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2015年10月25日

[三橋実況中継]裁判の判決が出ました

FROM 三橋貴明 http://keieikagakupub.com/38news/

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「中国の読み方–地獄に引きずり込まれないために日本人が知るべきこと」
http://www.keieikagakupub.com/sp/CPK_38NEWS_C_D_1980/index_mag.php

●他国と違う・・・中国経済成長率の算出のカラクリ
●中国に存在する”鬼の城”とは?住んでいるのは一体誰なのか?
●日経新聞に煽られて中国進出した日本企業の悲劇
●地図を横にすると見えてくる…日本は中国の世界進出を邪魔する”蓋”

「中国の読み方–地獄に引きずり込まれないために日本人が知るべきこと」
http://www.keieikagakupub.com/sp/CPK_38NEWS_C_D_1980/index_mag.php

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イースト・プレス社「増税と政局・暗闘50年史」(著:倉山満)」で、三橋が「嘘」に基づき誹謗中傷、人格攻撃され、倉山満氏、イースト・プレス社、畑祐介氏(本書の編集者)の三者を被告として名誉棄損で訴えていた裁判の判決が、2015年10月8日に出ました。(訴えの詳細は「「増税と政局・暗闘50年史」についてhttp://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11822729893.html 」をご参照ください)

以下、主文から引用。
「被告ら(倉山満、イースト・プレス社、畑祐介)は原告に対し、連帯して150万円及びこれに対する平成26年4月13日から支払い済みまで年5分の割合による金員を支払え」
「被告株式会社イースト・プレス社は、別紙謝罪文目録記載1の謝罪広告を、同記載3の条件により、被告株式会社イースト・プレスのホームページに記載せよ」
「被告倉山満は、別紙謝罪文目録記載1の謝罪広告を、同記載3の条件により、被告倉山満のホームページ(http://www.kurayama.jp/ )に記載せよ」

別紙謝罪文目録記載1とは、以下の通り、
「株式会社イースト・プレス及び倉山満は、同社出版にかかる「増税と政局・暗闘50年史」において、三橋貴明氏に関して事実に反する記載をなし、三橋貴明氏の名誉を棄損したことを謝罪します。」

上記の通り、裁判所が倉山氏・イーストプレス社が「嘘をついた(事実に反する記載をなした)」ことを認めたのです。正直、損害賠償はともかく、謝罪広告までもが認められるとは思っていませんでした。理由は、わたくしがそれなりに発信力があるため、「自分で名誉回復できるでしょ」という話になる可能性が高かったのです。

ちなみに、損害賠償150万円も、名誉棄損の判決としては極端に高いです(普通は100万円に届きません)
結局、訴訟「後」の倉山氏のブログでの記載や、ひたすら「判決の先延ばし」を図った法廷戦術が、相当に裁判官の心証を悪くしてしまったようです。結果、普通は(原告がわたくしの場合は)認められる確率が低い「謝罪広告」までをも命じ、さらに高額の損害賠償という判決が下ったわけでございます。

訴訟後あるいは「控訴後」のブログ等への書き込みが、裁判官の心証に影響を与えるわけですね。これは、日本国において新しい現象だと思います。
被告である三者は、控訴期限の10月22日に控訴しました。控訴したところで、事実認定(倉山氏・イーストプレス社が事実に反する記載をしたこと)が覆ることはないのですが、謝罪広告だけは何としても回避したいという話なのでしょうか。

分かりません。分かりませんが、とりあえず裁判は続きます。

◆飛鳥新社「亡国の農協改革 ――日本の食料安保の解体を許すな」9月8日(火)発売開始! すでに第四刷!
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◆ヒカルランド 「ドイツ第4帝国の支配と崩壊 亡国の新帝国主義(グローバリズム) 日本人に緊急警告!」Amazon予約開始しました!
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発売日は10月28日でございます。

◆「月刊日本 2015年 11 月号」に「「亡国の農協改革」を食い止めよ」が掲載されました。
http://www.amazon.co.jp/dp/B01494Z82M/

◆週刊アサヒ芸能 連載「三橋貴明の列島丸わかり報告書」第四十一回「高齢化・社会保障問題は「国民経済」の本質を見事についている」
http://www.asagei.com/

◆週刊実話 連載「三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』」 第147回「三本の的(まと)」
なお、週刊実話の連載は、以下で(二週遅れで)お読み頂くことが可能です。
http://wjn.jp/article/category/4/

◆Klug連載 三橋貴明の「経済ニュースにはもうだまされない」 第328回 日本とドイツの外国移民問題
http://www.gci-klug.jp/mitsuhashi/2015/10/20/024636.php

◆有料メルマガ 週刊三橋貴明 〜新世紀のビッグブラザーへ〜 週刊三橋貴明 Vol335 投資の壁(後編)
http://www.mag2.com/m/P0007991.html
投資にあまりにも依存した国民経済が、最後にいかなる状況に陥るのか。現在の中国が素晴らしいケーススタディ(事例)を提供してくれています。

◆メディア出演

10月26日(月) 23時15分からテレビ朝日「ビートたけしのTVタックル」に出演します。
http://www.tv-asahi.co.jp/tvtackle/

10月21日(水) 6時から文化放送「おはよう寺ちゃん活動中」に出演します。
http://www.joqr.co.jp/tera/

10月21日(水) チャンネル桜「桜プロジェクト」に出演しました。

【国際】イギリスの拝金主義、国民経済に向かうカナダ、難民で破綻するドイツ[桜H27/10/21]https://youtu.be/S8D6smCEEz0
【ラビア・カーディル】国連は何故、中共のウイグル弾圧を見過ごすのか?[桜H27/10/21]https://youtu.be/ZIWmzDzGPV8
【明るい経済教室】グローバル社会が暴いた中国経済の幻想[桜H27/10/21]https://youtu.be/_9gAEE25WmU
【未来は?】バック・トゥ・ザ・フューチャーの世界と技術革新[桜H27/10/20]https://youtu.be/r1T_wVNZyb4

◆三橋経済塾

10月17日(土)に開催された第十回対面講義が掲載されました。
http://members4.mitsuhashi-keizaijuku.jp/?p=1226
ゲストは大石久和先生。

◆チャンネルAJER 今週の更新はありません。

PS
・・・中国経済は、高騰していた不動産価格、株価がともに大幅に下落し、バブル崩壊の苦境に直面している。この状況に対する解釈は二つに分かれている。

一つは「単なる景気後退」あるいは「投資主導の経済から消費主導の安定成長への過渡期」とする見方、もう一つは「メッキが剥がれた中国経済が崩壊を始めた」あるいは「経済のみならず、中国共産党の独裁体制崩壊の序章」などとする見方だ。

単なる景気後退なのか、それとも崩壊の序曲なのか? 日本への影響は? われわれは今後、どう対処していくべきなのか?

中国取材から帰国したばかりの三橋貴明が、自らの足で集めた最新の情報を元に、「中国の読み方」、そして「中国との付き合い方」について解説する。
(月刊三橋最新号「中国の読み方〜日本が地獄に引きずり込まれないために」)
http://www.keieikagakupub.com/sp/CPK_38NEWS_C_D_1980/index_mag.php

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[三橋実況中継]裁判の判決が出ましたへの1件のコメント

  1. 稲美弥彦 より

    裁判の勝利、おめでとうございます。ところでアメリカの借金が2京5000兆円以上の外交の借金を抱えており、当然ながらGDP比でも第1位でそれも外国の借金であることはご存知の通りですが、11月3日(明治天皇の誕生日で現在は文化の日)にアメリカが破綻する報道が、ラジオスプートニクさんから出てきました。債務上限達成まであと、2週間しかないので破綻は免れないだろう。因みに中国は2150兆円以上で第2位、GDP比では3位。日本は3位、GDP比では2位です。

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