必要ありません ! 所詮日本は属国です。与えられた小さな利権の奪い合いに過ぎません。
又、グローバルだの世界秩序だのを隠れ蓑に利用し己のヘタレを正当化している「だけ」の話です。
日本に必要なのは「自立」です !
自立をすれば物事の見方、考え方が変わります ! そして「責任感」がうまれます !
何故、米国や英国、EUの各国で起こっている現象が日本に起こらないのか !
テクニックの問題ではない ! 根本的な現実を直視する思考を作る事が日本には必要なんです !
それと近代国家がどのような経緯で必然的に誕生したのかを本質的に解る事 !
宗教の誕生、そして近代国家の誕生。そのながれを理解しろ !
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2018年11月8日 9:17 PM
太公望気取りが釣堀に来て天然ものがないと一人騒いでますね。
あんまり絡んじゃいけないタイプの人なのかも知れませんが。
勘違いマッチョは放っておくとして、藤井さんのご新著です。
参与として内閣を支えながら、明確に相対する本を上梓なさる。
一番読んでほしい層が、こういう矛盾を最も嫌う気がします。
書くんならそこから降りて来い。読むのはそれからだと。
ひと頃、中野さんへの官僚ヤメロ批判が巷間にありましたね。
だが藤井さんに対する感情は中野さんに対するそれとは別。
官庁勤めは本業と見ても、内閣参与を本業と見る人はいません。
テクノクラートとの投合ぶりもちょっと釈然としない。
個人的にはその辺りも含めしかと見極めたいと思っています。
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2018年11月9日 11:52 PM
「個人的にはその辺りも含めしかと見極めたい」
あまきさん。それって太公望気取りじゃね ?
己の意見を言わず、人の行動が気になるの ? 己はどこ ?
人の観察で日本が変わるの ?
間違っても己の意見言えば ?
見極めるとか背伸びせんと間違っていると思えば間違っていると言えばいいんじゃね ? 己の中で結論が出ていなければ書く必要なくね ?
文面的にズルくね ?
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2018年11月10日 6:37 AM
拓三さん。
見極めたいと思っているのは、藤井さんご自身のふるまい。
こちらも藤井さんに期待し過ぎなんでしょうけど。
意見や疑問なら、前にも藤井さんの水曜日に書いています。
共感できる記事には藤井さんに賛意を示してあります。
それから。余計なことですが。
冒頭でご自分が何を書いたか、ご自分でもう一度ご確認を。
つまらない無邪気なせいで、せっかくのご意見が台無しに。
睥睨してせせら笑うような要らんこと書く方だったかなあ?
もったいない。今度やったら、またお尻ぺんぺんします。
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2018年11月10日 5:51 PM
お尻ぺんぺんされるのは案外好きかも。
「藤井氏の振る舞い」これこそ藤井氏の態度でしょ。
この態度に何を感じるか。それを己の思考で考えるのが力でしょ。
では私が藤井氏の態度に感じた事を己の意見として言わせてもらいます。言う必要もないのですが。
藤井氏ほど安倍に屈辱をうけた人物はいないでしょう。
強靭化しかり大阪都構想選挙後の橋下との会食。私なら遠に参与なんか辞めてるでしょう。なのに何故これだけの屈辱を受け辞めないのか。その相手に勝つためでしょ。辞めて外から批判をするのはこれまで何人もの政治家がやってきた事です。それで何が変わった.? それと藤井氏が誰と共闘しようが一貫して己の意見は変えていない。例えば高橋洋一の前で平気でTPP反対、都構想反対、グローバル反対を平気で言ってのける。媚びるどころか相手をこちらに引き込もうとしている。結果はどうなるか解りませんが簡単ではないでしょう。
これは強い人間が出来る態度です。
しかし一歩間違えて読み説けば権力に屈したと思うでしょう。
それと私が何故藤井氏の態度に敬意を示しているにもかかわらず安倍やホシュをせせら笑うコメントを書くのか。
それは…..ナ.イ.シ.ョ w
ムチで叩いてくれたら言うかもねww
(絡んじゃいけないタイプかも)
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