From 三橋貴明@ブログ
【近況】
三橋TV、続々とアップされています。
三橋TV第21回【官僚を利用する民間人 竹中平蔵の悪の手口】
https://youtu.be/dEuBOqqmt8M
三橋TV第22回【藤巻先生もっと勉強しましょう 前編】
https://youtu.be/WFM4ubl8CEY
三橋TV第23回【藤巻先生もっと勉強しましょう 後編】
https://youtu.be/NFGyAHvg8pI
本日は北海道講演で、新千歳空港から
札幌に向かう鉄道の中でメルマガを書いています。
気温は摂氏1度ですが、
すでに寒さに凍えています。
気温がさらに低下する
「厳冬」を迎える北海道ですが、
泊原発は再稼働していません。
結果、北海道電力は、
今冬の「節電要請」に踏み切らざるを得ず、
経済産業省の有識者会議は了承しました。
また、経産省は、北海道電力に対し、
電力供給が落ち込んだ際には、
企業や工場に電力使用抑制を求める準備を指示。
まさしく、発展途上国です。
経産省は、今年の冬が、
過去10年で最も厳しい寒さとなっても、
全国10管内は供給余力を示す予備率は、
安定供給の目安とされる
3%を上回ると確認したと発表。
とはいえ、そもそも予備率3%は
「安定供給の目安」ではありません。
現場の専門家である電力マンに言わせれば、
3%とは、ジェット機が
「海面すれすれを飛んでいる」状況です。
それを「安定供給の目安」と
呼ばざるを得ないほど、
我が国のエネルギー安全保障は
劣化しているわけです。
ちなみに、三橋は別に原発推進「派」
というわけではありませんので、
1.日本のエネルギー安全保障が安定的に強化される
2.使用済み核燃料の処理や廃炉、
地層処分の技術が完成する
3.エネルギー安全保障強化に際し、
外国の鉱物性燃料への依存度が高まらない
(これは、安全保障「強化」とや呼びません)
4.蓄電技術が発展し、原発なしで
都市圏のエネルギー需要を満たせることが確定する
といった条件を満たせるのであれば、
別に原発を廃止しても構いませんよ。
とはいえ、上記は「全く」進んでいない
というのが現実なのです。
それどころか、泊原発が動かず、
今冬にまたもや北海道で
ブラックアウトなり広域停電が発生した場合、
数千人の死者が出ることは確実視されています。
それにも関わらず、
泊原発の再稼働に反対する人は、
少なくとも「同じ日本国民である
北海道民の生命や安全など、どうでもいい」
と考えていると断定せざるを得ないのです。
そして、日本国から
ナショナリズムが失われた結果、
上記の「断定」に対し、
「その通りだが、だからどうした」
と、平気で答える国民が
増えているのではないかと、
恐れているわけでございます。
◆週刊実話 連載「三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』」
第298回 真の「将来世代の悲劇」
なお、週刊実話の連載は、
以下で(二週遅れで)お読み頂くことが可能です。
http://wjn.jp/article/category/4/
◆メルマガ 週刊三橋貴明 Vol497
コンセッション方式の「民営化」
http://www.mag2.com/m/P0007991.html
自然災害大国で、民間事業者が災害リスクを回避し、
利益拡大のために
水道サービスを提供するにはどうしたらいいのか。
その答えが「コンセッション」なのです。
◆メディア出演
12月3(土) チャンネル桜
「Front Japan 桜」に出演します。
http://www.ch-sakura.jp/programs/program-info.html?id=1651
消費税増税の「凍結」を目指し、
藤井聡先生と対談しました。
三橋TV番外編です。是非、ご視聴下さいませ。
三橋TV番外編#1
【国民をコケにしている?2014年の消費増税は国家的詐欺だ】
https://youtu.be/e_oLOPO7JgY
三橋TV番外編#2
【9割の国民が騙されている?
「一人あたり857万円の借金…消費増税は仕方がない」という財務省のペテン】
https://youtu.be/ces4KIY5xUs
三橋TV番外編#3
【新聞にカットされた?マスコミがひた隠しにする財務省の不都合な真実】
https://youtu.be/KuPbFqb2V20
三橋TV番外編#4
【日本が韓国に抜かれる日 10%消費税が日本を破壊する?】
https://youtu.be/ruO_nbT3rEM
◆三橋経済塾
三橋経済塾第七期 第十一回対面講義がアップされました。
http://members7.mitsuhashi-keizaijuku.jp/?p=2758
ゲスト講師1 施 光恒先生(九州大学准教授)
ゲスト講師2 室伏謙一先生(室伏政策研究室代表、政策コンサルタント)
インターネット受講者の皆さま、お待たせいたしました。
12月15日の三橋経済塾第七期最終回では、
塾生の皆様の「経世済民プレゼンテーション」
を企画しております。
お題は「経済」「おカネ」「グローバリズム」
「財政」「増税」「移民」など、
三橋が普段使っているキーワードに関係していれば、
何でも構いません。
一人当たりの持ち時間は、10分。
先着五名までとさせて頂きます。
プレゼンの資料は、ご自身でお作りになられても、
三橋作成チャートの「この図を」と指定して下さっても構いません。
我こそは、と思われる方
(そこまで気負わなくても構いませんが)、
是非とも以下メールアドレスまで、
まずは「タイトル」をご連絡ください。
keizaijuku@mitsuhashi-takaaki.jp
◆チャンネルAJER
今週の更新はありません。
【三橋貴明】厳冬期を迎える北海道にてへの7件のコメント
2018年12月2日 10:29 AM
人は大きなショックを受けないと、自分から変わろうと思いません。
今がこれからも続くと考えるし、スイッチングコストの負担を嫌います。
失敗を経験してないエリートは、自分の失敗を予測できません。
大勢の人が死んだあと、俺のせいじゃないと今度は悪者を探そうとする。
ペーパーテストの結果で人事を決める日本では、同じような人種だけが指導層にいるので、どうにもなりませんな。
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2018年12月2日 9:01 PM
(ここや他のサイトではたまに遠隔操作でフリーズ或いはロックするサイバー攻撃を受けるのですが頼みますからコメントさせてください。それがワシのストレス解消法よのさっ!ントン。)
>海面すれすれを飛んでいる
思わず吉幾三さんのオラ東京さ行くだ!を謡わずにはいられませんでした。
♪信号無ぇっあるわけ無ぇっ!オラの村には電気が無ぇっ!
東京の一極集中平和主義に因って、まったくもって田舎はこの時代よりも退行させられて行くばかりです。別に田舎を無くしてしまえっ!って言うわけじゃないよのさっ!もう国会は関東圏から田舎に移すべきよのさっ!
>原発推進「派」
だからと言って、気候温暖化に因る対策としての原発推進ではないですよね。
温暖化はある種プロパガンダ的な報道を煽る面を含んでいる気がしてなりません。地球が自転しながら太陽を公転しながら太陽系自体が銀河系中心を螺旋公転して何十億年以上、数℃の温度変化くらいは地表の温度サイクルが乱れることも在って不思議ではないのでしょうか。地球表面を被う電磁気界バンアレン帯の磁場が弱まると消失するとか起きれば地表のフライパン状態も可笑しくはない気もしますが・・・・
またもや違う話に逸らしてしまいました。
今の職業に於ける或いは企業規模に於ける格差推進社会、これは神経網としての情報網技術の推進ではなく、血管網としての政府の実体への直接貨幣供給しかありません。エスタブリッシュメントに溜まるばかりでは血管網が満たされません。
G20では保護主義に対抗する文言は外すそうです。首相はどうするのでしょうか。それでも保護主義に全面対抗すると言うのでしょうか。
またもや逸れてしまいました。この偏で失礼します。無駄口ならば切り捨て構いません。
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2018年12月2日 11:28 PM
そろそろ 寿命かと、、
1945年に 12歳 と マックさまに
判定されたやうですから
現在は推定 85歳
いつ死んでも不思議のない 齢
他人様に迷惑にならないように この国も
この世からさっさと おさらば しては
いかが かな。。
それとも なにが なんでも 生き恥を晒したいのか
しらん。。。
そんなに 死ぬのは お嫌で せうか ♪
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2018年12月2日 11:42 PM
あきひと くん
きみ も だよ。。。
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2018年12月2日 11:45 PM
えいきゅう「戦犯」の処刑を
君の 誕生日 に
なされて ビビッて おいでかい ♪
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2018年12月3日 11:47 AM
現代の経済は各種科学技術をベースに成り立っているのだから、技術に無知だと全く違った結論になってしまいます。
もしも50万ボルトもの電圧を直径数センチの送電線に掛けたら、過大な電流により磁気圧縮力が発生し、送電線はあっという間に発熱し、同時に大放電を始めます。電圧を下げると、今度は十分な電力を送電することができません。どちらにしろ、大電力を遠くに送電することなど不可能なのです。
つまり、電力会社の説明するわずか数%の損失で長距離先に大電力を供給できると言う送電理論そのものがインチキであり、泊原発を再稼動させたところで、北海道内の民需に応えられるはずがないのです。
また、複数の交流電源で作った電力を水の如く足し合わせて大きな電力プールができるという考えは、交流理論を全く知らない電気素人の発想です。もし少しでも周波数タイミングがズレたら、それこそ一瞬でブラックアウトが発生するでしょう。そんな超ハイリスクを電力会社が初めから背負うはずがないのです。
技術的観点から現状を鑑みると、過去数10年、電力会社と経産省は示し合わせて、国民の全く知らない電力供給システムを築いてきたとしか考えられません。
そうなると、福島原発事故時の計画停電も、先日の北海道のブラックアウトも、「電力は巨大なプールに貯められる」という、これまで作り上げてきた電力神話を確固とするための国家的演出と考えるしかありません。
何故そんなことをするのか、色々理由は考えられますが、一つには、電気技術に無知な国民に「原発が動かないと立ち行かない」という思考を刷り込ませる目的があったと思われます。
要するに、原発建設の目的は初めから電力供給ではなかったということです。それでは、真の目的は何だったのか、そこをはっきりさせるのが三橋さんのこれからの仕事でしょう。
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2018年12月3日 12:33 PM
電源の種類
ベースロード電源 :低コスト 出力一定
原子力 一般水力 石炭 地熱
ミドル電源 :中コスト 出力変動可能
天然ガス LPガス等
ピーク電源 :高コスト 出力変動容易
石油 揚水式水力等 あと 屁みたいな太陽光 風力
北海道電力の場合
ベースロード電源が不安定なので ここを強化すべき
それには 原子力発電が最適
ただ それだけの はなし だべ、、、
ちなみに 小生
日本に核武装は必須
という 「推進派」でございます ♪
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