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2018年11月4日

【三橋貴明】おカネの担保は何だろう?

From 三橋貴明

【近況】

三橋TV、第10回から
音声が改善されています。

第9回までと聞き比べ、
感想を教えて下さいませ。

三橋TV第9回
【ノーベル賞受賞に隠された日本の闇】
https://youtu.be/ndzIrZ6z6mo

三橋TV第10回
【中国は日本の20倍の軍事力に?】
https://youtu.be/bsFgk4i2XxI

三橋TV第11回
【増税は法律で決まっている!】
https://youtu.be/IdU_okToWUY

最近、またもや
「おカネの話」がマイブームです。

特に興味深いのは、銀行預金
というおカネの担保は「何か?」です。

普通の人はこんなこと考えないか、
あるいは「間違った認識」を持っています。

銀行預金の担保は、
銀行から貸し出された「貸付金」です。

といいますか、銀行預金とは
貸し付けの際の借用証書との
交換で発行されるおカネなのです。

皆さんが銀行から
3000万円借りるとします。

銀行に借用証書を提出すると、
代わりに皆さんの銀行預金通帳に
「3000万円」という数字が
記入されます。

これで、おカネの発行完了です。

「書くだけでおカネが発行できるのか!」

と、一般の方は思うのでしょうが、
実際にそうである以上、
仕方がありません。

上記を理解したとき、
日本銀行が発行しているおカネ、
日銀当座預金や現金紙幣の
担保が何なのか、理解できるはずです。

もちろん、日本政府の借用証書、
つまりは「日本国債」です。

「政府の借り入れがおカネの担保なんて!」

と、マスコミの財政破綻論に
染まった人は思うのでしょうが、
そんなことを言ったら
銀行預金は何なんだ、
という話になってしまいます。

ちなみに、国債を担保に
中央銀行のおカネが
発行される仕組みは、
イングランド王国における
「イングランド銀行」の設立と
同時に誕生しました。

イングランドは、フランスとの
第二次百年戦争を戦い抜くために、
イングランド銀行を
必要としたのです。

実は、中央銀行や国債買入、
通貨発行といった
「金融」あるいは「財政」
という技術は、戦争により
発展したのでございます。

詳しくは、
「週刊三橋貴明 Vol493
戦争による技術発展「金融」」
で解説しておりますので、
ご興味がありましたらご登録下さい。
https://www.mag2.com/m/P0007991.html

◆週刊実話 連載「三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』」 第294回 パラダイム・シフト
なお、週刊実話の連載は、以下で(二週遅れで)お読み頂くことが可能です。
http://wjn.jp/article/category/4/

◆メルマガ 週刊三橋貴明 Vol493 戦争による技術発展「金融」
http://www.mag2.com/m/P0007991.html
平和主義者がどれだけ否定しようとも、戦争は技術を発展させます。もっとも、戦争により発展した技術の中で、人類に最も影響を与えたのが何なのか、その答えは意外かも知れません。
最も人類に影響を与えた「戦争により発展した技術」とは、原子力でもレーザーでもありません。金融なのです。

◆メディア出演

三橋TV第9回【ノーベル賞受賞に隠された日本の闇】
https://youtu.be/ndzIrZ6z6mo
三橋TV第10回【中国は日本の20倍の軍事力に?】
https://youtu.be/bsFgk4i2XxI
三橋TV第11回【増税は法律で決まっている!】
https://youtu.be/IdU_okToWUY

11月10日(土) チャンネル桜「日本よ、今…「闘論!倒論!討論!」 」に出演します
http://www.ch-sakura.jp/programs/program-info.html?id=1655

◆三橋経済塾

平成30年10月20日(土)三橋経済塾第七期 第十回対面講義を配信致しました
http://members7.mitsuhashi-keizaijuku.jp/?p=2722
ゲスト講師は、鈴木宣弘先生(東京大学大学院農学生命科学研究科教授)でした。
インターネット受講の皆さま、お待たせしました。

平成20年11月17日(土) 三橋経済塾第七期、第十一回対面講義申込受付開始致しました。
http://members7.mitsuhashi-keizaijuku.jp/?p=2744
ゲスト講師は室伏謙一先生(室伏政策研究室代表、政策コンサルタント)です。

◆チャンネルAJER

『帝国対民主国家の最終戦争が始まる(前篇)①』三橋貴明 AJER2018.10.30
https://youtu.be/0a7-2qqsqEQ

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【三橋貴明】おカネの担保は何だろう?への1件のコメント

  1. なかがわ けいいち より

    月間三橋のリスナーです。とある日本人の海外投資家から聞いた話で、日銀が国債を発行するのに、イギリスのバークレー銀行に、担保である金を出す(金口座から出金する)必要があると伺ったのですが、そのような取引が連動して行われているのでしょうか。正直ありえないと思うのですが、金の総量はすでにニクソン時代に市中のマネーストックを超え、担保にできなくなったとの認識です。また、日銀がいつ金を購入できたのか、購入するのに国債が必要になるはずで、矛盾する話だと思います。どのような意図でそのような話が作られたのかとても気になります。何かご存知のことがあればご意見いただきたく、宜しくお願いします。

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