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2013年10月10日

【渡邉哲也】カミングアウト

FROM 渡邉哲也@経済評論家

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●<本日〆>月刊三橋「尖閣沸騰」。
http://www.keieikagakupub.com/sp/38NEWS_SAMPLE_SENKAKU/index_mag_sl.php

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おはようございます。経済評論家の渡邉哲也です。

メルマガ2回目 当初、隔週日曜日ということでしたが、改変で隔週木曜日となりました。
よろしくお願いします。

第二回目のコラム 何を書こうかと思いましたが、左右論について書いてみたいと思います。消費税増税とその評価で言論界も何やらもめているご様子、、、、まぁ、ねぇ、、、というのが私の感想

重大な告白を致します。実は「私、リベラルなんです」あーー、やっとカミングアウトできた。最近、私に対して、勝手に右翼とかレッテル貼りされる方が多くて困っているのです。

リベラルとは何なのか? リベラルの語源はリバティであり、ほんとうの意味での自由なのですよね。自由とは、自分の持つ権利や義務と同じだけの権利を他の人も持っているということ、ですから、他者を尊ぶことだと思います。

ですから、私、自称リベラルの方(ほとんどが市民を名乗る破壊活動家)とご一緒した際には、自ら私リベラルです。と名乗るようにしているのです。そうすると、とっても嫌な顔をされることが多いです。本当に困ったものです。

そもそも、左右論はフランス革命後の座席の並びから来たものであって、国家国民を愛するがゆえの意見対立です。 ですから、反国家主義や反社会活動、無政府主義者は、右左の枠に収まらない存在なのです。そして、私は、彼らをアナーキストやテロリストと定義しています。そして、新自由主義を唱える無政府主義者もある意味、これと同等といえるでしょう。

日本はかつて世界で最も成功した社会主義国であると言われていました。私は今もその思想は多くの日本人の中に流れているのだと思っています。その証拠に国際的な思想的立ち位置を評価するポリティカルポリティカルで評価した場合、多くの人が保守系左派と評価されるようです。
http://sakidatsumono.ifdef.jp/draft3.html

つまり、その傾向からすると、日本においての保守とはリベラルであるのですね。ですから、私はリベラルなのです。

実は保守というのは、国により大きく変わるものでもあるのです。例えばお隣の国中国では、過激な左派のマオイストが保守になるのです。そのように考えると、何がなんだかわからなくなってきてしまいますが、、、

さて、何故、私があえて、自らをリベラルと言うかといえば、私がリベラルを主張することで いわゆる自称リベラル(サヨク)の人たちの立ち位置がなくなってしまうからなのです。面白いですよ。

是非、ご賛同の皆様、リベラル拡大運動にご協力ください。

最後に、完全に個人的な話となりますが、私の甥っ子(妹の次男)が言葉を喋れるようになりました。親戚一同、この甥っ子は私の子供の頃ににそっくりとのこと、、

そして、甥が最初に覚えた言葉が「いやだ」だったそうです。さてさて、どんな大人になるのやら、、、

渡邉哲也

PS
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【渡邉哲也】カミングアウトへの23件のコメント

  1. 日本財布論、改め、日本連帯保証人論 より

    コンパクトシティ、とか、集住化による集積効果の増大とかいった考えに安直に飛びつくつもりはありません。が、一方で、日本国民の生活圏は、(それこそ、人口減少の影響からか)拡延から縮退の時代に移行しつつあるのはどうも確からしく、そんななか、数あるインフラ整備計画も実施にあたって厳しい選別を受けるのは当然のことではないか、ぐらいのことは考えたりします。それって、自然環境からの負のフィードバックを被るリスクを冒してまでやることなのか、みたいな。皆様とて、「ここにトンネルを通す必要がある、なぜなら、そこに山があるから」と仰るつもりはないでしょう。

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  2. ろんどなー より

    >「安全保障」の定義に「原発のあとさき」のことを含めようとすると、即サヨク認定の困った人達は、もっと多い。本当にそうでしょうか?原発問題を政治の駆け引きやイデオロギーのツール化するのは危険すぎる、と普通は思いませんか?

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  3. ろんどなー より

    それでは、そこに住んでいる人たちは皆都市に移住するのですか?それでは田舎は荒廃するだけですが・・・。

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  4. ろんどなー より

    すみません。PC操作を誤り途中で送信してしまいましたので、以下続けます。>大事な政策は記者クラブの発表を横流しするだけで、その意味する内容を検証することを怠り、後に問題が表面化したときだけ政治家をバッシングしまくり大臣を首にすることに血道を上げる。つまり「後だしジャンケンに勝って」威張っているだけのように思えてしかたがないのです。

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  5. ろんどなー より

    >これ(長野県松本市郊外にある牛伏川フランス式階段流路)が国土強靭化と何の関係があるのでしょう。この工事のおかげで暴れ川よばれた牛伏川の氾濫がなくなり、地域の住民・農民が安心して暮らせるようになりました。>ここで問題にさるべきは、「理想の土木行政」ではない。土木行政というより、あらゆる行政は理想を掲げるべきである、と考えますが。自分達が暮らし子孫に残す国の将来を検討するなら、まず第一歩は理想の国家像の設定からしなくて、どうするのでしょう。現実はもちろん理想通りには行かなくても、より理想に近い方の選択をしなくては。>カナダ、スイス、フランス、ドイツの政策でも、ない。あくまでも、現政権与党下で強行されつつある政策です。様々な国々が様々な事情や工法で土木工事を行っています。それらの実例を検証することは、我が国の土木行政を考える上で参考にするべきと思うのですが。日本のマスメディアは土木政策に対して「無駄なバラまき」という論調を長年続けてきました。一方的に批判するばかりで、実例を挙げるか数字を示すかして、相対的に検証することをずっと怠ってきました。政治家に対して優位に振舞うためのツール化していたような。留意するべきは彼らの根本的な報道スタイルです。大事な政策は記者クラブの発表を横流しするだけで、その意味するそれから<現政権与党下で強行されつつある政策>とおっしゃいますが、はたしてそうなるかどうかは分かりません。オリンピックのためのインフラ整備と福島原発のケアはすると思いますが、企業減税と構造改革・規制緩和を優先するなら公共投資にはむしろ消極的になることもありうる。これは日本より先にアメリカに合わせてこの政策を推進した英国で何が起きたかををみるとよく分かります。移民の急増、金融・不動産バブル、消極的なインフラ投資でした。

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  6. 日本財布論、改め、日本連帯保証人論 より

    >まあ、新聞でもよく見か>けますが、「国民一般」>とは、どこの誰でしょう>か?これ、と示すことはできません。大事なのはまさにその点なのだと思います。自分たちとそのとりまきに包摂されていない、茫漠とした「外部」の存在に常に敏感であれ、と言いたいのです。別言すれば、赤池某の20万得票くらいでいい気になるな、と。(別レスで、「全体の見渡しがたさ」という文言で語ったことと実質的に同一です)お互い様の話ですが。

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  7. ろんどなー より

    >従来型の土建行政がどのように位置付けられるのかを考えることが不当だとは思えません。従来の土建行政を全肯定しているわけではありませんし、私も土建行政の位置づけを考えることが不当だとは思っていません。それどころか、実はあなたの懸念もよく分かります。私も都会育ちでかつては朝日新聞の愛読者(あなたがそうだとは言いません)、「自民党政治は田舎の土建屋と農協のためにある」と固く信じて嫌悪していましたから。実際、田中・竹下時代の土建政治をリアルタイムで見てきた世代ですし。でもね、縁あって長野県によく行くようになり、都会生活では見えなかったことを自分の目で見て考えが変わりました。土建工事は田舎に暮らす人にとって「ライフラインに関わる問題」だと気づいたのです。以前大雨後の土砂崩れで長野県の大糸線とそれに平行して走る道路が封鎖され、長野から新潟・富山へ抜けるルートが長期間(確か2年間くらい)封鎖されたことがありました。当然、富山から来る新鮮な魚が来なくなり店に並ぶ魚の鮮度が急に落ちた時、普通の庶民感覚で「みんなが困るのに、なぜ大事な設備の工事をちゃんとしていなかったのか!」と怒っていた。数年後にようやく無事開通された国道を通って新潟へ抜けたとき、それまで土木工事を忌み嫌っていた私は修復された道路を点検しながらクルマに乗っていました。その国道は谷川に沿った美しい景観なのに、いたるところコンクリートだらけ。でも場所によってコンクリートの量が違います。そして、それは工事の年代によって工法・技術が進歩しているから、と地元に人に教わりました。この道路のおかげで内陸の山岳地帯から日本海側に短時間で抜けられるようになり、考えてみれば山岳地帯に道路を通すにはトンネルか谷に沿って作るしかない。どちらも危険で高い土木技術が必要です。>国土強靭化の唱導者にとって必要なのは、私を論破することではなく、国民一般に根強く存する(はずの)不信感まあ、新聞でもよく見かけますが、「国民一般」とは、どこの誰でしょうか?地方の「普通の人」にとってインフラ整備の土木工事は「普通の生活」を維持するために必要だということを、都会の「普通の人」がもっと知るためにも、観光で田舎に行った時には景観をめでるだけでなく、そこに住む人々の生活にも目を向けてくれたら、と思います。>「防災」の必要を執拗に語り倒すばかりで、予算配分の合理性を立証するためにどのような仕組みが必要なのか、に意を砕かれた形跡はない。前記の他にも全国的に毎年起きる土砂崩れ、地震、津波などなど、これで「防災」が必要ないと思われるほうが、不思議でなりません。つい最近、笹子トンネル崩落もありました。人が亡くなっている。藤井さん、三橋さんは「国民の安全保障」の問題としての土木工事について語っています。これを「政治的な駆け引き」のみに落とし込んでただ反対だけするのはいかがなものでしょうか。>(政治の腐敗を日本国民がチェックすること?を)出来るもんならやったんさい、と言いたい。って、欧米人が日本人を見下す時に言いそうなことですが・・・。

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  8. 日本財布論、改め、日本連帯保証人論 より

    >日本では「安全保障」を口にするだけでオート>マチックに「右翼」のレッテルを貼って思考を>停止する困った人たちが多いのですが、こんな>国は日本だけですよ。「安全保障」の定義に「原発のあとさき」のことを含めようとすると、即サヨク認定の困った人達は、もっと多い。

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  9. ろんどなー より

    >また、現状、行われ難きことを言う。。。あくまでも、「現状」ですね。「未来永劫」ではないのに、どうしてあきらめてしまうのか分かりません。日本人は明治維新をやってのけたことを忘れないでください。「廃藩置県」って、今は壊れそうになっているEU統合と同じくらい困難なことでしたが、幕末に志の高い若者と民度・知性の高い国民が十分にいたおかげできたことだと思います。そのおかげで日本は植民地にならずに近代化して今にいたった。政治家の質は国民の質、です。

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  10. 日本財布論、改め、日本連帯保証人論 より

    >は「自然」というものをロマンチックに>捕らえすぎている都会人ではありません>か?「自然」とは本ロマンチック?違います。自然のしっぺ返しが怖い。ただ、それだけの事です。

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  11. 日本財布論、改め、日本連帯保証人論 より

    >ちなみに郊外、海のない県在住です。ちなみに首都郊外、海のない県在住です。

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  12. 日本財布論、改め、日本連帯保証人論 より

    >ている都会人ではありませんか?「自>然」とは本来、時には人の生存を拒むほ>ど荒々しいものです。だからこそ、敬して遠ざけるべき局面もありうる。

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  13. 日本財布論、改め、日本連帯保証人論 より

    >それならぜひ、長野県松本市郊外にあ>る牛伏川フランス式階段流路を見に>行ってください。自然と調和したとて>も美しい河川工事。しかも、驚いたこ>とに明治・大正期の土木工事です。現>代のセンスと技術を使えばそれ以上の>こともできるはず。他にも機会があれこれが国土強靭化と何の関係があるのでしょう。ここで問題にさるべきは、「理想の土木行政」ではない。>ばカナダ、スイス、フランス、ドイツ>など自然を大切にしている国の土木工>事を見に行けばいい。カナダ、スイス、フランス、ドイツの政策でも、ない。あくまでも、現政権与党下で強行されつつある政策です。

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  14. 日本財布論、改め、日本連帯保証人論 より

    本文で、「リベラル」の定義が問題になっていたので、「規模の経済」または「工学上の合理性」の追求の過程で犠牲になりがちなものの側にたつ(おそらくは、「生活者の福祉」「生身の人間」の側に立つ、というやつ)のが、ここ日本の「リベラル」ではなかろうか、という話をしたかったのです。まさに民主党のキャッチフレーズがそうだったし。。。内実はともかく。(三秒くらいほどの素人考えで申しあげているので、その点については内容的にも用語法的にもう少し考えてみたいと思います) で、どう強弁されても、 国土強靭化は「工学上の合理性先行」の政策の一環のようにしか思えなかったものですから、一例として挙げました。 「リベラル」の定義がイデオロギー問題だとは思わないし、「リベラル」の内容を規定するうえで、従来型の土建行政がどのように位置付けられるのかを考えることが不当だとは思えません。いずれにしても、国土強靭化の唱導者にとって必要なのは、私を論破することではなく、国民一般に根強く存する(はずの)不信感を如何に払拭するかに意をくだくことなのではないですか。「防災」の必要を執拗に語り倒すばかりで、予算配分の合理性を立証するためにどのような仕組みが必要なのか、に意を砕かれた形跡はない。(B/Cはまやかしだ、などという難癖しか聞いたことがない)あまつさえ、「コンプライアンスが日本を滅ぼす」などという居直りを決められたり、はじめに10年200兆ありきのどんぶり勘定。これで、どうやって普通の人の信用を得ようというのでしょう。「工事が必要か不必要か」を「密室で決めずに情報をオープンにして議論する」、「工事が無駄であったかどうかは、5年後、10年後など時期をみて中立に査定する市民委員会を作る」などと仰っていますが、出来るもんならやったんさい、と言いたい。

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  15. 日本財布論、改め、日本連帯保証人論 より

    ><国土強靭化=土木利権=自然破壊>>という単純すぎる三段論法こそが間違い>なのではないでしょうか。どうしても、そうとしか思えませんので、悪しからず。

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  16. 日本財布論、改め、日本連帯保証人論 より

    >いわけにはいかないのです。工事が必>要か不必要かは密室で決めずに情報を>オープンにして議論すればいい。工事>が無駄であったかどうかは、5年後、>10年後など時期をみて中立に査定する?>市民委員会を作るとか、方法はあるは>ずです。>い。大事なことは、工事が必要かどう>か、必要なら最良最適の工事は何か、の>判断と選択であると考えます。また、現状、行われ難きことを言う。。。

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  17. 日本財布論、改め、日本連帯保証人論 より

    割りこんで済みません。思想がリベラルで経済が左派でした。皆さんお嫌いのサヨクですね。自分は、「日本的会社主義オワター」な人なので、経済右派に振られるかも、と恐る恐る診断を受けたのですが、自己イメージ壊さずに済みました。。。やはり、何だかんだ言っても、ここで唱えられていることを全否定はできないのだと思います。

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  18. 日本財布論、改め、日本連帯保証人論 より

    >は「自然」というものをロマンチックに>捕らえすぎている都会人ではありません>か?「自然」とは本都会人か? 完全にとは、言いかねますが、そう申しあげてもよいと存じます。ちなみに郊外、海のない県在住です。

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  19. ろんどなー より

    <国土強靭化=土木利権=自然破壊>という単純すぎる三段論法こそが間違いなのではないでしょうか。日本は国土の75%が山岳森林の島国。しかも亜熱帯で雨量が多く、台風・地震が多発する。国民が安心して暮らすためには治水・治山などの工事をやらないわけにはいかないのです。工事が必要か不必要かは密室で決めずに情報をオープンにして議論すればいい。工事が無駄であったかどうかは、5年後、10年後など時期をみて中立に査定する市民委員会を作るとか、方法はあるはずです。そして、土木工事=自然破壊だと信じている人たちは「自然」というものをロマンチックに捕らえすぎている都会人ではありませんか?「自然」とは本来、時には人の生存を拒むほど荒々しいものです。そして、土木工事が嫌がられる理由のひとつは、実は「美的景観」の問題ではないでしょうか?それならぜひ、長野県松本市郊外にある牛伏川フランス式階段流路を見に行ってください。自然と調和したとても美しい河川工事。しかも、驚いたことに明治・大正期の土木工事です。現代のセンスと技術を使えばそれ以上のこともできるはず。他にも機会があればカナダ、スイス、フランス、ドイツなど自然を大切にしている国の土木工事を見に行けばいい。大事なことは、工事が必要かどうか、必要なら最良最適の工事は何か、の判断と選択であると考えます。プラクティカルな問題にイデオロギー論争を持ち込まれると、議論が迷走して皆が無駄に疲れてしまいます。

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  20. 白珠 より

    「黒い」甥っ子さんの存在という驚愕の事実♪を知って思ったのですが、「黒い主」の主である奥方様にそっくりな女の子が存在するという可能性も、多分に有るという事ですよね?

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  21. ろんどなー より

    >実は「私、リベラルなんです」渡邉さん、よく言ってくださいました!本当にその通りだと思います。このサイトに来るとイシューに対して「まっとうな問題提起」があり、ここの執筆者様たちを動画で拝見すると「まっとうな議論」ができる方々であることを大変嬉しく思います。日本では「安全保障」を口にするだけでオートマチックに「右翼」のレッテルを貼って思考を停止する困った人たちが多いのですが、こんな国は日本だけですよ。よその先進国では、メディアも国民も「国家の安全保障」と「国益」に非常に敏感だということ、自立した「大人」はそれが当たり前だということに気づく人が増えるよう、これからも頑張って「まっとうな議論」を広めてください。私は「イシューに対する議論」を「人格攻撃と中傷」にすり替える人が大嫌い。これをやる人は絶対に信用しません。残念ながら日本のテレビで放映される「討論番組」にはこういう人がよく出て、ちっとも議論が発展せず、イライラするばかりです。

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  22. DDB より

    思想が保守で経済が左派でした。たぶん、ここにいる方々はほとんど私と変わらない人が多いのではないかと察しますが、とりあえず中野剛志先生の新著「保守とは何だろうか」をよめばこのアンケートがさらに意味あるものになると思います。

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  23. 日本財布論、改め、日本連帯保証人論 より

    >リベラルとは何なのか? リベラルの語源はリバティであり、ほんとうの意味>での自由なのですよね。自由とは、自分の持つ権利や義務と同じだけの権利を>他の人も持っているということ、ですから、他者を尊ぶことだと思います。「その尊ばれる権利:」のなかに「社会権」「環境権」「生存権」等(他にもっといいのがあるかも知れない)の比較的新しい権利が含まれているかいないか、こうした新しい権利をどれほど重要視するか、が、ここ日本において「保守」と「リベラル」を分けるのではないでしょうか。(「自由権」「財産権」にほぼ必然的にともなう「反権威主義」は勿論自明のこと)で、日本の多くの自称他称「リベラル」の人達は、日本型コーポラティズムの耐用年限の到来と新たな制度設計の必要を感じており、自然環境を破壊してまで社会インフラを拡張することを不要不急とみなしており、のみならず自然破壊を通じた生活環境そのものの破壊をも危ぶんでいるため、たとえば「国土強靭化」のごときには懐疑的なのだと思います。そうした「リベラル」の人達の振舞いが、「国土強靭化」を是とし「明確な青写真」の「存在」を信じて疑わない人達にとっては、「非建設的な破壊活動」にしか映らない、ということはあり得ようかと思います。P.S

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