日本経済

2024年9月30日

【三橋貴明】彼らの負け

【今週のNewsピックアップ】
運命の日
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12869029335.html
自民党員は離党。
有権者は総選挙で自民党「以外」に投票
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12869185220.html

民主制とは、
最終的には「多数決」で政治を決めます。

当たり前ですが、
「自分はどの国でも生きられる。
今だけ、カネだけ、自分だけの政治で
自分の利益を最大化することを望む。
何か問題があれば、他の国に逃げる」
というエニウェア族よりも、
「自分は
(例えば)日本国でしか生きられない。
日本国から逃げられない以上、
日本国民が豊かに、
安全に暮らす経世済民の実現を望む」
というサムウェア族の方が、
数は「圧倒的」に多い。

日本でいえば、
100万人対1億2千万人くらいの開きが
あるでしょう。
もちろん、100万人がエニウェア族。

となれば、
エニウェア族は
サムウェア族に対し
「問題を顕在化させない」ことで
支配をしようとする。

帝国主義時代、
欧米諸国がアジアの植民地住民に
教育を与えず、情報を与えず、
言語的に分断し、
中国人・インド人を
「仮初の支配者」として
管理させたのと同じです。

攻撃が来たとしても、
中国人やインド人に向かう。
自分には来ない。

この種の帝国主義においては、
問題が顕在化したら、
彼らの負けなのですよ。
時間は掛かるかも知れませんが、
確実に負ける。

自民党総裁選挙の第一回目の投票で、

1位 高市早苗 国会議員票72票 
党員・党友票109票 総計181票

2位 石破茂 国会議員票46票 
党員・党友票108票 総計154票

と、高市さんがトップだったにもかかわらず、

決戦投票では、

1位 石破茂 国会議員票189票 
都道府県票26票 総計215票

2位 高市早苗 国会議員票173票 
都道府県票21票 総計194票

と、国会議員票がとんでもない動きとなり、
高市さんが敗北。石破茂・新総裁の誕生。

愕然としましたが、
同時に問題が顕在化した。
決選投票で石破茂が増やした143票は、
「石破茂に新総裁になって欲しい」
という票ではなく、
「高市早苗を新総裁にしてはならない」
という票だった。

具体的には、
アメリカ(のジャパンハンドラー勢)、
中国共産党(及び公明党)、
財務省、いわゆるリベラル派勢力と、
これまでの日本で権力を握っていた
政治的パワーが動いた。
しかも、露骨に動いた。

石破茂が自民党新総裁となり、
10月の衆院解散。
11月の総選挙(投開票)の可能性が
高まっています。

高市さんは、
絶対に石破の内閣の閣僚や、
党の役職に就いてはならない。
是非とも野に下り、全国を回り、
正しい財政論を訴えて欲しい。

麻生太郎は、放っておいても、
石破潰しに動くでしょう。

日本国は、1945年8月15日以降、
80年近く歪められてきた。
これまでは、
その歪み自体が表面化しなかった。

今回は、した。

問題が「ある」ということを

認識した時点で、
我々の勝利なのです。
今、この瞬間は勝てないかもれませんが、
いずれ勝つ。

自民党員は離党しよう。
総選挙では自民党「以外」に
投票するのです。

◆メルマガのFoomii配信を始めました。
「ネットの資金需要のプラス化」
https://foomii.com/00305/20240928085002129690

◆経営科学出版から
「歴史教科書が教えてくれない
聖徳太子の英雄物語」
が刊行になりました。
https://in.38news.jp/38nike3_980

◆メルマガ週刊三橋貴明Vol804 
ネットの資金需要のプラス化
http://www.mag2.com/m/P0007991.html
現在の日本経済はかなりヤバい。
何しろ、
ネットの資金需要が
プラス化している。
企業がおカネを借りず、
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◆メディア出演

三橋TV、続々公開中です。

財務省衰退の兆し?
「緊縮派」が自民党内で
マイナスイメージになっているワケ
[三橋TV第916回]三橋貴明・saya
https://youtu.be/Gq5itA1hcwU

総裁候補が掲げる公約は間違いだらけ…
~総裁候補が掲げる
「所得倍増計画」「解雇規制の緩和」が
全く意味のない理由
[三橋TV第917回]三橋貴明・saya
https://youtu.be/Ygv6l0qnK-E

新総理が誕生したのでLIVE解説します。
[三橋TV第918回]三橋貴明・saya
ジャーナリスト 山口敬之(特別ゲスト)
https://www.youtube.com/live/hxDk6MECmIA

特別コンテンツ配信中。

【暴露】
自民党の政治は国会議員が
行なっているわけではありません。
(予告)
https://youtu.be/bmPYlpxGs1M

【暴露】
高市早苗大臣は
なぜ「減税」を言えなかったのか?
削除される前に
自民党の闇を知ってください(PRあり)
https://youtu.be/aj2srL6p1dw

自民党が終わったので解説します。
(PRあり)
https://youtu.be/hN5_fVm8Ip8

【速報】
石破茂が勝利した本当の理由がわかりました。
自民党は思ったより腐敗しています。
(PRあり)
https://youtu.be/m4QTF6435e8

◆三橋経済塾
9月21日開催、
三橋経済塾第十三期第九回対面講義が
廃止されました。
https://members13.mitsuhashi-keizaijuku.jp/?p=2209
ゲスト講師は佐藤健志先生でした。
インターネット受講の皆様、
お待たせいたしました。

◆チャンネルAJER 
「金利ある世界というプロパガンダ、
政策金利と国債金利は違います(前半)」
三橋貴明 AJER2024.9.24
https://youtu.be/Pp26DZUH7sE

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【三橋貴明】彼らの負けへの1件のコメント

  1. 利根川 より

    ブログの方の内容ですが、

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    新世紀のビッグブラザーより抜粋

     グローバリズム(国境を無くす)から、インターナショナリズムへの転換が必要な時期じゃない? 人類の、歴史的に。
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

     グローバリズム(国境を無くす)からインターナショナリズム(節度を持ったお付き合い)への転換、大歓迎です。
     経済人類学者カール・ポランニーも指摘していますが、市場経済を機能させるためには

    カネさえ払えばいつ何時、どんな仕事でも請け負ってくれる労働者が常時”入手”できる必要がある

    労働者「田舎に病気の母がいるので、都市部の工場では働けないのです」

    こんなことでは市場経済は成り立たないので、市場は家族の絆とか田舎をぶっ壊して、人間を商品化(孤人化)して売買しようとします。これを国境を越えて行えるようにしようというのがグローバリズム。もちろん、国民側もただただ市場に蹂躙され続けるわけではない。市場に対抗するために必ず「対抗運動」が起こる。これが激しくなると「全体主義」すなわち「ナチズム」とか「ファシズム」を生み、民主制が崩壊していく。
     民主制を維持していきたいのならグローバリズムなどもうやめるべきですね。
     まあ、流石に最近は人権意識とやらが幅を利かすようになってきたので

    グローバリスト「安く使える奴隷(移民)が欲しい」

    という本音は口にできない。だから、

    グローバリスト「多様性を許容できる社会」

    とか言って安く使える労働者を海外から大量に”輸入”しようとするわけだ。
     昔から「命の危機にある亡命者」を少数受け入れるということはどこの国も行ってきたことですが、「経済難民(労働者)」をこれほど大量に受け入れるということは人類史上初の試みでした。結果は、イギリスやアメリカの大分断を見れば火を見るより明らかです。オランダ、オーストリアでも「反・移民」の自由党が第一党になっているのを見ればわかるように、少なくとも

    「経済難民(安価な労働者)の大量受け入れ」

    というのはもう改めるべきだと思います。いや~、壮大な社会実験でしたね。
     

    ポリコレ警察「お前は難民の人達がかわいそうだと思わないのか!」

    こういうことになるかと思いますが、ちょっと落ち着いて聞いてくださいな。わたしはあなたたちの敵ではございませんよ。

    「西洋の自死」

    の著者であるダグラス・マレーさんが指摘していますが、遠隔地までやってくる難民(経済難民)というのは、自国の中でも比較的、経済力、あるいは体力に恵まれた者達だといいます。本当の弱者というのはポリコレ警察の言う「ひどい環境」から飛び出すことはかなわないのです。母国に取り残された本当の弱者はかわいそうではないのでしょうか?
     また、仮に先進国が積極的に経済難民を受け入れたとしても世界中の経済難民を受け入れることなど不可能でしょう。日本でもコロナ禍の際に難民申請をしていた方が医者にもかかれずに亡くなってしまうという痛ましい事故がありましたが、あの時、日本人の多くもまた医者にかかれずに亡くなっていました。自国民の面倒すらみられない国がよその子の面倒までみれるとでも?

    わたしは自分の実力もわきまえずに多頭飼いする人は好きになれません

     単に「安価な労働者を自国に引き入れたい」という話ではなく、本当に弱者を救いたいというのであればアフガニスタンで灌漑事業など行ってきた中村哲医師のように、

    現地に助けに行く

    のが正道なのではないでしょうか。当たり前ですが、多くの人にとって地元(母国)で豊かに暮らせるのならそれが一番なのです。それが難しいから次善の策で経済難民という選択をしているわけでね…
     ちなみに、現在の日本は「安い日本」などと言われるようになったのを見ればわかるように衰退途上国ですので、他人の心配より自分の心配をするのが先だと思いますが。わたしも他人の心配などしている余裕なんて今も昔もありませんし、、、まあ、中村医師のようなことはデキル人じゃないと難しい気もしますね。
     経済難民については考え方を改めるべき時に来ているような気はします。ポリコレ警察の皆さんはいかがお考えでしょうか。
     

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