アーカイブス

2013年2月4日

【三橋貴明】国内の敵

————————————————————

●「いいね!」をくれた方には、三橋貴明の音声ファイルを
無料プレゼント。世界を読むための3つの原則とは。

三橋貴明の「新」日本経済新聞 公式Facebookページ
⇒ http://www.facebook.com/mitsuhashipress/app_109770245765922

————————————————————

FROM _三橋貴明
【今週のNewsピックアップ】

●国内の敵
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11459136019.html

●経済の自虐主義を排す
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11459748648.html

国内の敵とは、要するに「日本経済は成長しない」などと勝手に思い込んでいる経済的自虐主義者たちのことです。とはいえ、改めて考えてみると、彼らは自虐主義でも何でもなく「他虐主義者」なのかも知れません。

大元の歴史的な自虐主観では、日教組たちが子供たちに「自虐思考」を植え付けていきました。とはいえ、日教組たちは決して「自分たちを責めている」わけではないのです。自分とは異なる日本国という国家、もしくは日本国民について「あいつらは悪いことした。お前たちはその子孫だ」と教育しているわけで、悪いのはあくまで「あいつら」なのです。「あいつら」が意味するものは、帝国陸海軍、天皇陛下、政治家など、様々なパターンがあるわけですが、いずれにしても悪いのは「他者」であり、自分たちではありません。

経済的自虐主義者も同じです。「構造改革!」などと叫ぶ人たちにとって、悪いのは「自分以外の日本の社会構造」であり、自分ではないのです。構造改革主義者たちは、日本国民に「構造改革しないから、ダメなんだ!」などと上から目線のお説教をするわけですが、その日本国民に自分は含まれていません。いや、もちろん法的には含まれているのですが、彼らは間違いなく「自分」と「他の日本国民」を切り分けています。

経団連に属するような大企業の経営者たちが、「日本の内需は成長しない! これからはグローバルだ!」などとやっているのは、あくまで「自社」以外の日本国の市場が成長しないと言っているわけで、自分たちも日本の市場に含まれているとは、微塵も考えていないわけです。もし考えているとしたら、

「日本の内需は成長しない。これは自分たち企業が国内に投資をしないためだ。国内の設備投資を増やそう」

となるはずなのですが、現実には「これからはグローバルへ!」なのです。要するに、企業経営者たちが「自分」と「日本国家」を切り離してしまっているからこそ、他人事のように「日本の内需は・・」などと発言できるわけですね。

現実には、日教組にしても「日本国民」です。さらに戦前の我が国が民主主義国家だった以上、「日本国が悪いことした!」と叫んだとき、それは「日教組の日本国民も悪いことをした」と言っているのと同じなのです。

構造改革主義者にしても、日本国民です。「日本は構造改革が必要!」と主張したとき、その「日本」の中に自分も含めなければおかしいでしょう。そして、日本の中に自分を含めれば、我が国で最も構造改革が必要なのが、構造改革主義者たちが言論活動をしている「マスコミ」であることが分かるはずです。

さらに、経団連の経営者たちが「日本の内需に自分も含まれている」ことを理解すれば、「グローバル!」以外にも解決策を思いつけるはずです(フォーディズム等)。

というわけで、結局のところ日本国を貶め続けているのは「自虐主義者」ではなく、「他虐主義者」ではないかと考えるわけです。

PS
「ようこそ」のページから「いいね!」してくれた人には
三橋の特別音声ファイルを無料でプレゼントしています。

http://www.facebook.com/mitsuhashipress

メルマガに書ききれない号外記事をアップしていく予定。
「いいね!」を押して、メンバーになりましょう。

PPS
小学館「経済の自虐主義を排す: 日本の成長を妨げたい人たち」
が発売になりました!

http://amzn.to/XY4FUJ

関連記事

アーカイブス

【東田剛】おそロシア〜

アーカイブス

【三橋貴明】抽象的移民受入論を打破せよ!

アーカイブス

【東田剛】精神疾患

アーカイブス

【三橋貴明】新時代が始まる

アーカイブス

【三橋貴明】移民政策のトリレンマ

【三橋貴明】国内の敵への2件のコメント

  1. Yuriya Kaito より

    おっしゃってることは、【アイデンティティーの問題】ですね。これもチャイナの情報戦に嵌められている可能性が。。。「日本国民は友だちです。悪いのは日本の指導者と軍部なのですから」。。。という【国家と国民の分断工作】のことです。これは、【前期GHQ】でも行われたかもしれません。日本の民から国というアイデンティティーを喪失させる愚民化および弱体化工作ですね。

    返信

    コメントに返信する

    メールアドレスが公開されることはありません。
    * が付いている欄は必須項目です

  2. Yuraya Kaito より

    おっしゃってることは、【アイデンティティーの問題】ですね。これもチャイナの情報戦に嵌められている可能性が。。。「日本国民は友だちです。悪いのは日本の指導者と軍部なのですから」。。。という【分断工作】です。

    返信

    コメントに返信する

    メールアドレスが公開されることはありません。
    * が付いている欄は必須項目です

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。
* が付いている欄は必須項目です

名前

メールアドレス

ウェブサイト

コメント

メルマガ会員登録はこちら

最新記事

  1. 日本経済

    【三橋貴明】モノ・マネー論

  2. コラム

    【施 光恒】「スポーツの日」の憂鬱

  3. 日本経済

    【藤井聡】政府の「大本営発表」に騙されるな!10%消費...

  4. 政治

    【三橋貴明】安倍総理「器」論の真実

  5. 日本経済

    【三橋貴明】貨幣論の間違いが、日本人を消滅させる

  6. コラム

    【竹村公太郎】江戸のインフラが21世紀の東京を守る 日...

  7. 政治

    【藤井聡】アメリカへの忖度による「自衛艦派遣」で、日本...

  8. 日本経済

    【室伏謙一】日本の伝統、文化、社会、経済の破壊から、守...

  9. 日本経済

    【三橋貴明】「デフレ対策=少子化対策」という現実

  10. 日本経済

    【三橋貴明】貨幣観がすべてを決める

MORE

タグクラウド