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『月刊三橋』シングルコレクション(2017年3月号)
激突!フランス2017
世界の歴史が変わるのか?
トロント大学で判明した新事実
頭が悪い人ほど差別する理由
2016年科学ジャーナル誌Social Problems で“知能と差別についての関連性”に関する研究が発表されました。研究をおこなったのはトロント大学の研究者ジェフリー・ヴォトケ(Geoffrey Wodtke)氏です。
ヴォトケ氏は社会学が専門で「知的レベルが高い人は差別する人が少ない? 言語能力、反黒人主義の人種差別、原理主義パラドック」という研究テーマで、言語能力分析の観点から論文を書きました。
この研究でわかったことのポイントを3つ抽出すると以下のようになります。
(1)言語能力テストでスコアが高かった人は、黒人の知性や職業倫理に対してネガティブな見方をする人が少ない。一方、テストのスコアが低かった45.7%の被験者は「黒人は怠け者」という見方をしている。
(2)スコアが高かった人は、黒人と白人が結婚することや、隣人に黒人がいることに対して反対する人が少なかった。
(3)全体的に白人の参加者は「人種優遇措置」よりも、黒人のチャンスを広げるような政策を支持する傾向にある。
もちろん、貧しくて満足な教育を受けられないせいで差別が生まれる可能性もあるため、この結論にはまだ議論の余地があります。しかしこの研究が、知性の低さと差別の関連を示しているのはおもしろいところです。
研究者によれば、こういう現象が起きる理由は、知性が低いと物事を単純にしかとらえられなくなるからだと言います。たとえば、
1. どんな人種にも善人がいれば悪人もいる
2. ところが、頭が悪いと、その複雑さに耐えられない
3. だったら、特定の人種をひとまとめにして考えたほうがラク
4. 差別主義の誕生
という流れです。 世の中の複雑さを最小限に減らそうとするせいで、あまり深く考えないですむ差別主義に、思考停止的に走ってしまうわけです。
すなわち自分とは異なる存在に対してレッテルを貼ることで理解した気になり、安心を栄養としているのです。
そして今、この種のレッテル貼りによる差別が、世界中で当たり前のように報道されている事実があります。もちろん、日本も例外ではありません。例えば「極右」政党と呼ばれる、フランス国民戦線の報道です。フランス国民戦線はフランスの政党である以上、アメリカのためでも、ドイツのためでもなく、フランス国民のための政策を取ろうとしているに過ぎません。
フランスは今、治安が極端に悪化しています。象徴的な出来事が2015年11月13日に起こりました。パリ同時多発テロです。あなたも記憶に新しいと思います。パリ中心部や郊外で複数の銃撃や爆発などの同時テロがあり、少なくとも120人が死亡、200人以上が負傷しました。この事件には世界中が哀悼の意を表明。Facebookの写真をフランス国旗のトリコロールに加工したり、日本でも東京タワーをトリコロールに点灯したりもしました。
15年11月のテロ事件以降、フランス国民には自分の生活、そして国家の治安を守りたいという、当たり前の思いが強くなりました。国民の声を代弁するかのように、フランス国民戦線が着々と支持を集めているのです。
そんな政党に対し、日本を含め、部外者である各国のメディアが「極右」呼ばわりしているのが現実なのです。百歩譲って、事実に基づく批判的な報道をするのなら話はわかります。ですが、今回のこの件に関しては、完全なレッテル貼りによる印象操作と呼ばざるを得ません…
では実際に彼らが公約として出している政策は、一体どんなものなのでしょうか?その中身を見てみると、、、
・移民の制限
・治安維持のための警察署と刑務所の増設
・社会保障等公共サービスの再導入
・製造業を重視した国家主導の産業政策
・輸入品と外国人労働者への課税
・厳しい外資規制
・国内産業への補助金支給
・軍事費の大幅増と新しい装備の国内軍需産業からの調達
こうして見ると確かに、いわゆる保護主義と呼ばれる政策ではあります。しかし国民国家としては、国内の治安維持とフランス国民が豊かになることを目指した、”普通"の政策であることがおわかりいただけると思います。
2016年、BREXIT・トランプ大統領誕生と、マスコミはことごとく予想を外してきました。それにもかかわらずマスコミはレッテル貼りによる報道をやめることはありません。なぜでしょうか?
1つは先に述べたように、勝手にひとくくりにしてしまった方が、物事がすっきりして見え、わかりやすいからです。
もう1つはフランス国民戦線のような政党が肯定的に受け止められると、不都合な人々がいるためです。私たちが普段目にするメディアには全て、スポンサーが付いています。スポンサーとなる企業からマスコミ・メディアにお金が支払われているのです。したがって、お金が支払われなくなると困るマスコミは、スポンサー企業に不都合な情報はできるだけ報道しないようにします。別にこの体制を批難したいわけでもなんでもなく、業界の力学上、いたって必然的なものです。
一方、月刊三橋にはスポンサーは一切いません。月刊三橋会員の方々や、そのほか講座の購読という形でご支援していただいている皆様によって支えられています。そのため、データに基づく解説が可能となり、情報を規制したり自粛したりすることもありません。ぜひあなたも月刊三橋でレッテルに惑わされず真実を見抜いてみませんか?
大切な情報を知っていれば最悪の事態を避けることができます。しかし、知らなければ、止めようがありません…
もちろん、情報を知っていけば、あなたはどんどん賢くなっていきます。つまり… あなたの生活や子どもの将来、この国の行末は、あなたが正しい知識を持っているかどうか、にすべてかかっているのです。
もしあなたが退職後の生活を送っているなら、改めて世の中を見つめ直し、次世代の子供たちのために何ができるか分かるようになるでしょう…
もしあなたに選挙権があるなら、外国人投資家のための政策を押し進め、日本を貧困国にする政治家にNoと言えるでしょう…
もしあなたに子どもがいるなら、子どもたちに真実を教えることで、健全な思考を育ませることができるでしょう…
もしあなたが会社経営者なら、世の中の物事の本質を掴み、経済の実情を正しく認識することができるでしょう…
さらに、自信がついたり、家族や友人から物知りだと言われたり、すごい人だと尊敬されるようになるかもしれません…
情報を知っているということは私たちに自信を与えるだけでなく、大きな影響力を持つ源となります…
逆に知らないという事は、欠点になります。私たちが事実を知らなければ、自分たちのために、子どもたちのために、日本のために、ボーッと見てるだけで何もできません…
将来、私たちの子孫が分断され、いがみ合い、怒鳴り合い、水をぶっかけ合うような事態になることを防ぐためにも、日本に住む一人一人が真実の情報を知る必要があるのです…
それがこの「月刊三橋」を作った理由です。月刊三橋では、三橋貴明が徹底したリサーチのもとに、あなたの将来、あなたの子供の将来、日本の将来に関わるような「真実」の経済情報をお伝えしていきます…
彼の事をご存知であればわかると思いますが、基本的にデータを基にした内容なので嘘やごまかし中身がない、、なんて事はありません…
毎月、三橋貴明が直接、話したことを音声で収録してあなたのもとにお届けします。マスコミでは決して流れてこないような、データに基づいた真実の情報をお届けします…
これを知れば、現実に今の日本で何が起きているのか?何がこれから起きるのか?そのために私たちは何をすべきなのか?…といったことが見えるようになります…
さて、今回のテーマですが、
「激突!フランス2017〜世界の歴史は変わるのか?」
になります。
詳細はこちら
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◆米国の南シナ海原子力空母派遣~中国が暴走したのは日本のせいだった? |
◆東芝の債務超過~日本のためにもメーカー企業が決定的に重要である理由 |
◆崩壊寸前の第2次グローバリズム~人類が歴史に学ぶことができない訳 |
◆移民人口比率に見るEUの大問題~フランス国民戦線が「極右」と呼べない理由 |
◆フランス国民戦線が掲げる未来~"フランス人の誇り"が人種差別を可能にしていた? |
◆自由を奪われたシンガポール~メイドが妊娠したら即刻国外追放?! |
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◆人類が金融危機を予測できない理由~古代から人々は「お金」を誤解している? |
◆「お金」を正しく理解していた2人の日本人~このままでは日本は「世界のゴミ箱」? |
総務省の調査によれば、日本人の平均通勤時間は79分だそうです。もちろん、首都圏になればもっと長くなります。これは1ヶ月で約40時間。1 年で約480時間にもなります。(ちなみにこの時間は気象予報士の資格を取るための勉強時間とほぼ同じです。またこれだけの時間があれば、 TOEIC730点も取ることができます。)
ところが、ほとんどの人はこの時間を、スマホのパズルゲームで遊んだり、マンガを読んだり、あるいはボーッとしたりしてムダにしています。あなたは、その時間を利用して、次から次へと新しい知識を手に入れて、どんどん教養を身につけた人になることができます。実際、上の例でもわかるように、この時間を有効活用すれば、大抵の分野でその道の専門家と思われるようになるでしょう。いかがでしょうか? |
実は音声での学習は効果的な学習方法です。大きな理由を3つあげると…
音声を聞くのに余計な時間は必要ありません。通勤時間や移動時間、ジョギングしている時間などに聞けばいいだけです。どれだけ忙しくても、余分な時間を一切取らずに、新しい知識を学べるのが音声学習の最大のメリットです。
音声学習をするのに、集中力を高めて注意しながら聞く必要はありません。ただ、 BGMのように聞き流しておけばいいだけです。なぜなら、人間の脳にはR.A.Sという機能があるからです。
RASとは自分に関係のある情報だけを自動的に拾い上げる機能です。どんなにうるさい場所で距離が離れていたとしても、自分の名前が出たら、はっきり聞こえて、そっちに注意がいきますよね?あの機能です。
なので、解説音声をBGMのように聞き流していたとしても、自分に関係あること、役に立ちそうなこと、何か今抱えている問題のヒントになりそうな事が流れたら、あなたの脳は自動的に集中してそれを聞くようになります。なので、流すだけでいいので非常に楽チンです。
あなたはこんな経験ありませんか?本を読んだり誰かと話したりして、非常にいい事を聞いたけど、2週間後にはなにもかも忘れてしまっている…人間は忘れる動物です。エビングハウスという研究者によれば、1日経つと人は学んだ事の74%を忘れてしまっています。これでは学んだ事を忘れたり実行できなかったりするのも仕方ありませんね?
そして、学んだことを着実に身につけるために重要なのが「反復学習」です。当たり前ですが何度も何度も繰り返すことによって知識が着実に身につきます。音声学習の最大のメリットはこれです。本やネット上の記事などでは何度も繰り返すのは面倒ですよね?でも解説音声だと繰り返し聞くのに何の苦労ありません。だってただBGMのように流れているだけですから。音楽CDだってほっといたら何度も繰り返し流れますよね?あれと同じです。
つまり、音声学習だと自然に反復学習ができて、読書などより効果的な学習がよりラクにできるのです。
あなた自身や日本経済の今後のためにも、世の中の実情を知り、正しい判断をしてくださる人が増えることを願っています。できる限り安価で ご提供したいのですが、申し訳ありません…録音に際し、本格的なスタジオを使い、プロに編集作業等をお願いしている関係上、この経費の部分についてはご負担をお願いしたいと思っています。 価格は3,800円(税別)になります。
日経新聞の月ぎめの価格が4,383円ですので、新聞1ヵ月分より500円以上安い計算になります。もちろん、日経新聞は情報量が非常に多いです。でも、あなたは新聞に載っている情報をすべて覚えているでしょうか。また、その情報が実はどういう意味を持っているのかを読み取ることができているでしょうか。あるいは、ある情報と別の情報とが、実は見えない共通項でつながっていて、とてつもなく大きな(しかも、はっきりとは見えない状態で)意味を持っていることに気付くことができるでしょうか。
「月刊三橋」は三橋貴明独自の視点と、卓越した取材力によって集めた膨大な情報とによって、そうしたバラバラの情報が持つ大きな意味にまで解説が及んでいます。これは、新聞では絶対に得られないものです。その視点と、ニュースの裏に隠された大きな意味とを、あなたは新聞1ヵ月分よりも大幅に安い価格で手に入れることができるのです。
今回は号単体での販売になりますが、「月刊三橋」はその名のとおり、月刊で発行しているものです。つまり、1ヵ月3,800円ですから、1日122円という価格になります。
あなたも1日1本くらいは缶ジュースを飲んでいるのではないでしょうか。缶ジュース1本分の価格で、進むべき道について知ることができるとしたら、こんなにお得なことはないのではないでしょうか。
たったこれだけの投資で、ほとんどの人が知らない秘密の情報を手に入れ、他の人と差をつけられるとしたら、価格以上の価値はあると思いませんか…?
月刊三橋シングルコレクションにはお申込みから30日の保証期間がついています。つまり、解説音声の内容を実際に自分で確かめてから、決めればいいという事です。それでもし「自分には合わない」と思われた方は、保証期間中であれば、料金3,800円(税別)を返金いたしますので、その旨をカスタマーサポートまでご連絡ください。
今、私たちの周りには情報が多すぎます。一般的なニュースや株価の話題、芸能人の覚せい剤問題から、きな臭い世界情勢の話まで。特にインターネットが普及してからは、毎日のように新しいものが流れてきます。しかし、そのほとんどは必要のない情報です。
そうした情報に惑わされないためには、何がキーなのかを知り、見抜いていくこと。
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