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2014年6月21日

【浅野久美】太陽を待て茶

From 浅野久美@チャンネル桜キャスター http://www.ch-sakura.jp/topix/1575.html

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●●中国大暴走。日本は国家存亡の危機を回避できるのか?
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この地に着いてから、毎日毎日がまさかの陰鬱な雨。
それもかなりの激しい土砂降りが続いた海辺の街ナタールは、今朝やっと6日ぶりにスッキリ晴れ上がりました。

太陽光線MAXの白砂ビーチやサンバのリズム、
原色の水着や陽気な人々がいまにも踊り出すアッパーな気配など
本来の定番イメージであるテイストがまったく感じられなかった日々が
明け、ようやく自分がどこに来ているか実感が湧いてきたブラジル滞在。
(太陽のマテ茶じゃなかったんかい)

いくら好雨女でも、さすがにワールドカップ中に何故土砂降りなのよ?と、半ばヤケになりながら、地球の中心の反対 でアイーンを叫んでいる浅野です。

みなさま、今週もお仕事お疲れ様でした。

いやはや、とにかくブラジルは遠いの遠くないのって。
単純に飛行機に乗り続ける時間だけでもサンパウロまで27時間。
さらに滞在先のナタールまで国内線で4時間。
乗り継ぎ二回の10時間を入れれば、日本を飛び発った41時間後にやっと目的地に辿り着いた、というわけですね。
もはや時差ボケ…などというシャレた現象よりも、単純に、ひたすら座り続けた疲れのほうがしばらく身体から抜けない違和感ありの長旅でした。

さて、これまでに、
日本初戦の対コートジボワール、二戦目のギリシャ戦の応援のほか、メキシコ対カメルーン、ガーナ対アメリカの試合を観戦しました。
メキシコも本大会常連の国。
個人的にもファンなので毎回思うのですが、小柄な選手たちが展開する細かいパスの鮮やかな連なりもさることながら、時間や天候に一切関係なくいつも安定の総ネアカっぷりなサポーターに逢えるのも楽しみのひとつです。
一緒に混じって応援するならひときわ愉快でフレンドリーなのがメキシコサポーターたちなんですね。
常に酔っ払っているようなノリの彼らははっきり言ってあまりデリカシーはありませんが、何より中立の観客を楽しませることに長けていて、自然に周囲を巻き込むのがとても上手い。
こちらが日本人だと判ればすかさず「JAPAN グレイト!」「カガワ アリガト」「ゲイシャ ピカチュウ」などとテキトーな掴みで軽く気を引き、あとは「メヒコ」コールが起こると両手を挙げて私たちを乗せるわけです。

メキシコはいつも試合ごとに強くなる印象があり、次のブラジル戦でも互角の闘いを展開してくれた時は、一緒にテレビ観戦をしている周囲のブラジル人たちに気を遣いながらも大いにメキシコを応援してしまいました。
そうそう、このブラジル対メキシコの一戦の日、
この日の午後は街から人が急に消え始め、試合一時間前にはタクシーも流れていない状況でした。ちょうど私たちは数人で宿から離れたショッピングモールにいたのですが、あとで聞いたら、ブラジル絡み試合のある午後は全国民の半日休日となるそうで、タクシーも警備員も店員さんも蜘蛛の子を散らすようにさっさと自宅やテレビ前に帰ってしまうというわけなのです。
こちらは帰りの手段に困り果てつつも、さすがにサッカー大国でのワールドカップ!と、一方では感激しながらどうにか戻ってキックオフに間に合いました

ガーナ対アメリカでも、それぞれのサポーターのみなさんには魅せられました。
私はゴール裏の少数派ガーナ人エリアに移動して観ていたのですが先ずはスタジアムを包む圧倒的な人数のアメリカサポーターによる国歌の大合唱。
オリンピックなどで聴き慣れたメロディーでも、一般国民の生の声が奏でるアメリカ国歌は、その音程の統一感と堂々とした伸びやかな迫力から、彼らが国旗や国歌を身近に置いて親しんでいる日常を想像させます
好き嫌いは別として、一瞬、完全にスタジアムを支配した大国の風格には「やっぱりこの国には勝てないのか」と感じると同時に、例えビール片手であっても、その場にいるすべてのアメリカ人が「我が国」を意識しながら歓びに満ちて声を張る姿に、悔しいながらも心動かされて軽く鳥肌を立ててしまいました。

一方、ガーナサポは心底ワールドカップという舞台を楽しんでいるようで、民族衣装のほかにも、仮装や踊りをベースに自国の応援を華やかに盛り上げます。
それでも、先制されていた一点を取り返した時には、ほぼ全員のサポーターが天を仰いで胸に手を当て「 _ ヤミーショウ 」 (神のご加護)と叫びます。
余談ですが、この時、隣で応援していた老夫婦の奥さんとハイタッチをしたところ、なんと私はそのご主人にふわりと持ち上げられ、天に突き上げるかたちになってしまいました。そう、いわゆるお姫様抱っこってやつね。
生まれて初めてのお姫様抱っこが、ガーナのダンディなお爺ちゃんがお相手とは我ながら渋いですな。(いや、もしかしたら、「この女イケニエに焼いて食おう」という儀式だったりしてね)

さて、ワールドカップのグループステージも佳境に入ってまいりました。

もちろん言いたいことは山ほどありますが、日本戦に関しては、現地よりも日本にいるみなさまの方が良くも悪くも情報が豊富だと思うので、その話はまた後日ゆっくりいたしましょう。

いまは次のコロンビア戦にきっちり勝つことと、他力本願だろうと神頼みだろうと、サッカーの神様の微笑みを求めることです。(ギリシャ頼むから奮起してくれ!)

では、引き続き、決して諦めないワールドカップを!!!

PS
中国がやばい本当の理由とは? 三橋貴明が解説中
http://youtu.be/ns-sXQ-Iey0

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【三橋貴明】瀬戸際のギリシャ

【浅野久美】太陽を待て茶への1件のコメント

  1. mgrr より

    浅野さん、さっき夢の中で神様に会って、こう言っていました。「日本vsコロンビアは5−0で日本が勝つ」神様が言うのなら間違いないよ!絶対に大丈夫だよ追記)桜チャンネルの上念さんの動画のコメント欄がガガガ

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