あけまして、おめでとうございます!
昨年はトランプ政権の誕生や高市政権の誕生に象徴される、「大転換」となる年でした。
今年は、その大転換が、まさによきものへと展開していく否かを決する、国民一人一人が当事者となる超重要な年、となりますね。
要は私たちは今、我が国の進路が数十年単位で定まる、まさに歴史の分岐点に立っているわけです。
高市政権の「責任ある積極財政」が、国内で拡大しつつある積極財政派の野党各党の力を借りつつ、「石破政権による骨太の方針」の呪縛を離れ、自由に羽ばたくことができるのか?
高市発言に始まる日中対立が、同じく保守系野党各党からの力を借りつつ、単なる対立ではない「均衡」を通した「日本の真の独立」を抜本的に高める流れへと繋がっていくのか、それともアメリカに梯子を外され日本の孤立を導く決定的契機となるのか…?
2025年は、こうした「内憂外患」が抜本的に改善する「兆し」を見せた年となりましたが、この新年はその兆しが「ホンマもん」になるかどうかが問われる重大な年となるのです。
ちなみに一昨年、昨年は「甲乙」で「辰巳(龍蛇)」の年。甲乙と辰巳が重なるのは六十年に一度ですが、この両者が重なる年は「天空を駆け巡った龍が蛇として大地に降り立ち天空のエネルギーを大地に放出し(辰巳)、樹木が勢いよく芽吹く(甲乙)年」として、大化の改新や日露戦争の勝利、昭和の東京五輪など、文字通りの「大転換」の年となるとのことが、暦上、言われてきました。
(暦がどれほど信頼できるかは分かりかねますが奇しくも!)、2025年のトランプ政権、高市政権の誕生はまさにそんな「大転換」の年となりましたが、本年は、十干で丙(ひのえ)で、十二支では午の、六十年に一度の「丙午」の年。
丙も馬もそれぞれ「火」を意味する要素だそうで、丙午は、「火×火」で凄まじく燃えさかる火炎の如くの「強く勢いのある年」となる年。
25年の大転換が「真の転換」に生長するにはうってつけの「強く勢いのある丙午」がまさに今年なわけです。
果たして日本国民は、保守かつ積極財政の政治で高市政権とそれに協力する同様の政治勢力を軸として、この「大転換」を「真の転換」に繋げ、日本の復活から真の独立へと爆進していくことができるのか…?
それができるか否かは全て、この一年の計たる元旦にかかっています。
ついては、このニッポンの丙午が大暴れすることを祈念し、この元旦に、理屈だけでは動かぬこの世の摂理を踏まえ、一昨年から構想して参りました思想・言論・音楽プロジェクト、三沢カヅチカwith friendsの初の本格アルバム『聞け!俺のインボイス』をリリースいたします!
https://the-criterion.jp/lp/misawaalbum2026/
昨年始まった大転換を我が国において成就させるには、積極財政の抵抗勢力たる緊縮派との戦いを、そして、日本の真の独立を目指す保守派の抵抗勢力たる新自由主義/グローバリズム/リベラル勢力との戦いを抜本的に加速し、彼らを乗り越えていかねばなりません。
本アルバムの一曲目『聞け!俺のインボイス!~ラスボスのテーマ』は、まさに緊縮派との戦いのための、そして二曲目の『ヤバい”食”、潰される”農”』は、新自由主義勢力に打撃を与えんがためのRock Rap曲です。この新年の炎の「丙午」を加速させる一助としてぜひお聴きください。
本年はこの『聞け!俺のインボイス』を皮切りに、徹底的に言論、表現活動を展開して参る所存です。
皆様もそれぞれのお立場で新しい新年を、新たな思いでお過ごしのことと思います。どうかこの一年も流されることなく考え続け、語り続けていただければ大変嬉しく思います。
今年がどうぞ、良き年でありますように。
今年もよろしくお願い致します!
令和七年一月一日
藤井聡
追伸:元旦発売「聞け!俺のインボイス」は、下記よりお取り寄せください!
https://the-criterion.jp/lp/misawaalbum2026/
(本アルバムの解説は下記をご参照ください⇒https://38news.jp/economy/33731)
















【新年のご挨拶】歴史の分岐点に立つ日本へ――丙午の年、思想・言論・実践、そして音楽で〈真の大転換〉を【藤井聡】への3件のコメント
2026年1月1日 6:58 PM
あけましておめでとうございます。
最低限、経済(生産能力)だけでも何とかしておかないと非常事態が起きた時に対応できないと思うので、「失われた30年」の間にボロボロにした生産能力を取り戻すべく、政府には需要の拡大に取り組んでいただきたいと思います。
現在のインフレはサプライロス型のインフレということで、需要が増えたことでインフレになったわけではないので、政府の支出拡大は必須だと思います。
そのためにも、野党の積極財政派の更なる躍進を期待します。
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2026年1月1日 7:18 PM
遅ればせながらジョン・ミアシャイマー教授と三橋さんの対談も視聴しましたので、下に載せておきます。
どうして「リアリズム」よりも「リベラリズム」が国際舞台で受け入れられているのかというと、、、
「起きてほしくないことは起こらない」
そう思っていないと心がもたないから、とういうミアシャイマー教授の説明はとても納得のいくものでした。
でも、せめてエリート層は「リベラリズム」ではなく「リアリズム」で生きていてもらいたかったものですが…
三橋さん、ジョン・ミアシャイマー教授、対談ありがとうございました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
三橋さん「まず、ロシア・ウクライナ戦争についてお聞きしたいのですけど」
三橋さん「ロシアのプーチン大統領がウクライナを侵略したのは地域覇権を目指したものなのか?」
三橋さん「それとも、国家の究極の目的である生存が理由だったのか、どちらだとお考えでしょうか?」
ミアシャイマー教授「そうですね、西側というのは日本も含めますけども」
ミアシャイマー教授「常識としては『プーチン大統領は帝国主義者だ。彼はウクライナに侵略したのだ。それは征服したかったからだ。そして大ロシアに吸収しようとしたからだ』と思われています」
ミアシャイマー教授「常識としては『プーチン大統領は帝国主義者だと、ウクライナを征服すれば他の東ヨーロッパの国々も征服しようとするだろう』と」
ミアシャイマー教授「そして、『ソ連邦帝国をもう一度作ろうとするだろう』と」
ミアシャイマー教授「ただ、私の主張は、そんな証拠はない。そんな証拠はゼロだということです」
ミアシャイマー教授「事実、これは防ぐことができたはずの戦争です」
ミアシャイマー教授「NATOが拡大をしたということが根本原因です」
ミアシャイマー教授「2008年アメリカとヨーロッパの同盟国たちはNATOをウクライナまで拡大すると、ウクライナをNATOの一部にするといったわけです」
ミアシャイマー教授「そして、実際、ウクライナは西側の主要な財産になる、言わば西側にとっての砦になるとロシアとの国境沿いにおいて言ったわけです」
ミアシャイマー教授「ロシアは当時、これは絶対に受け入れられないと主張したわけです」
ミアシャイマー教授「というのも、これはロシアにとって生存の危機を意味する」
ミアシャイマー教授「だからありとあらゆることをやって起らないようにすると」
ミアシャイマー教授「まず、大きな危機が2014年2月に起こりました」
ミアシャイマー教授「クリミアを一方的に併合したのです」
ミアシャイマー教授「第二に8年経って2022年2月にまた大きな戦争が起こったわけです。今も続いていますが」
ミアシャイマー教授「ですから、繰り返しになりますが、この戦争は帝国主義的な征服ではなく、予防のための戦争なのです」
三橋さん「アメリカ側の話を聞きたいんですけど」
三橋さん「アメリカが主導したNATOの東方拡大というのはロシアの地域覇権国家化を防ぐという戦略に基づくものだったのでしょうか?」
三橋さん「それとも単なる『リベラリズム』なのか、どちらなのでしょうか?」
ミアシャイマー教授「もう疑いようもなくこれはリベラル・ヘゲモニーの例だったと思っています」
ミアシャイマー教授「大事な点はNATOの拡大が始まったのは1990年代でした」
ミアシャイマー教授「クリントン政権が決断をしたわけです」
ミアシャイマー教授「1994年にNATOの東方拡大を決めたわけです」
ミアシャイマー教授「ロシアは1994年当時はどの領土も征服するような脅威ではなかった」
ミアシャイマー教授「ロシアは政治的にも経済的にも惨憺たるありさまでした」
ミアシャイマー教授「冷戦に負けたばかり、経済も苦しんでいた」
ミアシャイマー教授「軍も大変みじめな状況にあったわけです」
ミアシャイマー教授「NATOの拡大が始まった時にはロシアを封じ込めるという理由を持ってそれを始めようとしたわけです」
ミアシャイマー教授「我々は一連の様々な制度、たとえばNATOとか欧州連合のようなものを持って、冷戦中に西ヨーロッパがこれにより形作られてどんどん東方に進んでいったわけです」
ミアシャイマー教授「東の国々をこういう制度の中に含めていったのです」
ミアシャイマー教授「民主化をしようとしたわけです」
ミアシャイマー教授「いわゆる色彩革命が次々に起こったわけです」
ミアシャイマー教授「そして資本主義が東ヨーロッパでもどんどん繫栄していきました」
ミアシャイマー教授「いわゆる、ヨーロッパで東から西までリベラルな地域を作ろうとした」
ミアシャイマー教授「リベラルな秩序の方に巻き込んでいこうとしたわけです」
ミアシャイマー教授「エリツィンの元でのロシアは脅威ではありませんでした」
ミアシャイマー教授「これは封じ込めと言うことではありません」
ミアシャイマー教授「2025年の視点から見るならば、いまウクライナの戦争も続いていますし、人々はNATOの拡大はそもそもロシアの封じ込めのためだったんだと言いたがるわけですが」
ミアシャイマー教授「NATOの拡大が始まった頃にはロシアを封じ込める必要もなかったわけです」
ミアシャイマー教授「ですから私の呼ぶところの『リベラル・ヘゲモニー』の追求により起こった戦争だと」
三橋さん「ロシアの侵攻をすストップして欧州でバランスオブパワーを復活させるには」
三橋さん「例えば、ドイツの核武装、あるいは軍事大国化をアメリカが認める必要があるのではないかと考えるのですが、いかがでしょうか?」
ミアシャイマー教授「そのご質問にお答えするとするならば、アメリカはヨーロッパで何をするのかと、非常にパワフルな主張をすることができると思います」
ミアシャイマー教授「アメリカが関心を持っているのは軍事的なプレゼンスをヨーロッパで大いに縮小したい、そして東アジアの方に軸足を移したいと」
ミアシャイマー教授「中国の脅威が今のアメリカにとっては主たる脅威だからです」
ミアシャイマー教授「もし、アメリカが大幅に軍事的なヨーロッパにおけるフットプリントプレゼンスを縮小したとするならば、」
ミアシャイマー教授「特に、もし、アメリカがNATOから脱退したとするならばヨーロッパの国々、ドイツも含めて自分たちでやっていかなければならないということは自らの安全保障をロシアに対して維持していかなくてはならない」
ミアシャイマー教授「やはりロシアは今は深刻な脅威と見られているので、アメリカがヨーロッパにおける軍事プレゼンスを大きく減らせば、あるいは脱退すれば、ドイツは大々的に再武装するでしょう」
ミアシャイマー教授「ロシアを恐れているからです」
ミアシャイマー教授「ということは、高い確率でドイツも核武装をするだろうと思います」
ミアシャイマー教授「もう『アメリカの核の傘』に頼れなくなるからです」
ミアシャイマー教授「覚えてらっしゃるかもしれませんが、1949年にNATOが作られたわけですが、西ヨーロッパの国々は1949年から今まで『アメリカの安全保障の核の傘の下』にあったわけです」
ミアシャイマー教授「特に『アメリカの核の傘』が自分たちの上に掲げられていた」
ミアシャイマー教授「ところがアメリカがヨーロッパを離れれば安全保障や『核の傘』はもうなくなってしまうわけです」
ミアシャイマー教授「ですから、ドイツにとっても核兵器を持とうというインセンティブが強まります」
ミアシャイマー教授「確実にそうするだろうと思います」
三橋さん「一ミアシャイマーファンとして伺いたいと思うんですけど」
三橋さん「西半球の地域覇権国であるアメリカ合衆国にとって、他の大陸、ユーラシアなどに別の覇権国が登場するというのを許せないという観点はあるのでしょうか」
ミアシャイマー教授「全くその通りです」
ミアシャイマー教授「もし、二つの地域覇権国ができた場合に一つはもちろんアメリカです。すでに地域覇権国ですが」
ミアシャイマー教授「同じく東アジアの地域覇権国と対立すると、これはもちろん中国と言うことになりますが、そうなったとするならば」
ミアシャイマー教授「それはアメリカにとって受け入れられないだろうということです」
ミアシャイマー教授「というのも中国という地域覇権国が東アジアにいれば西半球の方にどんどん出てくることもあり得るわけです」
ミアシャイマー教授「理解しておかなくてはならないのは、米軍が世界中に基地を持っているのは、そして色々な国々の政治に世界中で干渉を続けているのは、”西半球において脅威がないからです”」
ミアシャイマー教授「”アメリカは非常に安全安心な立場を西半球に誇っているので世界中に出ていけるわけです”」
ミアシャイマー教授「だから、どの国の政治にも介入できるほどの力があるのです」
ミアシャイマー教授「ところが中国がしっかりと東アジアで足場を築けば東アジアの勢力均衡ということを考えなければならない」
ミアシャイマー教授「アメリカほど自由に世界を歩き回ることはできないわけです」
ミアシャイマー教授「想像してみてください中国が東アジアの覇権国である、そしてもし自由に行動することができるようになったとするならば西半球にも出てきますよ」
ミアシャイマー教授「ところがそれはアメリカが絶対に受け入れられないということです」
ミアシャイマー教授「だからこそアメリカは、かなりの努力を払って中国が東アジアを支配しないようにしているわけです」
三橋さん「実際、中国はパナマであったりベネズエラにかなり干渉しているように見えるので」
三橋さん「西半球でそういうことをやられるのがアメリカにとっては絶対に許せないということなのですね」
ミアシャイマー教授「ご承知のようにアメリカは『モンロー・ドクトリン』というのを持っています」
ミアシャイマー教授「『モンロー・ドクトリン』というのは、中国のような国、あるいは冷戦中はソビエト連邦のような国、そしてその前はドイツ帝国やナチスドイツとか軍事的な同盟を西半球の国々と結ぶということ、軍事力を西半球で展開するということを絶対させないというのが『モンロー・ドクトリン』です」
ミアシャイマー教授「『モンロー・ドクトリン』というのはアメリカが西半球を持っているんだと、どのような大国であっても西半球には軍事力は行使できない、あるいは軍事的な同盟を西半球の国々と結んではならないということです」
ミアシャイマー教授「中国は軍事同盟は結んでいませんよね、ベネズエラとも」
ミアシャイマー教授「また、軍事力を西半球で行使はしていませんよね」
ミアシャイマー教授「もしそうすればアメリカは、ありとあらゆる手を尽くしてそれを直ちに止めるでしょう。1962年にそうだったように」
ミアシャイマー教授「ソ連、キューバにいわゆる核ミサイルを置こうとした時と同じです」
ミアシャイマー教授「いま中国はかなり経済的な影響力を西半球でも持っています」
ミアシャイマー教授「しかしながら、経済的な影響力は軍事的な影響力とは違います」
ミアシャイマー教授「これまでのところ中国は何も軍事的にはやっていません。すなわち、西半球で力を行使するという意味では」
ミアシャイマー教授「もし、そんなことをしてしまえば『モンロー・ドクトリン』を害することになりますよね」
三橋さん「東アジアにおいてアメリカが中国の地域覇権国家化を許さないといった場合、日本がバランサーになる、あるいはバックパッシング(責任転嫁)をされるという形で日本も必ず防衛力を強化しないといけないという形になると思うんですが」
三橋さん「実際、アメリカはそういう動きをしていますけども、その認識で正しいでしょうか?」
ミアシャイマー教授「アメリカは極めて強いコミットメントを持って中国の封じ込めに取り組んでいる」
ミアシャイマー教授「地域の覇権国になるのを妨げようとしていると思います」
ミアシャイマー教授「最近の国家安全保障戦略を見てみるとトランプ大統領が2025年の12月4日に公表しましたよね」
ミアシャイマー教授「それを見ると明らかにアメリカは中国封じ込めにコミットメントしていることがわかります」
ミアシャイマー教授「では、これがアメリカの日本との関係にどういう意味を持つのか?」
ミアシャイマー教授「アメリカが日本に責任転嫁をするのか?」
ミアシャイマー教授「日本にほとんどのバランサーを対中国でやってほしいと思っているのか?」
ミアシャイマー教授「そうではないと思います」
ミアシャイマー教授「アメリカも日本もわかってると思います」
ミアシャイマー教授「協力をしなければならない。近しい同盟関係を持って中国を封じ込める、それが必要だとわかっているはずです」
ミアシャイマー教授「アメリカから日本に責任転嫁をするというのは惨憺たる悲劇となるでしょう」
ミアシャイマー教授「その理由としては、中国はあまりにも力が強くなっている。時間が経つにつれて、もっともっと強くなっていくでしょう」
ミアシャイマー教授「ですから、米日は難しい状況に置かれます」
ミアシャイマー教授「アメリカも日本も『責任転嫁』の戦略を追求したとするならこれはばかげていると思います」
ミアシャイマー教授「だからそうはならないと思っています」
ミアシャイマー教授「アメリカも日本も協力し続ける、そして中国の封じ込めに動くと思います」
三橋さん「世界が『アナーキー』であるというのは全くその通りで特にロシアのウクライナ侵略によって証明されましたが」
三橋さん「最終的には日本にとってもアメリカが真の意味で未来永劫同盟関係でいられるかどうかはわからないということで」
三橋さん「やはり日本も核武装の議論等を始めるべきタイミングなのではないかと考えていますがいかがでしょうか?」
ミアシャイマー教授「それは非常に複雑な問題ですよ」
ミアシャイマー教授「もしこの質問をした場合、日本はいま『核』を保有していた方がいいのかどうか?という質問ならば『YES!』です」
ミアシャイマー教授「核兵力というのが究極的な抑止力だからです」
ミアシャイマー教授「もし日本が核兵器を今持っていたとすればフランスやイギリスのように、あるいは中国やアメリカのように、これはよいことだと思います」
ミアシャイマー教授「ただ、事実は日本は核兵器を持っていません」
ミアシャイマー教授「ですから、これから取得していかなければならないわけです」
ミアシャイマー教授「ということは、非常に複雑な、しかも、危険なプロセスを踏むことになります」
ミアシャイマー教授「理由は2つあります」
ミアシャイマー教授「1つは、アメリカが反対するからです」
ミアシャイマー教授「アメリカは日本に核武装してほしくないと思っているからです」
ミアシャイマー教授「さらに、中国も日本に核武装してほしくないと思っているからです」
ミアシャイマー教授「日本が核兵器を取得するということは大きな問題になります」
ミアシャイマー教授「しかしながら、良いニュースとしては『アメリカの核の傘』は中国の頭の上に伸びるまでかかっているということ、しかもおそらく、当分はなくならないということです」
ミアシャイマー教授「ということは日本は『次善の策』の状況にある。すなわち『アメリカの核の傘』が頭上にある」
ミアシャイマー教授「もちろん、自分の核兵器を持っていた方がいいとは思うんですけど、でも今はそうではない」
ミアシャイマー教授「しかも日本にとって、これから核兵器を取得するのは大変問題になるということならば」
ミアシャイマー教授「核の抑止力を『アメリカの核の傘』で持っている、その方が私の意見としては『次善の策』として受け入れやすいと思います」
三橋さん「いま台湾の問題が非常に日本でクローズアップされていますけど、教授の『水の抑止力』というのは台湾においても有効なのでしょうか?」
ミアシャイマー教授「もう疑いようもなく中国は水陸両用船で台湾海峡を通って上陸しなくてはならない」
ミアシャイマー教授「ということは、水の停止力というのは中国の能力を大いに削ぐことになると思います。台湾に侵攻して征服しようとしても」
ミアシャイマー教授「もし台湾が物理的に中国本土に接続していて台湾海峡によって分かれていなかったとするならば、台湾にとっても台湾の同盟国にとっても自らを守るのはより難しかったでしょう」
ミアシャイマー教授「しかしながら、『水の停止力』があるので、ほとんど今の時点において中国が台湾を征服するのはほとんど無理だと思います」
ミアシャイマー教授「もしアメリカと日本と台湾が共に最初から一緒に戦うとするならば、中国は台湾を征服するためには台湾軍とアメリカ軍と日本の軍、あるいはオーストラリアの軍とも戦わなければならない」
ミアシャイマー教授「壁になるということなら攻撃はまだ仕掛けてはこないでしょう」
ミアシャイマー教授「というのもほとんど征服は無理だと理解するからです」
ミアシャイマー教授「日本とアメリカはもし台湾が自らの島を守るのを助けなかったとするならば、中国は(台湾を)征服できると思います」
ミアシャイマー教授「もちろん、たやすくはないでしょう。ただ、それは可能になると思います」
ミアシャイマー教授「抑止力という意味ではアメリカと日本が存在し台湾を助けるならば中国は攻撃しないと思います」
三橋さん「アナーキー(無政府状態)が国際システムの基本であるというのはその通りだと思うのですが、」
三橋さん「なぜ多くの人が国際連合をあたかも『世界政府』のように認識してしまったり、あるいはアメリカの『リベラリズム』的思想に共感してしまうのはなぜなのでしょうか?」
ミアシャイマー教授「国際政治において『リベラル』な見方をする方がほとんどの人にとっては魅力があるのです」
ミアシャイマー教授「『リアリスト』的な現実主義的な見方よりも」
ミアシャイマー教授「国際政治について『リアリスト』は非常に暗い状況を描いてしまうわけです」
ミアシャイマー教授「現実主義者というのはご承知のように安全保障をめぐって未来永劫競争する、大国同士はずっと争い続けるとみる」
ミアシャイマー教授「ところがこの安全保障上の競争が大国の戦争にもなってしまうかもしれないという恐れがあるわけです」
ミアシャイマー教授「平均的な人から見るならばそんな世界には住みたくないですよね」
ミアシャイマー教授「もっと平和な世界に住みたいと願うでしょう」
ミアシャイマー教授「ですから、『リベラル』な国際政治の理論の方が希望が持てる世界を描いてくれて楽観的な世界になるわけです」
ミアシャイマー教授「いろいろな方法があるよと大国間の関係をより改善できるよと言ってくれる」
ミアシャイマー教授「そして、より大きな確率で『平和』が実現できると希望を与えてくれるわけです」
ミアシャイマー教授「ジョン・ミアシャイマーが描いているような暗い世界ではないと」
ミアシャイマー教授「そっちのほうが直感的には魅力的ですよね」
ミアシャイマー教授「『リアリスト』の世界になんかだれも住みたくないと思います」
ミアシャイマー教授「ただ、私が主張したいのは『アナーキー』なシステムの下で生きるとするなら」
ミアシャイマー教授「より高い次元の何か権威が助けてくれないとするなら」
ミアシャイマー教授「この鉄の檻の中に未来永劫閉じ込められてしまうわけです」
ミアシャイマー教授「ですから、『リアリスト』的理論と『リベラル』な理論を見れば、どちらが勝つのかというのは当然ですね」
ミアシャイマー教授「やはり、学会においてもそんな話はしたくない、日本でもアメリカでも学会は『リベラル』な理想主義者で溢れているのです」
ミアシャイマー教授「ただ、実際はやはり『リアリスト』的世界に我々は住まざるを得ないわけです」
ミアシャイマー教授「実際にどうなるかといえば『リアリズム』の方が勝つわけです」
ミアシャイマー教授「ただ我々はありとあらゆる手立てを尽くして安全保障上の大国の争いがシステム化させられていても、実際に戦争にならないように未然に防ぐということです」
三橋さん「国家は『生存のための合理的なアクター』であるべきというのはその通りだと思うのですが」
三橋さん「戦略的に合理的に行動できない国があったとしたら、日本のことですがその場合はどういう運命になるのでしょうか?」
ミアシャイマー教授「もし国が不合理な行動をするとするなら高い確率で深刻な問題に巻き込まれてしまう」
ミアシャイマー教授「非合理な政策を追求するとするならば不合理な形で世界を見るとするならば、その政策はおそらく惨劇悲劇に結び付いていくでしょう」
ミアシャイマー教授「ですから、国家としては合理的な行動をとるべきです」
ミアシャイマー教授「違う切り口で言うなら戦略的に賢い方法で進めていくべきです」
ミアシャイマー教授「理解しなければいけない重要なポイントは国家が戦略的に賢い行動をとったとしても」
ミアシャイマー教授「それでも可能性として確率として彼らが追及している政策が結局は惨劇に結び付くということもあり得ます」
ミアシャイマー教授「というのも事実としてありとあらゆる予期できないようなことが起きてしまうということで」
ミアシャイマー教授「賢い政策をとっている国家だったとしても合理的な行動をとっていたとしても負けてしまうということはあり得ます」
ミアシャイマー教授「ただ、結局のところやはり国家としては合理的な行動をとった方がいいとは言えると思います」
ミアシャイマー教授「これは直感的にも常識からみても当然ですよね」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
追伸:
大人の社会科チャンネルのtetsuyaさん曰く、日本の核燃料のほとんどはイギリスなど海外に置かせてもらっているので、日本が核兵器保有を目指す場合、それら燃料が輸入できなくなる可能性もあるということで、ミアシャイマー教授が指摘するようにかなり危険な橋を渡らなければならないようです。
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2026年1月1日 8:06 PM
維新・藤田共同代表
「移民123万人受け入れという報道が話題を呼んでいますが、皆さん、ちゃんと中身を見てください!」
「これは移民を減らす政策なんですよ!」
「特定技能1号、現在の上限が82万人なところを80万5000人に減らします」
「育成就労、45万人を42万6000人に減らします!しかも日本語検定付き!」
「特定技能1号と育成就労、両方の上限を合わせて1213万人だってことです」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
特定技能1号 現在国内に33万人→2028年までに80万5000人まで増やす計画
育成就労 現在国内に45万人→42万6000人に減らす
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
いや、現在よりも外国人労働者を増やすって話なのは変わらないよね?誤解じゃないよね?その詐欺みたいな手法、どこかの構造改革論者にでも教わったのかい?
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