【今週のNewsピックアップ】
岸田総理退任
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12863699825.html
自民党総裁選挙と財政・金融政策
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12863818094.html
岸田総理大臣が
9月の自民党総裁選挙に出馬しない
と表明しました。
退任、というわけです。
三橋としては、岸田総理に続投し、
衆院選における
自民党の敗北を最大化して欲しかった。
新総裁が誕生すると、
内閣支持率や自民党支持率は
ある程度は回復してしまう。
残念です。
さて、自民党新総裁、
つまりは新たな総理大臣を選ぶ
自民党総裁選挙が行われるとなると、
当然ながら財務省は
「更なる緊縮派の総理を」と、
動いてきます。
積極財政派の新総裁など、
絶対にNGというわけですね。
現時点で、
総裁選への出馬意向を表明している
国会議員の中で、
明確な積極財政派は
高市早苗・経済安全保障担当大臣のみです。
もちろん、
高市氏は「消費税の減税」は口にせず、
「消費税は社会保障の財源」という嘘を
テレビで喋ったりしていましたが、
少なくとも他の面々を見る限り、
相対的には
「唯一の積極財政派」となります。
しかも、
いわゆる保守層に対する受けも
抜群です。
8月15日には、
靖国神社を参拝された。
ちなみに、
三橋は靖国神社を
「政治問題」として認識するのが
嫌なので、
ほとんどコメントしませんし、
自分が参拝したかどうかも語りません。
とはいえ、
高市議員がインタビューで、
「国策に殉じられた方々の御霊に
尊崇の念を持って
感謝の誠をささげた」
と答えられたように、
政治家として祖先に対する
尊崇の念をお持ちで、
参拝されたことを
否定するものではありません。
気になるのは、
総裁選への立候補を
取りざたされている議員の中で、
高市議員の他に
小林鷹之・前経済安保相と
小泉進次郎・元環境相も
8月15日に参拝している点です。
というか、
「気になる」のは小泉議員ではなく、
小林議員の方になります。
最近、小林鷹之議員の名前が、
やたらメディアに
登場するようになったと思いませんか?
個人的には、もの凄く唐突感がある。
小林議員は、元・財務官僚です。
さらに、
自身の「小林鷹之からの手紙
2015年Vol24」において、
https://kobayashi-takayuki.jp/cms/wp-content/uploads/2015/06/%E9%B7%B9%E4%B9%8B%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE%E6%89%8B%E7%B4%99vol.24.pdf
そのまんま「財務省のレトリック」で
財政再建について語っています。
当選四回目の若手であるにもかかわらず、
自民党の積極財政議連には入っていない。
それどころか、
かつての財政再建推進本部
(現在の財政健全化推進本部)
のメンバーの一人でした。
少なくとも、
本人の口から
積極財政や消費税減税等に関して
ポジティブに語られたことはありません。
以前と変わらず、
バリバリの緊縮財政派である可能性は
濃厚です。
つまりは、
靖国神社に参拝し、
外国人労働者受け入れに反対するなど、
一見「保守的」に感じられてしまう、
緊縮財政派なのではないかと。
財務省が、
小林議員を高市議員にぶつけることで、
いわゆる「保守層」の票を相当に奪える、
と目論んでいても
不思議でも何でもないのです。
いずれにせよ、
先日の都知事選ではないですが、
メディアに
いきなり頻繁に登場し始めた人物については、
注意が必要です。
◆メルマガのFoomii配信を始めました。
「政府支出と経済成長」
https://foomii.com/00305/20240817090000127988
◆経営科学出版から
「歴史教科書が教えてくれない
聖徳太子の英雄物語」
が刊行になりました。
https://in.38news.jp/38nike3_980
◆経営科学出版から
「経済大国ニッポンの不自然な没落
なぜ、「信じられない衰退」は
現実化したのか」
が刊行になりました。
https://in.38news.jp/38botu_teika
◆メルマガ週刊三橋貴明Vol798
政府支出と経済成長
http://www.mag2.com/m/P0007991.html
経済成長は「何」で決まるのか?
政府支出と経済成長率との
驚くべき相関関係を
知って下さい。
◆メディア出演
三橋TV、続々公開中です。
財務省が仕掛ける緊縮政策
「遺族年金減額」を徹底追及!
[三橋TV第898回]三橋貴明・菅沢こゆき
https://youtu.be/J_MpNGilkKQ
財務官僚のウソを暴露
~プライマリーバランス黒字化
=国民の赤字化だ!
[三橋TV第899回]三橋貴明・菅沢こゆき
https://youtu.be/Ujn1kX_BE5M
「利上げ」とはそもそも何なのか?
~日銀の決定が私たちに及ぼす影響を
徹底解説
[三橋TV第900回]三橋貴明・菅沢こゆき
https://youtu.be/dQAY294XZkA
特別コンテンツ配信中。
【実話】
昭和天皇を処刑しに来たマッカーサーが
驚愕した天皇の一言
その後、ふんぞり返っていたマッカーサーは
態度を180度変えた
【8月18日(日)までの限定公開】
https://youtu.be/aLFuw3uZaQI
【緊急】
岸田首相が退任を表明したので、
ポスト岸田の日本経済について解説します。
https://youtu.be/pta4seGSsEU
日本は経済成長していない。
確かにその通りです。
ならば、
日本経済を成長させるためには
どうしたら良いのでしょうか。
日本経済の成長に本当に必要な指標、
考え方、そして政策を、
わたし、シンガーsayaと共に
学んでいただくのが
「シンガーsayaの3分間エコノミクス
第二巻」です。
さあ、私と共に経済成長について
「ゼロ」から学んで下さい。
特別コンテンツとして、
三橋貴明&saya
「シンガーsayaが三橋先生に
ひたすら聞いてみた第一回」の全編も
ご視聴いただけます。
https://keiseiron-kenkyujo.jp/economics/
◆三橋経済塾
7月20日(土)、
三橋経済塾第十三期第八回対面講義が
開催されました。
https://members13.mitsuhashi-keizaijuku.jp/?p=2173
ゲスト講師は中野剛志先生でした。
インターネット受講の皆様は、
しばらくお待ちください。
◆チャンネルAJER
「国債の二つの役割、
政府の貨幣発行と日銀の貨幣発行(前半)」
三橋貴明 AJER2024.7.30
https://youtu.be/tj7sdQixnSU
【三橋貴明】小林鷹之・前経済安保相への7件のコメント
2024年8月19日 8:59 PM
総裁選なんて オラたち国民さ関係ねーべ
オラたちが望むのは
裏金して脱税した議員の辞職と入牢だ
コバヤシとかいうアホ 何がリーダーシップだ
ズミンドーは
国民政党でも保守政党でも何でもねかったんだから
さっさと潰れっちまえ
スンズロウ氏は、今回だけでなく
毎年継続してお参りされとるです
参拝が立派っつうんなら
浮気密会大好きでも
あのアヴェよりはるかに立派 だっぺ
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2024年8月20日 1:23 AM
そして 財務省出身
その他諸々に関しては 推して知るべし
「小林鷹之からの手紙
2015年Vol24」
経済とは 「文」学の一種という思いが一層
強くなる
今日この頃で ございます
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2024年8月21日 9:49 PM
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ちなみに、
三橋は靖国神社を
「政治問題」として認識するのが
嫌なので、
ほとんどコメントしませんし、
自分が参拝したかどうかも語りません。
とはいえ、
高市議員がインタビューで、
「国策に殉じられた方々の御霊に
尊崇の念を持って
感謝の誠をささげた」
と答えられたように、
政治家として祖先に対する
尊崇の念をお持ちで、
参拝されたことを
否定するものではありません。
気になるのは、
総裁選への立候補を
取りざたされている議員の中で、
高市議員の他に
小林鷹之・前経済安保相と
小泉進次郎・元環境相も
8月15日に参拝している点です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
以前から三橋さんが指摘しているように、構造改革主義者は保守を自称する人たちの愛国心すら利用します。小泉・竹中政権においてはアメリカから要求されていた年次要望改革書に沿ってバリバリと構造改革が行われてきました。ハッキリ言って日本の国益に反する内容のものばかりで、あの頃に行われた改革の結果が現在の社会問題(少子化問題や食料自給率の低下など)につながっていると言っても過言ではありません。
昨今、少子化問題が指摘されていますが、令和四年度「少子化白書」にみるように、少子化の主たる原因は雇用の不安定化と、それに伴う若者の所得の低下にあります。非正規雇用を製造業にまで解禁したのは小泉・竹中政権でしたね…そんな小泉・竹中政権でしたが、保守層からの支持は非常にあつい物でした。なぜ、保守層は売国政策ばかり行う小泉政権をあんなにも熱烈に支持したのか。
小泉純一郎総理というと靖国参拝や周辺国に対する強気な姿勢が特徴的な人物で、こうした”パフォーマンス(劇場型政治)”を見て保守層は彼を「保守政治家である」と判断していたようです。しかし、政策内容的には年次要望改革書に沿った政策を進めるなど、日本の国益とはかけ離れた政策を進めてきたわけですが
、まあ、内容まで詳しく見ている人間はそんなにいなかったということなのでしょうね。小泉純一郎総理以降、彼の成功体験をまねして表面上は「愛国者っぽいパフォーマンス」をして保守層の心をつかみ、選挙が終わると財務省やアメリカからの要求に従ってバリバリと改革を行う、こうした手法が一般化されていったわけです。
同じ手口で何度も転がされている場合じゃないと思います。そろそろ目を覚ましてもいいんじゃないでしょうか
保守を自称する皆様におかれましては是非とも一度、
[新訳]フランス革命の省察 「保守主義の父」かく語りき(PHP文庫)
を読んでいただきたいところです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
中野剛志さん
「エドモンド・バークが『保守』の元祖となったのは、社会を抜本的に変えることに反対したからです。
ところが、日本では、過去30年間、保守政党と言われる自由民主党や、保守派とみなされる政治家たちが、ラディカルな変化を唱えたり、支持したりしてきました。彼らの掲げた標語は、
『構造改革』
『抜本的改革』
『革命』
『維新』
『ゼロベース』
『グレートリセット』
だのと、挙げるときりがありません。それが『保守』だと呼ばれているとバークが知ったら、目をむいたことでしょう。
それほど、日本では、『保守』という言葉の使い方がデタラメなのです」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
保守を自称するのであれば、しっかり保守であってもらいたい。
森永卓郎さんが指摘するように、日本国民の暮らしが厳しいのも、失われた30年という長期経済停滞に陥っているのも、財務省が糞ほど増税をしているせいです。財務省のせいで世界中で日本だけが停滞し続けているわけです。この状況下で「減税」を言えない人間が愛国者であるとでも?「減税」を口にできないような売国奴に参拝される方達は一体どんな気持ちなのでしょうか。
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2024年8月21日 10:07 PM
マスコミの自民党総裁選への関心が高まっているようですが、
岸博幸さん「派閥がなくなったのだから大物の顔色をうかがったりしないで自由にできるようになるはず」
こんなことを言っている方が居ました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
アレクシス・ド・トクヴィル
「専制政治は、人々が団結して専制君主に反抗しないように人々を互いに孤立させておこうとするのです」
~~~~~~~~~~~~~~~~~
強くて怖い「大物」に反旗を翻そうとした場合、当然、団結する必要があります。たった一人で戦っても強大な権力者には勝てないのです。だから、人々は団結するわけですが、それを「派閥」と呼ぶわけですね。その「派閥」が禁止されるということは、強い奴には勝てなくなるわけでして…
皆、強い奴の顔色をうかがいながら動くようになっちゃうんだなこれが(笑
独裁者、あるいは独裁者になりたい奴ほど「派閥」とか「組合」を憎悪する傾向にあるのは、徒党を組んで自分に反抗されるのが怖いから。
アレクシス・ド・トクヴィル「専制政治はその性質上臆病であり、人々の孤立の内に、それ自身の永続性の最も確実な保障をおいている」
今の自民党で安藤裕さんのようにガチで反緊縮なんてやったら、自分の選挙区に対抗馬立てられて落とされますよ(笑
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2024年8月23日 12:53 PM
トーイツとナチス
カルトとしての親和性はあるわな、
カレーに似たと言うべき。
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2024年8月25日 8:00 AM
カレーに似た●ソな
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2024年8月23日 11:03 PM
<本日のお題、『政治家を選ぶポイント』>
日本が長期経済停滞している原因は、バブル崩壊後、皆が節約してお金を使わなくなったところに、更に増税でお金を使いにくくしたことにあります。
個人「お金使いません」
企業「お金使いません」
政府「お金使いません」
誰もお金を使わないのに豊かになれるわけがないという(苦笑い
日本の凋落を食い止めたいのであれば政府に緊縮増税をやめさせることが第一です。
この状況で「減税」を言えない政治家は保守でも愛国者でもないということですよ、自称保守の皆さん。踏み絵に使ってどうぞ。
ちなみに、野党としてはここまで自民党の支持率が下がっている今はチャンスのはずなんですが、、、
記者「なぜ消費税5%減税という政策は採らないのでしょうか。(中略)枝野さんは財務省の意向にコントロールされているという見方があるんですが、それも含めてなぜ消費税減税を言わないのか。これは野党共闘でも一番のポイントになっているので、そこを明確にお答えいただけないでしょうか?」
枝野・前民主党代表
「消費税についてでございますが、わたくし共は実質5%の減税を無収入から中間層まで幅広く対応する。これは立憲民主党として一貫した姿勢です。わたくしが前回、代表として選挙のときに掲げた(※消費税減税?)のは、コロナに対する緊急時限的な対策に過ぎません。恒常的な政策としては一貫しております。消費税そのものの税率を下げれば、多額の消費税を現に納めている、富裕層から税金を頂くこともできなくなります。その金額は実額からいえば、所得の少ない人より圧倒的に大きな金額になる。(略)高額所得者の皆様に減税するよりも、低所得、中間層の皆さんに戻し税で実質的に同じ効果をもたらす。一方で富裕層の方々には消費税を納めて頂く。その財源を使い、様々な支える仕組みを充実させる。この方が、ずっと社会全体を支えることに繋がると確信しています」
ということで、野党第一党の枝野議員も完全に財務省の「財源論」を下敷きにした答弁を行っているそうです(苦笑い
安倍総理同様、「減税」を口にできない政治家は野党も与党も財務省にリークされると困るネタを握られているんでしょうね。
裏金問題で国民はだいぶ怒っているようですが、
「とにかくまずは積極財政をやって需要不足を解消してくれれば細かいことは問わん」
くらい言えるようにならないと、誰が総理になっても「財務省の操り人形」なのは変わらないので、失われた30年が40年になるのは確定なんじゃないでしょうか。
選挙の時に「アレやります」「コレやります」なんて言ってても「予算」が無ければ何もできないわけで、まず真っ先に政治家に質問すべきは「何をやるか」ではなく「財源はどうするのか」でしょう。
「もちろん、財源は国債です」
これを言えない政治家は何もできない政治家です。踏み絵に使ってどうぞ。
ちなみに、国債を「国の借金」と称し、将来、国民の税金で返済しなければならない(将来世代へのツケ)と言っている政治家は嘘つきで、かつ、無能な政治家です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
参議院予算委員会 令和6年5月27日 西田昌司議員質疑
鈴木大臣「現状におきましては『国債の償還財源は借換債である』という点について、これにつきましては西田先生がこれまでもいろいろなところで指摘をされている通りでありまして、」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
国債の償還(自国通貨建て国債の償還)を国民の税金でやっている国などどこにもないのです。唯一日本が戦後にやったそうですが、やる必要もないことをやって国民の資産を棄損しただけで終わったというお話(苦笑い
政治家選びの参考になさってどうぞ。
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