【近況】
日本のメディアでは
ほとんど報じられませんが、
三橋が個人的に最も注目している指標が
「企業の資金過不足」です。
本来、資本主義における経済成長は、
本来は非金融法人企業(以下、企業)が
貨幣を借り入れ、生産性向上により
投資をすることで達成されます。
当然、企業には資金不足
(※純負債の増加、
もしくは純資産の減少)
になってもらわなければなりません。
つまりは、
「企業の赤字
(※キャッシュの話で、
損益計算書の赤字とは違います)」こそが
経済成長をもたらすのです。
【非金融法人企業の資金過不足(兆円)】
http://mtdata.jp/data_87.html#sikinkabusoku
ところが、日本の企業は
デフレが本格化した98年以降、
延々と資金過剰状態を続けています。
23年は、9月までで
27兆円の資金過剰。
恐らく、資金不足にはならないでしょう。
四半世紀も企業の資金過剰が続いた国など、
歴史上、間違いなく我が国だけです。
というわけで、
日本の「デフレ脱却」のためには、
デフレギャップやインフレ率に加えて、
企業の資金過不足も見なければならない。
そして、政府は企業が
安定的に資金不足状態になるまで、
財政政策で需要を
拡大するしかないのです。
詳しくお知りになりたい方は、
是非とも「メルマガ 週刊三橋貴明」に
ご登録下さい。
http://www.mag2.com/m/P0007991.html
◆経営科学出版から
「経済大国ニッポンの不自然な没落
なぜ、「信じられない衰退」は現実化したのか」
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https://in.38news.jp/38botu_teika
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「年金倍増で日本経済は大復活する!
デフレの終わり、
第二の「高度成長」の始まり」
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◆メルマガ 週刊三橋貴明Vol765
企業の資金過剰というデフレ
http://www.mag2.com/m/P0007991.html
日本の企業は、
信じがたいことに過去四半世紀、
延々と資金過剰を続けています。
企業が安定的に資金不足にならない限り、
日本は「デフレ脱却」とはならないのです。
◆メディア出演
財務省のオウンゴール?と
日銀の「チャレンジング」の真相
[三橋TV第799回]三橋貴明・高家望愛
https://youtu.be/UY430vKGbUo
99%の果たし状
「絶望と空想の世界」から
「希望と現実の世界」へ
[三橋TV第800回]
古賀真・三橋貴明・高家望愛
https://youtu.be/hRfpjVxILj0
2023年を振り返る
来年は「人が大事にされる社会」に戻れるか?
[三橋TV第801回]
古賀真・三橋貴明・高家望愛
https://youtu.be/TnskB0MFBJU
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2023年版(前編)
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三橋経済塾生プレゼン大会
2023年版(後編)
https://youtu.be/z54bXi7LWJs
確かにその通りです。
ならば、日本経済を成長させるためには
どうしたら良いのでしょうか。
日本経済の成長に
本当に必要な指標、考え方、
そして政策を、
わたし、シンガーsayaと共に
学んでいただくのが
「シンガーsayaの3分間エコノミクス
第二巻」です。
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日本の危機(後編ー1)」(前半)
三橋貴明 AJER2023.12.26
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