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2015年10月2日

【施 光恒】韓国の大学の英語化

From 施 光恒(せ・てるひさ)@九州大学

———————————————

●マスコミが語ることができない亡国への道

<無料>経済解説
「なぜ地方議員は党執行部に逆らえないのか?」
https://youtu.be/8GGn_ZgqiCA

もし、あなたが、子供や孫たちに安全で豊かな日本を引き継ぎたいなら、、、
この不都合な現実を知って声をあげてください。

———————————————

おっはようございまーす(^_^)/

最近、大学の国際ランキングの報道がいくつかありました。

「東京大、アジアで首位から転落…大学ランキング」
(『読売新聞』、2015年10月1日)
http://www.yomiuri.co.jp/world/20151001-OYT1T50103.html

「QS世界大学ランキングでは京都大学が日本最高位」
(『マイナビ・ニュース』2015年9月30日)

http://news.mynavi.jp/news/2015/09/30/049/

「「革新的な大学」米スタンフォード首位、日本は18位阪大が最高=調査」
(『ロイター』2015年9月16日)
http://jp.reuters.com/article/2015/09/16/university-poll-stanford-idJPKCN0RG0TT20150916

これらの報道によると、東大、京大をはじめとする日本の大学の順位は、これまでよりも下がりました。今後、これを回復すべきだという声が強くなりそうです。

特に、各ランキングで、留学生の割合などを測る「国際化」の指標の数値が、他の指標よりも低かったようですので、今後、ますます授業の英語化などの大学のグローバル化の動きが強化されそうです。

ところで、最近、韓国の大学における授業の英語化についての論文を読みました。

主に、上記のような大学の国際ランキングでよく見かけるKAIST(Korea Advanced Institute of Science and Technology, 旧・韓国科学技術院)の改革事例について書かれたものです。
(Piller, I. and Cho, J., “Neoliberalism as Language Policy,” Language and Society, vol. 42, 2013)

なかなか興味深かったので、紹介します。

KAISTは、もともと1971年に、家庭の経済状況に関係なく、国の発展に有為な科学者や技術者を育成するという目的(つまり国づくりへ貢献する人材養成の目的)で設立されました。

しかし、1997年のアジア経済危機の後、韓国はIMFに支援を求めました。その際、IMFは、彼らの十八番ですが、支援の条件として、いわゆるワシントン・コンセンサスに沿った非常に厳しい新自由主義的な構造改革を韓国に要求します。韓国経済を、アメリカ型に変革しようとするものでした。事実上、韓国は、新自由主義に基づくグローバル化の急進的改革を押し付けられました。

その結果、韓国は、日本よりも、いわゆるグローバル化の点で先を行っています。

韓国では、大学のグローバル化も、IMFの支援以降、急速に進みました。
特に、KAISTはグローバル化のモデル校に位置付けられたため、急進的改革が行われました。「国づくり」に有為な人材を作ることを目的とするものから、グローバル企業への人材供給を目的とするものへと、KAISTの性格が変化しました。

KAISTはまず、米国のスタンフォード大学からノーベル賞受賞者のアメリカ人科学者を高額な給料で引き抜き、学長に据えました。この学長、および次代の韓国系アメリカ人の学長のもと、改革が進んだのです。

そのときの目標になったのは大学ランキングの順位を上げることでした。(新自由主義者は、わかりやすい数値目標が大好きですからね…)。

韓国内では、韓国の大手新聞社が、外国の大学評価機関と提携して大学ランキングを作成しています。有力なところでは、中央日報が英国の大学評価機関「クアクアレリ・シモンズ(Quacquarelli Symonds)」と、朝鮮日報が米国のUSニューズ&ワールド・レポート社とそれぞれ提携して、韓国内の大学の国際的なランク付けを行っています。(大学ランキングを作ることは、新聞社などにとって、大学からの広告掲載料など経済的うまみが結構あるようです)。

どちらのランキングも、「学習環境の充実」や「研究や出版」「卒業生の評判」などと並んで、「国際化」の指標があります。

「国際化」指標は、双方ともほぼ同じで、次の項目からなっています。

・教員全体での外国人教員の割合
・留学生の数
・交換留学生の数
・英語で教える授業の割合

この論文の著者であるピラー氏とチョ氏によれば、他の指標に比べて、「国際化」の指標は、いじりやすく、即効性のある改革を見込みやすいのです。「学習環境の充実」や「研究や出版」「卒業生の評判」の指標を向上させるのは、一朝一夕というわけにはいきません。多額の費用も掛かります。そのため、KAISTをはじめ各大学は、順位向上のために、「国際化」の数値を重点的に引き上げようとします。「英語化」が一番、簡単でありながら、確実にランクアップが見込める「合理的な」方法だというのです。

「英語で教える授業の割合」はもちろんですが、外国人教員を雇ったり、多数の留学生をよんできたりするためにも、授業が英語でなされていれば好都合なので、KAISTをはじめとする韓国の各大学は、授業の英語化を推進しました。

KAISTは、政府肝いりの大学だけあって、2010年からすべての授業を100%英語化しました。(KAISTと並ぶ理系の有力校・浦項工科大は93%の授業を英語化し、他の10校程度の一流大は平均して3割程度の授業の英語化を図ったとのことです)。

中央日報や朝鮮日報などのマスコミは、KAISTの教授言語の完全英語化を、グローバル化に真剣に取り組んでいるものとして、のきなみ称賛しました。

KAISTでは、教授言語は100%英語ですから、日本語や中国語なども、母国語である韓国語ではなく英語で教えています。

当然ながら、その不合理さに、数人の学生が大学当局にたいして文句を付けたそうです。その際、大学当局からの返答は、「米国のマサチューセッツ工科大学のようなグローバルな一流大学は外国語も英語で教えている。だからうちの大学もそうすべきだ」というものだったそうです。すごいですね…。
(-_-;)

この論文の著者であるピラー氏とチョ氏は、こういう杓子定規の無茶苦茶な回答は、大学当局の目的が、知識の探究や公共の利益への奉仕ではなく、単に、ランキングの順位を上げることだけになってしまったことを示していると論じていますが、まさにそのとおりでしょう。

学生からは、日本語や中国語といった外国語の時間だけでなく、他の授業でも「やはり英語だとわかりにくいし、非効率である。韓国語で教えてもらったほうがいいのではないか」という不満がたびたび持ち上がります。また、教員の採用を英語力優先でとることも、本当に専門分野に秀でた人を集められていないのではないかと疑念が寄せられるそうです。

2011年に明らかになったそうですが、そうした批判に対処するため大学当局は、すべての新入生にたいして、大学に対するすべての批判や抗議活動への参加を禁止し、もし抗議活動に参加した場合は両親が責任を負うという一種の言論統制条項にサインさせていたとのことです。

なかなか大変ですね…
((+_+))

加えて、同じ2011年には、1月から4月の間だけで、KAISTでは、4人の学生と1人の教員が自殺しました。韓国のメディアでも広く取り上げられ、メディアは、ほぼ一致した見解として、自殺の原因は、急進的な大学改革から受けるプレッシャーにあったのではないか、特に、英語を唯一の教授言語として導入したことによるのではないか、と報じたそうです。

ピラー氏とチョ氏は、こうしたグローバル化の改革、特に、教授言語の英語化の改革の是非を判断するには、国際競争力の向上などの短期的なプラス面だけでなく、長期的観点から、広く、さまざまなそのマイナス面も見ていかなければならないと結論します。

たとえば、英語を軸に子供の能力が教育の各段階で判断されるため、英語が上手にならない大半の子が「敗者」意識を身に付けてしまうのではないかなどの点を挙げています。

さらに、両氏が特に強調するマイナス面は、新自由主義に基づくグローバル化や英語化が言論の自由に及ぼす影響です。教育業界、大学業界に英語が押し付けられることによって、批判的言論が生じにくくなってしまうのではないかということです。

両氏は、教員も学生も、英語という議論の媒体を身に付けるのが精いっぱいで、肝心の議論の中身を判断する能力をきちんと育むことができなくなってしまうのではないかというのです。そして結局、きちんとした批判的議論が行われにくい社会になってしまうのではなかろうか、と懸念するわけです。

私は、このKAISTの改革に関するピラー氏とチョ紙の論文を読んで、数年後の日本の姿を描いているかのように感じました。

こうしたグローバル化や英語化の問題にしろ、あるいは、外国人労働者や移民の問題にしろ、幸い日本には、参考にすべき他国での先行例があります。

「ランキングが落ちたから大変だ!」「バスに乗り遅れたらどうしよう!」などとヘンに焦ることなく、参加すべきゲームなのかどうか、乗るべきバスなのかどうか、慎重に見極めたいものです。
m9(`・ω・_)

いつもながら長々と失礼しますた…
<(_ _)>

〈施 光恒からのお知らせ〉
●10月24日(土曜日) 13時〜14時半に、東京・新宿の朝日カルチャーセンターで拙著『英語化は愚民化』(集英社新書)関連の講座をもちます。
「英語化政策から考えるグローバル化と日本のナショナリティ」
ぜひお越しください

https://www.asahiculture.jp/shinjuku/course/6d887ac1-ca23-4669-5bb5-55b0a98561f3

●10月12日(月・祝)に福岡のカフェで開催されるこじんまりとした勉強会の講師を務めます。
「グローバル化ってホントにいいの?」というテーマで話します。
お近くの方はぜひ。
日時:10月12日(日)午前10時半〜12時
「第6回 学ぶカフェ」
場所:箱崎水族舘喫茶室(福岡市東区箱崎1-37-21)

http://www.hakosui.net/

JR鹿児島本線 箱崎駅 徒歩8分、地下鉄箱崎線 箱崎宮前駅 徒歩7分
会費:1000円(学生500円)
問い合わせ先:学ぶカフェ事務局
manabucafe@gmail.com

**** メルマガ発行者よりおすすめ ****

●月刊三橋最新号のテーマは「農協改革」。
マスコミや国会議員も語ることができない「亡国」への道とは?

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「なぜ地方議員は党執行部に逆らえないのか?」
https://youtu.be/8GGn_ZgqiCA

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【施 光恒】韓国の大学の英語化への10件のコメント

  1. メイ より

     韓国では、英語を話せる事がステイタスになってしまっていると聞きます。アメリカに憧れすぎな気はしますが、軍事的に守ってもらっているという関係は、優劣を生んでしまうのかも、しれないですね。そのような関係では、相手を上に見てしまうのも仕方ない事かもしれません。この点で、日本も韓国と同じではないでしょうか。 韓国には、英語が話せる人だけが入居できるマンションがあるらしいのですが、そういう形で社会階層を明確にしているようだと、聞いた事があります。韓国の方にとって良い事とは思えないですが・・。韓国では、なかなかノーベル賞を取れない事を、能力の問題なのかと、悩まれる方もおられるかもしれませんが、英語にエネルギーを取られ過ぎだから、かもしれないのですね。 人間関係を、上下とか、優劣とか、勝ち負けとか、強者か弱者かとか、そういう枠で見るという考え方は、日本でも、社会全体の風潮と言えるほどになっているような気がします。 もしかすると、言葉より先に、思想がアメリカナイズされてきているように思う事があります。でも、やっぱり、どこか日本にはそぐっていなくて、しっくりこないと感じます。弱っている人に「自業自得なんだよ!弱者め!」と踏みつける方がいたら、「人間として最低だな」と感じるのが普通だと思います。

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  2. さっし より

    施先生、読者の皆さんはじめまして。先生の著書 英語化は愚民化および月刊日本10月号の寄稿文 英語化は植民地政策だ拝読いたしました。早速自分の妹夫婦、子供に寄稿文コピーして郵送しました。

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  3. ねこ より

    ハーバード大学が2位ですか。私は、かつて彼大学に何の先入観もありませんでしたが、(ごく普通に、とても有名な大学、くらいの)STAP細胞事件で、彼大学がとった態度に、非常に憤慨し、なんと下劣な大学か、と、評価超ダウンしました。あの騒動の真っ最中、ハーバード大学の学生HPで、4/1エイプリルフールに、バカンティ教授のSTAP cell 特別公開講座を開催する、と、掲示されたのです。あまりにふざけた不謹慎なジョークだと思います。さすがにマズイと思ったのか、その掲示はすぐに非公開となりました。別の、アメリカ人の生命科学者も、このように胡散臭いSTAPcell研究について、ハーバード大学が何も声明を出さないことは、大学の態度として不謹慎かつ恥ずべき態度である、それに対して、日本の研究所の誠意ある対応と態度は、大変立派だ、と、自らの研究室のブログで書いていました。私も全くそう思います。そういう訳で、ハーバード大学には、私的に、下品な大学、という印象を持っています。(お互いの評価の相違が問題になる機会はまずないと思いますがm(^.^;)

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  4. ねこ より

    学生に、大学を批判することを禁じるなんて、、、!大学なんて、批判してなんぼ、先生の言うことを疑いを持って見られる精神、健全な批判的知性を修養するところではありませんか、批判禁止など英語で議論の中身うんぬん以前、まともに自分で思考できる学生が育つはずがありません、言語道断の権力の暴力だと思います!

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  5. 日本晴れ より

    このランキング自体アングロサクソンの人達の価値観や考え方がどれだけ反映されてるか浸透してるかが順位に反映される仕組みですよね。そんなランキングに本当に意味があるのかと思うし本当の教養とはそういうランキングで一喜一憂する物じゃないと思います。そういう教養とか学問の真意や哲学的な事よりもランキングを上げる為に大学があるとか学問自体がランキング主義に振り回されるのはどうかと思います。新自由主義的な考えは何事にも短期的過ぎると思います考え方が逆にそういう新自由主義的な数値主義的な考えがむしろ大学の教養度や学問の自由下げてるんじゃないかと思います。大学ランキング付けてる人達の好む物に迎合しないと上がらないんですからこのランキングで上位に来てる大学は実はそんなに良い物じゃないと思います。

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  6. 稲美弥彦 より

    この手のランキングでの問題点を幾つか取り上げておこう。・まずファイブ・アイズ諸国(英国、米国、豪州、NZ、カナダ)やシンガポール、香港などの英語圏が上位になりやすい傾向がある。・物差しが英語圏に有利なように作られており、非英語圏には極めて不利な内容であること。・英語圏の大学は、Fランク大学でも50位以内に楽に入れる反面、非英語圏の大学はFランクでなくても100位圏外にされる傾向がある。(例えば、ロシアのモスクワ大学が161位と言うのは異常である。)・論文が英語になる為、英語以外の言語だと(例えばロシア語や日本語、ドイツ語、ペルシア語など)全く評価されなくなる。・英語圏が有利なランキングを作り英語を世界言語にする危険性が高く、そうなるとロシア、イラン、北朝鮮は軒並み不利になる。・この手のランキングや格付け会社はアングロサクソンの物差しで測っているので客観的ではない。・結果、非英語圏は貧困化や自殺率の上昇、英語圏の劣化コピーしか出来なくなる。これがこの手のランキングやムーディーズなどの格付け会社の実態である。故に、ロシアのプーチン大統領が当然ながら世界大学ランキングやムーディーズなどがロシアの過小評価について抗議したのはご存知の通りである。中国の大学は香港以外の地域で世界大学ランキングでいくつ入っているか、考えた方が良い。

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  7. 一国民 より

    「グローバリズム」が本当はただの「欧米化」を意味するように、国際化とやらもただの欧米化にすぎないということですよね。本当にくだらないと思います。

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  8. あまき より

    「大学改革によって(中略)日本の大学生の自主的学習時間はきわめて少なくなっている。形式ばかりこだわる官僚的大学改革の副作用ともいうべきものである」竹内洋「見過ごせない大学改革の副作用」(1日産経)少ない学習時間が外国語の習得に費やされるのだから、ランキングが低下するのは当たり前。比較的学習習慣が身についている難関大学の学生ほど時間を無駄にして、いや無駄にさせられて、これは官僚の責任以上に政府・与党の責任が極めて大きいと思います。

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  9. ウミユリ より

    子供に英語を習得させるために、海外で教育を受けさせる教育移民なるものが、韓国でははやっていますが、このため子供が向こうの価値観に染まってしまい、韓国に対する帰属意識もなく、帰国しなくなってしまったという話を聞いたことがあります。英語が喋れても、日本に対して帰属意識を持たない根無し草の「国際人」なるものを量産したら、どのような事態になるか検討が必要です。

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  10. Josefine より

    興味深い論文の紹介をありがとうございます。 日本の大学は韓国の大学がやってきた大学の英語化を、愚かにも、いま必死になって追いかけているわけですね。 国際化の指標に「英語で教える授業の割合」が入っているのは、この手の国際ランキングが英語布教の一環だということかもしれません。かつてのキリスト教布教が単なる信徒増加にとどまらない様々な利益をキリスト教国にもたらしたように、英語布教を通して英語国は巨大な利益を得ようとしているということでしょう。かつての支配の道具が「武力とキリスト教」であったとすれば、いわゆるグローバリズムにおいては「経済システムと英語」に変わったと言えそうです。 武力での制圧や経済システムの押し付けはそれだけと反発を買いますが、宗教や言語は精神生活に食い入っていくので、ここをコントロールできれば非常にスムーズに支配関係を作り出すことができます。支配される側が、自ら進んで英語に「帰依」し、それによって、自分(たち)がより高いステージに上がったという満足と喜びを得ることができるからです。大学の国際ランキングはそのためのいいエサになります。 施さんが御著書に書かれているように、明治初期の日本の大学は外国人教師をたくさん招聘し、英語で授業をしました。しかし当時のエリートたちはそれを「日本語化」し、先端の理論や技術を日本語で習得し、創り出せるようにしていった。その遺産を、いま、こともあろうに大学が捨て去っていいのか。 「論文引用の日本の地位が低下傾向にある。留学生や外国人教員の比率も国際的な評価が低く、文科省も大学も危機感を持たないといけない」と下村文科大臣はコメントしているそうですが(読売新聞)、「危機感」を持つところが違うだろうと思います。日本の指導層は、おどおどしないで、もっと見識をもってほしいものです。

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