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2015年5月18日

【三橋貴明】ウソつきと戦う意味

From 三橋貴明 http://keieikagakupub.com/38news/

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●●三橋貴明が実践する経済ニュースを読む技術とは?
http://keieikagakupub.com/lp/mitsuhashi/38NEWS_CN_mag_3m.php?ts=hp

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【今週のNewsピックアップ】
●狂気
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12025939719.html

●続 狂気
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12026381803.html

いわゆる「言論活動」を始めるようになってから、特に2010年の参院選に出馬して(そして、負けて)以降が顕著なのですが、三橋はサラリーマン時代には経験したことがない「ウソ」にたびたび遭遇するようになりました。

どのようなウソかと言えば、もちろん、
「いつの間にか、三橋が○○をしたという設定が成立しており、それを理由に攻撃される」
タイプのウソになります。全く身に覚えがない「三橋の過去の行動、発言」が事実であるかのごとく「設定」されており、それをネタにネットで攻撃されるのです。要は、言いがかりですね。

「狂気」のエントリーで取り上げた、ハイネガの、

『(一部引用)自民党幹部からの大目玉くらって、あろう事がその幹部に報復を図ったとか。二度と自民から参議院には出馬できないでしょうが、今度は他党から出馬とかしないで下さいね。なにせ小沢一郎氏や鳩山由紀夫氏とも一緒にコスプレ楽しんでおられるようで。』

が、典型です。三橋は自民党の幹部から大目玉食らったことなどありませんし(そもそも何の権利があって、自民党の幹部が「大目玉」を三橋に食らわせるのでしょう?)、もちろん「報復」を図ったこともなく(相手がいません)、2013年参院選時には安倍総理から直接「出馬要請」のお電話を頂き、鳩山由紀夫や小沢一郎に会ったことはありません。

事実に基づくならばともかく、三橋は「勝手な設定(つまりは「妄想」)」に基づく批判など、受け付ける気は全くありません。言論人が三橋について、書籍で「勝手な設定(つまりは「妄想」)」に基づき批判した場合などは、もちろん容赦なく告訴です。(その前に内容証明送り、謝罪広告を求めますが)

そもそも、自分が他人の「設定(=妄想)」をでっち上げる習慣がないので、この手のウソには本当に戸惑ってしまいます。現実の言論や行動についての批判は受け止めますが、何故に「設定(=妄想)」をしてまで三橋を批判しなければならないのでしょうか。

と、ここまで書いたところで、気が付きました。

これは、あれです。中国や韓国が日本について「(いわゆる)南京虐殺!」「(いわゆる)従軍慰安婦!」だのと、日本の過去を「設定(=妄想)」した上で批判を展開しているのと、同じ構図なのですね。

なぜ、中韓が「ウソの設定」をでっち上げてまで日本を貶めようとするかといえば、他にネタがないからでしょう。中韓にとって「日本を貶めなければならない」という結論は絶対なのですが、そのためにはネタが必要です。ところが、基本的に「良い国」である日本には、貶められるネタがあまりないため、ウソの設定(=妄想)をネタにジャパン・ディスカウントの活動を展開しているわけです。

ということは、あれですか? 三橋が基本的に「良い人」であるため、アンチの皆さんは「三橋を貶めるネタ」に困っているという話なのでしょうか。

まあ、それは冗談ですが、政治家が身に覚えのないスキャンダルを「設定」され、記者たちに「どういうことですか!? 説明を求めますっ!」とやられるのと、似たような構図なのでございましょう。

いずれにせよ、ウソが平気でまかり通るような世の中では、健全な民主主義は成立しません。現在は「インターネット」という武器を一般の日本国民も持っているわけですから、社会全体の「ウソを見抜く力」は間違いなく上昇しています。

とはいえ、未だウソの情報に基づき、民主的な判断が下されてしまうケースは多々あるわけです。これは過渡期なのか。それとも「健全な民主主義が成立する」時代など、未来永劫訪れないのか。
分かりません。

分かりませんが、とりあえず我々一般の日本国民が「ウソを撒かない」「ウソを見抜く」活動を展開することはできるのです。実際に国民がそのように行動をすることで、日本の民主主義は「健全な方向」にわずかながらでも進んでいくと信じています。

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【三橋貴明】ウソつきと戦う意味への6件のコメント

  1. 匿各希望 より

    中身の無い改悪案をやられるくらいなら現状のままで結構ですというだけの話です。現状から変える側は立証責任があるのは当然だし改悪止めるのに対案なんていらないから。賛成派こそ、推進してる人間、運動そのもの、変えることそれ自体が目的と化してるのでは無く、本当に大阪を良くしたいと考えて都構想を推進していたならこんなことで諦めるのはおかしいでしょう。メリット、デメリットについて具体性を伴った説明を行い変革後の方が比較優位であることについてもっと説明を行っていくべきでしょう。

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  2. メガゾーン より

    >「健全な民主主義が成立する」時代など、未来永劫訪れないのか。 思うに訪れるとしたらヒト類の先の進化を遂げた時でしかない気がします(それは身体を持たない生命体な気がする)。 大阪都構想に賛成の人は都市部に多かったとか‥‥これはある意味都市化とは人工世界、仮想世界、妄想世界と言えるわけで、都市化(妄想)された中では(現実的ではない)市場原理理論も曲がりなりにも通用していれば、その仮想世界に住んでいれば思考も妄想が現実と化す。本当の現実はその外側(過疎状態)に追いやられてしまっている。 情報メディアの日常的な氾濫によりある意味意識的には総て仮想(妄想)世界になってしまっている。

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  3. robin より

    個人的に道徳秩序という社会的嘘、誇りや責任という個人につく「美しい嘘」というものを行動のバイアスにしています。人間本来の姿は2本足の獣ですね、獣の自由を認めろと叫ぶ人が多くなればその社会はやがて終焉に向かうでしょう。上手に嘘をつき続けること、自分達自らルールを維持し続けることが社会生活を続けられる前提ではないかと。

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  4. 匿各希望 より

    まあ、虚偽性障害も含めてウソや偽善があるのは世の現実で平常状態なのだから、理想状態への囚われはホドホドに。ところで、大阪都構想、否決でした。反対活動お疲れ様でした。本日から反対派のビジョンや実務が問われますので、「否決しました。勝ちました。はい終了」ではなくて、反対派の一員として良識と責任をもって大阪の未来に取り組んでくださいね。注目させていただきます。

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  5. 神奈川県skatou より

    先生のご活躍心より応援しております。先生がこのような被害、にあわれたのは、もしかしてなにかとても大事で大きなところに、近づいた結果なのかもしれませんですね。ウソをつくことは、少なくともある程度以上の世代の日本人ならば、少なからず自制が効くはずですが、それでもあえて、ウソをつく、あるいは「かもしれない」という、断定の形を取らない表現で想像を語って攻撃することはあるのかもしれません。とくにプライベートな会話では。さてそのような心理状態はどのような状況か考えるに、もしかするとひとつの可能性として、とても強い動因、感情的衝動があって、それが常識的、日常的、冷静なその人を飛び越えて暴走してしまう、ということもあるのかもしれません。状態としてうそつきになってしまうというのは、そんな現象が考えられないでしょうか。そんな強い衝動に駆られるのはなぜか。それこそファッショな闇の研究が必要なのではと、自分は思います。昨日、大阪発の黒い情熱には一旦勝利できたので、戦後処理として残存賛成派の「都構想頓挫で何々が実現できなくなった」という要望に応えるかたちで、彼らの取り込み、巻き込みを図る頃合いかなと自分は考えます。

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  6. Kaito Yuriya より

    嘘の設定をされたら「それは嘘だ」と反撃します。個人のレベルでは当然のことです。日本国も国際社会に向かって「それは嘘だ」「韓国は嘘をついている」と反撃するのは当然のことで自衛権のようなものですね。

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