From 適菜収@哲学者
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安倍政権を支持している人が48%もいるらしいですね。
どうりで、こんな世の中です。
自宅で笛ふいていたほうがいい。
今回も山田大介氏とバンドの話。
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【さだまさしのトークに学ぶ】
山田 オレもライブで失敗した経験は山ほどある。「
適菜 だからライブの際には「保険」が必要ですね。たとえば、
山田 さだまさしや海援隊のコンサートはそうだよ。
適菜 3コードでギターを鳴らしつつ、延々と語り続ける。
山田 そういう意味では、
適菜 一回、聴けば様子が分かる。
山田 お客さんとのコミュニケーションのネタにはなるね。
適菜 通しで聴いたら気が狂うな。
山田 でも意外に目から鱗かもよ。彼はフォーク界において、
適菜 なるほど。
山田 初期のフォークシンガーは、トークの面白さで注目を浴びていた。
適菜 漫談のひとつもできるとつぶしがききますね。
山田 いざというときに役立ちますよ。
適菜 上手に演奏できないうちは、トークだけでもいい。
山田 アマチュアバンドは、技術のことは気にしなくていいですよ。
適菜 そう考えると気がラクになりますよね。
【簡単に名曲をつくる方法】
適菜 ビバップの創生期の曲の多くは、
山田 「オーニソロジー」は「ハウ・ハイ・ザ・ムーン」。「ドナ・
適菜 サヴォイ時代の録音なんて、ほとんどオリジナル曲はないですよ。
山田 要するに替え歌です。ダウン・タウン・ブギウギ・バンドの「
適菜 RCサクセションはビートルズやストーンズのパクリが多いですね
山田 ビートルズ自体、パクリが多いからねえ。「レット・イット・
適菜 好きなバンドの好きな曲のコード進行に、
山田 なるべく違うメロディーを乗せてみる練習をしたほうがいいね。
適菜 どうやるのが効果的かな?
山田 カラオケボックスに行って、
適菜 世の中の作品のほとんどはそれで成り立っている。
山田 あまり突飛なコード進行は、お客さんが喜ばない。
適菜 まあ、それもやりつくされてはいるんだけどね。
山田 コルトレーンの「ジャイアント・ステップス」も変な曲だよね。
適菜 コード進行の実験は、飽きられてしまった。昔、一緒に「
山田 編成は打楽器だけで「インナー・バップ」と叫び続ける。
適菜 それで稲葉君というダメな奴に、
山田 原始的だけどカッコいい。
適菜 でもああいう曲の構造も、アフリカ音楽を利用していたりする。
【脳内練習の勧め】
適菜 気軽に音楽で遊ぶには、カラオケはいいですよ。
山田 オレは昔、エルモア・ジェイムズのCDをかけながら、叫んだり、
適菜 音が出せないときでも、脳内でバンドを組み立てておけば、
山田 普段、散歩しているときも頭の中で音楽が鳴っているからね。
適菜 あれを意識的にやればいいんです。
山田 ドラマーの多くはそれを実践していますね。
適菜 中高生でも、授業がつまらないときは、
山田 リズムをキープする練習をしたりね。
適菜 うん。
山田 脳内で鳴っている音楽を、肉体を使って表に出す。
適菜 イメージを技術によって曲という形にする。
山田 人を脅かすようなこと言わないほうがいいよ。
適菜 人間なんて小さな存在ですからね。程度の差こそあれ。だから、
山田 そのしょうもないものが好きだったりするからな。
適菜 音楽は、ミュージシャンの脳みその部分が大事。
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【適菜収】音楽を媒介にしてミュージシャンの脳に入るへの2件のコメント
2014年11月7日 6:38 PM
確かに、ジャイアント・ステップって、小生も好きなのどすが、聴いているとちょっと気分悪くなってまいりまんよね(笑)。小生、カラオケもよく一人で行きまんにょん。裏声が異様に出るから(笑)、一人でケイト・ブッシュやナタリー・コールなんか歌っておりまんのん。スーザンボイルは結構、宴会受けしまんのん。Let it Goもかなりオモロに唄えまんにょん。人を笑わせる為に、一人で謳うのん。地声では、カンザスやキッスやニッケルバックやメタリカなんかを唄いマウスのん。アメリカは個人的には嫌いどすが、十八番はナイトレンジャーのRock in Americaなのん。bossaもたまに行くのん(最近、イヴァン・リンスがカラオケに出てきて嬉しいのん)。音楽的にはロックフェラーを超えた左翼亡者なのん。
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2014年11月8日 3:06 PM
「人間なんて小さな存在ですからね。程度の差こそあれ。だから、しょうもない自分を含めて、表に出せばいいんです」「そのしょうもない部分が好きだったりするからな」のところ、本当に仰る通りだなと思いました。 他人の中の、ちょっと「へんてこりん?」な所がいとおしいように感じる事ありますよね。本人が欠点と思っているような所を「かわいい」と感じたり。 ちょっと意地悪な人、偏屈な人、意地っ張り、高すぎるプライド・・色々あるけれど、大抵の欠点と呼ばれるものは、自分の立場を必死で確立しようとしていたり一生懸命生きてるから、じゃないのかな・・と。やり方が正しくない時もあるかもしれないけど、なんだかいじらしさもあります。 私の膨大な欠点のひとつは、スローモーな所です。これは昔は相当コンプレックスで、中学生の頃、「素早く動けるようになる」という韋駄天の護符?(雑誌の付録)をお財布に入れて持ち歩いていました。効果は、残念ながら無かったのですが・・・。 ここまで考えて、ふと思ったのですが、人間が持っているそれぞれの「リズム」は、神様が与えたもので、受け入れるしかない部分があって、存在しているだけで皆で音楽を奏でているような感じがあるのではないかと。 私は、楽器はできないのでCDで聴いたり、調子はずれの鼻歌を歌ったりして楽しんでいます。日本の童謡なども好きです。私にとって音楽は、想像の世界に入るスイッチのひとつのようです。
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