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2013年10月9日

【東田剛】震災ゴジラが凄い!

FROM 東田剛

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●月刊三橋最新号のテーマは「尖閣沸騰」。配信は10/10まで

三橋貴明の無料音声「尖閣“侵略”問題」を公開中。
http://www.keieikagakupub.com/sp/38NEWS_SAMPLE_SENKAKU/index_mag_sl.php

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APECはオバマ欠席でTPP交渉が遅れ、日本の交渉時間が稼げると少しは期待しましたが、当の安倍総理はむしろ早期妥結に努めていたようで・・・。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131004/plc13100411010006-n1.htm

「年内の早期妥結を日米でリードする」というのは、アメリカへのリップサービスじゃなくてマジだったんですね。
http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/statement/2013/0925nyspeech.html

もっとも「もはや国境や国籍にこだわる時代は過ぎ去りました」とウォール街で言う総理ですから、期待する方が悪い。
http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/statement/2013/0925nyspeech.html

「安倍さんの交渉力で、日本に有利なルールになる」なんて話は、単なる「妄想崛起」だったようです。

さて、そんな安倍総理が、米共和党系シンクタンク「ハドソン研究所」から「ハーマン・カーン」賞を受賞しました。
受賞理由は、「今年は、“伝統と決別”し、日本の経済活力を復活させるために必要な改革を進めている力のある“変革型リーダー”として、表彰する」だってさ。
http://www.huffingtonpost.jp/2013/09/24/herman-kahn-shinzo-abe_n_3984980.html

なるほど、“伝統と決別”ね。確かに、受賞に値するわ。
さすが安倍さん。で、どこが保守なん?

その総理の受賞記念講演(9月25日)が、これです(安倍総理の訪米時の講演が、いつも共和党系シンクタンクなのは、なぜでしょう?)。
http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/statement/2013/0925hudsonspeech.html

「これからの、インド・太平洋の世紀を、日本と米国は一緒になって、引っ張っていくべきであると私は信じております。目指すのは、自由、民主主義、人権、そしてルールに基づく秩序を尊ぶ世紀です。TPPとは、その背骨をなすものです。だからこそ、私は、TPPの交渉に参加しなくてはならないのだと、決意をしたのです。」

またまた、凄まじいこと言っています。
これぞ、まさに、妄想崛起!

総理、TPPが「自由、民主主義、人権、そしてルールに基づく秩序の背骨になる」という根拠は、何ですか?
もし、そんな立派なものなら、交渉参加の決断の前、総理は、何でそう説明しなかったんですか?そして、なんで秘密交渉にしているんですか?
シンガポール、ブルネイ、マレーシア、ヴェトナムは、TPPで自由民主主義や人権に基づく秩序を作るつもりなんですか

オバマですら、TPPはアメリカの輸出と雇用を増やすためだとしか言っていませんが。
ていうか、安倍総理以外に、誰がそんなこと言っているんでしょうか?

<参考:TPPは、自由、民主主義、人権、そしてルールに基づく秩序を破壊するものだという根拠>
http://amzn.to/10XzXGK
http://amzn.to/1aao2uo
http://amzn.to/1bicSdb

ところで、こういう保守派にありがちな妄想崛起現象を理解する上で、非常に有効な本が出ました。

それが、佐藤健志氏の『震災ゴジラ』です。
http://amzn.to/151Cl2s

この本の中で、佐藤氏は『ゴジラ』『アキラ』『スカイ・クロラ』『崖の上のポニョ』等の映画やアニメを精神分析的に解読するのですが、その分析結果が、凄い!

日本人が「(アメリカに)去勢された状態を積極的に受け入れることこそ、他国にたいして道義的優位に立ち、ひいては国際的な覇権を獲得する道だ」と思い込んでいることが暴かれてしまうのです。
戦後の平和主義者が「憲法九条を世界に広めよう」とか言うのなんか、まさにそれです。

しかし、佐藤氏は、反体制派・左翼のみならず、体制派・保守派も同じメンタリティであると指摘します。
なるほど、確かにそうだ。
「日米でTPP交渉リードする」とか、「日本は世界の真ん中で活躍できる」とか・・・。
http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/statement/2013/0605speech.html

さらに佐藤氏は、『バトルロワイヤル』等の解釈を通じて、「戦後日本の体制派は、みずからをアメリカと同一視し、『日本』の抹殺をはかることにより、おのれの立場を守りつつ内心の自滅願望を発散、アイデンティティの虚妄性を糊塗してきた」ことを暴露します。

これも、図星でしょう。

他にも、『震災ゴジラ』は、日本人がどうして自ら破局へと向かいたがるのか、その深層心理を明らかにします(ヤバすぎて、ここで書けないこともあります)。

これを読むと、TPPのみならず、構造改革、消費税、英語教育や道州制など、日本が自滅への道をひた走る理由が、よく分かります。

では、自滅は、どうやったら防げるのか。
その答えは、本の中に書いてありますので、ご自分でお確かめください。

PS
10/10で終了します。
http://keieikagakupub.com/lp/mitsuhashi/38NEWS_video.php

PPS
妄想崛起したくない方は、この学校で洞察力を鍛えましょう。
http://chokumaga.com/magazine/?mid=124

仙台での講演に行く手もあります。
http://kitekesain.com/evtdisp.php?id=6963

PPPS
「えっ、これが保守なの」って驚き、でも納得する本です。
http://amzn.to/15o1Rit

PPPPS
本物の保守政治家は、孤独に闘います。
http://amzn.to/1b8ngUK

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【東田剛】震災ゴジラが凄い!への24件のコメント

  1. 匿名希望 より

    ああ、そうか・・。東田先生が日本を貶めようとしているのだと思って、日本を守ろうとして攻撃していたんですね。何か純粋な理由があるような気がしていたのです。どうしてそう思われたのか判らないけれど、もし間違って敵でない人を叩いてしまったら?大切な何かを叩いてしまったら?貴方の心も傷ついてしまうのです。どうか慎重に。貴方にふさわしい戦い方を見失わないでほしいのです。

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  2. 路傍花 より

    品の無い物言いが信じられるのは信者だからでしょう。中身は誰かわかりませんが、酷い言葉で否定したいならそろそろ名乗ればよろしいかと。頭のおかしな人の言葉はそろそろ国民は気付き始めています。本、売れなくなってきたでしょう?もう少し頑張りましょう。日本を貶めたいなら。先ず、新自由主義の定義をしめしてから言論人ぶってください。知識人なんて笑えて笑えてw貴方の文章、高校生でもおかしいと言いますよ。

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  3. 日本財布論、改め、日本連帯保証人論 より

    >ヨーロッパだったら普通に中道です。経済政策>がケインジアンなら中道左派(アメリカだと共>産主義かも)。日本で左翼と言われる人たちほ>ガルブレイス、佐高信両氏の擦れ違いを思い出した。佐高氏(「社畜」という用語の事実上の発明者)は、例によって例のごとく、日本の企業共同体のある種の息苦しさを切々と訴えるのだが、ガルブレイス氏にはあまり理解してもらえなかったという。。。ガルブレイス氏の側からすれば、日本の「会社主義」というのは、傍からみて、社会主義の一形態として結構よく出来ていて、うまく回っているように見えてしまう、ということらしい。西部邁先生との対論番組(『学問のすすめ』だったか)で、佐高氏が掲げておられたエピソード。

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  4. 匿名希望 より

     文面を拝見すると、熱い想いがあってたくさん勉強されている方なんでしょう?皆が幸せになってほしいという想いは同じだと思います。でも人様に「バカなの?」なんて言葉を簡単に使うのは良くない事なんですよ。色々あるでしょうけど、短気をおこさず言葉で説明していきましょう?そして違う意見も聞いてみてもいいんじゃないかしら。難しい事ですよね。私としては東田先生の意見に共感しています。物事を見たいように見るのでなく、辛く嫌な事でもまっすぐに見ようと努めておられて、それで反発を買ったりする事があって、ちょっと切ないです。

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  5. ろんどなー より

    あのう、私、抽象論は苦手なのですが、私個人の実感として、成熟した国家においては知性と教養に優れた「中道、保守本流」が力を持つ国家ほど安泰である、と考えています。そして「強い左翼」は、人権が守られていない独裁国家でこそ必要である、と思うのですが「共産党国家が人権が守られていない軍事独裁国家」である場合は話しがややこしくなります。

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  6. ろんどなー より

    ええとですね・・・。私は政治家を批判するなとは、言っていません。政策が間違っていると思えば批判するべきです。その根拠を具体的に示して議論すれば良い。その一方で、まっとうな仕事ができる優秀な政治家はきちんと評価するべきだとも思うのです。彼らは「仕事」をしているのですから「仕事」に対する評価は懲罰だけではないでしょ?どうも当たり前のように政治家を叩くことが習慣化して、評価の物差しがゆがんでいることが政治をよけいダメにしている気がするのですが・・・。政治家は表に出ているので叩かれ易いのですが、政策の後ろには官僚がいるのにどんなにダメな政策でも黒子の彼らはいつまでも無傷なのがおかしいな、と。

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  7. 日本財布論、改め、日本連帯保証人論 より

    それから、もう一つ言いたい。公教育で上書きされたくらいで忘れさられるような「民族意識」「国民的自覚」なら、それは、はじめからその程度のものでしかなかったのだ、と。

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  8. 日本財布論、改め、日本連帯保証人論 より

    私にとっては、支那事変に「負けた」とか「勝てなかった」とか言うことよりも、それを「収拾できなかった」ことの方が、重い。「俺が責任を持つから」と誰一人言わず、なしくずし的に「最終フェーズ」に移行してしまうこのだらしなさ、勇気のなさ。(その後の痛ましい歴史、などというのは、起るべくして起ったことなので悔んでも仕方がない話だとすら思う)「歴史に筋を通す」というのは、ここら辺りをことあるごとに振りかえることではないのかと。與那覇潤先生は、「勝てなかった」ことを重視されておられる(そして、そこに中国の社会と日本の社会の編成原理の違いを見ておられる)ようですが。。。

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  9. baka より

    「ハーマン・カーン」賞受賞理由の「今年は、“伝統と決別”し、日本の経済活力を復活させるために必要な改革を進めている力のある“変革型リーダー”として、表彰する」で保守じゃないじゃんってわざとミスリード図ってるの?経済的には安倍首相のリフレ政策は左派に決まってるじゃないの。保守の人は経済も何もかも伝統だけを大事に生きろって?バカなの?わざとだよね?

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  10. 日本財布論、改め、日本連帯保証人論 より

    >選択肢として、「政治家は自分よりバカ>だ」という読み解きもありうるのではな>いか、と考えることもあるというだけの>ことではないでしょうか。それこの選択肢を排除すると、「エリート無謬説」に陥いって、危険だと思います。

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  11. 日本財布論、改め、日本連帯保証人論 より

    >それにしても、今の日本で保守とか右翼とか言>われているこのサイトの執筆者様たち、もし>ヨーロッパだったら普通に中道です。経済政策>がケインジアンなら中道左派(アメリカだと共>産主義かも)。日本で左翼と言われる人たちほ>安倍首相におかれては、TPP反対即左翼認定ですしね。また、「偽装転向コミンテルン」というジャーゴンが保守論壇業界にありますが、どう考えても、ここの執筆陣に対する当てこすりとして使われているとしか思えない場面が散見されますし。(周到な論証はできません。ごめんなさい)それから、ここの執筆陣は、保守と「言われている」というよりは、保守を「自らもって任じている」方が多いです。まるで、保守論壇(ひいては論壇そのもの)でのサバイブのために、保守の自己証明を絶えず迫られているかのような、傍目から見てそういう印象を受けます。まあ、全てご存じであろうことは承知のうえで。

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  12. 日本財布論、改め、日本連帯保証人論 より

    >日本人は「政治家は自分よりバカだ」と普通に>思っている人が多いようですが・・・。解釈に苦しむ報道が多い、という気はします。(報道にはスピンが入るので当然なのですが)で、解釈の一選択肢として、「政治家は自分よりバカだ」という読み解きもありうるのではないか、と考えることもあるというだけのことではないでしょうか。それも、さほど固く信じているわけでは、実はない。特に外交・安全保障戦略ともなると、そうなりがちです。あくまでも、自分個人の話、ですが。

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  13. 日本財布論、改め、日本連帯保証人論 より

    >先生のご意向に従って、伏せます。訂正内容面については、先生のご意向に従って、伏せます。

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  14. ろんどなー より

    日本人は「政治家は自分よりバカだ」と普通に思っている人が多いようですが・・・。この頃、安倍総理がTPPを急いでいるワケが少し見えてきた気がします。大事なことは表には出てこないので、私の勝手な妄想ですけど。彼は世界の10年後、20年後のパワーバランスを考えて、とにかく「安全保障問題」を最優先に急いでいるのかもしれない。以前(多分麻生内閣の頃)いつも聞き流しているBBC Radio 4から、英国の国際政治系シンクタンクの上級研究員らしい年配の中国人と、やはり年配の英国人(多分BBCの偉い人。スミマセン、ちゃんとメモっておくんだった・・)のトークが聞こえ、日本のことを話していたのです。内容だけはハッキリ覚えていますが、こんな感じ。英:最近の日本の政治家に変化が見られる。そろそろ「普通の国 Normal Country」になりたい思っているようだ。中:日本はもう我々と「同等 Equal」だと考えているのだろう(失笑)。本当に二人ともせせら笑う感じでこんな話をしていたので、ナイーブだったその頃の私は不快という反応しかできなかったのですが、今になると「なるほど。<敗戦国>という位置づけはまだ続行中で、日本人だけがそれを知らない」と、気づくのでした。<敗戦国>ならみつぐのは当たり前。彼らがどんだけ高飛車でも頭を低くしてケンカしちゃいけない、と。しかし・・・、お隣がどんどん拡張路線になり、半島を吸収する勢いが具体化して来ると、このまま無防備におとなしく引きこもっているのは危険。頼みの日米同盟だって、米の内部を中が侵食し、20年後に中系米大統領が誕生したら?!既に<太平洋二分割>の話まで出たし。今は笑い話でも、彼らは10年20年後の話をしているんですよ。>安倍総理の訪米時の講演が、いつも共和党系シンクタンクなのは、なぜでしょう?それは、民主党が親中だから?中系政治家がどちらに多いか調べれば分かると思います。安倍氏は、同世代の中川氏がどうしてどうなったのかを知っていますから、いろいろあって、いろいろ手順を踏んでいるうちのひとつがTTPかもしれない。他にも「スパイ防止法」(女優FNがブログでこれに反対コメを書きましたが、NHKで彼女が出る番組に注目)とか、中包囲網的な原発セールスとか、外交とか、改憲とか、安倍氏の行動には方向性を感じます。最近小泉氏が唐突に反原発を言い出し、安倍氏の足を引っ張っているとしか思えないのも、ヘンですしね。だって、安倍氏が単なる新自由主義グローバリストなら小泉後継者のはずですからね。小泉の外交はアメリカのケアしかしなかったことを考えると、やっぱりこの二人は全然違います。それにしても、今の日本で保守とか右翼とか言われているこのサイトの執筆者様たち、もしヨーロッパだったら普通に中道です。経済政策がケインジアンなら中道左派(アメリカだと共産主義かも)。日本で左翼と言われる人たちほどナイーブな大人はヨーロッパにはいません。断言できます。憲法九条が米軍駐留とセットになっていることも知らずに沖縄から出て行けって、滅茶苦茶。

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  15. 無垢な民 より

    >「俺の名前を言ってみろ」ケンシロウだと思って投票したら、ジャギ様が首相になってました。消毒員「逆らう者は消毒だぁ!!」

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  17. 日本財布論、改め、日本連帯保証人論 より

    >他にも、『震災ゴジラ』は、日本人がどうして自ら破局へと向かいたがるの>か、その深層心理を明らかにします(ヤバすぎて、ここで書けないこともあり>ます)。USTREAM動画で語りたおされてたこと、大変興味深かったです。先生のご意向に従って、伏せます。でも、私は少し違うんじゃないかと思いますね。それよりも、むしろ、昭和天皇の戦争責任を「君主無答責論:」に逃げずに過不足なく見極めること、の方が大切じゃないでしょうか。本当は興味もないし、勉強もしてません。が、そんな私でも、『TPP反対・安倍絶対支持!』的な振舞いをはじめとした「何があっても安倍さんわ悪くない:」的な言説が大手をふるうのは、そこら辺りを蔑ろにしつづけていることに淵源するんじゃないかと、何となく思えてしまうのです。

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  18. ぱなとりん より

    第一の矢と第二の矢の発表により日本保守の救世主かと思ったら「俺の名前を言ってみろ」という感じでしたね。日本はもう、晋でいる・・。オワタァ!安倍総理がそこまでTPPに前のめりな理由が全く理解できません。単なる新自由主義的な発想とも、従米的な発想とも違うと思えます。確かに、もはや妄想を追いかける自慰行為にしか見えません。国会はなぜ政府の独走を許すのかも理解できません。集団催眠術にでもかかっているのでしょうか。

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  19. 日本財布論、改め、日本連帯保証人論 より

    >而して、「支那事変」はいかが相成り候や。言うところの「太平洋戦争」なんて、この「支那事変」のオマケ(與那覇潤)にすぎないというじゃないですか。それを、日本の保守的人士は何かと言うと「アメリカ」「アメリカ」このオブセッシブぶりこそ、心療内科モノだと思いますけどね。

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  20. Tansar より

    西部老師の弟子仲間である佐藤氏の著書を紹介なさるのなら、『表現者』2013.9号で中野剛志 氏がよい本として挙げておられた白井聡『永続敗戦論』をも紹介するとよかったと思います。佐藤さんのと同じく右も左もその中にあるとするものです。 この本は歴史に造詣が深い水野和夫氏や孫崎享氏が激賞しておられる本です。これはまた孫崎享さんが基本的に考えておられることに近いと思います。それにしても『表現者』etc.では孫崎さんを何故に中国の工作員呼ばわりするのでしょうか? ご存知の方がいたら教えて頂きたい。安倍総理を下駄屋之平蔵(gETAya NO HRIZOU)の弟子である裏切り者「安倍之下痢三」として認めたくないが為なのか今ではTPP覆滅から眼を逸らしてしまっている西部先生よりは余程ぶれてない人だと思います。他人を判断するのに常識ではなくしてご自分の独自の基準というものを持っていてそれ以外は阿呆として見向きもしないところが嫌われているのかもしれないです。 彼は大学時代からロシア語を勉強していたことから判るように、ウズベキスタン大使やイラン大使になったのは出世コースを外れたからではなくて、そもそも最初からアメリカにばかり眼を向けた出世コースを目指していなかったからです。最後には諜報活動に近い情報局長となったのは望んだコースです。イラン大使時代にはずっとペルシャ語を勉強しておられて、現在ではかなり堪能なようです。

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  21. 読者 より

    今回は嫌味もホドホドで読みやすかったです(もちろん内容は大変参考になります)。以前は人名をネタにした不快な表現等が見受けられましたが、本人の努力で解決しない属性(名前、顔、病気、人種、出生など)をからかうことは下衆のすることで容認できませんでした。そのため水曜日はスルーしていました。が、今回のような表現なら不愉快にならずに読めます。PSで紹介された著作も購入する気になりました。これで啓蒙も売上もupです!

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  22. 日本財布論、改め、日本連帯保証人論 より

    >日本人が「(アメリカに)去勢された状態を積極的に受け入れることこそ、他>国にたいして道義的優位に立ち、ひいては国際的な覇権を獲得する道だ」と思>い込んでいることが暴かれてしまうのです。>戦後の平和主義者が「憲法九条を世界に広めよう」とか言うのなんか、まさに>それです。而して、「支那事変」はいかが相成り候や。

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  23. 名無し より

    『TPP反対・安倍絶対支持!』の反省が一切ないですからね、あの男は(笑)。

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