From 三橋貴明 http://ameblo.jp/
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●月刊三橋最新号のテーマは「フランス経済」。
中東の混乱、ISILの背景にある「ある問題」がわかる
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「ユーロという罠」に落ちた大国の選択から、
なぜ、明日の日本が見えるのか?
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さて、昨日取り上げた、ピケティのシンポジウムで西村副大臣が、
「アベノミクスはトリクルダウンの試み」
と発言したことに「はあ・・・っ」となってしまったのは、
「トリクルダウンは起きないんだよ」
ということを解説した本であるためです。
そもそも、トリクルダウンが起きるのであれば、「r>g」
「r>gが続く場合、
ことを実証したわけでございます。
ピケティ効果なのかどうかは分かりませんが、
『アベノミクス:首相「トリクルダウン、我々の政策と違う」
http://mainichi.jp/select/
安倍晋三首相は2日の参院予算委員会で、「富めるものが富めば、
首相は経済界に賃上げを働きかけていることを強調。「
総理は以前、
「株価が上がれば、消費が増える」
と、トリクルダウンの一種である「資産効果」
ところで、ピケティのいう「r>g」ですが、
【日経平均(左軸、円)と実質賃金指数(右軸)の推移】
http://members3.jcom.home.ne.
日経平均が上昇する反対側で、
このグラフを見て、
「日経平均が上昇すれば、消費や投資としてお金が滴り落ち(
と解釈するのが、まさにトリクルダウンです。
実質賃金が増えるためには、「需要>供給能力」
インフレギャップ状態になるためには、
分かりません。
そして、「分からない」というのが問題なのです。
「
と述べました。日本の現状を見る限り、「仰る通り」
ならば、どうしたらいいのか。これまた、
『話題の仏学者ピケティ氏:金融緩和に頼らず財政で経済活性化を
http://www.bloomberg.co.jp/
ベストセラーで話題のフランスの経済学者、トマ・
同氏は2日、米経済専門局CNBCとのインタビューで「
ところが、現実の安倍政権は明確に「緊縮財政路線」に舵を切り、
「上からたらたら垂らしていくのではなく、
は、所詮は「規制緩和」によりトリクルアップを目指すという、
日本国民は、今日、「デフレ対策」
政治家がダメダメである以上、日本国民が「デフレ対策」
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【三橋貴明】【文庫化】コレキヨの恋文への2件のコメント
2015年2月6日 12:34 AM
ピケティ的主張で換言すれば、金融機関が非流動的に抱え込んでいた「資産」つまり政府債(国債)を、日銀が強制的に吸い上げ、金融機関はより流動性が高い(無利息な)日本円に交換させられるのだから、資産家であった金融機関は将来の富を奪われる結果となる。故に、現在の量的緩和は正しい。日銀のBS上で考慮してみた場合でも、過去の準備預金制度に於ける日銀貸出しは「負債」であるが、現在の公開市場操作に於ける政府債の買い上げは「資産」に計上されるため、これもまた正しい。現政権の量的金融緩和を揶揄するくらいならば、特別会計上の単式簿記で隠されている、累積された各省庁の固定化した「資産」の流動性を問うた方が、より健全なのではなかろうか。
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2015年2月6日 1:09 PM
三橋新聞でもおなじみの方が、世間を騒がせていますね。自分が「正しい」、相手が「間違えてる」という信仰があるのかないのか、こういった非常識な言動に気が付かないって怖いですね。「絶対につきあったらいけない」という人格を認めないような中傷ではなくて、学者なら学者らしく「彼はウマウマなのでシカシカです」のように理性的に対応してもらいたいものです。(以下、ロイターより引用)橋下氏、教授発言で見解要求へ2015年 02月 5日 維新の党の橋下徹最高顧問(大阪市長)は5日、内閣官房参与の藤井聡京都大大学院教授がインターネットの動画で橋下氏を中傷する発言をしたとして、党を通じて、京大の山極寿一学長に藤井氏の言動に関する見解を求めることを明らかにした。市役所で記者団に語った。 藤井氏は、橋下氏について「絶対につきあったらいけない」「ヘドロチック」などと述べている。 橋下氏は「国立大の教授が政治家を批判したり、論評したりすることは当然」とする一方で「市民に選ばれた代表(市長)に、学者があのような発言をするのはどうなのか」と非難。
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