【近況】
長年、デフレ対策を訴えていた
三橋が断言しますが、
日本はデフレ脱却を果たしました。
しかも、最悪な形で。
そもそもデフレーションとは
「縮む」という意味です。
GDP(需要)が縮む、
もしくは伸び悩むのがデフレ。
逆にインフレーションは
「膨らむ」。
GDPが膨らむ。
2024年の経済成長率は、
0.1%。
ろくに成長していない!
ところが、
名目GDPの成長率は2.9%。
つまりは、GDPデフレータは2.9%。
これは、高い!
ちなみに、
高度成長期のGDPデフレータの平均は
5%。
日本は、
30年のデフレで
供給能力が縮小する形で、
インフレギャップ化した。
つまり、デフレ脱却を実現したのです。
まったく、嬉しくないですが。
生鮮食品や
コメ、電気代、ガス代、ガソリン代の高騰を
見る限り、
日本は完全にデフレ脱却した。
サプライ(供給能力)が
ロス(喪失)したことにより、
インフレギャップ化した。
未知の世界です。
◆メルマガのFoomii配信を始めました。
「サプライロス型インフレ」
https://foomii.com/00305/20250222121731135259
◆経営科学出版から
「国家予算がわかれば経済がわかる、
マーケットが見える」
が刊行になりました。
https://in.38news.jp/38tosi_1980_yt
◆メルマガ週刊三橋貴明Vol826
「サプライロス型インフレ」
http://www.mag2.com/m/P0007991.html
GDPデフレータと
輸入デフレータを見る限り、
日本は「デフレ脱却」した可能性が高い。
但し、最悪の形で。
◆メディア出演
三橋TV、続々公開中です。
麻生太郎ですら潰された
権力のカラクリ
[三橋TV第979回]三橋貴明・菅沢こゆき
https://youtu.be/8V8LQLRYI2Y
スウェーデンで銃撃事件が発生…
欧米は移民政策の何を間違えた?
[三橋TV第980回]三橋貴明・菅沢こゆき
https://youtu.be/wMsIGQg_pWg
追い詰められた自民党の反撃。
ネットすら言論統制されるのか?
[三橋TV第981回]三橋貴明・菅沢こゆき
https://youtu.be/TIYX9XXy_MI
特別コンテンツ配信中。
年金について、
こんな間違いをしていませんか?
「今の若者は年金をもらえない」
なんてデタラメです。
(書籍の宣伝あり)
https://youtu.be/EVcrzDOgypU
【青山繁晴×三橋貴明】
消費税減税、
年収の壁引き上げの行末は?
高すぎる国民負担率を下げるために
自由民主党はどう動いていくのか
徹底インタビュー
(三橋貴明×青山繁晴参議院議員)
https://youtu.be/u6NaThd-8kU
【103万円の壁】
自民党がふざけた案を提示!
国民を助ける気が全くないことが
判明したので解説します
https://youtu.be/yy127fAaTf0
【速報解説】
「2024年の実質GDP0.1%増」を
徹底分析!
政策次第で日本が経済成長するか、
途上国化するかの運命が決まります
https://youtu.be/Iv1TZYdOqSk
動き出すCIA…
飛び出すスキャンダル…
コレが終わりの合図です【予告】
https://youtu.be/Zz_azRtfkAI
◆三橋経済塾
2月15日(土)
三橋経済塾第十四期第二回対面講義が
開催されました。
https://members14.mitsuhashi-keizaijuku.jp/?page_id=75
ゲスト講師は茂木誠先生でした。
インターネット受講の皆様は、
しばらくお待ちください。
現時点までに決定している
十四期3月以降のゲスト講師の皆様は、
以下の通りです。
12月以外は、全て決まりました。
https://members14.mitsuhashi-keizaijuku.jp/
第二回 2月15日 茂木誠先生
(ノンフィクション作家、予備校講師、歴史系 YouTuber)
第三回 3月15日 宇山卓栄先生(著作家)
第四回 4月19日 森永康平先生
(株式会社マネネ CEO/経済アナリスト)
第五回 5月17日 saya様
(シンガーソングキャスター)
第六回 6月21日 中野剛志先生(評論家)
第七回 7月19日 藤井聡先生
(京都大学大学院 教授)
第八回 8月16日 荒川和久先生
(独身研究家)
第九回 9月20日 吉田敏浩先生
(ジャーナリスト)
第十回 10月18日 峯村健司先生
(一般財団法人キヤノングローバル戦略研究所 主任研究員)
<<<NEW!!!
第十一回 11月15日 大場 一央先生
(早稲田大学非常勤講師)
初登場の方は、
宇山先生、吉田先生、大場先生でございますね。
https://members14.mitsuhashi-keizaijuku.jp/
是非とも、ご入塾下さいませ。
◆チャンネルAJER
今週の更新はありません
【三橋貴明】 未知の世界への3件のコメント
2025年2月23日 7:20 PM
三橋さん「2024年の経済成長率は、
0.1%。
ろくに成長していない!」
政府「ゆるやかに経済は成長している」
政府「景気拡大57か月!いざなぎ景気(年率10%を超える好景気)に並んだか!?」(月例経済報告より)
言い方よな(苦笑い
「失われた30年」の間、緩やかに景気は回復していると言い続けてどうなったのかと言えば生産能力(供給能力)の大幅な低下とそれによるインフレとはね…
財務省の狗のアナリスト「実感なき成長となっている」
うん、だからさ、実感がないんじゃなくて成長してねーんだよ。誤魔化すのやめなよ、0.1%とかそれ成長してるって言わねーから。
安藤裕さん「回復の基準がおかしい」
安藤裕さん「ちょっとでもプラスだったら回復ってするんじゃなくて、政府の目標の名目3%、実質2%、これに達してなかったら全然ダメっていう基準にしなくちゃダメだと思いますよ」
ちなみに、どうして国家は財政破綻するのかというと生産能力が低い国が貨幣を発行するから(以前載せた財政破綻のプロセス参照)
現代社会における貨幣は、銀行のコンピューターに記録されている数字(銀行預金)と現金紙幣なので、貨幣の発行に貴金属など特別な材料を必要とはしません。
なので、必要に応じて即座に貨幣は発行することが可能です。
しかし、生産能力はそうではありません。社会から商品を生産する技術(人材)や道具(設備)が失われてしまった場合、再び生産できるようにするには長い時間がかかります。
即座に発行できる貨幣を惜しんで、失えば取り戻すのに時間がかかる生産能力を棄損するなどアホの極みとしか言いようがない。
積極財政派「生産能力の維持のために政府が国債を発行して投資をすべきです!」
財務省の狗「財政破綻を避けるため、これ以上の国債(貨幣)の発行は慎むべき!」
財政破綻を避けようととった行動こそが財政破綻の原因になるとか、間抜けな働き者(主流派経済学者)って奴は本当に…
ポール・クルーグマン「良くて華々しく役に立たなく、悪くすれば完全に有害」
お宅がそれを言うのかと思わなくもないですが、完全に同意。
コメントに返信する
メールアドレスが公開されることはありません。
* が付いている欄は必須項目です
2025年2月24日 12:09 AM
>生産能力の維持のために政府が国債を発行
全くその一語に尽きますね。
コメントに返信する
メールアドレスが公開されることはありません。
* が付いている欄は必須項目です
2025年2月24日 6:31 PM
返信ありがとうございます。
三橋さん「サプライ(供給能力)が
ロス(喪失)したことにより、
インフレギャップ化した」
途上国化やないかい!
まあ、ここから政府が国債発行&支出をして供給能力を強化してくれればいいわけですが、財務省とその狗の自民党がニャンニャンしている限り永久に経済停滞し続けることになるので、7月の選挙には是非とも一人でも多くの国民に選挙に行っていただきたいところですね。
狗なのにニャンニャンとはいったい…
コメントに返信する
メールアドレスが公開されることはありません。
* が付いている欄は必須項目です
コメントを残す
メールアドレスが公開されることはありません。
* が付いている欄は必須項目です