【藤井聡】「詭弁」(ウソ話)こそが、敵の真の正体です。

FROM 藤井聡@京都大学大学院教授

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【YouTube】

前代未聞!? 黒田日銀の転がる目標とは?
https://youtu.be/0YFk1KbdpQA

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橋下氏が先週18日に、大阪市長を退任されました。

この退任は、本年の5月17日の都構想の住民投票に「政治生命」をかけ、「都構想に敗れれば政治家を辞する」という投票運動をしかけたにも関わらず、住民投票に「敗れた」ことが原因です。つまり、かの住民投票は、「大阪市を存続させる」のみならず「橋下氏の市長退任(政治家退任)を導いた」ものでもあったわけです。

さて、筆者はこれまで、都構想等をめぐる橋下氏の言説の多くが、

「詭弁」

に塗れたものである、そして、詭弁に基づく政治は断じて許してはならない、という趣旨の批判を、例えば、

http://www.mitsuhashitakaaki.net/2015/02/10/fujii-131/

http://www.mitsuhashitakaaki.net/2015/02/17/fujii-132/
http://satoshi-fujii.com/shinnihon2-151103/

等で論じて参りました。

そもそも「詭弁」とは、広辞苑によれば、

「一見もっともらしい推論(ないしはその結論)で、何らかの虚偽を含むと疑われるもの。相手をあざむいたり、困らせる議論の中で使われる。」
というものです。筆者は橋下元市長の言説に対する批判を通して、通常では決して得る事のできない「詭弁」について深く考える機会をたっぷりと頂くことができました。

そして橋下氏が市長を退任し、都構想や大阪の行政改革に対する批判よりもむしろ、より包括的な新自由主義者や緊縮論者達の言説に批判を加えようとして、「驚くべき事実を」改めて深く認識する様になりました。

それは、彼らの言説は、我々と見解が異なる方々の意見などではなく、ただ単に「何らかの虚偽を含む言説」すなわち、

「詭弁」

に過ぎなかった、という事実でした。

(たとえば、こちら
https://www.facebook.com/Prof.Satoshi.FUJII/posts/728709473896665?pnref=story

その典型例として、まずは下記文章を確認ください。

「日本は貿易立国であり,今やグローバリゼーション・自由貿易が世界の潮流となっている.しかも,少子高齢化で内需の拡大は望めないため,日本が経済成長するには外に打って出るしかないのである.つまり,国際 競争で勝ち抜くためにTPPなど自由貿易協定の締結を 急ぎ,輸出に不利な円高に対して政府・日銀は手を尽くさねばならないし,法人減税や規制緩和など企業の競争 力を高めることも必要である.また景気対策として推し進めてきた公共事業は効果が薄く,不用意に無駄な投資 を続けた結果,借金だけが膨れ上がってしまった.増え続ける社会保障関連の出費もかさみ,日本の財政状況は 先進国最悪であり,破綻はすぐそこに迫っている.社会保障費や復興費用を賄い,財政再建を果たすには消費税をはじめとした増税は避けられない.さらに,長年悩まされているデフレ脱却のためにも,新たな成長戦略による景気の好転を期待したい.」

これは、「新自由主義」の平均的な言説をとりまとめたものです。
http://trans.kuciv.kyoto-u.ac.jp/tba/images/stories/PDF/institute_paper/2012_06_haru/tanaka.pdf

この言説の一つ一つを、それが詭弁か否かと言う視点でチェックしていきますと、驚くべきことに、そのほとんどすべてが詭弁である、という事実が浮かび上がってまいります。

以下、一つずつ確認していきましょう(ただし下記文章は少々難解かもしれませんので、読みづらいとお感じの方は、「――囲み」の下の文章まで読み飛ばしください)。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「日本は貿易立国であり」
⇒この文章では、「貿易立国」の定義が曖昧で、何を意味するのかが不明である。その一方で、この言葉は、貿易によって日本経済が成長したという印象を与え得るものである。したがって、この文章は実際上は「何も語っていない」にも関わらず、「特定の印象を与える」ことが可能となっている。これは、曖昧な言葉を使いながら特定の印象操作を図る詭弁である「語彙曖昧の詭弁」と呼ばれるものである。

「少子高齢化で内需の拡大は望めない」
⇒「少子高齢化で内需の拡大は望めない」と断定されているが、少子高齢化でも内需が拡大できることは自明である。それ故、これは、「因果関係誤認の虚偽」と呼ばれる詭弁である(誤った因果関係を根拠に結論付ける詭弁)。しかも、「少子高齢化であれば内需拡大は100%できない」という趣旨となっているが、これは、「全称の誤用」と呼ばれる詭弁でもある(「全て」がそうであるとは言え「ない」ことを、「全て」がそうだと主張する詭弁)。
 なお上述のように「内需の拡大は望めない」という主張の「根拠」が「詭弁」であるため、「日本が経済成長するには外に打って出るしかない」という主張もまた正当ではない。

 しかも、こうした理由で「日本が経済成長するには外に打って出るしかない」という主張が正当でないが故に、その帰結として語られる「TPPを急ぐべし」「法人減税や規制緩和など企業の競争力を高めることも必要」という主張それ自身も、必ずしも正当ではない。
 つまり、論理を語るにおいて、その根拠となる「一事」だけについて「さらり」と詭弁を弄し、それがさも正当であるということにしておけば、その「一事」から「正当に演繹できる言説」をすべてが、(仮に不当なものであっても)「正当」であると印象付けることに成功するのである。ここで重要なのは、その「一事から、それら言説を演繹する論理は全て正当である」という点である。この特徴故に、そうした言説は極めて尤もらしく見えてしまう。しかし、その前提それ自身が「ウソ」であるので、そこからの論理がどれだけ正当であっても、そこで論じられる全ての主張は、全体として完全なる「ウソ」話に過ぎない。なお、今日の多くの「経済学論文」は、この意味に於いて「完全なるウソ話」に過ぎないのであるが、それが、経済学会の権威、経済学者の権威によって隠ぺいされ続けているのが、実態である。

「景気対策として推し進めてきた公共事業は効果が薄く,不用意に無駄な投資 を続けた結果,借金だけが膨れ上がってしまった.」
⇒公共事業の景気対策としての有効性は、実に様々な研究で実証的に示され続けている。にも関わらず、「景気対策として推し進めてきた公共事業は効果が薄く」と断定されている。あるいは、「不用意に無駄な投資 を続けた」という点も特に根拠なく断定されており、かつ、そのせいで「借金だけが膨れ上がった」という事も断定されている。
こうした特定の施作や主張に対する「ネガティブな主張」は、仮にその根拠が不在でも、多くの人々は「火の無い所に煙は立たず」と認識することから、そのまま受け入れてしまう。これは、煙の無い所に無理やりに煙が立っているかのように喧伝することで、多くの人々がそこに「火」があると勘違いさせるタイプの詭弁である「幻法水煙」の詭弁と呼ばれるものである。これはいわば、「濡れ衣を着せて、評判を貶める」というタイプの詭弁である。

 同様の「幻法水煙」の詭弁は、「日本の財政状況は先進国で最悪であり,破綻はすぐそこに迫っている.」という言説にも当てはまる。そもそも、日銀がこれだけ強力に金融緩和を推し進めている状況で政府が「すぐに破綻する」とは到底考えられず、これもまた「濡れ衣」の類である。しかも、「日本の財政状況は先進国で最悪である」からといって「破綻はすぐそこ」とは結論づける事は不可能である。前者と後者の主張は因果関係的つながりは存在しないのであり、それ故これは、「因果関係誤認の虚偽」でもある。しかも、「破綻」という言葉の定義が不明瞭である一方で、この言葉を使えば日本の財政に対してネガティブな印象操作を可能とするものであるから、その点に於いてこれは「語彙曖昧の虚偽」でもある。

「財政再建を果たすには消費税 をはじめとした増税は避けられない.」
 ⇒経済成長ができるなら、増税をせずとも財政再建が可能であることは、改めて論ずるまでも無く明白な事実である。それ故、増税のみが財政再建を果たすと主張することは、明白な「虚偽」である。つまり「ウソ」としか言い様のないものである。こうした単なる「ウソ」は「詭弁」とすら言いがたいものであるが、あえてこれを何らかの詭弁に分類するとするなら、「大衆にウソに基づいて訴えかける」という「大衆に訴える論証」と解釈することも可能である。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――

以上、少々難しい内容だったかもしれませんが―――とにかく上記の考察が意味しているのは、平均的な新自由主義の言説は、詭弁の観点から確認すれば、ほとんどすべてが「詭弁」に過ぎぬものなのだ、という点です(上記で詭弁と指摘した文章は、元々の文章の9割以上を占めています)。

そうである以上、大阪を席巻した都構想をめぐる言説も、日本、そして世界中を席巻している新自由主義的言説も、双方とも「詭弁」の類にしかすぎぬという点で、なんら相違するものではないのです。

そもそも繰り返しますが、詭弁とは要するに、(事実、あるいは、論理についての)

 「ウソ」

を意味します。だから、結局は、都構想をめぐる言論戦も、マクロ経済政策に関する言論戦も、後者の方が(国内外の大学教授や官僚、政治家達によって)「品よく」論じられているかのように思われるかもしれませんが、よくよく吟味すれば、双方が詭弁である限りにおいて結局は五十歩百歩のウソ話にしか過ぎなかったのだ、という次第です。

したがってそれは、それらの言論戦はもう既に「論争」ですらなく、単に「ウソを暴くことができるか否か」あるいは「ウソであるという正当な認識を広めることができるか否か」という戦いとなっていることを意味します。

無論、そのウソをウソと理解できない方々は、こういう主張が不当なものであると感じ、感情的な反発を差し向けることでしょう。

そこがこの言論戦の特徴です。

それはさながら、得体の知れない新興宗教を信じている人々が陥っている「明らかな過ち」を、根拠を示しつつどれだけ粘り強く説得を続けても、得られるものは納得などではなく、単なる反発、さらには「憎悪」にしか過ぎないという構造となんら変わるものではありません。

もちろん、そうした説得が失敗しても、不幸になるのは彼等だけなら、放置するしかないということになるのですが―――統治制度や経済政策などの「政治」においてそのような「新興宗教まがい」の思い込みを放置し続ければ、我々は巻き添えを食らい、社会全体が大きな被害を被ってしまうのです。

したがって「政治」におけるウソと詭弁は、断じてならない――これが、2500年前のソクラテスの時代から引き継がれてきた常識中の常識なのですが、その常識が今、わが国において急速に失われつつあるのです。

――以上、本日は橋下氏の市長退任にあわせて感じたことをお話いたしました。要するに、我々が展開してきた言論戦の「真の敵」は、個人でも政党でも、さらには思想ですらなく、結局は、

「詭弁というウソ」

だったという次第です。
(※ ホント、「至誠」ってのは大切ですねw)

ではまた来週!

PS 「維新」や「改革」のウソにご関心の方は、是非一度、下記をご一読ください。
維新・改革の正体―日本をダメにした真犯人を捜せ

—メルマガ発行者より

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前代未聞!? 黒田日銀の転がる目標とは?
https://youtu.be/0YFk1KbdpQA

17 thoughts on “【藤井聡】「詭弁」(ウソ話)こそが、敵の真の正体です。

  1. 藤井先生 さながら得体のしれない新興宗教を信じている人の明らかな過ちは安倍晋三にそのまま当てはまります。さながらではなく現実にです。
    統一教会等と言う岸信介が連れてきた得体のしれない韓国新興宗教と創価学会信者で形成された与党という異常体質そのものに財務省官僚、ユダヤ代理人竹中ら洗脳家がつけこみ国家を動かすナチスの様な可笑しなカルト国家としか思えません。低級な政治屋に動かされる日本は太平洋戦争以上の危機であります。

  2. 端的で素晴らしい。
    社会的任務と責任を果たすべき役割に就きながら
    何らかの意図を持って詭弁を弄する者は悪で有り。
    下にいる者ほど辛い者は無いのです。
    又、先の見えない愚かな者に付いたり
    リードされる者ほど哀れな者は無いのです。

  3. 藤井はん、内閣参与の肩書き気にせんと言いたい事いいや。
    短気は損気って言うけど、安倍は叩いても響かん人間やで。

    安倍と橋下の会食が答えですわ。まっ、安倍、橋下、松井、繋がってたんは、ある支援者との繋がりで解ってたけど、ここまで露骨にするか。土建業者も冷や飯喰わされ続け目先の利益を優先し、軍門に屈した結果ですわ。いわゆる恐怖政治ですな。

    安倍と言う言葉出したなかったけど(感情的になるので)ここまで屈辱的行為を見せ付けられたら理性失いまっせ。人間心理を解らんただのボンボンが! そんな人間が『瑞穂の国』! 笑わすな! 総理が日本人信じらんと米国信じて何が『日本を取り戻す』や! ええかげんにせいよ。安倍が一番の嘘付きやんけ。

    私は自主憲法大賛成やけど、コイツらに憲法を語って欲しく無いのが私個人の心境であります。

    (感情論で申し訳御座いません)

    • まぁ、安倍さんが全ていいわけじゃありませんが、じゃぁあなたは誰に任せるのがいいと思ってるんですか?
      まさか、詭弁屋の藤井さんみたいな男がいいと?藤井さんというのは他人の言説に詭弁を弄して難癖つけるのだけは得意のようですが、彼は何か具体的な政策を持って、それを主張してるんですかね?
      それともあれですか、結局のところあなた自身が日本国総理にならないとダメですか?

  4. ・数多くの民営化や規制緩和路線
    ・デフレで苦しい中の消費税増税

    なんか、バブル崩壊後、外資に喰われまくってきた15年前と被ります。

    バブル崩壊で株価が下がりまくった日本経済に対して、三角合併解禁等を要求して、株式交換で日本の大企業や銀行を買い漁ってきたウォールの民。

    今、TPP等の規制緩和路線で、日本企業を手に入れたり、日本国内の需要を喰う素地が出来上がった後に(農地株式会社化や水道民営化などなど)、
    一気に日本のメディアを使って「今こそ、大胆な景気回復を実行するべきだ!」とか、はやし立てて、一気に財政出動を煽らせて、国内の需要を外資系企業が食い荒らそうとでも思っているんでしょうか?
    その時、日本の大企業や金融機関は、今のソニーの様に、株主の大半が外資系になっているのでしょうか?
    そんな大企業で働くのは中華系の米国籍のAmeniseなのでせうか?

    橋下氏って、ジャパンハン筆頭のマイケル緑(日本裏総理(笑))が褒めてましたよね…

  5. 藤井先生の意見に同意します。日本は貿易立国で少子化で内需は期待できなくて借金大国で公共事業は借金だけ増やして効果が無くて増税は避けられないというもっともらしい指摘が全て詭弁だという事実に同意します。しかしこのもっともらしい意見が案外メディアや一般大衆には受け入れられてしまうのも問題だと思います。藤井先生や三橋さんの言論活動はそういう間違いを指摘し続けてる為にやってると思いますし、これからの活動にも期待してます。

  6. 先生、そんなことはどうでも良いので、大阪W選であれだけ大敗北して
    やり方を変えない斜め上な平松さんをはじめとした維新最大の支持者達に早めに手を打ってください。平松さんの市長選以前からですが、彼らが目だって動けば得られる票より、反感の票の方が多くなることは間違いないと見ています。差し引き維新の得票が増えると言う事です。今回も差し引き20万票相手に与えました。私の予想でも最悪15万票なのでさらに5万とは頭がくらくらします。これは住民投票に向け凄まじいハンデです。20万票の赤字部門を抱えている会社経営のような物です。住民投票の後半の維新サイドの追い上げを見てもそうだし、先生も今回でわかったはずだ。彼らの運動が中盤から後半にヒートアップしてマスコミに強調して取り上げられると維新の票が伸びるんです。とにかく、このまま反省もせず民意に逆らえば絶望的かつ決定的反感を買い。第2回の住民投票に望むにあたり決定的な役割を果たしかねない。吉村氏の起用は前回の住民投票の結果を受けてで、ふわっとして民意である女性票や若者票を取り込みさらに老人うけも考えての事でしょう。前回と同じ手でいくなら、このままでは確実にやられます。吉村さん相手では非紳士的なやり方は分が悪いのは明らかだ。既に相手の顔が変わっている。先生もいつまでも橋下さんが相手みたいな言動や戦い方をしてはいけないし、それをすれば下品さが目立って奴らの思うつぼだ。私も大阪で足を引っ張る、彼ら状況認識が出来てない反対派の馬鹿を抑え込むために知り合いの有力者を回りますので、先生もお力をお貸しください。蟻の一穴を早期にふさがないと、どんどん穴が拡大していきます。TMをやるにしてもより多くの人に来ていただくためには反対派は聴くに値しないと印象を持たれて反感を持たれない事が大事です。民意を尊重するように指導を徹底してください。維新のやり方が進めば都構想の必要性も薄れ、場合によっては破壊の痛みで反感を持つ方も増えるでしょう。いろいろ弊害もありましょうがそれが民意です。責任は大阪市民にある。だが都構想は次元が異なるのは先生が一番訴えているはずだ。

    先生の読み通り、奴らの狙いは全て都構想に帰結していますので、都構想さえ最終的に否決あるいは可決する見込みがなくなれば大きく組織の弱体化につながるはずです。モーセについていく民にとって都構想は約束の地です。そこにたどり着くのが難しいのであればあらゆる事に求心力が失われてきます。反対派は余計な事で対立し反感を買わず、都構想の否決のため早期にTMなどを開催し、誠実に特別区で憲法93条の議事機関が法律設置になる脆弱性や生活に密着したまちづくりの権限が無くなるなど自治権が制限される事やそれが自由を目指す自由民主主義社会の手段としての地方分権で目的の喪失になりかねい危険があるなど語るなどして理解を薦めれば最低でも6:4で否決できると見ます。3年時間はあります。なにとぞ全ての戦力を都構想の否決に集中し、強敵ハンニバルと戦わずしてカルタゴを破ったローマの様に維新を直接相手にせずもめず、矛先を効果的な処に変え、誠実に脆弱点の大阪市民を都構想の欺瞞を明らかにする事によって篭絡していく策を取るべきです。一つ疑いの目が出れば他にも自然と波及していくと見ます。なにとぞ早期の対応をお願いいたします。

    2回連続否決に追い込めば住民感情として今後の住民自治を主体としたまちづくりに2回も市の存続に反対した住民とやれないという声は当然出てくる。そいを治める為に首謀者の吉村さんを含め、全維新市議を自主的な市内での公民権停止か責任を取らせ街から退去をもとめてもいいぐらいの責任を問え実質、都構想を推進する維新は死滅させる事が出来ると思います。まあ維新が今後も候補を立てる事は止める事は出来ませんが。可決しても中身が出てきたところでいくらでも難癖がつけられるので3回目に持ち込むことも可能だとは思いますが、なんとか2回目で決着をつけたい処です。よろしくお願いいたします。

    あと柳本顕には気を付けるべきでしょう。今回の選挙戦を通じても彼の失言は信じれらない処があるし、敬老パスが争点にされたのも示し合わされた様だった。私は内通者と断定しております。そうでなければ信じられない無能ですので、どちらにしても気を付けて下さい。

  7. 新自由主義言説については、私には問題が大きすぎてもっと勉強しなければいけませんが、藤井先生のような識者に問題提起してもらえるのはありがたいです。

    政治に詭弁者が幅を効かせるとおぞましいことになる、というのは、医療行為に例えると実感できますね。
    「あの医者はダメだ!」と、素人が一部分的に揚げ足をとり批判することは簡単ですが、
    「なるほどそうだそうだ、アナタに任せますやってください」と、周囲が暗に扇動者を焚き付けて医療行為をやらせると、全身的にもっと悲惨なことになる、
    しかしそうなった場合でも、周囲は自分のプライドを守るため、詭弁者に任せたという自分の失敗を認めず、現実から目を閉ざし、かえって詭弁者の擁護に回るというパターンですね。トンデモグラフが典型だと思います。
    現実を正確に見る能力が、大事ですね。

    詭弁者、扇動者は、邪悪な人、というよりも、医療知識のない、いくら勉強しても病状を正確に見る能力の異常にない人、しかし他人に阿る能力が異常に発達しているという、能力的に異常に偏った人ではないか、と思います。
    別にそういう人の存在そのものが邪悪、というわけではないですが、
    そういう、医療能力のない偏った人が医療行為をすることは、おぞましい結果をもたらす、邪悪な行為といわざるを得ないですね。
    そういう人を焚き付けてやらせた周囲も、おぞましい行為の首謀者で邪悪ですね。
    (糖尿病の子供を両親が祈祷師に任せ亡くなった事件を念頭にー人ー)

    そういう、無知からくるおぞましい邪悪と、戦ってきたのが、近代化の一面ではないでしょうか。
    ヤンキー気質、というのは、理性主義に反抗するものでしょうが、基本に、大人社会(昔のアメリカではヨーロッパや宗教?)が何とかしてくれるという、甘えがある気がします。せめて十代で卒業してもらいたいですね。J.D.だって若死にしたからカッコつくのであって、大人が反知性を自慢に思う大阪芸人気質は、今回、非常に不細工で有害でした。

    • 公共事業について、私も単純に、自然破壊→悪、とステレオ的に(朝日新聞もリベラル派の言説も(「世界」とか?)赤旗新聞も(うちはノンポリ家庭でしたがご近所付き合いで配られていたようです))思っていましたが、
      藤井先生のお話で、それは思考停止の刷り込みだったのかも?と思うようになりました。
      反対する人も、悪意の扇動ではなく、正しいと信じていたのでしょうけども。
      公共事業でも、きっと、「イケてる、センスの良い」公共事業と、「イケてない、センスのないダメな」公共事業があるのでしょうね。「イケてる」のは、自然と調和して、人々に長期に渡って有用で福利があり、費用も納得価格で、維持労力も抑えられるのだろうと思います。土木工事でも、風水に則ったというか。世界の歴史的名建築と呼ばれるものは、そういうものが多いのではないですか?ローマの水道などは今も使われているそうですね?
      やはり、そういうものはきっと「イケてる、自然を正確に見るセンスのある、賢明な人」が、造ったのだろうと思います。
      阪急沿線がハイソなイメージがあるのは、創始者の小林一三さんのセンス、清く正しく美しくの残り香かも知れない。
      対して、浜寺辺りの開発に、かつて大阪行政が大失敗した(?日本有数の美しい青松白砂の都会近くの大人気海水浴場を埋め立てて工業化したが成果イマイチ?だったんですよね?)のは、その事業に、センスのある賢明な人が、いなかったせいではないでしょうか???

      ・・橋下維新の大阪地下鉄のトイレは、ロゴといい必然性のなさといい、間違いなく後者の類な気がします。これからも無駄で不細工なセンスのない税金の使い方をしそうで、嫌です。

  8. 大変お見事で、笑っている場合ではないのかもしれませんが、笑ってしまいそうになりました。新自由主義者の典型的論説、完全に詭弁であると思います。文章で議論すると論説の正当性がこれだけ綺麗に検証できるんですね。橋下維新の方々が文章での論争を嫌がり「公開討論しろ」と言うのも文章でやるとこうなってしまうからですね。そういえば箕面市長が自身のブログに「7つの事実」について文章で批判したり、橋下前市長がツイッターでそれを取り上げたりしていましたが、あれは彼らからするとハイリスクだったんですね。もっともあの後即座にまな板に乗せられて綺麗に捌かれていましたが・・・。あの文章の方がワンパターンな詭弁だっただけに今回の新自由主義者の平均的言説よりもレベルは低めなのではとも感じます。新自由主義者の平均的言説は私たちの前では部分ごとに分解された形で、新聞やテレビなどで向こうからこちらへ一方的に当てこするような感じで出現します。単なる庶民である私などそれに対して、とりあえずそれを聞くか読むことしかできず、後はそれについて内心怒るということぐらいしかできません。そういったことを見かけるたびに鶏と卵の話ではないですが「やはりマスコミと世論ではマスコミが先なのかな・・」などとも思います。偉そうなこと書いてしまいますが、今回の記事、マスコミ関係の方々にぜひ読んでいただきたいと一国民として切に願います。ところで、詭弁論理学って面白そうですね。古い本ですが新書で出てるみたいで。読んでみようかなと思っています。

  9. <リアル>吉村新市長「都構想をバージョンアップ」自民「わからん」共産「反対」 https://www.youtube.com/watch?v=QyE1SfCV7Ok
    空中戦での正面激突は100%勝てないのにまだやっている、
    このままのやり方では参院選でとどめを刺されるだけですね。

    改正自治法によるしっかりとした国が示す地方分権推進ビジョンによる
    ニアイズベターの基礎自治強化=都市内分権に対応した総合区あるいはさらにそれを改正していく、目指すべき都市制度の在り方の対案の提案とともにTMなどで、既存都道府県モデルの枠を出ない特別区の問題点を地上戦で訴え、対応していくしか策はありませんよ。メディアで対立を煽れば煽るほど反感が沸き上がり、不利になるのがまだわからんとは。救いようないですよ。こやつら。

  10. 【「詭弁」(ウソ話)こそが藤井聡の真の正体です。】

    吉村氏を「悪質なウソ」つきとデマを吹聴する藤井教授

    吉村氏「観光を大阪にずいぶん呼んでいます。それによって、例えばホテルの稼働率は今、大阪の伸び率がいちばん高いんです。アベノミクスの効果は確かにあると思います。円安の効果もあると思います。しかしながらそれでは説明ができないようなこと、それは大阪が伸び率ナンバーワンの経済成長をしているところがあります。」

    藤井氏は、この「大阪が伸び率ナンバーワンの経済成長をしている」の部分だけを切り取ったのです。お得意の言葉の一部分の切り取りですが、今回はかなり悪質です。

    ・大阪が伸び率ナンバーワンの経済成長をしている
    ・大阪が伸び率ナンバーワンの経済成長をしているところがあります

    では意味が変わってきます。

    上は経済成長の伸び率が全体でナンバーワンといっています。
    下は一部の経済成長の伸び率がナンバーワンだといっています。

    ・パンダの顔は黒い
    ・パンダの顔は黒いところがあります

    変な切り取り方をしたら意味が変わりますよね。非常に悪質です。

    こんなデモを吹聴するのが藤井聡の真の正体です。

    • 吉村さんのトンデモはその発言のみではなかったはずです、
      市長選挙でも大阪市の教育費についてテレビでトンデモグラフを使っていることを指摘&抗議されていましたよね。
      変な切り取り方はあなたのコメントのほうでは。。

    • 藤井さんの言説こそ怪しい、というのは私も同感ですね。詭弁を論じる言説そのものが詭弁で出来ている、悪いジョークですな。

  11. 誠実さってなんでしょうね・・・。

    正直な国民ランキング
    kaigainohannoublog.blog55.fc2.com/blog-entry-1739.html

    この実験は、読者のコメントを含めてなかなか面白いと思いました。特に174番のコメントが印象的です。

  12. 今頃になってのコメントすみません。
    例文は素晴らしく良くまとまっており、
    コレは今の大半の日本人はこう言われて反論出来ず、
    そうやなぁ〜となっていると思います。
    コレが全てウソであり、
    コレを信じることが実は今の日本のモンダイの根幹であると
    私は思います。
    なので、
    この例文、そしてコレへの指摘は
    広く伝えるべきかと思いますので
    自由にFBでシェアしたり、
    引用する事を制限無く許可して
    いただけませんでしょうか?
    ご検討宜しくお願い致します。

  13.  凄く遅ればせながら、明けましておめでとうございます。 

     一連の大阪の件では、藤井先生は、本当になさりたいご研究を中断され、時間とか、エネルギーとか様々な犠牲を払いながら、ご尽力下さいました。僭越でございますが、国民の一人としてこのような言論を展開して下さった事に、深く感謝いたしております。恩義を感じます。
     
     良くない想像ですが、いつか大阪が、パレスチナの中のイスラエルみたいに、日本の中の外国人特区・大阪国みたいにしたいと思っている層がいるような気がしています。
     
     大阪都構想もそうですが、世の中には嘘が満ち溢れているようなのですね。しかも、真実よりも、なぜか嘘の方が力を持ってしまっている。メディアのモラルに(残念ながら)疑問を感じる事も多々ありますし、問題は根深いものがあるのでしょうね。
     戦後社会そのものが、価値観や善悪がそれまでと逆転している面があるのではないかと感じ、日本の道理や伝統的常識が否定されがちなので、私たちはごまかされやすくなっている、自分の目でものを見る事が困難になった気がするのです。
     ただ、多くの人が「このままではいけない」と感じ始めているような気もするのです。そのような意見も(仲間内ですが)しばしば聞かれるようになりました。
     外国的な個人主義を、日本人的な連帯や協力よりも、必要なものとして取り入れ、結果バラバラで寂しい想いをしている方が増えているように感じ、やはり日本人に合ったやり方と、合わないやり方があるのではないかな、と考えさせられます。
     皆がバラバラでは無く、集まって仲間を作れば、何となくなのですが、嘘を見抜く可能性が高まるように思われます。

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