【今週のNewsピックアップ】
グローバリゼーション終焉と公益資本主義
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12737164765.html
今、国民が知らなければならない最も重要なこと
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12737522672.html
改めて考えてみると、
「企業が利益最大化のために、
最も安い国から財・サービスを購入する」
というグローバル・サプライチェーンの
考え方は、「平和」が前提でした。
グローバルスタンダードが
普及した世界において、
品質は意味をそれほど持ちません。
重要なのは価格です。
となれば、最も安く生産できる国の企業から
調達するのは合理的です。
そして、資本財の生産が外国に移ってしまうと、
当然ながら「国内の生産者」に
賃下げ圧力がかかります。
国内の賃下げが進むと、
当たり前ですが内需は低迷します。
すると、企業はますます
「これからグローバルだ」ということで、
賃金が安い国の企業と
グローバル市場で競争し、
調達先も海外に移っていく。
すると、国内の賃下げが進み、
内需が低迷。
すると、企業はますます
「これからはグローバルだ」
・・・・・・・・・・という、
循環を続けてきたのが、
まさに90年代以降の日本なのです。
もっとも、上記の経済構造は、
各国が互いに輸出入に制限をかけず、
国際的な物流が滞りなく行われることが
大前提です。詰まりは、平和。
グローバリズムは、平和が前提なのです。
だからこそ、
グローバリズムは「平和の障害」になり得る
「国家」「国境」「国民」を
否定しようとするわけです。
もっとも、現実には世界の「全ての国」が
「平和主義」であるはずもなく、
国益と国益の激突は常に起き得ます。
結局、各国に「平和」を強要するだけの
パワーを持つ「覇権国」の存在が
不可欠になるわけです。
第一次グローバリズムの覇権国は、イギリス。
第二次グローバリズムの覇権国は、
アメリカでした。
そして、覇権国が主導する「自由主義」
「市場主義」は、「裏切り国」に急成長する
チャンスを与えてしまう。
最終的には、覇権国の相対的なパワーが
落ちていき、平和は壊れる。
第一次グローバリズムの終焉を、
オーストリア=ハンガリー帝国の
経済学者カール・ポラニーは「大転換」
と名付けました。
お判りでしょう。
2月24日以降の世界は、
第二次大転換の時代に突入したのです。
◆「歴史教科書が教えてくれない
日本建国の謎(経営科学出版)」
が刊行になりました。
https://in.38news.jp/38NIKE1_980_AF
◆週刊実話 連載
「三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』」
第462 コストプッシュ型インフレ
◆メルマガ 週刊三橋貴明
Vol676 経済政策の市場化
http://www.mag2.com/m/P0007991.html
金本位制や「興津通貨ユーロ」は、
貨幣の市場化であると同時に、
経済政策の市場化でもあります。
経済政策が「為替の市場」に
コントロールされるのです。
◆メディア出演
三橋TV、続々公開中です。
給料が上がっていく経済を取り戻そう
結局、政策が全てを決める
[三橋TV第532回]三橋貴明・高家望愛
https://youtu.be/AJj2zjrROdE
骨太の方針閣議決定と参議院選挙
我々は何をやるべきなのか?
[三橋TV第533回]
Can・三橋貴明・高家望愛
https://youtu.be/HvUARuBcLBY
コストプッシュ型インフレという増税
政府は消費税減税で対抗せよ!
[三橋TV第534回]三橋貴明・高家望愛
https://youtu.be/YIy2iYRSW0Y
特別コンテンツ配信中。
シンガーsayaの3分間エコノミクス
【第31回 失業率】
https://youtu.be/Dz3-3JGHpGI
経産省VS農水省
経済成長のために農業を
生贄にするという詭弁
(藤井聡×鈴木宣弘)
https://youtu.be/lIPG7ZEv_tM
保守思想と農業
カネ儲け主義が滅ぼす日本の食料安全保障
(藤井聡×鈴木宣弘)
https://youtu.be/ZQPKYfJWnEo
安倍元総理が反撃?
岸田総理の増税路線に戦線布告
(三橋貴明)
https://youtu.be/sopiH7HqJks
元寇で神風が日本を救ったという嘘
~なぜ日本は覇権国モンゴルを圧倒したのか?
[4月20日までの限定公開]
https://youtu.be/hogmEFpEctk
TPP論争にみる偏向報道の闇
今取り戻すべき
「農は国の本なり」という認識
(藤井聡×鈴木宣弘)
https://youtu.be/nIKrg7SnFTw
◆三橋経済塾
4月16日 三橋経済塾第十一期
第四回講義を開催しました。
https://members11.mitsuhashi-keizaijuku.jp/?p=1783
ゲスト講師は藤井聡先生でした。
インターネット受講の皆様は、
しばらくお待ちください。
◆チャンネルAJER
「緊縮財政との戦いが
クライマックスに近づいている」
(前半)三橋貴明 AJER2022.4.12
https://youtu.be/ha_-_S4tAqw
【三橋貴明】第二次大転換への1件のコメント
2022年4月20日 12:23 AM
グローバリズムは、平和が前提なのです。
だからこそ、
グローバリズムは「平和の障害」になり得る
「国家」「国境」「国民」を
否定しようとするわけです。
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