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日本経済

2021年8月3日

【室伏謙一】「欲しがりません勝つまでは」を強要しようとする全国知事会の愚

From 室伏謙一@政策コンサルタント/室伏政策研究室代表

 8月1日日曜日、全国知事会の新型コロナウィルス緊急対策本部の第26回会合が開催されました。議題となったのは、「全国的な感染再拡大を受けた緊急提言」と「感染防止で夏を乗り越えよう! 」の取りまとめについて。要は第5波と呼ばれる新型コロナの感染というか陽性者の拡大を受けて、都道府県としての更なる対応を協議するとともに、国等への要望・提言をとりまとめよう、ということのようです。

 さて、今回はこのうち、国民への呼びかけを取りまとめた「感染防止で夏を乗り越えよう!」を取り上げたいと思います。緊急提言の方は全22ページと長いですし、内容は多岐にわたり、サラッと取り上げるのには馴染まないと思うので。

 さて、「〜乗り越えよう!」の方ですが、題名からして知事会らしくないというか、少々国民を小馬鹿にした臭いがプンプンするわけですが、実際そのような内容なのです。

 まず冒頭に「都道府県境をまたぐ旅行・帰省等は原則中止・延期を!」と、とにかく移動はするな遠出はするなの一点張り。オリンピックでの国境を越える移動は可能なのに何をか言わんやといった批判が相次いでいるようです。当然ですね。今回の感染拡大、といっても陽性者ベースの話ですが、オリンピック関係者の大規模な入国が始まって以降の話であり、言うだけ口だけの水際対策や、オリンピック関係者の国内での移動の制限・管理も実態を伴っておらず、端的に言ってザル状態であるところ、感染拡大の主な原因は海外から人がまとまって入ってきたことによるものと考えるのが普通と言っていいでしょう。

 ところがそんなことには目もくれずというか一切触れることなく、さも感染拡大の原因は国民の行動だと言わんばかりに、とにかく行動を制限しようとする。「「うつさない」「うつらない」行動を徹底しよう! 」にはそのことが端的に表れています。例えば、こんなことが書かれています。

「飲食を伴う会合、大人数・長時間での会合も回避を!少人数・短時間でも 「大声で騒ぐこと」は、飛まつ感染につながるため、絶対にやめましょう! 」

 そもそも飲食や飲食店が主な感染場所であるとする根拠となるデータは提示されず、そもそも存在しないようであり、とにかく飲食が悪いとする根拠は薄弱というか端的に言ってないわけですし、ましてや全国の多くの地域で採用されている「禁酒」についても同様に根拠は示されていません。要するに根拠云々よりも、どうもそうらしい、そう言われている、そう思っている人が多いようだ、だからそれに合わせて飲食店や飲食行為そのものを悪者にしておこう、その程度の認識なのでしょう。

 根拠なく「これが原因だ!」と決めつけて、それに関係する行動を制限せよとは、支離滅裂としか言いようがありませんね。

 ある専門家の方によれば、主ないわゆるクラスターの発生場所は医療・介護施設とのことで、こちらはデータ的に明らかです。(例えばこの記事 https://toyokeizai.net/articles/-/430026?page=2

 酒類提供と新規感染者数との間の相関関係が薄弱というか、根拠がないと言っていいことについては、こちらを参照。 https://note.com/verify_corona_ka/n/nb6cb5e44fc2e

 しかし、今更間違っていましたとは言えないということなのでしょう、飲食店や酒類関係事業者を悪者にした不毛な、破滅的な対策を、ひたすら続けようとしているわけです。

 そしてこんなことも書いてあります。

「飲食店等の営業時間や酒類提供時間の短縮等、都道府県からの要請に最大限のご協力を!」

 協力ではなく実質的な強制なのですが、あくまでも「協力」としたいのは、皆様ご存知のとおり、補償をしたくないから。協力金で店舗自体がなんとかなるところは限られているのみならず、飲食店のバリューチェーンで考えれば、補償すべき対象は広範囲に渡り、「ご協力を!」でなんとかなる話ではありません。(ちなみに、緊急事態宣言や蔓延防止等措置の対象になっていない静岡県・静岡市は、新型コロナショックによる影響を受けた飲食店等への支援金は出していないそうで、お店がバタバタ潰れているとのこと。私の幼馴染の店、ここは結構有名店で、休みともなれば県外からも人がひっきりなしにやってくる店なのですが、閑古鳥が泣いていて、よく持ち堪えているといった状況とのこと。彼らにとって支援金として支給されたのは持続化給付金のみ。県庁や市役所は鬼の栖かと言いたくなりました。)

 どうやら全国知事会は、本当の原因には目を瞑ってないことにして、従前どおりに仕立てた「悪者」を攻撃してやっている感を出して、一方で極力金は使わない、スローガンと精神論で誤魔化し、やり過ごそうとしている、そんなところでしょう。

 最悪な日本政治がギューーーっと凝縮されたような組織であり、国民向け呼びかけですよね。

 一方で、これ、自分たちの政治生命が関係した、やっている感とことなかれ主義なので、大きな弱点があります。それは国民からの強い反発や批判です。

 ということで皆さん、このふざけた全国知事会、全国知事会の呼びかけを徹底的に批判し、こき下ろしましょう。

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【室伏謙一】「欲しがりません勝つまでは」を強要しようとする全国知事会の愚への7件のコメント

  1. この世は既にあの世 より

    未だにBI反対、生活保護バッシングがあるわけですから、雇用調整助成金、飲食店への協力金はやめるべきです。

    雇用調整助成金で働かずパチンコをしている、協力金で高級外車を買っている。と言うべきです。

    また、近代化やインフラ整備推進論者でコロナ脳になってしまった者らには「お前どの口がインフラ整備推進しとるんや?人が移動したらウイルスが移動するじゃないか、インフラ整備は必要ありませんね」と言ってやればいいと思いますね。

    私は「飲食店には営業しろ」との主張であり、感染者や医者を責めたりしてません。

    コロナはただの風邪だから大したことないから通常に戻せ、と言ってます。

    30万円くれるのなら1ヶ月だけなら自粛に付き合ってもいいが、それ以上はごめんだね、という立場。

    政治に関してはダメな政党には罰を与えるべき、という立場。何や下手に出て政治家にお願いする感覚はありません。政治家や官僚は自分より下だ、という感覚ですね。

    菅とか安倍、或いは財務官僚とか殺せばいいんじゃないですかね。2人や3人殺して数千万人が今よりマシな生活を送り、国が存続するなら全然アリですよね。何回言っても解らん様なヤツは躊躇なく殺せばいいんですよ。我慢する必要なんか無いです。経団連会長でもいいし、偉そうにしてるだけでアホで害しかないようなヤツは殺せばいいでしょう。

    ダメなんですかね?ダメな理由がないですよね?

    てか、いつまでも「恐い危ない」じゃないんですよ、自然界の掟、自然淘汰で死ぬヤツが死ぬのは仕方ないんです。

    自粛は効果無いんで「金を与えれば自粛効果がある」という理屈が分かりません。自粛しなくていいですよね。何回自粛すれば良いんですか?ちゅう話しなんですよ。

    一回なら効果無いとの証明の為に付き合ってもいいが、何回も自粛に付き合う気はありませんのでね。人は死ぬものです、早いか遅いかの違い。この100年で寿命が延び過ぎ。倍増でしょう。

    いい加減に死んでもらわないと老人民主主義で新陳代謝が起こらない。

    それとオリンピックで「日本すごーい」報道が増えてます。「日本人の親切さに感動」「日本人の気遣いに感動、日本のエレベーターに驚愕!日本すごーい!」

    あのですね、ハッキリ言うが日本すごーい連中はさっさと死ねよ。日本人は糞なんです、それが真実。

    ひたすら経済と自分の命ばかりの話ばかりして、たぶん、侵略されても何をされても気が付かず「経済成長がですね」とかヒューマニズム、そういった話しばかり永遠にしてると思います。

    拉致被害者なんて誰も口にすらしない糞民族です。

    日本すごーい!恐い恐い、風邪が恐い、世論が恐い、反社が恐い、リストラ、女房が恐い、自粛警察が恐い、タバコが身体に悪い、中国が恐い、米国が恐い、訪問販売員が恐い、煽り運転が恐い、あー恐い恐い、差別ニダー、恐い恐い恐い、

    さっさと死ねば?全く生きる価値無し!

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  2. 大和魂 より

    とにかく先ずは、社会そっちのけのスポーツバカを優遇しているグローバル推進のイカレタ団体の処遇からなんだよな竹中平蔵やらのボケども聴いてるか!

    それから、これだけ理不尽極まりない社会の実情で選挙しても国民が分散している状態では、供託金だけ没収されることになるのが関の山ですから、合理的にも地上波放送を立ち上げるために三百万を一千万人で集めれば可能だと思うわけです。

    ちなみに、権力の腐敗から暴走に繋がるしがらみの解消と庶民の平和ボケした花畑思想も解消と一石二鳥ですから提案しているわけです。

    この三十年間の国内政治でも分かりますように常識ある諸派が無力なのは、ほぼ実証済みですから、ここにもかなりの大問題が実在していますから、我々で歪んだ社会を再構築してみる価値はあると思いますし、ユーチューブも今回のコロナ騒動で荒唐無稽のデタラメが証明されましたからね。

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  3. この世は既にあの世 より

    自民党の河野が40歳以上は「アストラ製のワクチンで」と言ったようです。見捨てられた世代は「ボロワクチンでも打っとけや」と言われました。

    まあ私は以前からコロナは風邪派なのでワクチン打ちませんと決めてますけどね。

    高齢者には優先接種でファイザー製の品質の良いものを打ち、40過ぎたら子供は産まないから40代50代はボロワクチンで人体実験で十分だろう、いうことです。

    糞老人民主主義の国の日本は、あくまで俺たちを自民党を使って殺そうとしてる。財界、政界、は団塊ジュニアや氷河期世代が憎くて仕方ないようだ。

    民主党には日本国民への殺害の意図は感じられなかったが、自民党には氷河期世代やロスジェネ世代への殺意を強く感じる。

    糞老人達は自分達はマシな方のワクチンを優先的に打って、ノーマスクで外出し、クーラーのきいた部屋でゆっくりオリンピック観戦で自己満足。俺らは猛暑の中、汗だくで、マスクさせ酸素不足にさせ、劣化ワクチンで働け働け。飲みにも遊びにも行くな、それか自粛して餓死せよ。ですから呆れます。

    日本老人民主主義は、オリンピック選手にもウイルスを猛暑の中で浴びさせ、自分達は無菌室で観戦。外国人に日本を褒められるデマをメディアに流され、日本すごーい、と自分で自分を褒めて、そんな自分に感動し泣く。

    露出狂の変質者並の馬鹿丸出し。毎回それ。

    ところで、

    失業率はハローワークベースでは2.9%ですが、今時ハローワークなんか行く人は少ないし休業者を含めると失業率は10%こえてそうですけど。

    日本サッカーを見れば分かる。防戦一方ではやられる。専守防衛や自粛など偽善と欺瞞でしかなく結果は負けだ。敵を見つけたら徹底的に手段を選ばす野生的にやられる前にやる。先手必勝。

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  4. 赤城 より

    県庁や市役所は鬼の栖かと言いたくなりました。

    親玉は最悪の責任者日本政府ですが、まったくその通りだと思います。

    途轍もなく無能で途轍もなく無感覚鈍感残酷な政治が誰にも止められずにずっと放置されるとこのような行政と政治が当然のように横行するようになってしまうという日本政治の現状ですね。
    これはもうどこにもまともな常識ある大人が居なくなってしまっ
    た世界で、途轍もなく何も見えない分からない幼児のみが悪い大人という外国の保護者に操られながら政治をするしかなくなった日本の末路というべき状況でしょう。

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  5. 選びたまえ 汝は自由だ より

    気のすむまで ワクチン接種をなさろうが

    日がな一日 閉じこもりを なさろうが

    個人の嗜好には なんの関心もございません

    が、、、

    今この時期に 五輪暴走なさった お上から

    ああせい こうせい 言われる筋合いはない

    かと。。

    自粛警察やら 隣組の監視社会やら
    ホントに 嫌な時代に逆戻り

    戦時中も こんな空気だったんでせうね

    小生なんぞは まさに 非国民 てか

    非国民上等 だ べ ♪

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  6. この世は既にあの世 より

    また宣言拡大で何かを国民にお願いするだけでホトホト嫌なんだが。夏なのに何の楽しみもないねー。政治家は藤井先生、三橋さん、室伏さんに交代。誰かが交代せなアカン。

    熱いのは桜井誠と山本太郎。

    しかしダメ日本は、原始人みたいなソロモン諸島代表オリンピック選手が「日本はゴミひとつ落ちてない、感動!」と言えば、またいつものしょーもない日本自慢記事を開陳し、それを見た後に我が思うは、アホな日本人は「日本すげー、俺たち最高、日本は民度が高い!」と上っ面だけ自己満足するんだろう、という事を思う間も無く、

    続いてテレビは「そうでしょう、そうでしょう、日本国民の皆様もっと泣きたいでしょう、そう思って用意しときましたよ、えへへ、思う存分泣いて下さい。オリンピック日本選手の感動秘話をノンストップでどうぞ」とまたいつものありふれた特集を流されて、自分達の勘違いした民度の高さに自ら感動し泣きたい日本人は「そうだね、そうだね、うんうん、頑張ったねぇ、悲しいねぇ、感動するねぇ、うんうん、うぇーん、シクシク、泣ける、僕ちん泣いちゃう、日本人すごーい、何て俺たちすごいんだ!」←毎回の日本人のこの様な反応が目に浮かんで今日もすっかり冷めてしまい、

    その後、中小零細を訪問して30代らしき小太りな事務員が観光の「観」の字と品質の「質」の字を書けなくて、またかよ、コイツも馬鹿かよ、日本って学力低下が著しいね、と思うわけもなく、きっと俺のダンディさとイケメンさに女性事務員は頭の中が真っ白になったんだろうと思う事にした。

    なーんて俺はおめでたいんだ、と思い、ふと数年前に同級生のおばちゃんに政治の話をしていて「おめでたいなあ」と軽い気持ちでSNSで言ったことがあり、翌日同級生のおばちゃんが口を聞いてくれないので何でかな?と思うと「どうせ私はおめでたいわよ」「どうせ私はおめでたいですからね」と3回くらい言われてようやく同級生の女が怒ってるんだと気がつく俺でした。

    お互い同じ真面目学校だけど、真面目なヤツは面倒臭いし、いちいち目くじら立てて女ってめんどくせーなー、こういう女とは夫婦関係もきっとそうなんだろうなと、その時もつくづく思ったわけですが。暑いしポリコレだし面倒くさいし嫌な世の中だなあ。と。やっぱ女ってちょっと馬鹿で愛嬌がある方がいいよな、だから女性の活用は間違いだよなあ、と。

    ところで医療ベッドが空かないのは痴呆症の老人の家族が老人の介護を拒み、痴呆症の老人がベッドを占拠してるかららしいのですが、実の家族が親や爺さん婆さんに「早く死んでくれないかなあ」と思っているのに、他人が他人の老人に対してそう思ってはならない理由なんか無い。

    人によっては親族の位牌を受け取るのを拒否する家族もいるそうで、無縁仏が増えているという。

    だから痴呆症になったりすると面倒だから安楽死制度を導入すべきだ、と俺が言ってみても世の中はダンマリで、日本って生きるのも死ぬのもダメな社会なんだと前々から思ってる。

    ホームレスに関しても日本人は口に出して死ねとは言わないものの、無言の圧力で公園のベンチを寝れない様に改造したり、寝床を撤去したり警備員をショッピングモールや図書館に配置して行き場を失わせる。

    だからこそ、BIも反対なら安楽死制度の導入で良くないですか?と聞くと、また日本人はダンマリであり、「何だコイツら」という思いを日に日に強くしていた。

    おれには車とギター
    汗ばむ夏の舗道で
    死んだ様な町を拒み続け
    まるでストレンジャー
    いつもストレンジャー
    誰からも受け入れられずに
    Baby

    そのダンマリになる理由は、きっと自分も「安楽死選べや」と他人から言われるのが怖いからという本音が見え隠れする。

    コロナもそうで既に国民の7割8割くらいは知らぬ内に陽性者かもしれないのに、PCR検査のそれを続けようとする。検査して1時間後にウイルスが付着し陽性者になってたらどうするんですか?ちゅうことで陽性者の無症状は従来なら風邪ひいてない人ですよね。ってことでよくないですか?と言ってもコロナ脳には響かない。

    ゼロコロナを目指さないのなら何を目指してるのですか?医療崩壊があるのなら現実を受け入れるしかないでしょうに。何に対しても恐れるレベルは人それぞれであり、個人が誰かに合わせる必要は無い。いくら恐い理由を証明されても、ただの一般人で一人の人間である我々は、表に出て深呼吸をし、辺りを見回し、何ともないならそれでOKです。

    専門家気取り、言論人気取りであれこれほじくり返して神経質になる必要は無い。

    とどのつまり、「死ねよ」とハッキリ言わない偽善や「死を認めない、死を過剰に恐れる事」が数々の弊害を生んで、本来なら死ぬべき老人が死なないから後が詰まってる現状がある。

    何でそうまでして生にこだわり死がダメなのか?大義なき生、惰性の生にこだわる必要は特には無いだろう。

    偽善者共の軍事推進もインフラ推進も何もかも「俺は死にたくないんだ」が中心にあるのことくらい俺は見抜いていた。

    だから都合が悪くなったら彼らは黙るのだ。

    「安全保障」という言葉で取り繕っても同じだ。BI反対もたかだか自分の安心安全の為、貧乏人の他人が数万円貰おうがどうでもいいじゃないか。しかし彼らは許せない、許せないから生活保護受給者やホームレスが許せない。

    ハッキリ言ってやろう、そういうケツの穴の小さいヤツは俺が殺してやる、と。どうだい?「僕ちん恐い」「僕ちんの命」「僕ちんの安全保障」などとテメェの心配ばかりしてるゴミにこの俺がガチの喧嘩で負けるはずはない。

    俺はそういうダニ共が嫌いなんだよ。

    親父は 16才の時から
    町はずれの 工場で
    背中 痛めながら
    働き続けてきた
    繰り返す口ぐせはいつも
    “おれの様な…おれの様な人生を
    お前は選ぶな”
    Baby

    そうこうしてたら1日が終わり晩飯を食べに飲食店に向かうと、店には軽く行列が出来ており、都会じゃ緊急事態宣言とはいうものの、こっちの飲食店は毎回殆ど関係無くて、俺は移住して都会の人よりストレスが溜まらない生活で良かったなあ、と。

    料理の前に先に出される夏の夜の冷えたビールが美味いこと美味いこと。

    と、カウンターこしのバイトか大将の娘か分からない地味目の若い店員さんが、寡黙にキビキビ仕事するのが目について、「だから真面目過ぎるんだよ、女は愛嬌や」と言いたくなってしまったが心にしまうことにした。

    ほろ酔い気分で帰りにコンビニに寄ると、女も色々でローソンの女性店員は、馴染み客の爺さんに他の客のレジをしながら「うるさいお前」「糞爺ィ」と怒ってるのを見て、レジから遠くに立つ怒られた爺ィさんが何も言えずに、これはこれでアリかもしれない、俺もこのネェちゃんからだったら虐められていいな、このネェちゃんとだったら格闘したいと思ったわけでした。

    糞面白くなくなった日本社会で、オアシスを見付けた気分。俺は金よりコロナに勝つ事よりこのネェちゃんが欲しい。

    俺は欲しがります!

    髪をほどいて
    今夜むかえてくれ
    勝利への道を 俺と走ってくれ

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  7. 利根川 より

     最近はウイルスに対する理解が広まったことで「コロナ菌」という言い方をする人は減りましたが、細菌とウイルスは別のものです。
     微生物というくくりの中には細菌、真菌、ウイルス、原虫など様々な物が含まれますが、医学の分野では長いこと人に害をなす細菌を主に研究対象としてきたせいか微生物というと細菌を思い浮かべる人も多いのだそうな。
     現在はウイルスも含め様々な微生物が研究対象となっているので、ウイルスと細菌をごっちゃにする人は減ったと思います。
     細菌とウイルスで何が違うのかというとウイルスは動物の細胞がないと存続できないという点。
     細菌の場合は条件さえ合致すれば人体以外の場所でもモリモリ増えます。
     丁度夏なのでエアコンの季節だと思いますが、レジオネラ菌による肺炎(在郷軍人病などとも呼ばれたもの)を例に挙げると、この病気は病原菌L.pneumophilaが抵抗力の低下したヒトの肺に入り込むことで肺炎を起こす病気です。
     この病原菌は水中や多湿な土壌に存在し、空調機の冷却水中でも増殖します。なので、この菌の場合、人間だけ隔離しても空調機の冷却水をどうにかしないと終息はしないわけです。
     コロナウイルスはウイルスなので、増殖に必要な機能の大半を宿主である人間の細胞に依存しています。なので、人間同士の接触を無くしてしまえば”理論上は”終息すると言うことになります。
     極端な話、全世帯に一月分の食料、水、簡易トイレや常備薬などを配給し、さらに全世界が一斉にロックダウン。その間、電気ガス水道や各種交通インフラもストップして完全な隔離ができればゼロコロナも可能なのかもしれません。
     私も第一波の緊急事態宣言が行われる前は「もっとしっかり検査と隔離を行うべきだ」と言っていた口です。
     しかし、全世界一斉にロックダウンとか、すべての人の隔離とか、そんなことは現実には不可能です。
     ロックダウンをしている間もコロナやコロナ以外の病気や怪我で医者にかかる必要がある人もでてきます。その都合上、病院や医療関係者は外出せざるを得ませんし、病院を閉鎖できないと言うことは病院に供給する電気ガス水道関連の人達も働きに出る必要があります。
     それら働きに出る人達を輸送するための交通機関に勤めている人、そう言った人に食料を提供する人も当然外出せざるを得ません。
     室伏さんのお話によると現在最もクラスターを起こしているのは飲食店ではなく、医療介護の現場だということで、結局はロックダウンをやっても世界の何処かにコロナウイルスは残ってしまう。
     実際、第一波の際の自粛は

    渋谷のスクランブル交差点に全く人が居ない

    というところまで激しい人流の抑制をしましたが、結局は0にはできませんでした。補償があったとしてもあの時以上の自粛は厳しいと思います。早期発見・早期隔離というのは中国武漢で新型コロナウイルス感染症が発生した初期の段階でやっておくべきものだったのだと思います。世界中に広がってしまってから0にするというのは無理だと今では思っています。
     とはいえ、医療関係者や保健所の負担を減らすこと、コロナで苦しむ人を減らすことはできるはずです。
     
    安藤裕議員が去年の3月からずっと言い続けてきた「100%粗利補償」

    ですね。
     去年の3月から延々と緊急事態が続いていますが、補償なしで1年半近く延々と店を閉めているわけにもいかない以上、政府からのメッセージがどんなものであろうと人々は収入を得るために外に出ざるを得ないことでしょう。
     TVでは「コロナを甘く見ている人が増えた」という意見を言う人もいますが、甘く見ようがヤバイと思おうがどちらにせよ収入を得るために外に出ざるを得ない人は沢山居ます。
     むしろ、外に出ざるを得ない人達はそこがどんなにヤバイ場所であろうと自分はそこに行かないといけないのだから

    「自分は大丈夫」

    と思うしかないし、「自分は大丈夫」である理由の方を多く探すのではないでしょうか。
     そんな人達に「怖いぞ怖いぞ、コロナは怖いぞ」とやった所でただの嫌がらせにしかならないでしょう。
     医療提供体制や検査体制の拡充についても「金に糸目をつけない」という姿勢を政府が見せないと現場は対応が難しいのではないのでしょうか。少なくとも、このコロナ禍の真っ最中にPB黒字化目標を堅持とか言っているようでは…
     本気で「出ざるを得ない人」を少しでも減らしたいと思うのであれば100%粗利保障は絶対に必要なことだと思いますが、それを言う人はTVでも政界でも少数派なようです。

    けんろく@経世済民さん
    「『緊縮政策』『法治主義』『疫病対策』の3つのうち2つまでしか同時に出来ない『疫病対策のトリレンマ』」

    どこの政党も上の方の方々は緊縮だけはやめるわけにはいかない事情があるご様子。であれば、誰が総理大臣になったところで、まともなコロナ対策は打てないことでしょう。だから、自民党は菅総理続投ということになったのではないでしょうか。

    要は、嫌われ役は菅に押し付けてしまえ

    というわけですね。
     自民党が下野していた時代、経団連からの資金も縮小されて大変厳しい党運営となっていたそうで、そんな中で総裁をやろうという人はなかなかいなかったようですが、その嫌な役を押し付けられたのが谷垣さんでした。
     その厳しい時代を「自民党が与党に返り咲いたらデフレ不況から完全脱却します、インフレ目標2%です」と大嘘をついて政権を取り戻したあとに総理になるのは谷垣さんだと思っていました。
     谷垣さんは緊縮の権化ともいえる人でしたが厳しい下野時代の自民党をまとめた人なので、最初に総理になるのは谷垣さんだと思っていたわけですが、美味しい所は安倍さん麻生さんに持っていかれてしまったと。
     今回も、そのパターンなのかなと。(コロナが終息したらやりたがりが雨後の筍のように生えてくるパターン)

    この件について元官僚と言うことで実際に現場で働いていた室伏さんや政治学が専門の池戸万作さんのお話を聞いてみたいです。

    ※三橋さんは政治学についてはからっきしだとご自身でも言っておられるので…

    追伸:安藤裕議員がサクラの番組に出ていましたが、今後はそちらの方で発信されていくということで、お元気そうで何よりでした

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