From 佐藤健志@評論家・作家
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11月13日、日本農業新聞が興味深い記事を配信しました。
TPP合意で2025年までに関税が完全撤廃された場合、
農産物貿易全体の伸びは85億ドル(記事によれば、
そのうち28億ドルはアメリカの輸出増加分になるとか。
で、日本の輸出増加分は?
わずか8300万ドル。
1億ドルにも達しないのです!
逆に日本の輸入増加分は58億ドル。
全体の7割に達します。
良いこと何もなし、という感じの結論ですが、
こんな予測を展開しているにもかかわらず、同報告書は、
コメの生産額減少は3%、砂糖で2%。
ちなみに日本政府の予測では、前者は32%、後者は100%(
http://headlines.yahoo.co.jp/
要するに「関税撤廃しても大した影響はないのだから、
ツジツマが合っていないというか、
当該の記事には、鈴木宣弘・
しかしここに、アメリカのアメリカたるゆえんがある。
つまりあの国は、「フロンティアの無法者」なんですね。
無法者とは「法律を破る存在」と思われがちですが、
これから開拓される未開の地、つまりフロンティアには、
ならば、そこで無法者はどう振る舞うか?
お分かりでしょう。
自分の都合に合わせて、法秩序(のごときもの)
フロンティアにおいて、これは必ずしも悪いこととは限らない。
何もルールがないよりは、とりあえずルールがあったほうがマシ、
そしてアメリカは、
同国の作家ノーマン・メイラーは、
アメリカとは、
「既成の法秩序をよりどころにして、
「新しい法秩序(のごときもの)をつくることで、
TPPのような経済的グローバリズムの追求も、
ただしアメリカ人に「フロンティア」と見えるものが、本当に「
西部開拓にしても、同国の先住民、
とはいえ「無法者のほうが保安官より大きな価値を持つ」
目に入ったとしても、「
農務省報告書にうかがわれる無理矢理ぶりは、
アメリカはフロンティアの無法者。
TPPに限らず、同国との関わり方を考えるうえで、
アメリカの本質について、さらに知りたい方はこちらをどうぞ。
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現在の同国がどうなっているかはこちらをどうぞ。
http://chokumaga.com/magazine/
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PS
消費増税が日本に与えた本当のダメージとは?
http://youtu.be/FYzYGcCtZpI