【今週のNewsピックアップ】
「駄目だこいつ、早く何とかしないと」と本気で思った件
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12619883436.html
政治は結果 安倍総理大臣のレガシー(前編)
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12621037066.html
安倍総理のレガシー(業績)について、
考えているのですが、業績というならば、
「国民のためになった」政策でなければならないはずです。
2013年以降の、安倍政権の
「政策」について、振り返ってみましょう。
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緊縮財政系:
プライマリーバランス黒字化目標。
新規国債発行減額。二度の消費税増税。
「公共投資、地方交付税交付金、
科学技術予算、教育支出、防衛費、
防災費、診療報酬、介護報酬」
の抑制あるいは削減。
公共病院統廃合と、病床(ベッド)の削減。
国民の社会保障負担の引き上げ
(高齢者の窓口負担引き上げなど)。
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規制緩和系:
労働規制の緩和
(派遣拡大、高度プロフェッショナル制度
(残業代ゼロ制度)等)、
コーポレートガバナンス改革、
混合診療(患者申し出療養)拡大、
水道など公共サービスの民営化。
グリホサートの安全基準引き上げ、
種子法廃止、農協改革、
農地法や農業委員会法の改訂、漁業法改訂、
国家戦略特区、電力自由化、
民泊拡大や白タク解禁の検討、
シェアリング・エコノミー推進。
IR法(カジノ解禁)、法人税減税
(法人税減税は「企業への徴税という
規制の緩和」という意味で、
規制緩和の一部を成す)。
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自由貿易系:
TPPや日米FTA、日欧EPAなどの
自由貿易協定。出入国管理法改訂による
移民受け入れ拡大。観光業のインバウンド
(外国人観光客)依存推進のための
ビザ緩和。外国人の土地購入推進。
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緊縮財政、規制緩和、そして自由貿易。
グローバリズムのトリニティを
ここまで推進した政権はありません。
小泉政権以上です。
結果的に、東京一極集中と
実質賃金の低下が進み、
少子化がひたすら進行。
日本の2019年の出生数は、
2012年と比較し、何と17%も減少。
2013年以降、日本では一年間に
生まれてくる赤ちゃんの数が、
17%も減ってしまったのです。
亡国の内閣。以外の感想が出てきません。
第二次安倍政権発足以降に、
出生数が急減したのは、
もちろん「実質賃金下落」と
「東京一極集中」という少子化の真因を
放置するどころか、加速させたためです。
もっとも、現在のグローバリズム路線が
続く限り、誰が政権を担おうが、
出生数の減少は終わらないでしょう。
つまりは、将来的には日本人消滅確定です。
東京一極集中を解消し、日本国民の所得を、
安定的に、継続的に拡大する。
これが、日本人が存続する唯一の道なのです。
具体的には、財政拡大、消費税廃止、
地方へのインフラ整備拡大、
地方交付税交付金の増額、移民受入禁止、
国内の安全保障関連(農業含む)産業の徹底的な保護、
労働規制の強化、などになります。
地方への投資を拡大し、
同時に経営者(わたくしもですが)を、
「人手不足を解消するためには、
投資を拡大し、生産性を向上。
高い給与で「日本人」を呼び込むしかない」
状況に追い込むのです。
つまりは、安倍政権の過去七年間の政策の
「真逆」をやればいいわけでございます。
令和の政策ピボット(転換)が必要です。
◆令和2年9月19日(土)
三橋経済塾第九期 第九回講義(一般参加可能です)
会場:名古屋
ゲスト講師:ノンフィクション作家 河添恵子先生
https://ws.formzu.net/fgen/S78662785/
◆「日本をダメにした財務省と
経団連の欺瞞(小学館)」が刊行になりました。
https://amzn.to/38q1LPW
◆「自民党の消滅(ベストセラーズ)」
(書籍版)が刊行になりました。
https://amzn.to/3dEIFqS
◆週刊実話 連載「三橋貴明の
『マスコミに騙されるな!』」
第382回 4~6月期GDP
戦後最悪の落ち込みに
なお、週刊実話の連載は、
以下で(二週遅れで)お読み頂くことが可能です。
https://npn.co.jp/category/society
◆メルマガ 週刊三橋貴明 Vol588
二つの潜在GDP
http://www.mag2.com/m/P0007991.html
「最大概念の潜在GDP」と
「平均概念の潜在GDP」は全く異なる概念です。
現在の日本が採用している「平均概念」が、
今後、恐るべき事態を引き起こすことになります。
◆メディア出演
三橋TV、続々公開中です。
麻生太郎財務大臣に質問
放漫財政の定義って何?
[三橋TV第279回]
https://youtu.be/JoAJu5l57-I
戦後最悪のマイナス成長!
政府には、消費税廃止以外の選択肢はない!
[三橋TV第280回]
https://youtu.be/PpxHfOqwrrY
エグイ!地獄! 重税国家、日本国を変えようよ!
そのためには・・・
[三橋TV第281回]
https://youtu.be/W1CpgHGQtOk
特別コンテンツ、続々配信。
【暴露】日本の没落を望む2人の反日評論家 三橋貴明
https://youtu.be/LweRMdIciGg
9割の国民が騙されている?
レジ袋有料化はECOのため…?
三橋貴明×室伏謙一
https://youtu.be/25RqV0UHKUA
8月31日(月)
チャンネル桜「Front Japan 桜」に出演します。
9月4日(金)
チャンネル桜「Front Japan 桜」に出演します。
http://www.ch-sakura.jp/programs/program-info.html?id=1651
◆三橋経済塾
9月19日(土)に開催予定の、
三橋経済塾第九期第九回対面講義の
申込受付を開始致しました。
会場は名古屋で、ゲスト講師は
河添恵子先生(ノンフィクション作家)です。
https://members9.mitsuhashi-keizaijuku.jp/?p=1236
第九回は地方講演になるため、
一般の方のお申込も可能です。(お申込は以下から)
https://ws.formzu.net/fgen/S78662785/
※ご入塾は以下から。
https://members9.mitsuhashi-keizaijuku.jp/
◆チャンネルAJER
今週の更新はありません。
【三橋貴明】令和の政策ピボットが必要ですへの6件のコメント
2020年9月3日 12:53 PM
ここまで日本という国家と国民を破壊した実績を大量に作った、
歴史的な外道政治家がまともな糾弾をほとんど受けずに辞職し、
評価されて同類の後釜総理を産もうとしている。
こんなことが許される時点で日本という国家は国民(その未来)は
もう死んでいるとしか思えない。
自分たちの自殺行為を喜んで受け入れ、
自滅を20年以上加速して止めようともしないのだから。
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2020年9月4日 4:36 PM
先ずは手始めに偏りの酷いメディアの追放からやるべきです。ちなみに安倍政権ともかなりズブズブのメディアもしかりで政治を歪曲したメディアの報道は許しちゃ後で取り返しがつかなくなりドツボにはまります。また移民政策とかカジノやら憲法改正も、きちんと段階を踏んで時間をかけて十分審議してから抜かりないようにやるのは常識で誰もが納得できるようにするべきなのです。それは皇室の問題と同じく権威をあがめるならば大半の国民の理解が必要になるのと同義だから名古屋のバカ騒ぎに腹が立つわけなのです。ちなみにコレも大阪の問題と同じく思いつきはあり得ないのです!だからその仕組みを構築するための令和のピボットが必然なのです。
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2020年9月4日 11:34 PM
潜在成長率の秘密 三橋TV第283回(要チェック)
三橋貴明「”潜在GDP”とは、本来はその国の全ての生産設備、全ての労働者がフル稼働した時に生産可能なGDPのことです」
※GDPとは全ての国民の生産の合計であり、全ての国民の支出の合計であり、全ての国民の収入の合計である
高家さん「はい」
三橋さん「本来は、本気出したらこれだけデキルっていうのが潜在GDP」
三橋さん「ところが、内閣府は1999年、日銀は2004年、この潜在GDPの定義を変えました」
三橋さん「全ての生産設備、全ての労働者がフル稼働した時に生産可能なGDPを『最大概念の潜在GDP』」
三橋さん「これに対し、過去の生産要素(工場などの生産設備の新設や労働者の投入)の平均値で生産可能なGDPを『平均概念の潜在GDP』という」
三橋さん「内閣府と日銀は潜在GDPの定義を『最大概念の潜在GDP』から『平均概念の潜在GDP』に変えた」
三橋さん「分かりやすく言えば『アスリートに貴方のベストタイムは何秒か』と聞いた時に、普通は『最高タイム』を言うと思いますが、なぜか『平均タイム』を言われるようになってしまった」
~~~中略~~~~~
高家さん「なんで『最大概念』から『平均概念』にしたんですか?」
三橋さん「いいポイントですね。理由はいくつかある。1つ目は、日本の潜在GDPを低く見せたかった」
※(潜在GDPの定義を最高タイムではなく平均タイムに変えたので、そのぶん値は低くなる)
三橋さん「デフレとは供給過多な状況」
三橋さん「日本の供給能力(=潜在GDP)が低くなるように数字をいじれば『もはや日本はデフレではない』という印象操作ができるでしょ」
三橋さん「これ、本当にそうなの」
三橋さん「安倍総理大臣が2018年に三橋、藤井聡教授、西田昌司議員のメンバーと会食をした時に『官僚からはもうデフレじゃないって聞いてるよ』って言ってた」
三橋さん「え、なんでって聞いたら『デフレギャップはなくなってる』って言うんですよ。だから、それ、最大概念の潜在GDPじゃなくて平均概念の潜在GDPで計算したからでしょ、と」
三橋さん「なぜかというと、『平均』の方だと本来の供給能力より値が低くなるからデフレギャップが埋まってしまう(供給過多じゃなくなる)もうデフレじゃないからという印象操作ができちゃう」
三橋さん「2つ目。最大概念と平均概念をわざとごっちゃにしている」
三橋さん「平均概念だと日本の潜在成長率が下がっていくと潜在GDPの値も下がっていく(平均値だから)」
三橋さん「そこで、潜在成長率が低い、だから、構造改革だという話になる」
”『アスリートに貴方のベストタイムは何秒か』と聞いた時に、普通は『最高タイム』を言うと思いますが、なぜか『平均タイム』を言われるようになってしまった。
潜在GDPを低く見せかけることで『もはやデフレではない』という印象操作をした”
この例えは私には分かりやすかったです。
以前も、青木泰樹教授や三橋TVで解説しているのを見ましたが、今回は前回よりも更に分かりやすくなったと思います。
私にわかるということは、「分かりたくない人」以外は大半の人が理解できる内容だと思います。
なるほど、「もはやデフレではない」と勘違いしていたからデフレから抜け出せていないのにインフレ叩きばかりやってたのですね。
TVメディアは「戦後最長の好景気、イザナギ越え」(だから消費税10%に上げても大丈夫)とか平気で嘘を報道していたわけですが、TVメディアの情報元がウソをついているのだからどうしようもない所もあるのでしょうか。
報道してる人間で誰か気がついた人とかいないのでしょうか。いや、いても言えないのかな…コワイ
分かるまで解説してくれる三橋TV、大変ありがたい。
(でも、ホントは専門家でもない人間がここまで学ばないといけないような統計詐欺とかしないでくれるのが一番いい)
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2020年9月4日 11:53 PM
まあ、公文書偽造や公文書破棄とかやらかした上、拒否した部下を嫌がらせで自殺に追い込み、それでしれっと
「公務員が在任中に行ったことについては個人として責任を負うことはない」
と胸を張って言えるような方々なので、統計詐欺や数字のマジック程度はどうということもないのかもしれません。
そして、そんな人達の走狗として
菅官房長官「消費税は社会保障のために必要なものだ」
とやっている人の元にコバンザメが大量に群がっているというね…そんなに大臣のポストが欲しいんでしょうかね。
なんだか、中華人民共和国に似てきたような気がします。勘弁してもらいたい。
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2020年9月15日 6:35 PM
[…] その安部前首相の政策を、新経世在民新聞の記事より引用すると、 […]
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