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日本経済

2020年12月30日

【藤井聡】2020年コロナ総括:パンデミック・ヒステリーが露わにした政府と言論界の本質的欠陥と亀裂

From 藤井聡@京都大学大学院教授

2020年もあと残すところ二日。いよいよ年の瀬も押し迫って参りました。

今年の話題は何と言ってもコロナ。この一年はまさに朝から晩まで、年がら年中、コロナに振り回された一年でした。

誠にろくでもない一年でしたが、こういう「災い」には功罪があります。

このコロナ災害の罪はもちろん、感染症の拡大による健康被害と人命損失、そしてそれに伴う自粛と補償しない政府の緊縮とのダブルパンチによる大不況です。
(詳しくは『自粛と緊縮で日本は自滅する』を是非、ご一読ください)

https://www.amazon.co.jp/dp/4828422269

 

1)コロナがあぶり出した新自由主義(緊縮・改革・グローバル化)の欠陥

一方で功というのは、このコロナ・パニック、コロナ・ヒステリーともいうべき異常状況の中で、今まで本来なら隠蔽されてきた様々な「亀裂」や「矛盾」が顕在化してきたこと。

いわば、古い構造物が地震で「シェイク」された時に、それまで表からは見えていなかった部位における「亀裂」や「腐敗」が明らかになる、というのと同じ現象が日本社会全体に生じたわけです。

まず第一に、改革・グローバル化という思想ウイルスに完璧に感染されきった政府・内閣の支持率が「コロナ」によるシェイクを通して低下し、7年以上も続いた安倍内閣が菅内閣に替わりました

もちろん、これは総理の体調が原因だと言われていますが、(第一次安倍内閣の終焉プロセスを踏まえれば)支持率が順調であれば安倍内閣が未だに継続していた可能性は極めて高いでしょう。結果、安倍総理が進めようとしていた様々なグローバル化や改革路線がさらに加速していたことは間違いないでしょう。

現在の菅内閣の支持率の急落もまた、コロナの感染症拡大が大きな影響を及ぼしています。第三波がなければ、未だに高支持率を続けていたことでしょう。そして、竹中平蔵やアトキンソンといった、特定のグローバル企業への利益誘導をあからさまに進めようとする新自由主義者達の意向をたっぷりと吸い上げた菅内閣が進めようとする各種の改革が、さらに加速していたことでしょう。

さらには、所謂「大阪都構想」の住民投票の結果も、コロナがなければ、否決ではなく「可決」という結果がでていた可能性も否定できません

大阪都構想は内容を少しでも知れば、よほどの事が無ければ誰も賛成しないようなロクでもない代物であり、それが否決されたのは都構想の真実がそれなりに(大阪を愛する)市民に広がったから、というのが、否決された根本的な理由ですが、大阪市民の中には、「こんな時期に、都構想なんてやってる場合か!?」という気分が確実に広がっており、それが反対票を拡大させた側面もあった筈です。だから、コロナがなければ、僅差で賛成多数となっていた可能性も十分にあり得るわけです。

そうなれば、自民党の改革派グループよりもさらに急進的な構造改革とグローバル化路線を進める「維新」の勢力がさらに拡大し、かつ、菅政権との結託をさらに強め、そしてその結果、菅氏はさらに自民党内での影響力を拡大し、両者の相乗効果を通して、ロクでもない改革路線・グローバル化路線がさらに加速していた事は間違いないでしょう。

さらに言うなら、本年度の一次補正から三次補正は、内容や規模について当方は大いに不満を持ってはいますが、安倍・菅内閣が緊縮路線をガチガチに守り続けているならあり得ない水準の予算規模だったと考えれば、コロナは財政に関しても、緊縮から反緊縮への転換(ピボット)を後押しする効果をもたらしたのです。

この様に考えると、どうやらコロナは、安倍内閣、菅内閣、維新が進めようとしていた所謂「新自由主義路線」にブレーキをかける方向の影響を与えたわけです。つまりコロナは、彼等が進めようとしていた構造改革、グローバル化、緊縮の「矛盾」や「欠陥」をあぶり出したのです。

2)コロナがあぶり出したエンジニアリング・センス不在の言論人達

このように、コロナは政府における新自由主義の本質的問題をあぶり出したわけですが、当方が仕事をしている「言論界」においても、これまで隠蔽され続けてきた、「本質的な亀裂」を明らかにする影響をもたらしました。

上記のような新自由主義を批判する言論人はこれまで一枚岩の様に当方も何となく認識してきたのですが、どうやら、その内部には本質的な亀裂が元来潜在していた、ということがコロナによって明らかになったのです。

新自由主義を批判する言論人達には実は二種類存在していたのです。一方の言論人達は、どの様な状況でも新自由主義はダメだと考える人達であり、もう一方の言論人達、状況によって新自由主義であろうが無かろうが、公益の為に必要なものは何でも許容すべしと考える人達です。

その両者の相違がクッキリと別れたのは、「コロナ自粛」に対する態度です。

まず理論的に考えて、自粛には過小もあれば過剰もあります。過剰自粛など存在する筈が無いと言ってのけられるのは、よほどの屁理屈好きか完全なバカのどちらかです。

だから当方は、コロナの毒性や感染力と自粛の経済被害、政府が徹底補償を行う確率の三者を見据えて「適正な自粛水準」が何かを追い求めようとしました。そして今もなおそれを追い求めています。

一般にこういう是々非々のバランスを取ろうとする際に求められる能力は、「工学」の世界ではエンジニアリング・センスと呼ばれます。

様々な「現場」のエンジニアは常に予測不能な事態に直面します。そんな時に、エンジニアは可能な限り情報を集め、それらを「全て」踏まえて最善を尽くそうとします。

そんな「最善」を尽くすときにどうしても必要となるのが、大局観や「勘」です。もちろんそれが外れることもあるのでしょうし(だからこそ、勘なのです)、それ故に勘に頼っちゃダメだと論理家は言うのかも知れませんが、現場判断というのは絶対に必要なのであり、かつ、決して侮って良いようなものではないのです。

というか、そんな勘はしばしば動物的な嗅覚とでも言うべきものであって、厳密な科学研究や思想哲学、そして最先端の技術開発における「根幹」に位置するものでもあります。それを勘と言うとグダグダ騒ぎ出す輩が出てくるからそう言っていないだけで、一流の科学者、哲学者、思想家、技術者は皆その真実(=勘の本質的重要性)を知っているのです。そしてそれを「工学」の世界では、エンジニアリング・センスという言葉を使って表現している、という次第です。

当方はそうした態度で判断し、当方の「エンジニアリング・センス」に基づいて、4月時点での自粛は「過剰」であり、8割自粛要請をだし、GW開けにもその主張を継続させた西浦教授は、国益を完全に損なっていると確信しました。

そして、その判断はその後も逐次見直していますが、新たな情報が集まるにつれて、当時の当方のエンジニアリングとしての判断は正しかったとの確信の度を深めています

しかし当時、当方のこの判断について激烈な批判が、言論界から一部あったのです。

「自粛をもっとさせるべきだ、それで政府補償をさせればいいのだ」という、当方のエンジニアリング・センスから言えば「単純極まりない素朴な机上の空論」に基づいて、当方を徹底批判する言論人達が一部いたのです。

全ての情報を踏まえようとする当方は、そうした批判に対しても耳を傾け、それも踏まえて何度も自身の判断を再吟味しましたが、どう考えても彼等の主張は、数々の事実情報を無視した上で、机上の空論である「徹底自粛+政府補償」説を主張しているようにしか見えなかったのです。

その姿はまるで、土居や吉川といった、経済学の教科書に基づいてPB規律を主張する愚かな経済学者のそれと寸分違わぬもの。概して聡明な言論人達なのに、こんな馬鹿な主張をするなんて我が目を我が耳を疑いました・・・が、この顛末を何度も振り返ってみて、筆者は、「なるほど、実は反新自由主義=ピボット派の中にも、エンジニアリング・センスに基づいて国益を考える人達と、そうでない者がいたのだな」と気が付いたのです(!)

じゃあ、「そうでない者」は一体何のために言論しているのかというと、マウントを取るだとか、自意識を保つだとか、生き甲斐を感じたいとか一体何なのかはよく分かりませんが、兎に角ひとくくりで言うと「個人的な事情」としか言い様のないものなのでしょう。

(ちなみに、誰しも個人的な事情はあるもの。一方でエンジニアリング・センスとは煎じ詰めて言うと非個人的な事情で判断を繰り返す感覚なのですから、それが無いということは論理必然的に「個人的な事情」と言わざるを得ないものしか残りません。きちんとした社交さえあれば、そんな個人的な事情を言論にガッツリ持ち込む必要なんて無い筈なのでしょうけれど・・・何だか知りませんがしょうがないですね)。

もちろん、当方のエンジニアリング・センスとしては、そういう方々とも適宜仲良くして、彼等のアドヴァイスなり批判なりを活用していけば良いのですが、「同床異夢」はいつまでも続く筈はありません。つまりはいつかは必ず決裂する筈の「亀裂」がピボット派と呼ばれる反新自由主義者の中にもあったわけです。

それはちょうど、反消費増税論戦時に、高橋洋一氏らリフレ派と呼ばれる人達と共闘していたように、ピボット派を形成していたという(当方もイマイチ気づいて無かった、というか気付いてはいたが敢えて無視して差し上げようとしていた)実態が明らかになったのです。

だからもちろん、当方のエンジニアリング・センスからすれば、今回決裂した方々が特定の目的のために共闘しようと申し出てくれば喜んで引き受けたいと思います(し、当方から申し入れることも十分あり得ると思います)。もとより言論はお友達同士のなぁなぁ遊びじゃないんですから、「お仕事」ならいくらでもご一緒させていただきたいと思います(にも関わらず友になる、というところが人間の妙。「戦友」とは素晴らしいものだと思います)。

・・・

いずれにせよ2020年のコロナによるパンデミック・ヒステリーは、政府の新自由主義路線の本質的欠陥が露わになると同時に、似たような事を発言してきた言論人の中にも、各々のエンジニアリング・センスに基づいて新自由主義と「戦う」言論人と、日本にどういう影響があるのかはさておき個人的な事情で発言していた言論人とがいるのだという構図を露わにしたのです。

その意味で、2020年のコロナは、日本の様々な本質的欠陥を露わにさせたのです。コロナ自体は多くの不幸を生み出しましたが、こうした影響があったことも事実。ついてはそんな現実を受け止め、2021年はそれを踏まえた上で日本の再生に向けて、精進しつつ当方のエンジニアリング・センスを最大限に活用しながら最善を尽くしたいと思います。

・・・というような事を書いている内に、今年も早30時間余り。

皆様是非、よいお年をお迎えください!

追申:当方のエンジニアリング・センスから言いますと、今日本で一番大切な仕事なのが、菅総理に対する適正な認識を世論において形成すること。是非、下記ご一読ください!

『菅内閣はなすべき対策を「過剰自粛」し、日本破壊を加速している。』
https://foomii.com/00178/2020122615493374662

https://mypage.mag2.com/ui/view/magazine/162605 019?share=1

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【藤井聡】2020年コロナ総括:パンデミック・ヒステリーが露わにした政府と言論界の本質的欠陥と亀裂への25件のコメント

  1. 赤城 より

    人間は本質的に原始的な愚かさを含む感情によって行動を支配されている。
    どんな理性的な機械のような人間であろうとその機械を動かすのは人間の感情です。
    コロナのような見えない病に対する恐怖は人間の原始的な恐怖を強く刺激して現実を見えないように支配してしまう。
    特に高度な情報社会に生きている人間はこういう見えない脅威に対する精神の虚弱性がひどく大きくなってしまう。
    だから恐怖によって盲目になっている人とその恐怖に対する対処法について意見をすり合わせることは非常に難しいのです。

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  3. はっちゃん より

    私、あの方たちがなぜあれだけ理性を失っていたのが不思議でしたが、言論をされている目的が違ったわけですね。
    「なぜ変わっちまったんだ?」とか「なぜああなのだ?」などと考えると残念な気持ちになりがちですが、元々言論の目的が違うという事が「露呈した」と考えると、前向きになれますね。
    3人で5回も連載の座談会は3人とも相当感情的でした。
    私信を暴露するという禁じ手を使ってまで「何を伝えてくれるのだろう」と思って最後まで読みましたが、ただの悪口ばかりで驚きました。私などからすると雲の上のような人たちのはずが・・・。
    「自粛に効果が認められない事」「4月末にそれがわかるはずであること」「副作用で困る人がたくさんいる事」「副作用を今の政府が抑えてくれるわけがない事」「藤井教授が提案される感染対策が効果的であると考えられること」のどれかが間違いでない限り「藤井教授の西浦氏批判は正当」という結論になると思います。あの座談会はそのあたりはほとんど触れずに「エラそうだ!身の毛がよだった!」とか「顔で分かる!」とか「眉毛が吊り上がってて目が血走っている!」とか言ってましたね。なんじゃそれ!あの三人には失礼ですが失笑するしかなかったです。
    エンジニアリング・センスを活用して日本に良い影響をというお話、とてもしっくりきます。言論って、そうあって欲しいなと思います。

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  4. 大和魂 より

    とにかく二十一世紀に突入してアラブ春とかシリア騒動やらウクライナ侵攻などで、国際社会の実態が浮き彫りにされ、その支配層の役割が明確に表面化されましたね。

    だからその実態を撹乱させるための取り組みとして、国際社会をコロナで埋め尽くしながら、各地を大衆化に持ち込む算段で、スケープゴート役で人気取りしてメディアと結託した維新の会と関係者、さらには金融支配を目論むアトキンソンとか竹中平蔵とか三浦女史当たりなんですね!

    しかも来年は日本にとって重要な年になる、総選挙と東京都議会議員選挙があるから、非常に楽しみですね!

    それを全力疾走でせ藤井先生とお仲間の皆様方に、改めて感謝申し上げ致します。

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  5. 富山妙 より

    「エンジニアセンス」という言葉は、初めて知りましたが、藤井先生を批判されていた方々は、単なる個人的事情で批判されていたのではないと思います。徹底自粛と徹底補償でしか、このパンデミックは乗り切れないと、それこそ、「勘」が働いたのではないでしょうか?確かに、5月から秋にかけては、コロナ患者も減り、医療もそれほどひっ迫していなかったと思います。しかし、ここ最近の爆発的な感染者の増加とそれに伴う医療崩壊の危機を前にして、藤井先生のおっしゃるような中途半端な対策では、とても乗り切ることは出来ないだろうという「勘」が私には働きます。このまま、ずるずると経済を回すために、飲食店が通常営業を続ければ、コロナ患者は春まで増加し、老人ホームの高齢者はトリアージされる運命となるでしょう。それは、「寿命」だと切り捨てることが、「エンジニアセンス」なのでしょうか?藤井先生のような、MMTをきちんと理解されている先生までが、徹底自粛と徹底補償が「机上の空論」だと、はなから否定してしまっては、「粗利補償」など、されるはずもありません。高齢者や基礎疾患者は、このコロナ禍では早めに死んでしまっても仕方がないという風潮は、何としても止めなければなりません、弱者切り捨てこそが、この30年日本をむしばんできた新自由主義そのものなのです。

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      1. 横からですが より

        残念ながら、目の前の現実に目を向けると、徹底補償を主張するのは机上の空論と言わざるを得ません
        徹底補償が現実的と考えるということは、菅総理が財務省とバチバチ闘って財源確保出来ると本気で信じていることと同義ですがアトキンソンなんかを重用してる時点で絶望的です
        政府は十分な補償などしないという前提で動かざるを得ないのです
        そしてその前提で何が出来るのか考える上で重要になるのがエンジニアリングセンスということでしょう

        ちなみに私の業界ではその事を「経験と実績に裏付けされた勘」と呼んでます
        工学系の業界ですが先生が言うように現場では日常的に使われているものです

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        1. 横からに横から より

          じゃあ藤井が推していたMMTも机上の空論になるよね。あなたのご見解をどうぞ。

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  6. 田中総一郎 より

    感染拡大局面に入ると結局は人々は過剰反応せざるを得ないのではないか。よもや自分が感染源になりたくないという心理がそうさせるのかも知れない。

    そういったことを考えると集団免疫と仰っていた藤井氏の論の方が「机上の空論」に聞こえる。人間はそんなに感情抜きに合理的に動けるのか。

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  7. かずぅ より

    批判が常に藤井先生に向けられるのに違和感がありました。

    経済を廻すことが必要という主張は藤井先生だけではなく、右派論壇でも普通に語られていたこと。コロナはそれほど恐ろしくないと早期から指摘していた。そういう論者は親ネオリベだったり、緊縮派だったり、少なくとも反ネオリベではない者にも多かった。
    そちらのほうはスルーで標的はいつも藤井先生なのは、人間関係絡みなのかといぶかしく感じてました。

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  8. たかゆき より

    現場 勘
    たしかに

    考えるな 感じろ かと です。。

    が、、、

    「大本営」「大新聞」 報道は

    「帝国陸海軍」 崩壊の危機にあり
    とか、、

    あほか ♪

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  9. ささま より

    社交の価値を理解しない者が…とか以前言っていましたけど
    あれって学者の肩書で仰々しい言葉を使って主張していただけで
    要するに「自粛を嫌がらない奴はコミュ障の陰キャ。陰キャは黙ってろ」っていう暴論でしかなかったですよね。
    あんな低レベルな事を堂々と発信してしまったのは本当に残念でした。正直あそこで完全に見限りました。
    まさにコロナに炙り出されたなあ、と

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      1. 横からですが より

        見限ってるくせに未だにこんなとこまで足を運んでコメントまで残すんですね

        確かに陰キャですね

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  10. 総括してる場合じゃないよ 御教授には来るべき大災害に提言してもらわないと より

    東京 神奈川 埼玉が緊急事態宣言要請しようとしてますね。
    小池黒岩大野らが緊急事態要請したから菅首相も緊急事態全国ロックアウトせざるを得なかったと又々のたまうつもりじゃ無いでしょうね。
    後2年位はコロナ災厄は収まりませんよ。
    その間御教授の専門分野地震大雪大雨、国土強靭策をもっと強力に訴えるべきです、医療は山中氏 本庶氏 東大の児玉氏に任せりゃいいでしょ、クソアベやガースケベ 大阪キチガイカルト犯罪者 異死ン等ほっときゃ自滅するからほっときゃいいですよ
    又々犯罪起こすんだから。

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  11. 麦粒 より

    藤井視点による「そうでない者」は何故そうなのか、という馬鹿げた妄想はともかく(笑)、少なくとも現時点では、感染拡大源だけを抑える、ということには成功していない、つまり、感染拡大の抑止と十分な経済活動の両立は可能である、とする藤井仮説のほうが、空論なんじゃない?

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      1. 横からですが より

        つまり政府が粗利補償してくれる方が現実的と考えているということですね?
        どう考えてもそっちの方が机上の空論でしょう
        現実が見えてないのか目をそらしているのか

        そうじゃないと言うなら政府補償されない状況下でどうすべきかあなたの考えをどうぞ

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        1. 麦粒 より

          「経済的損失を恐れて対策を先延ばしにし、結果としてウイルスの蔓延を招いて社会経済に取り返しのつかない損害が及ぶことは避けなければならない。」これは本庶さんの発言です。ご紹介します。

          対策をしっかりした上で、経済的支援の拡充を粘り強く訴えていくしかないと思っています。ちなみに、早めの対策で感染状況を低く抑えられている地域では、自治体の独自支援もあって、経済も比較的よく回っているようですよ。

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          1. 麦粒 より

            特異度か。ググればすぐに分かったね。それがいいかどうかはともかく。

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            1. 麦粒 より

              誰々でも間違えると言えば、「モンティ・ホール問題」なんですかねぇ。「モンティ」は納得できるのに「3囚人問題」は納得できないのはなんでだろう、と考えてて、ああ、当たり確率と当たりを当てる確率を混同してたからか、と気づいたら納得できたんですけどね。

  13. 小林t より

    「言論はお友達同士のなぁなぁ遊びじゃないんですから」について同意します。
    あの鼎談では、感情的表現もありましたが、具体的に批判されてましたから、それについて反論するべきではないでしょうか。

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  14. 拓三 より

    MMTに抜けているのは安全保証(軍事、食料、エネルギーなど)です。

    ここを理解していけば、お3人方の「完全自粛、保証」が日本消滅の道が速まる事が理解出来ると思います。

    国家は「国民」が築くんです。全ての安全保証も国民が築くんです。
    その為に全ての国民に保証を与え合うんです。

    私はMMT推進派ですが貨幣全ての本質ではありません。最後に出てくる、ほんの一部です。通貨と安全保証を理解すれば今行われている日本売りが理解出来ます。金融政策の貨幣の流れ、そして為替も

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  15. F-NAK より

    先輩エンジニアから「エンジニアは評論家にはなるな」と教わった事を思い出します。

    (かなら評論家を皮肉った言い方でしたが)
    「評論家は自説の教科書的な正しさを主張する事が全てであり、目の前の問題を一切解決しようとしない傍観者だ。
    エンジニアとは、問題を抑え込むためなら自説と真逆の行動も取る。俺たちはエンジニアだ。」
    と教わりました。

    今回の亀裂は、評論家なのか、エンジニアなのか、の違いが表面化したのかもしれません。
    私は、令和の政策ピボットとは、日本の問題解決を志す人々の集まりだと思っています。

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  16. 「エンジニアリング・センス」って言うんですね。エンジニアでない当方は、その言葉を知らずにおりました。

    併し、それって、正に私の「センス」と同一では?(笑)

    とても励みになりました。

    それと、御指摘の御三方は、皆、関東人です。ひょっとすると、ベタな関西人である藤井先生を、内心嫌っておられたのではないでしょうか。そんな隠れたる東西の「亀裂」を露わにしたこの度の「事件」だったのかもしれません。

    …、それにしても、御三方は、皆の公益のためでなく、己の美意識のために言論を紡いでこられたのだなと思うと、がっかりというか、残念に思われてなりません。特に官僚の方は、藤井先生に一方ならぬ恩義がある筈では?と、首を捻ります。…疾風に勁草を知る、ということなのですかね。

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