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FROM _三橋貴明
【今週のNewsピックアップ】
●国内の敵
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11459136019.html
●経済の自虐主義を排す
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11459748648.html
国内の敵とは、要するに「日本経済は成長しない」などと勝手に思い込んでいる経済的自虐主義者たちのことです。とはいえ、改めて考えてみると、彼らは自虐主義でも何でもなく「他虐主義者」なのかも知れません。
大元の歴史的な自虐主観では、日教組たちが子供たちに「自虐思考」を植え付けていきました。とはいえ、日教組たちは決して「自分たちを責めている」わけではないのです。自分とは異なる日本国という国家、もしくは日本国民について「あいつらは悪いことした。お前たちはその子孫だ」と教育しているわけで、悪いのはあくまで「あいつら」なのです。「あいつら」が意味するものは、帝国陸海軍、天皇陛下、政治家など、様々なパターンがあるわけですが、いずれにしても悪いのは「他者」であり、自分たちではありません。
経済的自虐主義者も同じです。「構造改革!」などと叫ぶ人たちにとって、悪いのは「自分以外の日本の社会構造」であり、自分ではないのです。構造改革主義者たちは、日本国民に「構造改革しないから、ダメなんだ!」などと上から目線のお説教をするわけですが、その日本国民に自分は含まれていません。いや、もちろん法的には含まれているのですが、彼らは間違いなく「自分」と「他の日本国民」を切り分けています。
経団連に属するような大企業の経営者たちが、「日本の内需は成長しない! これからはグローバルだ!」などとやっているのは、あくまで「自社」以外の日本国の市場が成長しないと言っているわけで、自分たちも日本の市場に含まれているとは、微塵も考えていないわけです。もし考えているとしたら、
「日本の内需は成長しない。これは自分たち企業が国内に投資をしないためだ。国内の設備投資を増やそう」
となるはずなのですが、現実には「これからはグローバルへ!」なのです。要するに、企業経営者たちが「自分」と「日本国家」を切り離してしまっているからこそ、他人事のように「日本の内需は・・」などと発言できるわけですね。
現実には、日教組にしても「日本国民」です。さらに戦前の我が国が民主主義国家だった以上、「日本国が悪いことした!」と叫んだとき、それは「日教組の日本国民も悪いことをした」と言っているのと同じなのです。
構造改革主義者にしても、日本国民です。「日本は構造改革が必要!」と主張したとき、その「日本」の中に自分も含めなければおかしいでしょう。そして、日本の中に自分を含めれば、我が国で最も構造改革が必要なのが、構造改革主義者たちが言論活動をしている「マスコミ」であることが分かるはずです。
さらに、経団連の経営者たちが「日本の内需に自分も含まれている」ことを理解すれば、「グローバル!」以外にも解決策を思いつけるはずです(フォーディズム等)。
というわけで、結局のところ日本国を貶め続けているのは「自虐主義者」ではなく、「他虐主義者」ではないかと考えるわけです。
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【三橋貴明】国内の敵への2件のコメント
2013年2月4日 5:01 PM
おっしゃってることは、【アイデンティティーの問題】ですね。これもチャイナの情報戦に嵌められている可能性が。。。「日本国民は友だちです。悪いのは日本の指導者と軍部なのですから」。。。という【国家と国民の分断工作】のことです。これは、【前期GHQ】でも行われたかもしれません。日本の民から国というアイデンティティーを喪失させる愚民化および弱体化工作ですね。
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2013年2月5日 1:33 PM
おっしゃってることは、【アイデンティティーの問題】ですね。これもチャイナの情報戦に嵌められている可能性が。。。「日本国民は友だちです。悪いのは日本の指導者と軍部なのですから」。。。という【分断工作】です。
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