From 佐藤健志
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●月刊三橋最新号のテーマは「フランス経済」。
「ユーロという罠」に落ちた大国の選択とは?
フランスに今が分かれば、日本が見える!
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個人でも企業でも国家でも、信用の有無は大きなポイントです。
これを(逆説的に)裏付けているのが、本紙1月12日の記事「
冒頭、三橋貴明さんは次のように断じました。
「通貨の信認」「国債の信認」「外需依存国」「国際的な信用」「
まったく賛成ですが、例として挙げられている5つの「
信用の有無は、実際に重要な意味合いを持ちうるからこそ、
しかし信用をうんぬんするなら、通貨や国債、
つまり、国や政府にたいする国民の信頼です。
選挙を実施することが「国民の信を問う」とも形容される通り、
だとしても、国や政府にたいする信頼とは、
ここでご紹介したいのが、岩手県の達増拓也知事の発言。
昨年、復興をテーマに対談させていただいたのですが(「
復興の仕事をしていて思うのは、
しかし、地方自治というのは取りこぼしが許されない。
(132ページ)
取りこぼしが許されない。
裏を返せば、これは「誰一人として見捨てない」
だから県民一人ひとりの復興計画を積み重ねていったものが、
知事は国政と地方自治を対比させる形で語っておられますが、
というか、むしろ国政においてこそ大事。
なぜか?
発言にある通り、政府は時として、
それは国家の宿命とも言うべきもの。
だとしても「宿命なんだから、国民は犠牲を受け入れて当たり前」
遅かれ早かれ、そんな政府は国民に愛想を尽かされるでしょうし、
国民が(必要とあらば)犠牲を受け入れるのは、
当の信頼の基盤となるのは、「
自分が死んでも、残された家族は国が守ってくれる。
いざとなれば、国家が最終的に責任を持ってくれる。
そう信じられるかどうか。
『戦場のメリークリスマス』
だからこそ、日本人は徴兵にも応じたし、戦場にも向かった。
しかるに戦後は、国家への信頼感がなくなってしまい、
ご存じの方も多いでしょうが、大島さんは思想的には左翼です。
つまり戦前の日本には批判的。
それでも、こう書いたのです。
ならば日本を取り戻すためにも、「国家は国民を見捨てない」「
「戦後からの脱却」はもとより、景気回復にしたところで、
達増知事の言葉をもじれば、国家の真の強靱性とは、
ずばり「これに代わるものなし」(There Is No Alternative)。
グローバリズムにとことんハマるのならともかく、
ではでは♪
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